今週のNews
□斎藤製作所の模型用エンジン展示 現代産業科学館で「千葉の匠展」12月6日まで
□市川市、客引き禁止条例制定へ 命令違反で5万円以下の過料
□浦安市民が落花生採り 観光市民団体のツアー
□来年1月の浦安市成人式 コロナ対策で4回に分け開催
□浦安市少年消防団 ロープ登はん訓などに挑戦
□災害時支援協定を締結 市川市と市川JC
斎藤製作所の模型用エンジン展示
現代産業科学館で「千葉の匠展」12月6日まで
エントランスに並ぶ模型飛行機・船舶やエンジン
県立現代産業科学館(市川市鬼高1の1の3)で、斎藤製作所(同市稲荷木、斉藤満社長)が製作した飛行機や船の模型用エンジンなどが展示されている。12月6日まで。
同社は1949年に創業。外見や音など実機らしさにこだわった製品はファンに人気がある。飛行機模型用製品は約8割が海外に輸出されており、76年の全日本中小企業輸出見本市では、創業以来製作しているスチームエンジンが中小企業庁から「輸出向優秀商品」に選定された。
この展示は、県内の優れた企業や技術者を紹介する「千葉の匠展」の拡大版として開かれている。同社のエンジンを搭載した模型飛行機6機や模型船舶5隻、エンジンの実物や分解したエンジンなどを展示しているほか、エンジンの部品ごとの製造工程などもパネルで紹介。スチームエンジンでスクリューを水槽内で回す実演なども不定期で行われている。
同館の入場料は一般300円、大学・高校生150円。65歳以上の人、障害者手帳持参者と付き添い1人、中学生以下は無料。
開館時間は午前9時から午後3時半(入館は同3時)まで。月曜日(祝日の場合は翌平日)休館。
問い合わせは同館(☎379・2000番)。
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市川市、客引き禁止条例制定へ
命令違反で5万円以下の過料
骨子案作成、意見を募集中
市川市はこのほど、「(仮称)市川市客引き行為等禁止条例」の骨子案を作成した。指定した区域で客引き行為をした者に対し、市長は指導・勧告・命令ができ、命令に違反した場合などには5万円以下の過料を科すことができるなどとしている。市は同案をホームページなどで公表し、12月7日まで市民などから意見を募集。これを踏まえて条例案を作成し、来年2月か6月の定例市議会に提出したいとしている。施行日は来年9月1日の予定。
風営法や県迷惑防止条例では、執拗な客引き・スカウト行為や、性風俗店・接待飲食店の客引き、風俗嬢やホステスのスカウト行為などを禁じ、違反者に対しては100万円以下の罰金などの罰則を設けている。だが、最近では同法や同条例で規制できない居酒屋やカラオケ店などの客引き行為が多く見られ、市に客引き行為全般の禁止を求める要望が多く寄せられているという。
骨子案では、指定した「客引き行為等禁止特定地区」で客引き行為をした者やさせた者に対し、市長は指導や調査をすることができ、指導後も行為を反復する場合には勧告、さらには命令ができる。命令に違反した場合や、調査に虚偽の回答をしたり拒んだりしたした場合などには、5万円以下の過料に処したり、氏名・住所などを公表したりできるとしている。
客引きを禁じる条例は各地で制定されており、県内でも船橋市と松戸市、柏市で制定されている。
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浦安市民が落花生採り
観光市民団体のツアー
落花生を地中から掘り起こす浦安市民たち
浦安の観光ボランティア・ぶらり浦安ガイド(草場聖子会長)がさきごろ、交流のある八街市への日帰りバス旅行を開催し、参加した市民が落花生採りを楽しんだ。
八街市は落花生の名産地で、浦安市民まつりで落花生など農産物を販売するなど浦安市と交流がある。浦安市内で観光案内を行っている同団体は6年前から、落花生採りツアーを開催し続けている。今年は新型コロナウイルスの感染防止策を十分に行うため参加者を制限し、2日間で36人が参加した。
当日は、両手いっぱいの大きさでこんもりと広がる落花生の株を、参加者が両手でつかんでゆっくりと引き抜いていた。土の中から殻の状態の落花生がたくさん出てくると、参加者たちは「こんなに大きくて当たりだわ」などと話していた。参加した小澤美代子さんと山崎しのぶさん、市川惠子さんは「落花生は花が終わると土に潜って実がなると聞いたが本当なのでびっくりした。ゆでておいしい品種(オオマサリ)なので新メニューに挑戦したい。コロナ禍だけど、企画してくれて楽しかった」と話していた。
草場会長は「浦安と八街の人たちの交流が楽しくて毎年開いている。コロナで制約も多いが、皆さん楽しんでくれたようでうれしい」と参加者の様子を見て喜んでいた。
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来年1月の浦安市成人式
コロナ対策で4回に分け開催
浦安市は、来年1月11日に東京ディズニーリゾートで今年度の成人式を開く。これまでは午前に2回に分けて行ってきたが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため4回に分け、式典時間も短縮して行う。
対象は、2000年4月2日から01年4月1日までに生まれ、来年1月10日時点で市に在住・住民登録している人。12月1日時点の対象者には12月初旬に案内状が送られる。市外に転出した人でも、保護者が市内在住で住民登録がある場合は、事前に同課に申し込めば、入園料自己負担で参加できる。
式典は基本的に中学校区別に対象者を分け、時間を例年の約30分から10分ほど縮小して式典を行う。各回の対象者は、午前10時からの1回目が日の出・高洲両中学校区、同11時20分からの2回目が堀江・入船両中学校区、午後1時半からの3回目が見明川・富岡・明海の各中学校区、同3時からの4回目が浦安・美浜両中学校区。ただし、中学卒業後に市内で転居したり、学区外通学だったりと特別な理由があり、参加回の変更を希望する場合は、市教委生涯学習課(☎712・6792番)に相談できる。
パーク内に入場できるのは各回の受け付け後から。そのため、受付時間を1回目は午前8時から、2回目は同9時半から、3回目と4回目は正午からと、可能な限りパーク内の滞在時間に差が出ないよう配慮した。
今年度の対象者(今年4月1日現在)は男1038人、女1069人。昨年度の参加率は76・7%。
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浦安市少年消防団
ロープ登はん訓などに挑戦
ロープを使って約7㍍の壁をよじ登る
浦安市少年消防団は先月25日、市消防本部で救助訓練を行い、小学6年生の8期生40人と5年生の9期生35人が、ロープ登はんやロープ渡過などに挑んだ。
同団は、消防・救急救命活動を通じて規律やチームワーク、人のために働くことの大切さや喜びを学んでいる。活動は月1回。今年度は新型コロナウイルスの影響で7月から定期訓練を開始し、規律訓練や震災対応訓練などを行っている。
この日、団員たちは市消防署救助隊の指導を受け、数種類のロープの結び方に挑戦。その後、高さ約10㍍に張ってある長さ20㍍のロープを渡ったり、高さ約7㍍の壁をロープを使って登ったりした。休み休みロープを渡る団員もいれば、すいすいと壁を駆け上がる団員も。団員たちは「ロープを渡るのがきつい。レスキューの人はすごい」と感心したり、「最後まで壁を登れた」とうれしそうに話したりしていた。
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災害時支援協定を締結
市川市と市川JC
協定書を手にする村越市長(右)と藤井理事長
市川市は2日、市川青年会議所(市川JC、藤井丈理事長)と災害時支援協定を結んだ。
協定により、同JCは災害時、食糧や生活用品など支援物資の調達や輸送・配給、所属会員の専門的な知識や技能を活用した救援活動、被災状況の情報収集・提供などを行う。
同日、市役所第1庁舎で開かれた締結式で、同JCの藤井理事長は「災害時に地元を守れるのは若いわれわれ。(協定は)市と連携を取って動けるようにするための第一歩と思うので、締結できてありがたい」とあいさつ。村越祐民市長は「地元で仕事をされている方々が大半だろう。大変心強い」と感謝した。
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