市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

今週のNews

 □親子がレンコンを収穫して味わう〜妙典小ハス田クラブのイベント
 □9学年一体型に建て替え〜小中一貫校塩浜学園の校舎
 □身体機能確認しながら安全運転学ぶ〜ベイシニア浦安
 □防災地区計画策定へ 住民が検討〜浦安市堀江・猫実の密集市街地
 □これからのイベントなど


レンコンを収穫して味わう
妙典小ハス田クラブのイベントに親子24人が参加


レンコンを収穫する参加者

 市川市立妙典小内でハスを育てている市民団体「妙典小ハス田クラブ」は3日、同校内で育てているレンコンの収穫・試食イベントを開いた。
 
 行徳地域には、かつて広大なハス田が広がっていた。同校の一角では、かつて同地にあったハス田でレンコンを栽培していた元農家の篠田務さんら地域住民が、当時篠田さんが育てていたハスの種を使って5年前からレンコンを栽培。今年4月には、「妙典小の親子らと一緒に妙典の最後のハスを守っていきたい」と、レンコンを栽培するメンバーで同クラブを発足し、同小の児童と保護者とともに苗植えや水やりなどを行ってきた。
 
 この日は、同校の児童と保護者24人が参加。子供たちは、泥の中で根を深く張っているレンコンをなかなか収穫できなかったが、2人で1つのスコップを持って協力したり、顔に泥がついてもがむしゃらに掘り起こしたりと、一生懸命作業していた。
 
 収穫したレンコンは素揚げしたり、バターしょうゆで炒めたりして試食。子供たちは「素揚げしたのはカリカリしていておいしい!」「バターしょうゆもうまい!」と大絶賛で、調理したレンコンはあっという間に無くなった。1年生の男の子は「収穫は楽しかった。レンコンもおいしかった」と笑顔だった。
 
 同会の安達宏之さんは「このイベントをきっかけに、妙典、行徳の自然や生活を再生させながら、これからの街について考えてもらえれば」と願っていた。  

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9学年一体型に建て替え
小中一貫校塩浜学園の校舎
平成32年の2学期から供用


新校舎完成後のイメージ鳥瞰図=市川市提供

 市川市はこのほど、同市唯一の市立小中一貫校(義務教育学校)「塩浜学園」の校舎と体育館の建て替え工事を始めた。現在、小学4年生以下と同5年生以上で別れている校舎を全学年一体型の校舎にする。工期は平成32年8月までで、同年度2学期から供用を開始する。総事業費は約43億3千万円。
 
 同学園は、塩浜小と塩浜中を統合して同27年度に設立。9学年を基礎期(小学1~4年生)と充実期(同5~中学1年生)、発展期(中学2、3年生)の3つに区分し、一貫教育を行っている。
 
 両校はもともと、校庭を挟んで向かい合って校舎があり、現在は小学4年生以下が旧小学校の校舎、同5年生以上が旧中学校の校舎を使用。当初は、どちらかの校舎を活用して一体的な校舎を整備する方向で検討していたが、義務教育学校として必要な教室配置や特色ある設計が容易な建て替えに変更した。新校舎の建設場所は、旧小学校の校舎隣の校庭内。建設工事中でも現校舎を使用できる上、現校舎の改修と比べて早く供用開始できるという。費用面でも、現校舎を活用した場合は増築が必要なため、大きな差はないとしている。
 
 新校舎は4階建て、延床面積約6810平方㍍。旧小中学校の校舎の合計面積1万1036平方㍍と比べて約38%縮小する。体育館も1棟に集約。2クラスが同時に使えるよう広めにし、校庭から見て新校舎の裏側に建設する。
 
 新校舎には「家と同じような居心地の良さと温もり、落ち着きのある空間で9年間を過ごしてもらいたい」と木材を多く使用。異年齢の児童・生徒たちが日常的に交流できるよう、廊下は幅8㍍と広くし、行き止まり部分は図書閲覧や学習・展示などができるオープンスペースにする。
 
 職員室も、小学校の教員と中学校の教員が一緒に使用。地域住民らで構成する学校運営協議会が使う地域支援室を児童・生徒の昇降口近くに設置し、互いに顔が見えるようにした設計も大きな特徴だ。
 
 先月31日には校内の工事区域で起工式を開催。現在は現校舎の一部の解体工事が始まっている。  

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身体機能確認しながら安全運転学ぶ
ベイシニア浦安


開眼片足立ちで身体機能を測る受講者たち

 ベイシニア浦安(浦安市老人クラブ連合会)は13日、高齢者交通安全教室を同市文化会館で開き、72人の受講者が自らの身体能力を測りながら、安全な運転について学んでいた。
 
 高齢者が交通事故の被害者、加害者にならないことを目指して開かれた講座。講師を務めた日本交通安全教育普及協会の彦坂誠さんは▽運転には柔軟性が必要。冬は特に準備運動をし、体を温めてから運転する▽足が悪いからと車に乗る人がいるが、ブレーキをしっかり踏めなければ安全な運転はできない▽当たり前のルールを無視するから事故が起きる。初心者は「無知」、若者は「無視」、ベテランは「過信」から交通事故を起こす――などと注意点を挙げた。
 
 受講者は、判断力や短期記憶力、注意配分力を測るテストと、運転に必要な筋力や柔軟性、バランス能力、敏捷性などを測る開眼片足立ちを行い、自らの身体能力を確認。彦坂さんは「安全確認の9割は目からの情報だが、探し物をしているとそれ以外のものが視界に入らないなど目はそれほど信用できない。年を取ったら運転は一人でせず、助手席の人が周囲に目を配って補助してほしい」とアドバイスした。
 
 参加者は「自転車で交差点を渡るとき、信号が点滅していても渡り切ろうとしてしまうので、車に乗る時は自転車に注意したい」「方向指示器を出すタイミングが遅い車が目に付くので、横断歩道を渡るときは気を付けたい」と話していた。  

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防災地区計画策定へ 住民が検討
浦安市堀江・猫実の密集市街地

 浦安市堀江2・3丁目と猫実3・4丁目で、火災の延焼を防ぎ、地震や火災など災害時に避難しやすいまちづくりについて住民自ら検討する「防災まちづくりルールの勉強会」が開かれている。密集して建てられた木造住宅と、細く入り組んでいる地区内の道路を改善することで実現していく考え。市と参加する地域住民は「住民の安全と生活、財産に直接関わること。地域の皆さんの声を幅広く反映していきたい」と、同地区の多くの住民の参加を呼び掛けている。
 
 同地区は、やなぎ通りと宮前通り、おさんぽバス医療センター線が通る五番通り、大三角線に囲まれた木造密集市街地で、面積は約350平方㌔㍍。そのうち約80平方㌔㍍は千葉県内で唯一、国から重点密集市街地(地震時等に著しく危険な密集市街地)に指定され、重点的な改善が求められている。
 
 同勉強会は、地域住民の意見を反映して市が策定した「密集市街地防災まちづくり方針」に基づいて開催。来年3月末までをめどに勉強会を重ね、地区計画案を作成する計画。
 
 地区計画は、地域住民や地権者の提案に基づいて市が決定する都市計画上のルール。同地区では、防災街区整備地区計画を目指しており、具体的には、災害時における延焼防止、避難路確保などを目的に、骨格道路の整備や細い道路の拡幅、地震時に倒れて危険なブロック塀の改善、建物を耐火(準耐火)建築物にすることなどを検討している。
 
 先月28日に開かれた勉強会では、市が防災施設(防災上重要な道路、公園・広場など)と建物の不燃化、火災の延焼シミュレーションのデータを提示し、同地区に合った防災施設の組み合わせ、建物の不燃化で適応除外すべきものなどについて検討した。
 
 また各丁目で、道路拡幅のためのセットバックや電柱の移設や撤去、空き家対策、不足している南北道路の整備、井戸の活用などについて検討。参加した住民は「最近多い土地の細分化、いわゆるミニ戸建ては、家の間隔が狭くなって延焼しやすく、いざというときに通り抜けられる場所も限られてしまう」「危険なブロック塀を生垣に代えても、植栽がせり出した状態では道が狭くなってしまう」「クランク状の路地は解消しなければならない」などの意見を出した。
 
 市都市整備部は「暮らし続けながらできる防災まちづくりを進める。地区計画策定後も、住民・地権者の個別事情に配慮し、できることから順次進めていきたい」とする。なお市は、防災施設として境川沿いの遊歩道や新橋周辺広場の整備について検討を進めている。
 
 次回の勉強会は12月1日午前10時から午後0時半まで、市中央公民館で開く。問い合わせは市都市計画課(☎712・6542番)。  

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これからのイベントなど

講座・講演会

ヒューマンフェスタうらやす
🕒12月1日㈯午後1時半―同3時半
♣浦安音楽ホール(JR新浦安駅前)4階ハーモニーホール
¥無料(定員は申し込み先着200人)
☎市男女共同参画センター(712・6803)、FAX(353・1145)、eメール(danjyo@city.urayasu.lg.jp)
 社会学者で国学院大経済学部教授の水無田気流さんが、「『居場所』のない男、『時間』がない女―共に幸せになるために」と題し講演。男女が抱える現代の生きづらさの要因と、幸せに生きるためのポイントを話す。講演前には、今年度の中学生人権作文コンテスト優秀作品の朗読もある。希望者は電話で、または直接申し込むか、氏名・住所・電話番号・託児希望の有無(有の場合は子供の名前・性別・月齢)を書いてファクスかeメールで申し込む。
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てこなカフェ「元気な時に考えておきたいエンディング」~エンディングノートを書くために~
🕒12月4日㈫午後1時半―同3時半(申し込み締め切りは30日)
♣ライフ&シニアハウス市川(JR市川駅南口直結、ザ・タワーズイースト4階=市川駅行政サービスセンター横の専用エレベーターホールのインターフォンで連絡)
¥無料(定員は申し込み先着20人)
☎生活クラブ虹の街(379・1540)、FAX(393・6353)
 ファイナンシャル・プランナーがエンディングノートの書き方などについて教える。参加希望者は講座名・氏名・連絡先を電話かファクスで伝える。
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初級編ソシアルダンス教室(全16回)
🕒12月4日~来年3月26日の毎週火曜(1月1日を除く)午後5時半―同7時
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のイオン新浦安店4階)
¥7,750円(初回のみ参加の場合は250円。定員は申し込み先着10人)
☎同プラザ(350・3101)
 ソシアルダンス初心者が対象。プロダンスインストラクターの古場頼子さんらが、チャチャチャやワルツなどを分かりやすく指導する。受講希望者は電話か直接窓口で申し込む。
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年賀状を作ろう
🕒12月18日㈫午前10時―同11時半
♣浦安市役所(猫実1の1の1)1階市民活動センター
¥800円(定員は申し込み先着10人)
☎Ude臨床美術部・多田(382・3116)
 扇筆を使って年賀状を作る。受講希望者は電話または申し込み専用予約ウェブサイト(http://coubic.com/ude/about)から申し込む。

イベント

ペットボトルツリー点灯式
🕒25日㈰午後3時半―同4時
♣浦安市東野児童センター(東野1の7の1)
¥無料
☎同センター(355・2736)
 子供たちが1・5㍑のペットボトル約100本に絵を描き、組み上げてLEDライトを飾り付けたペットボトルツリーの点灯式。
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出張プレイパーク
🕒28日㈬午前10時―正午
♣浦安市当代島公民館(当代島2の14の1)芝生の広場
¥無料
☎同市こどもの広場(350・1010)
 同市在住の未就学児と保護者が対象。「しゃぼん玉大作戦」や「どろんこあそび」など、高洲にあるこどもの広場で楽しめる遊びが体験できる。希望者がいれば午後0時10分に同広場に送迎する。
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身近な人のお酒の問題に悩む家族友人の交流会
🕒30日㈮午後7時―同8時半
♣浦安市市民活動センター(市役所1階)会議室
¥無料(申し込み不要)
☎浦安断酒新生会・エノモト(090・2244・8792)
 「酒癖が悪い」「毎度の後始末に疲れた」など、家族や友人の飲酒にまつわる悩みを抱える人同士の交流会。
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堀江つどいの広場クリスマスイルミネーション
🕒12月1日㈯―25日㈫午後4時半―同9時
♣旧医院(浦安市堀江3の1の8)
¥無料
☎浦安市社会福祉協議会(355・5271)
 同医院と、隣接するフラワー通り公園もみじ広場の樹木をイルミネーションで彩る。初日には点灯式イベントが行われる。
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猫の譲渡会
🕒12月2日㈰午前10時―正午(申し込み締め切りは30日)
♣市川市市川南仮設庁舎(市川南2の9の12)
¥無料(定員は申し込み先着35人)
☎市環境保全課(712・6309)
 市川市民が保護・飼育している猫の飼い主を募集するイベント。飼い主になりたい人は、午前10時~同10時半に行う講習会の受講が必須。
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骨パワーアップ調理実習
🕒①12月4日㈫②6日㈭③12日㈬④14日㈮午前10時―午後0時半
♣①浦安市美浜公民館(美浜5の13の1)②同市中央公民館(猫実4の18の1)③同市富岡公民館(富岡3の1の7)④同市当代島公民館(当代島2の14の1)
¥300円(定員は申し込み先着で①~③が各16人、④が20人)
☎市健康増進課成人保健係(381・9059)
 中華おこわと白和えを作り、カルシウムアップについて学ぶ。対象は20歳以上の市内在住者。希望者は電話または同係の窓口で直接申し込む。
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①「こどもの広場あそびのラボ」いのちのねっこをはぐくむあそび―乳幼児期の育ちを科学する―②こどもの広場体験ミニバスツアー
🕒12月4日㈫①午前10時15分―同11時45分②正午―午後2時
♣①浦安市青少年館(猫実1の12の38)②同館集合
¥無料(定員は①が申し込み先着30組、②が同24人)
☎同市こどもの広場(350・1010)
 対象は市内在住の乳幼児とその保護者。①はNPO法人日本冒険遊び場づくり協会評議員の天野秀昭さんを講師に迎え、子供の成長に欠かせない「あそび」について考える。②は専用バスの送迎付きで、高洲の同広場を体験できる。いずれも希望者はウェブサイト予約システム「こくちーずプロ こどもの広場」(https://www.kokuchpro.com/group/kodomo/)から申し込む。
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かつしか小さな朗読会
🕒12月5日㈬午後2時―同3時15分(申し込み締め切りは4日)
♣船橋市葛飾公民館(西船3の6の25の201、JR西船橋駅北口から徒歩約10分)音楽室
¥無料(定員は申し込み先着40人)
☎朗読ぐるうぷ藍・宮田(090・8019・0096)
 同会の会員2人が藤沢周平『雪明かり』と斎藤隆介『死神どんぶら』を朗読する。「どなたでもお気軽にお立ち寄りください」と同会。
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朗読発表会 元気が出る朗読
🕒12月10日㈪(午後2時―同4時)
♣市川市アイ・リンクホール(JR市川駅南口直結、ザ・タワーズイースト3階)
¥500円(定員は申し込み先着50人)
☎元気の出る朗読の会・田口(324・0408)
 複数で一斉に読み上げる朗読や、まるで1人の人が読んでいるように複数人で朗読するリレー朗読などに取り組む同会の会員約25人が、永井荷風の『町中の月』や幸田文の『なくしもの』など6作品を読む。

映画

映画『校庭に東風吹いて』上映会
🕒12月9日㈰午後2時―同4時ごろ
♣浦安市日の出公民館(日の出4の1の1)
¥無料(定員は当日先着100人)
☎浦安市社会福祉協議会(355・5271)
 悲しみや苦しみ、絶望など困難を抱える子供たちに寄り添い、子供への愛情を貫いた教師の物語。

ウオーキング

松戸神社から戸定が丘歴史公園へ
🕒12月2日㈰午前9時―午後3時ごろ(小雨決行)
♣JR西船橋駅の改札内集合
¥参加費500円(別途、往復電車賃620円と入館料が必要)
☎悠々会・高柳(080・1333・4266)
 JR松戸駅から西蓮寺や松戸神社、戸定が丘歴史公園、経世塚、花蔵院などを散策し、同駅で解散(行程約5・5㌔)。持ち物は弁当と飲み物など。定員は申し込み先着15人。参加希望者は30日までに電話で申し込む。

フリーマーケット

出店者募集
🕒12月2日㈰午前9時―午後3時ごろ(雨天中止)
♣市川市行徳駅前公園(湊新田2の4)
¥500円(当日徴収)
☎時遊空間ふれあい市・中村(090・8309・2337)