市川よみうり & 浦安よみうり online

今週のNews

 □中山地区80カ所にひな人形など展示
 □市川市、中山参道を景観重点地区に指定
 □ブリオベッカ浦安、必勝を祈願
 □浦安市のワクチン接種訓練、接種できた数が想定下回る
 □市川市、LINEで各種届出・証明書発行の手続きナビ
 □コロナ健康相談 浦安市に専用ダイヤル
  


中山地区80カ所にひな人形など展示 法華経寺で七段飾りを眺める親子


法華経寺で七段飾りを眺める親子

 市川、船橋両市の中山地区で毎年恒例の「中山のおひなまつり」が開かれており、訪れた人々を和ませている。開催時間は午前10時から午後4時まで。3月3日まで。
 
 JR下総中山駅から市川市若宮3丁目までの範囲にある寺社や商店など約80カ所に、ひな人形や、地元住民が昨年作ったつるしびなを設置。七段飾りは同駅や法華経寺、奥之院、安房神社などに設置している。
 
 初日の20日に法華経寺を訪れていた市川市大和田在住の70代の女性は「ひな人形を見られて良かった。かわいらしくて、ほっとする」と笑顔。主催者で、地元町会や商店会、寺院などで構成する「中山まちづくり協議会」の杉山巳佐喜会長は「来場者に少しでも明るい気持ちになってもらえれば」と願っている。
 
 今年は新型コロナウイルスの影響で、市川市清華園で展示を行わないなど例年より規模を縮小。展示場所などを掲載したチラシは同駅などに設置している。
 
 問い合わせは杉山会長(☎090・5522・2521番)。  

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市川市、中山参道、景観重点地区に指定 建物の色彩や高さなどを規制


法華経寺の参道

 市川市はこのほど、同市景観条例に基づき、同市中山の法華経寺の参道に面した区域(中山参道地区)を市内初の「景観重点地区」に指定した。寺町らしい風情のある景観や、統一性とにぎわいのある商店街の街並みなどを残すことが目的。地区内には建物の配置や高さ、色彩などを規制する「景観形成基準」が定められ、10平方㍍以上の新築・増築・改築をする際などには事前協議が必要となる。
 
 同市は2006年度に景観計画を策定。市内を景観特性によって「自然と歴史の住宅地ゾーン」「市街地ゾーン」「河川・臨海ゾーン」など8つのゾーンに区分し、ゾーン別に景観形成の方針などを定めている。
 
 中山参道地区は、真間・市川の大門通りや弘法寺周辺、八幡の葛飾八幡宮周辺などと共に「寺社周辺と参道ゾーン」に区分。これまでにも、建物の色彩や形状などの基準「中山参道地区街づくり協定」(16年度失効)を住民同士で結ぶなど寺町らしい景観づくりに取り組んできた地域で、これに基づいて市も参道の無電柱化などを行っている。
 
 そんな中、地元の商店会や自治会、寺院などで組織する「中山まちづくり協議会」は昨年1月、同地区の景観を守るためには地区独自のルールが必要とする提言書を市に提出。市はこれを受け、昨年12月に同地区を重点地区に指定した。
 
 指定範囲は、黒門以北の参道周辺と法華経寺境内の一部。景観形成基準の内容は▽外壁は道路境界から0・5㍍以上後退させるよう努める▽参道に面する建物の部分は2階建て(低層)とし、3階建て以上の壁面は後退させるよう努める▽独自の色彩基準を設定し、建築物の色彩はその範囲内とする――などとし、色彩基準は白壁色や焦茶色、弁柄色など7種の推奨色を積極的に使うことなどを定めている。
 
 市は「まちづくり協議会と連携しながら、今後も中山参道地区らしい景観づくりを進めていきたい」としている。  

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ブリオベッカ浦安、必勝を祈願


 サッカー関東1部リーグのブリオベッカ浦安は11日、浦安市内の清瀧神社で今季の必勝を祈願した。
 
 例年、選手やスタッフ全員で行っている必勝祈願だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言を受け、谷口和司球団代表や都並敏史監督、山崎紘吉主将ら関係者11人が代表で祈禱を受けた。
 
 昨季は感染症の拡大で後期日程のみとなったが、リーグ2位で5年ぶりに全国地域サッカーチャンピオンズリーグに進出。JFL昇格にもあと一歩のところまで迫った。祈禱を受けた都並監督は「新メンバーが加入し、フォワードの決定力不足とセットプレーでの守備という課題を埋めつつ、横の絆、一体感を大事にしてチームをレベルアップしていきたい」と意気込んだ。今季から主将を任された山崎選手は「目標は、昨年果たせなかったJFL昇格。必ず熱いプレーをピッチで見せるので、応援してください」とファンに向けてメッセージを送った。  

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接種できた数、想定下回る 浦安市の新型コロナワクチン集団接種訓練


訓練の様子

 浦安市は、4月以降に始まる新型コロナウイルスのワクチン接種を集団接種で行うことを決めた。17日には市日の出公民館で集団接種の訓練を実施=写真。ただ、訓練で時間内に接種できた人数は想定を大幅に下回った。野澤邦彦副市長は「まずは集団接種に向けて準備を進めている。個別接種については、ワクチンの供給量や品質管理の問題もあるが、併用についても、今後情報収集しながら検討していく」と話した。
 
 ワクチン接種は16歳以上が対象で、医療従事者に続いて今後は高齢者、基礎疾患のある人などの順に接種を進める。接種方法は、指定場所に集まって行う集団接種と、かかりつけ医などで行う個別接種などがあり、各自治体で検討している。接種の日程は4月以降で、国の指示で決まる。同市は現在のところ、中央と日の出、富岡の各公民館と、市文化会館の4会場で計9レーンを設け、週5日、集団接種を行う予定。
 
 今回の訓練は、医師や市、警察、市消防の職員などが参加し、①受付②予診票への記入③医師の予診④接種⑤経過観察⑥退場――の一連の対応を実践し、接種や誘導などを安全、確実に行えるか、想定人数の接種ができるかなどを確認。接種を受けた人に副反応が出て、救急搬送する訓練なども行った。
 
 30分間の訓練では、接種できた人は2レーン合計でわずか17人。1レーン1時間当たり45人という想定を大幅に下回り、待ち時間も長くなった。一人当たり1分半と想定していた予診時間が最大2分40秒となるなど長くなったことや、予診票に記入する前と後の受付場所が同じで手間取ったことなどが要因。予診時間短縮のため受付横に設けた相談コーナーも、相談員が1人と少なく、効果を発揮しなかった。野澤副市長は「待っている状態が長いと不満もたまるだろう。直すべきところはたくさんあった。課題を改善し、より多くの方に迅速に接種してもらえる体制を整えていきたい」と語った。
 
 市は15日から、「新型コロナワクチンコールセンター」(☎707・2936番)を開設した。平日午前8時半から午後5時まで、ワクチンに関する相談や質問を受け付ける。今後は予約も受け付ける予定。  

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市川市、LINEで手続きをナビ 各種届出や証明書発行


「手続きナビ」選択後のメニュー画面

 市川市はこのほど、市公式LINEアカウントに新機能「手続きナビ」を追加した。出生や結婚、離婚の届出、各種証明書の発行など7項目について、手続き方法や必要な書類・持ち物、窓口の場所などを24時間いつでも知ることができる。
 
 利用時は、LINEのトーク上にある「通常メニュー」から「オンライン手続きナビ」を選択。状況や希望に応じて必要な項目を選んでいくと、情報が表示される。
 
 市の担当者は「手続きをどこでできるか、必要なものは何かをすぐに確認できるので、市民の皆さまに活用していただければ」と話している。  

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コロナ健康相談 浦安市に専用ダイヤル


 浦安市は15日、「新型コロナ健康相談ダイヤル」(☎381・9013番)を開設した。
 
 市の職員が、新型コロナウイルス感染症に関する心や体の悩み・相談に電話で応じる。時間は平日午前9時~午後4時。
 
 市川市は個別接種
 
 市川市は、高齢者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種を個別に実施する方向で調整を進めている。市内12カ所の拠点医療機関に国からワクチンを配送してもらい、そこから市内110カ所の診療所に分配する予定。  

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