今週のNews

　□県議選～市川は共産が議席失う、浦安は立民・自民が分け合う
　□妙典橋が開通～高谷地区と妙典地区つながる
　□スロバキア、浦安で東京五輪キャンプ～明海大や市などと覚書
　□13日、新浦安駅前で抱負を語る～浦安市議選立候補予定者
　□これからのイベントなど
　
　その他の記事（本紙『市川よみうり』『浦安よみうり』2019年4月20日号をご参照ください）
　　□産・官・学で連携協定を締結～リコー×千葉商大～ＶＲで文化遺跡を記録保存
　　□産・官・学で連携協定を締結～明海大×浦安高～連絡協議会設置、長期的に連携
　　□産・官・学で連携協定を締結～浦安市×了德寺大～人材育成、地域発展へ協力
　　□産・官・学で連携協定を締結～市川市×東京経営短大～子育て、防災分野で協力
　　□ラグビーＷ杯代表候補・山田選手が入団～ＮＴＴコミュニケーションズ
　　□視覚障害者スポーツ・ゴールボール～市川市で市民ら50人が体験
　　□51チーム９５４人参加～浦安市市民野球大会が開幕
　　□男子・田村さん、女子・佐野さん優勝～京葉読売会杯グラウンドゴルフ大会
　　□27人と12団体に感謝状～市川市市政功労者を表彰
　　□火おこし体験など楽しむ～縄文体験フェスティバル
　　□明海大や市などと覚書～スロバキア、浦安で東京五輪キャンプ
　　□道の駅いちかわ開業１周年～記念イベントにぎわう
　　□防災への理解を深める～我が子の命を守る心得を学ぶ～防災ママカフェinうらやす
　　□防災への理解を深める～スタンプラリーでブース巡回～うらやす市民防災フェア
　　□新入学児童にランドセルカバー～生協コープみらいが浦安市に寄贈
　　□きょうからさくら草展示会～葛飾八幡宮境内
　　

県議選～市川は共産が議席失う、浦安は立民・自民が分け合う

　統一地方選前半戦の千葉県議会選挙が７日に投開票された。
　
　市川市選挙区（定数６）
　
　７人が挑んだ市川市選挙区（定数６）は、唯一の女性候補だった立民現職の守屋貴子氏（51）がトップ当選。自民の鈴木衛氏（67）、公明の赤間正明氏（57）、無所属のプリティ長嶋氏（64）の現職３人も議席を守った。
　
　一昨年11月の市長選出馬に伴い県議を自動失職し、今回無所属で出馬した坂下茂樹氏（44）は復活の議席を獲得。市議から転身し、無所属で出馬した新人の田中幸太郎氏（39）は初当選を果たした。
　
　現職の岡田幸子氏の後を引き継いで出馬した前市議の共産新人・桜井雅人氏（45）は落選。共産は、３期12年守った議席を失った。
　
　投票率は33・09％。過去最低だった前回２０１７年の32・98％をわずかに上回ったものの、過去２番目に低い数字だった。
　
　浦安市選挙区（定数２）
　
　立民現職の矢崎堅太郎氏（51）と、いずれも前市議で自民と公明の推薦を受けた無所属新人の宮坂奈緒氏（40）、岡本善徳氏（57）の３人が争った浦安市選挙区（定数２）は、矢崎氏がトップ当選。宮坂氏も岡本氏と１０１５票差で当選を果たした。自民推薦の女性候補の当選は千葉県議選で初めてとなった。
　
　投票率は34・03％。前回17年の31・76％を２・27㌽上回った。 　

妙典橋が開通～高谷地区と妙典地区つながる

　江戸川放水路をまたいで市川市の高谷地区と妙典地区を結ぶ妙典橋が、先月26日に開通した。同日には開通式が開かれ、市や県の関係者、地元住民らが開通を祝った。
　
　妙典橋整備事業は県が２００４年度から開始。当初は、外環道路千葉県区間と同じく15年度に開通する予定だったが、同年の集中豪雨に伴い作業工程を変更したことや、用地取得が難航したことにより、開通が遅れていた。外環道路千葉県区間も開通が遅れていたが、昨年６月に国道２９８号とともに開通している。
　
　妙典橋の延長は６２２・５㍍で、幅員は12㍍。車道は片側１車線ずつで、上流側にのみ幅員３・５㍍の歩道を設けた。工事区間は、橋と接続道路を合わせて延長約１・３㌔で、今回はこのうちすでに開通していた高谷側の０・３㌔を除く約１㌔が開通した。
　
　接続地点は、高谷側が外環道路市川南インターチェンジ近くの国道２９８号で、妙典側が市立妙典中近くの新浜通り。両地区を行き来する際、これまでのように行徳バイパスの新行徳橋や、国道３５７号の市川大橋に回り込む必要がなくなった。
　
　開通式で、村越祐民市長は「妙典橋は、行徳地区と信篤地区を結ぶ。いままで大きく迂回しなければいけなかったものがとても便利になる。両地区の皆さんが常日頃から行き来することで街と街の交流が生まれて、市川市がもっと元気になる」と期待。県県土整備部の河南正幸部長は「本日の開通により、地域がつながるとともに、周辺道路の交通混雑の緩和や道路の安全性向上に加え、防災力向上などさまざまな効果があると期待している。外環道路と接続することで、広域的なネットワークとの接続が強化され、地域のさらなる発展に寄与していくものと確信している」と述べた。
　
　その後はテープカットに続いて渡り初めが行われ、出席者や大勢の地元住民らが開通前の橋を徒歩で歩いた。妙典地区に住む参加者たちは「ずっと開通を待っていた。地元の人は楽しみにしていた人が多い。外環道路にすぐつながるので便利になる。でもトラックが行きかうようになるとちょっと心配」「買い物に行くときに回り込むのが本当に無駄だと思っていた。それが解消されて便利になると思う」と話していた。 　

スロバキア、浦安で東京五輪キャンプ～明海大や市などと覚書

　来年の東京五輪でスロバキアの選手が浦安市内でキャンプを行うことが決まり、明海大（同市明海）で５日、スロバキアオリンピック委員会（ＳＯＳＣ）と同大、市、日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）が覚書を締結した。
　
　ＳＯＳＣは今年２月、キャンプ候補地として市内を視察。同大浦安キャンパスの練習施設と、選手村や大会会場へのアクセスの良さを高く評価し、大会期間中や事前のキャンプを市内で行うことにした。現在は陸上競技チームがキャンプを行う予定。２０１６年のリオ五輪ではスロバキアのマテイ・トート選手が男子50㌔競歩で金メダルを取っており、東京五輪でも活躍が期待される。
　
　協定は、同大が陸上競技トラックやトレーニングセンターなど施設を提供することや、同大と市が練習をサポートすること、ＳＯＳＣが市と同大と人的交流やキャンプ後の継続的な交流などに努めることとしている。
　
　同大の宮田淳理事長は「本学のスポーツ施設を存分に利用し、素晴らしい結果を残してほしい」、内田悦嗣市長は「行政だけでなく、企業、市民一体のおもてなしでお迎えし、実りあるキャンプになるよう努力する」とあいさつ。ＳＯＳＣのアントン・シーケル会長は「競技に集中できる幸運に恵まれた。２０２０年は国交１００年の節目の年。前回の東京五輪で13個のメダルを獲得したチェコ・スロバキアのように素晴らしい成績を収められるだろう」と述べた。
　
　ＪＯＣの齋藤泰雄副会長も含め、４人は覚書にサイン。がっちりと握手を交わした。ＳＯＳＣはそれぞれにこれまでの五輪のスロバキアのピンバッジとペナントを手渡し、明海大は江戸切子、市はガラスの写真立て、ＪＯＣは加賀の金箔工芸品をＳＯＳＣに贈った。
　
　宮田理事長は「メダル獲得の際にはメダルセレモニーも検討したい。オリンピックだけでなく、これからも国と大学とで学術交流もできれば」と話した。内田市長も「歓迎セレモニーだけでなく、みんなで応援ツアーなども企画したい。メダルセレモニーもぜひ」と語った。 　

13日、新浦安駅前で抱負を語る～浦安市議選立候補予定者

　21日投開票の浦安市議会議員選挙にあたり、立候補予定者の抱負を聞く会（浦安で公開討論会を開催する会主催）がきょう13日午後２時～同４時、ＪＲ新浦安駅前広場で開かれる。雨天中止。
　
　出席する立候補予定者が、浦安の課題と解決法や抱負などを語る。聴講無料。立ち見。
　
　問い合わせは同会・山田さん（☎０９０・９６７８・７２３０番、ｅメールchaochoco925@icloud.com）。