市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

今週のNews

 □80カ所に七段飾りやつるしびななど展示〜中山のおひなまつり開催中
 □市川市待機児童対策緊急対応プラン〜達成率は83・8%
 □青空に向かって元気にたこ揚げ〜浦安市子どもたこあげ大会
 □浦安市平成29年度一般会計当初予算案672億円〜新規事業などは市長選後に計上
 □全学級に新聞の閲覧台寄贈〜読売販売店が市川の2小学校へ
 □浦安市議補欠選は26日投開票〜市長選と同一日程
 □浦安音楽ホール〜4月14、29日に開館記念コンサート
 □白幡天神社で「湯の花祭り」〜熱湯の滴「もっとかけて!」
 □写真で知る中山のいまと昔〜写真展に500人以上来場
 □市川の聴覚障害者に支援グッズ寄贈〜NTT東日本
 □市民活動団体と自治会などの連携後押し〜浦安市市民活動センター
 □卒業生ら、夢を持つことの大切さ伝える〜浦安市立日の出中でキャリア教育授業
 □アレルギー0目指すコインランドリーが起業家コンペで連続入賞〜浦安の高梨健太郎さん
 □市川ビル、防犯カメラ寄贈〜市川市企業ボランティア制度で初
 □これからのイベントなど


80カ所に七段飾りやつるしびななど展示
中山のおひなまつり開催中
3月3日まで


法華経寺に飾られている七段飾り

 3月3日のひなまつりまでの午前10時から午後4時まで、船橋市と市川市の中山地区で毎年恒例の「中山のおひなまつり」が開かれている。
 
 同イベントは町会や商店会メンバー、寺院などで構成する中山まちづくり協議会が「おひなさまを眺めながら街を散策することで、楽しみながら中山地区を知ってもらいたい」と7年前から毎年実施。商店や寺院、神社など約80カ所に地域商店所蔵のひな人形や、近隣の住民などから提供されたひな人形とつるしびななどを展示している。安房神社(市川市中山4の3の25)には人間国宝だった故・原米洲の作った平安びなや、大正6年に作られたおひなさまの掛け軸、法華経寺(中山2の10の1)には七段飾り7台、市川市清華園(中山4の14の1)には明治時代末期に作られたという親王飾りが飾られている。同協議会の杉山巳佐喜おひなまつり部会長は「子供からお年寄りまで多くの人に楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けている。
 
 主な関連イベントは次のとおり。リーフレットは、土・日曜日にJR下総中山駅の改札前に設置されるひな祭り案内所と各店舗で配布している。
 
 問い合わせは清華園(☎333・6147番)。
 
 ▽スタンプラリー(きょう25日午前10時~午後4時)=景品はひなまつりグッズ。用紙は、下総中山駅や清華園、安房神社、市川市東山魁夷記念館など10カ所に設置されたラリーポイントで入手できる。
 
 ▽お汁粉の無料配布(同午前10時~午後3時、若栄会ブース)
 ▽甘酒の無料配布(同、町会ブースと安房神社)
 ▽ひなまつりの室礼についてのお話(25日午前11時、午後1時、陽雲寺)=講師は室礼三千専任講師の黒沢京子さん。申し込み不要。直接会場へ。
 ▽おひなまつりソプラノコンサート(同午後1時~同2時、奥之院)=申し込み不要。直接会場へ。
 ▽四中生徒によるお呈茶(25日、26日午前10時~午後4時、清華園)=一杯100円で当日先着100人
 ▽市川市物産品販売(26日午前10時~午後4時、中山参道駐車場)
 ▽東北復興支援商品販売(同、同)
 ▽観光案内(25日、26日午前10時~午後4時、中山窓口連絡所駐車場)  

ホームページ
ページのトップ

市川市待機児童対策緊急対応プラン
達成率は83・8%

 今年4月までに保育所定員1200人分の拡大を目指す市川市の「待機児童対策緊急対応プラン」について、市川市は8日、定員拡大数は1006人で、同プランの達成率は83・8%になるとの見込みを発表した。大久保博市長は「引き続き平成29年度も大きな拡大を図っていかなくてはならない」と話した。
 
 同市は昨年、4月1日時点の待機児童数が514人で過去最多を更新。さらに、住宅街に建設予定だった認可保育園が住民の理解を得られずに建設が断念され、大きな話題となった。
 
 こうした事態を重く見た市は、昨年5月に同プランを策定。認可保育園の整備や、既存の認可保育園の受け入れ拡大、2歳以下の子供を預かる小規模保育事業所や、パート労働者などを対象に一時預かりを行う公設の「いちかわ保育ルーム」の設置で合わせて1200人分の定員を確保するとした。
 
 8日に市が公表した1006人の内訳は、認可保育園の整備で540人、既存保育園の受け入れ拡大で188人、小規模保育事業所の設置で147人、私立幼稚園における預かり保育の拡大で80人、いちかわ保育ルームの設置で51人。認可保育園の定員増加数は、昨年4月の571人、一昨年4月の562人と同程度となるが、今年度まで設置していなかった小規模保育事業所を合わせた認可施設の定員は、例年を上回る687人増となる。
 
 全体の定員増加数がプランの目標に届かなかったのは、800人分を目指していた認可保育園の整備が540人分にとどまったことが影響した。市こども施設計画課は「60人規模の園がモデルだったが広い場所が確保できず、規模が小さい園が多くなった」としている。  

ホームページ
ページのトップ

青空に向かって元気にたこ揚げる
浦安市子どもたこあげ大会


親子で協力してたこ揚げを楽しむ

 浦安市子どもたこあげ大会が11日、市総合公園で開かれ、約440人の親子が手作りのたこなどを大空高く揚げて楽しんでいた。
 
 同大会は、子供たちの健全育成と、日本の伝統の遊びを楽しみながら親子や子供たちの交流を深めることを目的に開き、今回で37回目。
 
 当日は雲一つない青空で、たこ揚げに丁度良い具合の風が吹く中、親子で協力してたこを揚げていた。母親と参加した清宮里紗さん(7)と秀悟ちゃん(2)は「高く揚がってうれしい」と話していた。
 
 会場で「鳥が羽ばたいているように揚がっている」と評判のたこを揚げていた原田あゆみさんは夫と子供2人と参加。「昨年は市販のたこで参加した。今年は手作りで参加しようとインターネットで検索し、干支にちなんだ鳥のたこを子供と徹夜で、初めて作った。夫に『揚がるのか』と言われたが、見返すことができた」と話しながら、たこ揚げを楽しんでいた。子供の優哉君(9)と雅希君(7)は「こんなに高く揚がるとは思わなかった。上手に揚げられて楽しい」と喜んでいた。  

ホームページ
ページのトップ

浦安市平成29年度一般会計当初予算案672億円
新規事業などは市長選後に計上

 浦安市は開会中の市議会平成29年第1回定例会に、一般会計672億円(前年度当初比5・9%減)とする同29年度当初予算案を提出した。特別会計285億3千万円(同1・0%増)との総額は957億3千万円(同3・9%減)。定例会後に市長選が控えていることから、人件費など義務的経費、市民の安全・安心に直結する事業や市民サービスの維持などにかかる経常的経費を中心とした骨格予算として計上した。新たな政策経費や新規事業は、次期市長の就任後、肉付け予算として補正予算で改めて計上する。
 
 来年度の新たな政策的経費や新規事業、既存事業の中で新たな領域に拡充する経費については、今回の骨格予算では計上せず、次期市長の政策判断を踏まえた上で補正予算を組み、次回の6月定例会に提出するか、臨時議会を開くなどして計上する。市各部局が要望したが当初予算案に計上されていない事業は約50億円分ある。
 
 当初予算案で計上した主な事業には▽私立保育所施設整備費等補助金(9600万円)▽一時預かり事業(5800万円)▽浦安公園整備事業(2億7千万円)▽庁舎駐車場建設事業(9億8500万円)▽墓地公園整備事業(4億8687万円)▽コミュニティバス運行経費補助金(2億578万円)▽市街地液状化対策事業(6億284万円)▽防災カメラ等整備事業(1億4482万円)▽旧入船北小跡地利用推進事業(4億8623万円)などがある。
 
 歳入では、個人市民税は納税義務者の増で増加(前年度当初比0・7%増)、法人市民税は景気回復が見込まれ、設備投資の促進などによる税額減で減少(同1・5%減)を見込む。固定資産税のうち土地は新規課税などで増加(同0・2%増)、家屋は新築見込み家屋の増などで増加(同2・7%増)の見通し。市税全体は407億6324万円(同1・1%増)。地方消費税交付金は29億8720万円(同10・0%減)で、そのうち税率改正に伴う増額分は13億2380万円。財政調整基金は17億円を積み立てる。
 
 特別会計は、国民健康保険が保険給付費の減などで149億2千万円(同1・1%減)、公共下水道事業が災害復旧費の減などで35億4500万円(同14・1%減)、墓地公園事業が事業費の増で8億3千万円(同88・6%増)、介護保険が地域支援事業費や総務費の増などで79億6700万円(同7・5%増)、後期高齢者医療は広域連合への納付金の増で12億6800万円(同7・0%増)となった。  

ホームページ
ページのトップ

全学級に新聞の閲覧台寄贈
読売販売店が市川の2小学校へ


新聞閲覧台を使用する市川小の児童

 読売新聞販売店「加藤新聞舗」(市川市市川、加藤憲一社長)は16日、市立市川小学校と国府台女子学院小の全学級に新聞閲覧台を1台ずつ、計38台寄贈した。
 
 この閲覧台は、子供たちに学校でもっと新聞に触れてもらいたいと願って贈られた。縦73㌢、横95㌢の板2枚が斜め上を向いて背中合わせで設置されており、2つの新聞を同時に読める。高さは110㌢から120㌢まで調節できるようになっている。
 
 同日には両校でそれぞれ贈呈式が行われ、読売KODOMO新聞の小林篤子編集長や加藤新聞舗の加藤社長、市川小の京極敬之校長、国府台女子学院小の横田恒幸副学院長らが出席。市川小5年1組の三島夏子さんは「新聞閲覧台を大切に使わせていただきます。これからももっとたくさんの新聞を読んで社会を知っていきたい」、国府台女子学院小6年梅組の伊藤瑛苗さんは「新聞を読んでいると破れてしまったり、ぬれてしまったりして最後まで記事が読めないことがある。この閲覧台があればきれいに整理でき、破れたりすることがないと思う」とそれぞれあいさつした。
 
 加藤社長は「順次、弊社エリアの小学校に寄贈していきたい。今後も新聞を通して地域貢献活動を積極的に進めていきたい」と話していた。  

ホームページ
ページのトップ

浦安市議補欠選は26日投開票
市長選と同一日程

 浦安市選挙管理員会は17日、浦安市議会の岡野純子議員(38)が市議会議長に辞職願を提出して辞職したことから、市議補欠選挙を市長選(3月19日告示、26日投開票)と同じ日程で実施することを発表した。
 
 市議補選の立候補予定者説明会は、きょう25日午後1時半から同市役所4階会議室で行われる。  

ホームページ
ページのトップ

4月オープンの浦安音楽ホール
4月14、29日に開館記念コンサート

 浦安市は4月14日と29日に浦安音楽ホールで開く開館記念コンサートのチケットを市民先行で販売する。申し込みは28日必着。
 
 市は昨年、国際的に活躍する演奏家や若手の有望演奏家にストラディバリウスなどの名器を無償で貸与している日本音楽財団と事業協力協定を締結。協定に基づき、同財団は名器を貸与している演奏家のコンサートを浦安市内で年に一度開催する。今年は、同ホールのこけら落としとなる14日のコンサートに加え、秋ごろに開催する予定。
 
 14日午後7時からのコンサートにはバイオリン・諏訪内晶子さんとピアノ・金子陽子さんが出演。諏訪内さんは、同財団が所有するストラディバリウス「ドルフィン」(1714年製)で演奏する。チケット先行販売の対象は市内在住者で、定員は抽選150人。料金は6千円。
 
 29日午後2時からはピアノ開きコンサートで、ピアノ・仲道郁代さんが出演。チケット先行販売の対象は市内在住者で、定員は抽選150人。料金は3千円。
 
 チケット購入希望者は、往復はがきの往信裏面に希望コンサート名・住所・氏名・電話番号・人数(2人まで)を、返信表面に自分のあて先を書いて、浦安市生涯学習課(〒279―8501=住所の記載不要)に28日必着で郵送。
 
 一通で2つのコンサートには申し込めない。座席指定は不可。未就学児は入場不可。車いす席希望者ははがきに「車いす席希望」と書く。抽選の結果は3月2日に郵送する。
 
 チケットの一般販売は同ホールなどで3月18日から開始。
 
 なお、同ホールでは6月まで、オープニングシリーズコンサートが開かれる。日程は次のとおり。
 
 ▽5月28日午後2時~同4時=高橋悠治(作曲・ピアノ)&ヴィルタス・クヮルテット+1=4千円、4月2日発売
 ▽6月10日午後2時~同4時=吉野直子(ハープ)=3千円、4月22日発売
 ▽同17日午後3時~同5時=ダン・タイ・ソン(ピアノ)=6千円、4月22日発売
 
 問い合わせは同ホール開館準備室(☎351・1111番=内線19617か19618=平日午前9時~午後5時)。3月1日以降は同ホール(☎382・3035番=午前9時~午後9時、休館日は3月7日と14日)。

 市民の貸し出し抽選は3月17日から
 
 浦安市は、4月8日にJR新浦安駅前にオープンする浦安音楽ホールの市民貸し出しをホールは6月1日から、スタジオは4月15日からとし、3月17日~22日に抽選を行う。
 
 同ホールは、音響を重視し、クラシックコンサートの開催をメーンにした音楽専用のコンサートホール(303席、車いす席3席含む)、観覧席が可動式で、演劇やダンス、展示などさまざまな催しができるハーモニーホール(201席、車いす席1席含む)、グランドピアノやドラムセットなどがあり、リハーサルや合唱、ダンスなどの練習に適したスタジオ(5室)がある。
 
 貸し出しには事前の使用登録が必要。受け付けは3月1日から同ホールで開始する。
 
 料金は、同ホール利用案内や同ホールホームページ(http://www.urayasu-concerthall.jp/)参照。
 
 4月9日午前10時~午後6時と、10日午前10時~午後8時には内覧会を開催する予定。
 
 問い合わせは同ホール開館準備室(☎351・1111番=内線19617か19618=平日午前9時~午後5時)。3月1日以降は同ホール(☎382・3035番=午前9時~午後9時、休館日は3月7日と14日)。  

ホームページ
ページのトップ

白幡天神社で「湯の花祭り」
熱湯の滴「もっとかけて!」


湯を浴びる参拝者ら

 市川市菅野の白幡天神社で20日、伝統行事「湯の花祭り」が開かれ、参拝者たちが熱湯のしぶきを浴びて今年1年の無病息災を祈願した。
 
 この祭りは1584年の同神社創建と同時に始まり、毎年2月20日に行われている。米や塩などを入れたお湯を沸騰させた大釜に、宮司が熊笹をつけて振り回し、滴を浴びた参拝者たちは1年間病気せずにいられるといわれている。
 
 今年も、地元の小学生や近隣住民らが境内を埋め付くすほど大勢参拝。宮司が振り上げた熊笹から熱湯が降りかかると、「熱い!」と言って逃げたり、「もっとかけて!」とねだったりと大騒ぎだったが、中には黙って湯を避けずにじっと耐える人の姿も見られた。同祭りに参加したのは3回目という東京都江戸川区在住の男性(65)は「釜の目の前で湯を浴びて熱かったけど、無病息災になるのではないかと期待したい」と話していた。
 
 なお、今年使用した熊笹は参拝者たちが持ち帰り、来年持参して大釜の火にくべられる。  

ホームページ
ページのトップ

写真で知る中山のいまと昔
写真展に500人以上来場


スタッフから説明を聞きながら写真を見る来場者ら

 市川市と船橋市にまたがる中山地区の過去20~30年間の変化を写真で紹介する「中山まち今昔写心展」が、船橋市本中山のギャラリー樹で9日から14日まで開かれ、6日間で延べ526人の来場者が昔を懐かしむなどして楽しんでいた。
 
 同展を開いたのは、市川市中山在住の仲澤鋭一さん(73)。中山に住んでいた妻・渥子さんの母親から「中山はとても住み良いまち。自然があって店も多く、物価も安い。近所の人も優しくて、親切で人情がある」と転居を勧められ、昭和62年から住み始めた。「実際に住んでみたら、義母の言葉通りの住み良いまち」。現在は、娘の家族など親族5家族が住むまちとなった。
 
 仲澤さんは中山の住民となって間もなく、「このまちも再開発で変わっていく」と感じ、まちの写真を撮り始めた。「思い出になれば」。そんな思いで撮りためた写真は、気付けば5千枚にもなっていた。
 
 平成23年、仲澤さんは地元の写真サークルが開催した写真展に、JR下総中山駅北口を撮影した新旧2枚の写真を出展。この写真展で、船橋市本中山在住の郷土史家・中田修さん(75)と出会い、「これらの写真を世に出し、後世に残すべきだ」と強く勧められた。押し入れに眠っていた大量の写真を整理してくれたのも中田さん。一昨年、下総中山駅の開業120年記念イベントで写真を展示したところ好評だったため、今回の写真展を開催することになった。
 
 「変わっていった風景が心の中によみがえってくれれば」。そう願って、展示会の名前は「写心展」とした。展示された作品数は約100点。アーケードがなくなった駅前の商店街、空き地だった場所に建っている駅前ビル…。同じ場所で近年に撮影した写真と平成初期に撮影した写真が上下に並んでいるため、違いは一目で分かる。
 
 期間中は、仲澤さんや中田さんらスタッフが常駐し、写真を見ながら来場者に当時の様子やエピソードなどを紹介。仲澤さんは「来た人同志が話をして懐かしんでくれる。地域の人たちの結びつきができたかもしれない。開催して良かった」と目尻を下げる。13日に訪れていた中山幸代さん(65)は「生まれたときから中山に住んでいるが、こうして見るとこんなに変わったんだなと分かる。懐かしいものもたくさんあって、久しぶりに昔に戻った。来て良かった」と話していた。  

ホームページ
ページのトップ

市川の聴覚障害者に支援グッズ寄贈
NTT東日本


大久保市長(左)に電話お願い手帳を手渡すNTT東日本の渡邉副支店長(中央)と市川市ろう者協会の浅野史行会長

 NTT東日本は15日、「電話お願い手帳」300冊を市川市内の聴覚障害者に寄付した。
 
 この寄付は、障害者に役立ててもらいたいと毎年行われており、今年で33回目。同日には市長室で贈呈式が開かれ、同社千葉西支店の渡邉強副支店長が大久保博市長に寄贈品を手渡した。大久保市長は「長年にわたって支援していただきありがとうございます」と感謝した。
 
 「電話お願い手帳」は、「110番へ電話をかけてください」「避難場所に案内してください」などと用件が書かれており、聴覚障害者が外出先で提示して意志を伝えることができる。

ホームページ
ページのトップ

市民活動団体と自治会などの連携後押し
まちづくり活動マッチング事業
浦安市市民活動センター

 浦安市市民活動センターはまちづくり活動マッチング事業「つなぐプロジェクト」を進めている。
 
 同プロジェクトは、市民活動団体と、自治会や子ども会、学校、事業者、行政が連携することで、市民活動団体は活躍の場が広がり、自治会などは社会貢献や地域貢献の促進、まちの活性化につなげられるとし、相乗効果を狙っている。 同市では、連携する例はあるが、長く継続している例は多くないという。継続している事例では、浦安市子育て・家族支援者養成講座の修了生によるサークル「おやこの広場 ほこほこ」と浦安市八区自治会の連携がある。子育てサロンを同自治会集会所で定期的に開き、3歳までの子育てをしている保護者の出会いや学びの場を提供している。
 
 同センターは「市民活動団体は活躍の場を広げ、地域とつながりたいと考え、自治会などは歌やダンスをする人、講師を探していたりする。互いのアイデアや資源を出し合うことでまちづくりに生かせる。各団体を結びつける最初の一歩を手伝いたい」という。
 
 自治会などと連携した活動を希望する市民活動団体は市が昨年11月に募集し、20団体が44事業を提案した。詳細は同センターホームページに掲載。なお、市民活動団体からの事業提案は随時募集している。
 
 自治会などの申し込みは同センター(☎305・1721番、FAX305・1722番、eメールshiminkc@jcom.home.ne.jp)。
 
 提案団体と事業名は次のとおり。
 
 ▽NPO法人浦安ダンスパーク「高齢者を元気に! WITHチーバくん」
 ▽ファイバーリサイクルうらやす「布ぞうり作り講習会」
 ▽〝楽ねっと〟「誰でも楽しめる初級パソコン講座」
 ▽キラキラ応援隊「認知症サポーター養成講座」
 ▽浦安防犯ネット「安全・安心まちづくり子ども地域ネットワークづくり」
 ▽芝桜de花のまちづくりin浦安「芝桜花壇・鉢植えの企画・実施相談」
 ▽浦安市赤十字奉仕団「救急法講習会」「赤十字・パパママ安全教室」「高齢者向け健康生活支援講習会」
 ▽タイの子供たちを支援する会コープクン・マーク「タイ・ラオスに文具を贈ろう」
 ▽食を愉しむ《さかみち》「さかみちサロン~食を通じて地域の皆様と共に」
 ▽浦安カルテット「音楽で広げよう笑顔の輪~楽器演奏やよさこい演舞」
 ▽フラ フイ オハナ ポリネシアンダンススタジオ「フラではぐくむアロハの心(ハワイアンフラのワークショップ)」
 ▽親子のための防災「もしもの時に備える親子の防災」
 ▽NPO法人ハートフルコミュニケーションチーム千葉「子育てコーチング」「小学校入学前プログラム」など
 ▽Prism!プリズム「少子高齢化社会における子育て女性たち講座」「HAPPY YOGA」「心地の良いだっことおんぶの講座」など
 ▽街路樹下の花の会「街路樹下の花植え活動について説明会・相談会」
 ▽オカリナ・アンサンブル・ファンタジア「オカリナ演奏」「オカリナ講座」など
 ▽浦安市サッカー協会「幼児サッカー(フットサル)体験」「小中学校サッカー部のお手伝い」「聴覚障害者スポーツをもっと知ろう!」など
 ▽新浦安マジックサークル「マジック・エンターテインメント・ショー」
 ▽ほんわか「親子足もみ講座」「ふれあい足もみ講座(対人ケア)」など
 ▽花育・マリス「フラワーアレンジを楽しみましょう!」

ホームページ
ページのトップ

卒業生ら、夢を持つことの大切さ伝える
浦安市立日の出中でキャリア教育授業


CAから仕事や夢について話を聞く生徒たち

 浦安市立日の出中学校で先月28日、中学1年生向けのキャリア教育授業「働クエスト」が行われ、24業種の現役社会人が、仕事を選んだ経緯や夢を持つことの大切さなどを中学生に伝えた。
 
 授業の企画・運営はボランティアの保護者を中心とした「日の出中学校サポーターズクラブ」が担い、講師は同校の保護者や卒業生、近隣住民などが務めた。この取り組みは平成27年度の「キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等文部科学大臣表彰」を受けている。
 
 授業を前に生徒は、事前に選んだ仕事について調べ学習とグループディスカッションを行い、興味・関心を高めて受講した。
 
 24業種はキャビンアテンダント(CA)やシステムエンジニア(SE)、ウエディングプランナー(WP)、JAXA職員、クレジットカード会社社員、パズル制作者、獣医、フードジャーナリストなど幅広い。仕事についてCAは「お客様が快適に過ごせるよう安全とサービスを提供している」、クレジット会社社員は「元々はつけ、信用取引から来ている」、WPは「結婚式当日までの総指揮者。シェフやカメラマン、映像担当者、花屋などのプロをまとめる」などと紹介。自身の経験を踏まえた仕事選びについて、CAは「いま好きで取り組んでいることが将来の仕事選びにつながる。いま目の前のことに頑張って」、SEは「いろいろなものに興味を持ち、より深く知ろうとすることを大事にして。結果が小さくてがっかりしてもあきらめないこと」、JAXA職員は「幼稚園から大学まで、夢はコロコロと変わってきた。『格好いい』というモチベーションでもいい。どうやってみんなの役に立つかを意識することが大切。何を望むかで、いま取り組むことは変わってくる」とアドバイスしていた。
 
 授業を聞き終えた生徒は「さまざまな仕事の良いところや、仕事の選び方、働くときに大事にしていることについて聞くことができた」と話していた。

ホームページ
ページのトップ

アレルギー0目指すコインランドリー
千葉県内の起業家コンペで連続入賞
浦安の高梨健太郎さん


松崎市長(当時)=右=に受賞を報告する高梨さん

 浦安市でコインランドリー「wash+」を起業した高梨健太郎さん(43)が、千葉県主催の「ちば起業家ビジネスプランコンペティション」でちば起業家大賞を受賞するなど、県内3つのビジネスコンテストで入賞した。同一年度内でこの3つ全てに入賞したのは初という。今月2日には浦安市の松崎秀樹市長(当時)を訪れ、結果を報告した。
 
 同コンペティション(昨年10月)では応募総数118点の中で最優秀の同大賞を受賞。千葉県の経済団体を中心に発足したベンチャークラブちば主催の「あすのちばを支える ビジネスチャレンジコンテスト」(1月)では応募21社の中から3位にあたる優秀賞を受賞。千葉県産業界を対象にした企業表彰制度「千葉元気印企業大賞」(1月)では創業・ベンチャー部門で奨励賞を受賞した。
 
 「wash+」は、洗剤の代わりに99・9%が水のスーパーアルカリイオン水を使っていることが特徴で、アトピー性皮膚炎などのアレルギー体質の人でも安心して洗濯できる。カレーやケチャップ、ソースなどの汚れもきちんと落ち、毛布やカーペットなどの大物も洗える。市内では猫実と富士見に計2店、東京都江戸川区に2店を出店している。スマートフォンのアプリと連動して支払いや機械操作ができる「スマートランドリー事業」も新たに開発した。
 
 高梨さんは「共働きなどの社会環境と、集中豪雨や花粉、PM2・5など外に干せない自然環境の変化から需要は高まっている。アレルギー0を目指し、役に立つものを生み出せてうれしい」と話す。松崎氏は、新しいアイデアに関心を示し、活躍を応援した。

ホームページ
ページのトップ

市川ビル、防犯カメラ寄贈
市川市企業ボランティア制度で初


設置された防犯カメラ

 市川市内の商業ビルを所有・管理する市川ビル(田平和精社長)は10日、京成八幡駅近くの大芝原公園脇の歩道に街頭防犯カメラを設置し、市川市に寄贈した。
 
 同社は市川駅周辺の活気を向上させることを目指す組織「元気!市川会」を通して、協賛企業と共にこれまで、同駅周辺に約50基の防犯カメラを設置している。
 
 今回は、市内に事務所や事業所がある法人などが街頭防犯カメラを設置後に市に寄付する「街頭防犯カメラ設置に関する企業ボランティア」の制度を活用。設置柱には企業名を入れた表示板を掲示することが可能で、市ホームページや防犯イベントで周知されるなど、設置者には特典がある。同制度を利用した街頭防犯カメラ設置は今回が初となった。
 
 同日には、同公園で街頭防犯カメラの始動式が開かれ、田平社長や大久保博市長らが出席。田平社長は「私が幼い頃はおてんと様が見ているから悪いことをしてはいけないという親のしつけがあった。現在の街の犯罪の抑止力になっている街頭防犯カメラは、21世紀の地域のおてんと様といえる。愛する市川の街の安全がますます高まることを期待する」とあいさつした。
 
 同社は同制度を利用して、年度内にJR本八幡駅近くの国道14号線沿いの歩道に1基、今後も10年間で20基の街頭防犯カメラを設置する予定。

ホームページ
ページのトップ

これからのイベントなど

講座・講演会

中小企業のためのBCPの作り方
3月7日㈫午後2時―同4時
♣市川商工会議所(南八幡2の21の1)2階会議室
無料(定員は申し込み先着30人)
☎同商議所・経営安定特別相談室(377・1011)、FAX(377・1048)
 ビジネスマン向け講座。阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などの災害支援活動に精力的に取り組んできた防災士の山口泰信さんが「BCP(事業継続計画)とは」「東日本大震災の災害の実態」「過去の災害から検証」「生き残るために必要のモノ」などをテーマに話す。受講希望者は同商議所のホームページでダウンロードした申込書に必要事項を書いてファクスで申し込む。

イベント

春の火災予防運動・スプリングファイヤーフェスティバル
3月4日㈯午前10時―正午(雨天中止)
♣東西線妙典駅前広場
無料
☎市川市南消防署(397・0119)
 AEDや放水の体験、消防車両や資器材の展示、消防音楽隊や市立妙典中学校吹奏楽部による演奏などが行われる。
・・・・・・・・・・・・・・・
梅まつり
3月5日㈰午前9時半―午後2時(小雨決行)
♣市川市じゅん菜池緑地公園(中国分4の27、JR市川駅北口ロータリーから国分操車場行きか、北国分駅行きのバスに乗車し、「じゅん菜池前」下車)
☎梅まつり実行委員会(373・5711)
 園内に咲く梅の花を眺めながら、焼きそばや焼き鳥、甘酒などを販売する模擬店やバザー、消防音楽隊による演奏などを楽しむ。午後は、悠竹太鼓による和太鼓演奏、市川ご当地アイドル「市川乙女」による歌と踊り、和洋国府台女子高校コーラス部による歌が披露される。綿あめの無料配布あり(先着300人)。
・・・・・・・・・・・・・・・
春のオリジナルリース作り
3月5日㈰午後1時半(申し込み締め切りは同4日)
♣市川市観賞植物園(大町213の1)
1,000円(材料費)
☎市動植物園(338・1960)
 プリザーブドフラワーを使って季節のリース作る。「毎日の生活に花を取り入れてみませんか」と同動植物園。定員は申し込み先着20人。ハサミ持参。

映画

水木洋子名作映画鑑賞会
3月4日㈯午前10時15分からと午後2時からの2回
♣市川市文学ミュージアム(鬼高1の1の4)ベルホール
無料(定員は各回当日先着40人)
☎同ミュージアム(320・3334)
 水木洋子脚本の『ここに泉あり』(昭和30年、150分)を上映する。

ウオーキング

稲毛浅間神社から稲毛海浜公園へ
3月5日㈰午前9時―午後2時半ごろ
♣京成船橋駅改札内に集合
500円(別途電車賃570円と山陽フラワーミュージアムの入館料240円が必要)
☎悠々会・深谷(090・4174・5078)
 京成稲毛駅から、千葉市民ギャラリーいなげや旧神谷伝兵衛稲毛別荘、民間航空発祥の地碑、稲毛海浜公園などを経由し、JR稲毛海岸駅まで約5㌔を歩く。定員は申し込み先着15人。

自然観察

三番瀬(船橋)自然観察会
3月5日㈰午前10時―午後2時ごろ
♣ふなばし三番瀬海浜公園バス停(京成船橋駅南口から船橋海浜公園行きバスに乗車し、終点下車)集合
200円(保険代。学生以下は無料)
☎千葉県野鳥の会・杉本(047・478・2665)
 スズガモやホオジロガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリなどを観察する。持ち物は観察用具と弁当、水筒など。

子育て

浦安市社会福祉協議会 東2支部社協「子育てサロン」
3月8日㈬午前10時―正午
♣海楽菜の花クラブ(県立浦安高校南側隣接の海楽公園にある海楽老人会館内)
参加費無料(申し込み不要、直接会場へ)
☎同社協・大塚(355・5271)
 広い公園や40畳ある和室で、親子で自由に伸び伸びと過ごせる。対象は海楽全域と猫実1・2丁目、北栄4丁目に住む3歳以下の子供とその保護者。

なかま

太極拳サークル「堀江太極拳」
毎月第1・3木曜日午後2時―同4時
♣浦安市堀江公民館(富士見2の2の1)
月会費1,000円(体験無料)
☎同サークル・澤田(090・4961・5223)
 「美容と健康に良い太極拳を一緒に練習しませんか」と主催者。
・・・・・・・・・・・・・・・
えきなん囲碁クラブ
毎週土曜日午後1時―同4時半
♣市川市市川駅南公民館(大洲4の18の3)3階第1研修室
入会金1,000円、月会費500円
☎同クラブ・みねやま(334・3765=午後6時―同9時)
 級位者歓迎。月1回の研修会、年2回の大会あり。見学無料。
・・・・・・・・・・・・・・・
浦安市健康民謡普及会
4月6日から毎週木曜日午後1時半―同3時
♣今川記念会館(今川1の9の1)あるいは富岡公民館(富岡3の1の7)
月会費1,000円(4月は普及促進月間として無料)
☎同会・掛(353・3434)
 浦安市市民活動補助金事業。プロ民謡歌手で、日本民謡協会公認教授の今井由里さんから民謡を学ぶ。対象は60歳以上。「腹式呼吸で歌って踊って脳活しませんか! 初心者歓迎」と同会。

ホームページ
ページのトップ

市川手帳

 旅行にパーティー、買い物。昨日は第1回「プレミアムフライデー」。楽しい時間を過ごした人もいるだろう▼月末金曜日の午後3時頃に退社し、お金を使ってもらうことを目指した政府主導の取り組み。販売する物やサービスにはセールのような「安さ」ではなく、「豊かさ」を求めた。経団連は「クリスマスやハロウィーンのように定着を」と期待する▼成否を左右するのは早く帰れるかどうか。仕事を終わらせるには前日までの残業が増える。帰れたとしても、皆が同時では大型連休のような混雑が発生する可能性もあるだろう▼「あなたのプレミアムは何?」。具体的な過ごし方は個人の自由。お金はあまり使われなくても、「楽しかった!」と思う人が増えるといい。

ホームページ
ページのトップ