市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

今週のNews

 □″にらめっこ″で祈願〜地域の安全と五穀豊穣
 □市川市女性職員プロジェクトチーム〜防災施策について提言
 □小学生から大学生まで16人を指定〜浦安市「東京五輪・パラ五輪育成選手」
 □浦安市全国学力・学習状況調査結果〜全国を大きく上回る
 □わらの大蛇が地域見守り〜国府台で伝統行事「辻切り」
 □お湯と手の温かさで癒す被災者支援〜浦安で足湯ボランティア講習会を開催
 □市川市の図書館に本180冊を寄贈〜「市川よみっこ運動」参加児童
 □″恋愛成就″ ″被災者支援″など〜浦安のホテルがイベント企画
 □アーセナルサッカースクール市川〜リカルド・ロペス氏がTD就任
 □浦安市庁舎にセルフ写真プリント機〜結婚、出生時は1回無料
 □これからのイベントなど


″にらめっこ″で祈願
地域の安全と五穀豊穣


耐え切れず笑ってしまう参加者

 市川市大野町の駒形大神社で先月20日、市の民俗文化財に指定されている伝統行事「にらめっこおびしゃ」が行われ、参加した約40人の氏子たちが地域の五穀豊穣と安全を祈願した。
 
 この行事は、江戸時代から約150年続いているといわれ、毎年1月20日に行われている。通常のにらめっことは違い、無表情で向き合った2人が途中で笑ったり私語やせきなどをしたりせずに、杯に注がれた熱燗を飲み干すというもの。もし笑ってしまうと、罰杯として両者が大杯で熱燗を飲まなければならない。2人が互いに協力して笑わずに熱燗を飲み干すことで、地域のチームワークを高めることにつながると言い伝えられている。
 
 この日の対局では、脇で見ていた氏子たちが、表情の緩んだ対局者に「笑ってる笑ってる!」などと言ったり、鉢巻きをしている対局者に「鉢巻きしているのは禿げているからかな」などと言ったりして笑いを促すと、対局者は「何にも言わないで」と必死に笑いを堪えたり、堪えきれずに笑ってしまったりしていた。
 
 南大野から来ていた男性(75)は「今回初めてにらめっこおびしゃを見た。普通は神社だと宮司が取り仕切るけど、地元の人のみでやっていることが長年続く源なのではと思った。対局者が笑うと私たちもつられて笑ってしまい、面白かった」と笑顔だった。  

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市川市女性職員プロジェクトチーム
防災施策について提言

 市川市役所の女性職員20人が女性の視点から災害について考え、検討する「防災女性プロジェクト(BJ☆Project)」が先月26日、市川市の防災施策の見直しを大久保博市長に提言した。
 
 同プロジェクトは昨年1月に発足。東日本大震災の被災地・宮城県岩沼市の仮設住宅の視察や非常食の試食、災害時に使用するシートや段ボールベッドの使用体験、防災訓練など20回以上の活動を行ってきた。
 
 今回の提言にあたっては、メンバーが「防災まちづくり」「備蓄」「避難所運営」の3つのテーマに別れて検討。「感震ブレーカー設置の奨励」「子供が参加できる防災訓練の実施」「高齢者や子供にも分かりやすい防災ブックの作成」「必要最低限の物資を入れて携帯する防災ポーチの啓発」「避難に関する看板の多言語化」「避難所で障害者や妊産婦、外国人などが落ち着けるスペースの設置」など55の提言を行い、防災ポーチの中身や備蓄品リスト、避難所のレイアウトの一例も具体的に示した。
 
 提言を受け、大久保市長は「女性ならではの細やかな視点で提言してくれた。一つ一つ精査して、可能な限り実行する。このプロジェクトで得た知識や自信を活用して防災リーダーとして活躍してもらいたい」と話していた。
 
 同プロジェクトは同日をもって解散。提言は、再来年度に改定される地域防災計画に反映される予定。  

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小学生から大学生まで16人を指定
浦安市「東京五輪・パラ五輪育成選手」


松崎市長(後列中央)を囲む育成選手

 浦安市はこのほど、東京五輪・パラ五輪への出場が期待される市内在住選手16人に育成選手指定証を授与した。今回は8人が新たに指定された。
 
 東京五輪・パラ五輪をスポーツ振興のチャンスととらえている浦安市は昨年度、五輪を目指す高い意欲を持つ優秀な選手の育成を支援し、市民のスポーツに取り組む機運を高めることを目的に、東京オリンピック・パラリンピック選手育成補助金を設置。毎年、育成選手を指定し、一人10万円を補助する。
 
 指定証授与式で松崎秀樹市長は「夢がかなうように全力で練習に励んでほしい。市内にスポーツ施設を順次整備しており、これからも皆さんを存分にサポートしたい。市民も熱い思いで応援している」、細田玲子教育長は「高みを目指して励んでほしい。勉強にも抜かりなく、心と体を育んでほしい」と声援を送った。
 
 育成選手は次のとおり。(50音順、敬称略)
 
 ▽阿久津咲子(日体大1年/シンクロナイズドスイミング)
 ▽池野紫音(市立美浜中1年/水泳)
 ▽上野由斐(県立津田沼高1年/カヌー)
 ▽北川凛生(日大豊山中1年/水泳)
 ▽坂口竜太郎(市立高洲中1年/車いすテニス)
 ▽佐原春香(国府台女子学院中1年/同)
 ▽清水アマネ(市立東野小6年/水泳)
 ▽寺田有希(同明海中1年/テコンドー)
 ▽堂園明香里(昭和学院高2年/新体操)
 ▽戸倉大鳳(市立浦安中2年/スケートボード)
 ▽中村美羽(早稲田大1年/バスケットボール)
 ▽花房優来(市立堀江中3年/新体操)
 ▽早田真宙(東海大付属浦安高2年/水泳)
 ▽藤城心(市立堀江中3年/柔道)
 ▽森柄花菜(同明海中3年/水泳)
 ▽山下雄大(日体大柏高1年/サッカー)  

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浦安市全国学力・学習状況調査結果
全国を大きく上回る

 浦安市はこのほど、小学6年生と中学3年生を対象とする全国学力・学習状況調査の結果をまとめ、公表した。学力の調査結果は、各学年の全ての調査で全国平均を4~8㌽上回った。学習状況調査では、各科目への意欲は全国を下回っているが、昨年よりは向上している。
 
 同調査は、教育施策の成果と課題を検証し、改善を図るため実施している。科目は国語と算数(数学)で、それぞれ、知識を問うAと、活用を問うBがある。今年度は小学6年生約102万2千人、中学3年生約99万6千人が受けた。
 
 全国と千葉県の正答率がほぼ同じ状況にある中、浦安市は、概ね正答率70%以上の児童生徒が全国よりも多く、正答率はいずれの科目も全国より高かった。
 
 教科の各領域と評価の観点、選択式と記述式の問題形式の各評価でみると、小学6年生の国語A、Bは全国より3~7㌽高かった。課題としては「ローマ字を書いたり読んだりする質問に無回答が10%を上回っているものがある」とする。
 
 同様に算数A、Bは全国より1~9㌽高かった。ただ、Bで正答率50%未満の設問が13問中5問あり、「理由や意味を記述すること」が課題としている。
 
 中学3年生の国語Aは全国より3~6㌽、Bは9~11㌽も上回った。課題には「言語についての知識・理解」を挙げている。
 
 数学Aは6~8㌽、Bは2~10㌽高かった。課題には、比例式を作る設問で全国を下回っていることと、資料の活用領域の正答率が他の領域と比べて低いことを指摘している。
 
 学習状況調査は、児童生徒に家庭や学校での生活や学習について聞いた。
 
 国語への関心・意欲は、小学6年生では概ね全国を上回ったが、中学3年生は全国を大きく下回った。算数(数学)は小学6年生が全国並み、中学3年生は全国を少し下回った。
 
 家庭学習(予習・復習)をする割合は、小学6年生が全国を大きく下回り、中学3年生は予習のみ全国を上回った。生徒同士の話し合いやグループでの学習などをする割合は、小学6年生は全国並みだが、中学3年生は全国を大きく上回っている。
 
 新聞やテレビ、インターネットなどのニュースを読む(見る)割合はいずれも全国を上回ったが、地域行事に参加する割合はいずれも全国を下回った。
 
 テレビやDVDを見る時間とゲームをする時間が「2時間以上」の割合はいずれも全国よりも少なく、テレビなどは小学6年生51・0%、中学3年生39・7%、ゲームは小学6年生25・5%、中学3年生28・0%だった。スマートフォンなどで通話やインターネットをする時間が「30分以上」の割合は、小学6年生(31・1%)は全国並みだが、中学3年生(68・5%)は全国より多かった。  

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わらの大蛇が地域見守り
国府台で伝統行事「辻切り」


完成した大蛇

 市川市の国府台天満宮で17日、悪霊や悪疫が集落に入るのを防ぐ伝統行事「辻切り」が行われ、地域住民たちが安全を祈願した。
 
 辻切りは、室町時代から500年以上続くといわれ、毎年1月17日に行われている。わらで作った全長約2㍍の大蛇4体を地域の四隅の「辻」にある木に結び付け、1年間、村に悪霊や悪疫などが入らないようにする。
 
 今年も、地域住民や市立国府台小学校の児童、県外からの見学者が大勢訪れた境内で、国府台辻切り保存会のメンバーが大蛇を製作。顔には耳に見立てたビワの葉を取り付け、目玉は昨年まで地域の四隅にくくりつけていた大蛇の灰を紙に詰めて作った。最後は、大蛇にお神酒を飲ませて御霊を入れて完成。町の四隅に運び、それぞれの木にくくり付けた。
 
 児童たちは、作る工程で切り落とされたワラをもらって大喜び。東京都葛飾区から来ていた男性(68)は「55年くらい前によく里見公園に遊びに来ていたけど、周辺に大蛇がくくり付けてあるとは知らなかった。この伝統行事は面白いのでまた来年も来たい」と話していた。  

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お湯と手の温かさで癒す被災者支援
浦安で足湯ボランティア講習会を開催


足湯ボランティアの実践を体験する受講者たち

 阪神・淡路大震災から丸22年となった17日、浦安市災害ボランティアセンターは足湯ボランティア講習会を同市総合福祉センターで開いた。講習会には男女12人が参加した。
 
 足湯ボランティアは、たらいに張ったお湯で足を温めてほっとしてもらう活動。足を温めることで、血流の改善や睡眠の促進、風邪の予防などの効果があるという。副産物としては、被災者がほっと一息ついて話すことが、支援の糸口や被災者自身の心のケアなどにつながるという。
 
 始まったのは阪神・淡路大震災のときで、東洋医学を学ぶ学生が被災した人への支援活動として発案したといわれている。その後も新潟県中越地震(平成16年)や能登半島地震(同19年)、東日本大震災(同23年)などで多くのボランティアが取り組んできている。
 
 現在一般的な足湯ボランティアの方法は、あいさつをした後、湯加減の好みを聞いたうえでたらいに張ったお湯に足を入れてもらう。ボランティアは足には触らず、手のひらや腕のマッサージを行う。お湯がぬるくなったら、足に直接お湯が当たらないように配慮しながら差し湯をする。最後はひざの上で片方ずつ足をふく。全体で15分ほどかける。
 
 講師を務めた東京足湯プロジェクトの金子和巨代表は「被災状況、特に一人一人の状況は見えづらく、情報として伝わりづらい。足湯は被災者とボランティアの1対1の双方向の交流で、お湯と手の温かさが交流を促す。被災者がリラックスしたときに出てくる言葉には、アンケートでは現れない、なかなか言えなかった本音が隠されている。足湯に来て話すことが被災者のケアにつながっている」という。
 
 講習会に参加した安達弘子さんは「足の調子が良くないので、被災した人の足を良くするボランティアに興味を持った。浦安が被災したときにぜひ協力したい」という。宮城県から浦安に移り住んで17年という高橋由美子さん(65)は「『災害』という言葉にはいつも耳をそばだてていて、気持ちの良い足湯が被災した人の役に立つと聞いて申し込んだ。浦安が被災したときに体の調子が悪くなってボランティアができなくなっていたとしても、若い人たちに言葉で伝えることはできる。地域のために役に立ちたい」と話す。
 
 実践に参加した志摩一美さん(60代)は「実際にやってみると、相手への遠慮もあったが、細かな気遣いが必要だと感じた。提供する側と提供を受ける側の両方をやってみてよく分かった。足湯ボランティアも含めて、浦安が被災したとき、ぜひボランティア活動に協力したい」と話していた。
 
 東日本大震災のときは2年間、岩手県と宮城県、福島県、東京都で約2千人が足湯ボランティアに参加し、約1万6千人に足湯を提供した。その後は有志が「どこでも足湯隊」を結成し、その都度参加者を募って、福島県の南相馬市と会津若松市、岩手県の大槌町の3カ所を月に2回から3カ月に1回の頻度で訪れ、足湯ボランティアに取り組んでいる。金子代表は「興味のある人は、どこでも足湯隊に問い合わせをしてほしい」という。
 
 詳細は同隊のブログ(http://www.freeml.com/bl/11855636)を参照。  

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市川市の図書館に本180冊を寄贈
「市川よみっこ運動」参加児童


市川市中央図書館の職員(中央)に本を手渡す児童

 子供たちの読書を推進する「市川よみっこ運動」(河西明子委員長)に参加した小学生たちがこのほど、市川市の中央図書館と市川駅南口図書館、東部公民館に本約180冊を寄贈した。
 
 同運動は、市川市文化振興財団の理事長を務めた作家・劇作家の故井上ひさしが提唱し、平成19年からスタート。サポーターと呼ばれる大人たちの前で、子供たちが夏休みに読んだ本の感想などを発表すると、サポーターたちからご褒美の現金がもらえる仕組みで、集まった現金は社会貢献のために使われる。
 
 今年度は市内の小学生57人が参加。約28万円のご褒美が集まり、使い道は子供たちの話し合いで決めた。
 
 7日には中央図書館で贈呈式が行われ、子供たちが同館の職員に本を手渡した。同館は「本を頂いたのはこれで3度目。図書館や、市内を巡回する自動車図書館で利用させていただきます」と感謝していた。  

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″恋愛成就″ ″被災者支援″など
浦安のホテルがイベント企画

 東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾート

 東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾート(浦安市舞浜1の7)は宮崎市などとの共催で2月12日、同市で恋愛スポットとして人気のある青島神社の宮司を招いて行う特別祈願祭やキハダマグロの解体ショーなどを行うイベント「恋する宮崎デー」を開く。
 
 同ホテル3階のダイニングスクエア「ジ・アトリウム」で3月23日まで開いているランチ&ディナーバイキング「四季の旬感バイキング~宮崎フェア」の一環として1日限定で開くイベント。同フェアでは、宮崎牛やアカバナ、日向夏など旬の宮崎県産の食材を使った創作メニューや郷土料理が食べられる。
 
 12日は、縁結びのほか学業成就や家内安全などを願う特別祈願祭(1回約15分)を午後1時半と同5時からの2回開催。同ホテルは「バレンタインの直前なので、本命チョコを持参すれば、チョコも一緒に祈祷できる」とアピール。当日は同神社のお守りも販売する。
 
 キハダマグロまるごと1本の解体ショーは午後1時からで、同2時から刺身を来場者に振る舞う。
 
 午後2時と、同5時の祈願祭終了後からは宮崎県産の完熟キンカン「たまたま」を、アンケートに答えた人に振る舞う。
 
 同フェア期間中は、五色のこよりの中から願い事に合わせたこよりを選んで鈴緒に結びつけると願いが成就するといわれている青島神社元宮の「産霊紙縒」も設置している。
 
 いずれのイベントも参加費、参加申し込みは不要。
 
 問い合わせは同ホテル(☎355・2411番)。レストランの予約はジ・アトリウム(☎050・3188・7001番)。ホームページ予約もできる。  

 オリエンタルホテル東京ベイ

 オリエンタルホテル東京ベイ(JR新浦安駅北口直結)は2月16日から3月17日まで、東日本大震災で被災した子供たちを支援する募金をした大人1人につき子供1人のブッフェを無料にするチャリティ企画を同ホテル内のレストランで実施する。
 
 募金はその一部をNPO法人カタリバに寄付する。同NPOは、行政や学校などと協働しながら被災した子供たちが安心して学べる場を作る活動をしている。同ホテルでは、同企画を始めた平成27年は163人、昨年は1137人が募金したという。今年はさらに、同ホテル内のバーラウンジで販売する協賛ビール会社の生ビールの売り上げの一部を同NPOに寄付することとした。
 
 同ホテルは「震災から6年が経過したいまもなお、東北には安心して学べる場所を失った子供たちが残されている。そのような子供たちに震災の悲しみを乗り越えて夢をつかんでもらいたい」と話している。
 
 無料になるのは、指定のレストランで4人以上のグループで予約し、千円を寄付した大人1人につき4歳から小学生以下の子供1人のランチあるいはディナーのブッフェ。1グループで無料になる子供は最大2人まで。
 
 対象店舗は▽レストラン「グランサンク」▽中国料理「チャイニーズ・テーブル」▽日本料理「美浜」(ディナーブッフェは土・日曜日と祝日のみ)▽バー・ラウンジ「ブローニュの森」。
 
 問い合わせ・予約は同ホテルレストラン予約担当(☎350・8561番)。  

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アーセナルサッカースクール市川
リカルド・ロペス氏がTD就任


チームのユニフォームを手に取り、記念撮影する幸野代表(左)とリカルド氏

 サッカー元スペイン代表のゴールキーパーで、日本代表のコーチも務めたリカルド・ロペス氏(45)が先月28日、市川市柏井町の「アーセナルサッカースクール市川」のテクニカルディレクターに就任した。
 
 リカルド氏は、スペインのプロサッカーリーグ「リーガ・エスパニョーラ」のCAオサスナで正ゴールキーパーとして活躍し、2006―07シーズンのUEFAカップでベスト4進出に貢献。13年に現役を引退してからは、ベルギー1部のクラブや日本代表のゴールキーパーコーチを務めた。同スクールの幸野健一代表はリカルド氏を招致した理由について「海外のチームは、育成年代のチームに優秀なスタッフがいるが、日本はそうではない。そこで、大物スタッフを探していたとき、リカルドが2年間日本代表のコーチを務めて『日本が好きになった』という話を聞いていたこともあり、招致した」と話している。同スクールでリカルド氏は、ゴールキーパーやフィールド選手の指導、クラブ全般の運営に携わる。
 
 12日には市川の山崎製パン企業年金基金会館で就任記者会見が開かれ、リカルド氏はさまざまなオファーの中から同チームを選んだ理由として「日本のサッカーをより良くしたいと思った」と説明した。サッカーを尊敬する気持ちや、さまざまな国でプレーした経験を伝え、コーチや監督には「昔のサッカーではなく、現代のサッカーという目線で見ること」を教えたいというリカルド氏。「アイデアが何千個もあって、話そうとすると4時間くらい必要。その日ごとに目標を掲げ、小さなことをコツコツやっていきたい」と意気込みを語った。  

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浦安市庁舎にセルフ写真プリント機
結婚、出生時は1回無料


記念写真のサンプル(浦安市提供)

 浦安市役所1階の住民ホールに、市内の風景などを背景画像にできる記念撮影用のセルフ写真プリント機が、先月設置された。背景画像は36種類から選べる。はがきサイズのプリントで1枚300円。結婚や出生届を提出した市民は1回無料で撮影できる。
 
 婚姻届や出生届の提出などで市役所を訪れた市民に、かけがえのない人生のステージを記録してもらおうと、市が設置した。街角でよく見る証明写真機と同じボックス型の装置で、合成用の背景は、結婚、出生を祝う画像や、境川や新市街地など市内の四季折々の風景、人気ギャグ漫画『浦安鉄筋家族』のキャラクターが登場する画像などから選択できる。
 
 市によると、こうした装置を自治体で導入したのは全国初という。画像データはスマートフォンやパソコンにダウンロード可能。
 
 リース代は月額9万7200円。平成27年の市内の婚姻届の受理件数は1185件、出生者数は1317人。市商工観光課は「思い出作りが市の魅力の宣伝にもなれば」と期待する。

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これからのイベントなど

講座・講演会

いちかわ市民防犯講演会
2月2日㈭午後4時―同5時半
♣市川市文化会館(大和田1の1の5)小ホール
無料(定員は申し込み先着400人)
☎市市民安全課(334・1129)、FAX(336・8073)
元長崎県警本部長で日本市民安全学会会長の石附弘さんが「市民安全学からの緊急提言:『危機と平時』併進時代における市民安全のかたち」をテーマに講演。聴講希望者はファクスか電話で、氏名・住所・電話番号・同講演会の参加の旨を伝える。
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第5回 市病から始めよう 昼ドキッ★健康講座
2月4日㈯午後2時―同3時15分
♣東京歯科大学市川総合病院(市川市菅野5の11の13)2階講堂
無料(定員は申し込み先着100人)
☎同院角膜センター・アイバンク(324・5800)
同院の眼科医が「近視矯正手術(レーシック)って大丈夫?~安全な方法・今どきの老眼矯正~白内障手術後にメガネはいらない?~」をテーマに講演した後、ジャニーズ事務所所属タレントなどが出演するアイバンク啓発ドラマ『ヒ・カ・リRelay of light』を上映する。
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起立性調節障害の会 市川本八幡交流会
2月5日㈰午後1時―同5時
♣市川市八幡市民談話室(八幡2の4の8)
400円(起立性調節障害者は無料)
同会(odbf2016@gmail.com)
起立性障害やその疑いがある人の交流会。定員は申し込み先着23人。参加希望者は同会のホームページ(https://kanto-od.jimdo.com/)から申し込む。
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市川市ゲートキーパー養成講座~悩みを持つ人の心の声に耳を傾け、寄り添う方法~
2月9日㈭午後1時10分―同3時
♣市川市保健センター(南八幡4の18の8)4階大会議室
無料
☎同センター健康支援課地域担当(377・4511)
聖マリアンナ医科大学神経精神科の臨床心理士・田口学さんが、市川市内の自殺者の現状と取り組みについて講演した後、「悩みを持つ人の心の声に耳を傾け、寄り添う方法」についてロールプレイを行う。対象は市内在住・在勤・在学者。持ち物は筆記用具。受講希望者は、電話で申し込む。

イベント

認知症カフェ・キラキラ
2月3日㈮午後1時半―同3時半
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のショッパーズプラザ新浦安4階)サロン6
100円(茶菓子代)
☎キラキラ応援隊事務局・藤木(350・1840)
茶を飲みながら、認知症や介護についての相談やおしゃべりなどができる。専門家が個別相談にも応じる。申し込み不要。
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梅の小枝プレゼント
2月4日㈯、同5日㈰午前9時半―午後4時半(入園は同4時まで)
♣市川市動植物園(大町284)
入園料430円(中学生以下無料)
☎同園(338・1960)
つぼみのふくらんだ梅の小枝を各日先着50人にプレゼントする。「一足早い春の訪れを梅の小枝で感じてみてはいかがですか」と同園。
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PLAY!「遊び、あふれる まちへ!」浦安プレーパーク
2月5日㈰午前10時半―午後3時(荒天中止)
♣浦安市今川少年の広場(今川3の12 、今川トリム公園横)
1世帯100円(運営費など)
☎浦安プレーパークの会・横山(090・6160・1410=平日午後7時―同9時)
子供たちが自然の中でのんびり過ごし、火や土、風などの自然を使って遊びを作る。持ち物は着替え、飲み物、帽子、タオル、昼食、椀、箸、レジャーシート、軍手、豚汁の具(刻んだ好みの具1品)。木工の希望者は、金づち、のこぎり、釘などを持参。小学3年生以下は中学生以上の付き添いが必要。

ウオーキング

下赤塚から松月院・乗蓮寺東京大仏へ
2月5日㈰午前9時集合、午後3時ごろ解散
♣東西線西船橋駅の改札内集合
500円(別途電車賃790円が必要。定員は申し込み先着15人)
☎悠々会・髙柳(080・1333・4266)
東京メトロ有楽町線・副都心線の地下鉄赤塚駅から、赤塚植物園、松月院、乗蓮寺、徳丸ヶ原公園などを経て、都営三田線高島平駅までの約6・5㌔を散策する。

自然観察

三番瀬(船橋)自然観察会
2月5日㈰午前10時―午後1時半ごろ
♣ふなばし三番瀬海浜公園バス停(京成船橋駅南口から船橋海浜公園行きバスに乗車し、終点下車)集合
200円(保険代。学生以下は無料)
☎千葉県野鳥の会・杉本(047・478・2665)
スズガモの大群や干潟を舞うハマシギ、カモメ、ミヤコドリなどを観察する。持ち物は観察用具、弁当、飲み物、長靴、防寒具。

フリーマーケット

浦安市社会福祉協議会東2支部社協 子育てサロン
2月8日㈬午前10時―正午
♣海楽菜の花クラブ(県立浦安高校南側の海楽公園内の海楽老人会館内)
無料
☎同社協・大塚(355・5271)
広い公園や40畳ある和室で、親子で自由にのびのびと過ごせる。対象は海楽全域、猫実1・2丁目、北栄4丁目在住の3歳以下の子供とその保護者。申し込み不要。直接会場へ。

なかま

キンダートレーニングサークル
毎週木曜日(月4回。8月は休み)①午後3時55分―同4時55分②同4時50分―同6時
♣浦安市中央公民館(猫実4の18の1)
入会金1,000円(3月末までは無料)、月会費3,000円、年間保険料800円
☎同サークル①日髙(080・5640・0608)②武田(351・2587)
マットや跳び箱、鉄棒などを使って運動する。対象は①が幼稚園児、②が小学生。

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市川手帳

 今年は選挙が話題の年。海外では複数の大統領選などが、身近では県知事選や市長選が行われる▼欧州ではフランスやドイツなどの大統領選や総選挙がある。国民が社会の閉塞感打破を期待してか、反移民や反イスラムなどを掲げる政党が力を持ちつつあるという▼その選挙結果次第では、EU離脱の英国国民投票や米国大統領選のときのように、企業や金融市場が反応して市民の財布にも影響するかもしれない▼国内では東京都議選が話題だが、新たな顔ぶれも見られる千葉県知事選が3月26日にあり、同日の浦安市長選も見込まれる。市川市長選は11月末ごろの見通し。知事や市長は税金の使途を決め、暮らしを左右しもする。例年以上に選挙を注視したい。

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