今週のNews
□法華経寺でハス咲き始める
□コロナ影響のアーティスト対象~市川市が50組に20万円給付
□浦安の三社 夏越の大祓~茅の輪をくぐり健康祈願
□浦安市長・市議の報酬を削減し、新型コロナ対策費に充当
□園児の願い乗せ走行~市川市コミバス「梨丸号」
□浦安JC、浦安のかるたを作成~写真と読み句を募集
法華経寺でハス咲き始める
咲き始めた八大龍王池のハス=先月29日撮影
市川市中山の法華経寺境内にある八大龍王池で、ピンク色のハスと白や黄色のスイレンが咲き始めた。
八大龍王池でハスの手入れをしている男性によると、先月29日現在3割ほどが開花。「今月中ごろに見ごろを迎え、今月いっぱいは楽しめそう」と話していた。
同日には、カメラやスマートフォンで写真を撮る人や、椅子に腰かけて「きれいに咲いているね」と談笑しながらハスを眺める人たちが見られた。船橋市東中山から夫婦で訪れていた80代の男性は「散歩が好きで、しばしば法華経寺に来ている。ここのハスは毎年見るが、同じ花でもよく見ると大きさや咲き具合が違って美しい」と話していた。
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コロナ影響のアーティスト対象
市川市、50組に20万円給付
市川市は、新型コロナウイルスの影響で活動の自粛・縮小を余儀なくされたプロのアーティストやスタッフなどから映像作品を募集し、審査を通過した50組に20万円を給付する。市内在住か、市内を主な活動拠点にしていることなどが条件。作品は、市が動画共有サイト「YouTube」で配信する。募集は17日まで(消印有効)。
対象となるジャンルは文学や音楽、美術、写真、演劇など幅広く設定。「プロ」とは、主に文化芸術活動の収入で生計を維持し、公演・展示などを行っている人で、ピアノ教室や書道教室などの指導だけでは対象にならない。
応募は、申請書と映像作品の企画書を提出して行い、映像作品そのものは審査結果を受け取ってから原則1カ月以内に提出する。審査は、市内のアーティストや有識者など10人前後で構成する実行委員会が行う。募集要項によると、企画内容の審査は▽3密を回避する等感染拡大防止に配慮し、確実・適切に実施できるか▽広く市民が楽しめるか▽今後市川市における文化芸術の発展に寄与することが期待できるか――の3つ。ただ、市は本紙の取材に「これまでの実績や市川市との関わり、新型コロナウイルスで受けた影響なども総合的に判断する」としている。
審査結果の通知は8月上旬、作品の配信は8月中旬以降、給付金の交付は9月上旬以降を予定。申し込みは、市ホームページから申込用紙をダウンロードし、必要事項を書いてオンラインで提出するか、市文化芸術課(〒272―0023市川市南八幡4の2の5の201)に郵送する。詳細はホームページにある募集要項を参照。
問い合わせは同課(☎300・8020番)。
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浦安の三社 夏越の大祓
茅の輪をくぐり健康祈願
清瀧神社で健康を願って茅の輪をくぐる夫婦
浦安市内の清瀧神社と豊受神社、稲荷神社の境内で先月30日とその前後、地域の人々が「夏越の大祓式」の神事「茅の輪くぐり」に参加していた。
茅の輪くぐりは毎年6月30日と12月31日、茅でできた人の身長よりも大きな輪を「8の字」を描くように左回り、右回り、左回りと3回くぐり抜けることで、半年間の罪やけがれを取り除き、心身が清らかになるように願う。27日に清瀧神社で茅の輪くぐりを行っていた40代の夫婦は「2人で出掛けるときには神社によく行く。当代島に住んでいるが、きょうは清瀧神社に健康祈願に来た」と話していた。
今年は新型コロナウイルス対策のため、3社とも30日のお祓いは参列を取りやめ、神職のみで行った。
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浦安市議会が議案可決
市長・市議の報酬を削減
新型コロナ対策費に充当
浦安市議会は第2回定例会最終日の先月25日、今年度の一般会計補正予算など市が提出した15議案と、市議の報酬と期末手当を削減する議員提出議案を可決し、新型コロナウイルス感染症対策に関する専決処分2件を承認した。
補正予算
災害対策事業など新型コロナウイルス感染症の第2波に備えた必要経費や、中小企業支援事業の経費など18億8902万3千円の支出を計上。主な財源は財政調整基金から繰り入れる。
特別職の給料
市長、副市長2人、市教育長の7月1日から12月31日まで半年間の給料と12月の期末手当を10%減額する議案も可決。減額規模は約300万円で、新型コロナウイルス感染症対策の財源に充てられる。
議員報酬
市議の報酬と期末手当を削減する発議は全会一致で可決した。削減期間は7月1日~12月31日で、削減額は10%。すでに決まっていた今年度の委員会視察の中止と、政務活動費の3分の2減額を合わせた全体の削減額約1780万円は、新型コロナウイルス感染症対策に充てられる。
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市川市コミバス「梨丸号」
園児の願い乗せ走行
七夕仕様 12日まで
園児たちの書いた願い事が飾られている梨丸号の車内
市川市北東部を走るコミュニティバス「梨丸号」の車内に12日まで、沿線の保育園児たちの願い事が書かれた短冊が飾られている。
梨丸号を運行する京成バスが「新型コロナウイルスの影響で気がめいっているお客さまに夢を与えられる取り組みを」と企画。昨年クリスマスの時期に運行した「クリスマス仕様」のバスにならい、「七夕仕様」のバスの運行も検討していたという。
短冊に願い事を書いたのは、みやくぼ保育園(宮久保)とこうぜん保育園市川(南大野)、市川どろんこ保育園(鬼越)の3園の園児75人。「はやくころななくなりますように」「うるとらまんになりたい」「つよくなれますように」など純粋な願い事が、梨丸号で使用されている車両全3台の窓際などに飾られている。
同社は「私たち京成バスの職員も、園児たちの願い事一つ一つに触れ、勇気づけられています。12日まで運行していますので、ぜひご乗車いただき、短冊に込められた園児たちの願いをご覧ください」と呼び掛けている。
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浦安JC、浦安のかるたを作成
写真と読み句を募集
浦安青年会議所(浦安JC、高梨義成理事長)は創立40周年記念事業として、浦安市の風景を読んだかるたを作る「浦安市民が創る! かるたdeうらやす2020」に取り組んでいる。31日(必着)まで、取り札用の写真と読み札用の読み句を市内在住者から募集している。
新型コロナウイルス感染症の影響で多くの人を集める事業ができない中、浦安への愛郷心を育んでもらおうと、浦安の風景を題材に語り継がれるようなかるたを作ることにした。同事業運営委員会の高橋昂己委員長は「かるたを作る過程で、浦安のことを考えてもらえたら」と願っている。
写真は市内の風景を縦で撮影したもので、スマートフォンやデジタルカメラ、一眼レフカメラなど撮影機材は問わないが、できる限りデジタルデータでの応募を求めている。商標権のあるものや人の顔が特定できるものは不可。同JCホームページでは、浦安市出身の写真家・大塚勉さんが撮影のコツなどを紹介する動画を配信している。読み句は「五・七・五」の17音を基本にその写真について読む。写真だけや読み句だけの応募も可能。
写真は大塚さんが、読み句はうらやす川柳会が審査し、取り札・読み札46枚ずつのかるたを作成。300セットを作り、学校や図書館などの公共施設に寄付する予定。
応募は、同JCにホームページかeメール(carta@urayasu-jc.net)、郵送(〒279―0004猫実1の19の36、浦安商工会議所会館内)、ファクス(354・7848番。読み句のみの場合のみ)で行う。写真と読み句を両方応募する場合は、インスタグラムでも応募可能。同JC公式アカウント「@jci_urayasu」をフォローし、ハッシュタグ「♯かるたdeうらやす2020」または「♯うらやすかるた」を付けて、キャプション(投稿画面)に読み句と撮影場所を書いて投稿する。
問い合わせは高橋委員長(☎050・3620・4020番)。
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