市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

今週のNews

 □悪い子はいねがー!~コルトンプラザになまはげ登場
 □市川市が取得断念~国府台の赤レンガ建築物
 □連携して災害に備える~浦安市立美浜北小地区で合同防災訓練
 □岡野純子市議が出馬表明~浦安市長選
 □行徳の交通公園の白線を無償整備~道路舗装会社・日本都市
 □動画活用し浦安市をPR~インターネットで配信中
 □寄贈のお礼に児童が歌を贈る~菅野小 ♥ すがの親愛ホーム
 □全国小・中学校作文コンクール~市川一中・折本さんが文科大臣賞
 □市川善行会~22人と2団体を表彰
 □市川市長賞の中学生2人を表彰~「税」の作文・ポスターコンクール
 □これからのイベントなど


悪い子はいねがー!
コルトンプラザになまはげ登場


なまはげに恐れをなして泣き出す子供たち

 市川市鬼高のショッピングモール・ニッケコルトンプラザで14日と15日、「かまくら・なまはげ祭り2017」が開かれ、大勢の人々がかまくらに入ったり、なまはげと触れ合ったりして楽しんでいた。
 
 同プラザの敷地内には、秋田県横手市のかまくら職人3人が同市の雪で作った高さ、幅ともに3㍍の巨大かまくらが登場。子供連れの家族らは長蛇の列を作ってかまくらの中に入り、綿入りのはんてんや菅笠を身に着けて記念撮影をしていた。
 
 店内や敷地内では、同県男鹿市のナマハゲ伝道士認定者3人がなまはげ姿で「悪い子はいねがー!」と脅かしながら練り歩いたり、太鼓の演奏をしたりして、会場を盛り上げた。子供たちは、なまはげの写真を撮ろうと近づく母親に「それ以上近づくと危ないよ!」と忠告したり、なまはげに「こっちに来ないで!」と言って逃げ回ったりして怖がっていた。  

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市川市が取得断念
国府台の赤レンガ建築物
県は処分する方針


 市川市の大久保博市長は11日、市庁舎で開かれた定例会見で、県の所有する同市国府台の赤レンガ建築物の取得を断念したと発表した。同建築物は、歴史的価値が高いとして保存を望む市民も多く、市も昨年2月に県に保存を求める要望書を提出していた。県は同建築物を保存せず用地ごと処分する方針で、大久保市長は「県が民間に売却するなど何か動きがある場合には、再び保存について要望したい。誠に残念」と述べた。
 
 同建築物は、旧県血清研究所が平成14年9月まで薬品倉庫として使用していた2階建ての建物で、延べ床面積は311・57平方㍍。戦前は旧日本陸軍が兵器庫として使用していたとみられており、市内に残る唯一の軍関連施設だ。建築は明治時代中頃と推測されており、同建築物の保存・活用に向け活動している市民団体「赤レンガをいかす会」によると、県内に現存する赤レンガ構築物では銚子市の犬吠埼灯台に次いで2番目に古い。レンガの積み方は国内では数少ないフランス式で、県が平成23年度に専門家に依頼した調査では「西洋のレンガ積みの工法を日本でいかに消化してきたかを示す技術的な意味のある建築物。登録文化財ということであればふさわしい」と評価されている。
 
 県は、赤レンガを含む同研究所の建物と跡地約1万3700平方㍍を一体で処分する方針だが、同地からはフッ素や鉛が検出されており、場合によっては莫大な土壌改良費がかかる可能性がある。さらに、同地は国府台遺跡の一部で、仮に重要な埋蔵文化財が発掘されれば保護する費用も発生する。
 
 市が同地を取得する場合、県は同地の公共的な活用を求めているが、市は赤レンガ以外の場所について有効な活用方法を見いだせていない。さらに、売却額は同研究所の建物の解体費用や土壌改良費などを見込んだ時価で、仮に売却後に想定以上のコストが発生しても県は負担しない方針。市は、県に支払う購入費と解体費、土壌改良費、文化財保護費が最大で合計20億円以上になるリスクがあると試算し、取得を断念した。
 
 赤レンガをいかす会は「平成22年の結成以来、我々の思いは市に伝えていたし、手伝えることがあればと申し入れていたが、何も知らされない間に断念する結論が出されたことは残念」と話している。  

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連携して災害に備える
浦安市立美浜北小地区で合同防災訓練


座った姿勢のまま運べる担架を体験する市民

 浦安市立美浜北小学校地区の美浜東エステート自治会(美浜5丁目)と美浜15自治会(美浜4丁目)がさきごろ、合同防災訓練を開き、同じ避難所を使うことになる自治会が連携して防災への意識を高めていた。
 
 同地域での合同訓練は今回で2度目。参加者は市防災課職員による講話を聞いた後、同小に設置されている防災倉庫の見学、仮設トイレの組み立て、足腰にケガや衰えがある被災者やお年寄りなどを座ったまま運べる担架の体験、炊き出し訓練などを行った。
 
 担架の体験に参加した市民たちは「アイデアはいい。運ぶ方も、運ばれる方も安定した姿勢でできそう。ただ、大人の男1人を2人で、しかも階段で運ぶのはつらい。4人いないと続かない」と話していた。
 
 炊き出し訓練を担当していた女性たちは「お湯を沸かすことと缶を開けることが思った以上に時間がかかり、大変だった。食器をラップで包んで使う方法にも取り組んだ」という。
 
 発電機など各種備品は自治会によって保有しているものが異なることから、通常の自治会イベントだけでなく防災訓練においても、隣接する自治会と機器の貸し借りをして取り組んでいる。美浜東エステート自治会の副会長で自主防災組織副隊長の中田光昭さんは「避難所を一緒に立ち上げる自治会だけでなく、近くの自治会とも連携を図り、お互いの備品や特徴などの情報を交換しながら取り組んでいる」という。  

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岡野純子市議が出馬表明
浦安市長選


会見に臨む岡野市議

 浦安市議2期目の岡野純子氏(38)が12日に同市役所で記者会見し、松崎秀樹市長が千葉県知事選(3月9日告示、26日投開票)に立候補することに伴って行われる見通しの同市長選に、無所属で立候補することを表明した。「現市政を継続しなければならない。晩婚化の中、子育て世帯にとっても親の介護など高齢者対策は欠かせない。スタイリッシュなまちづくりをする」との考えを示した。
 
 出馬を決めた点について岡野氏は「松崎市政に大きな失政はなく、市民満足度の高い現在の行政サービスは堅持すべき。浦安市が順天堂大学浦安病院と連係して同病院で今年スタートする予定の病児保育は共働き家庭の悲願であり、私の1期目の最大の成果で、決してストップをかけてはならない。現在出馬が見込まれている人たちは、現市政を根底から崩す改革の人たち。現市政を継続する立場の立候補者が必要」と語り、松崎市長の市政を引き継ぐ考えを示した。
 
 少子高齢化対策を政策の柱の一つに掲げ、「浦安市議として初めて子供を出産し、2人の子供を育てながら市議を務めている。子育て世代の悩みをリアルに形にできるのが私の強み。晩婚化している子育て世代は、子育てとともに親の介護など悩みを2つ、3つと抱えている。高齢者対策は全世帯にとって必要な施策」とする。さらに、「病気の子供を預けて働くことに否定的な声があるが、いまの親の気持ちが分かっていない。行政として手を差し伸べたい」との考えを示した。
 
 まちづくりについては「スタイリッシュさに欠けていて、お粗末で、変えていきたい。水辺を生かしたまちづくりを含めて、浦安が持つポテンシャルを十分に生かし切れていない」と訴えた。
 
 岡野氏はNHK松山放送局アナウンサーを経て、平成23年に民主党から市議選に出馬して初当選し、現在2期目。市長選には民進党を離党して無所属で立候補する考えで、「幅広い支持を得るため、民進党に離党届を提出した。あくまで〝市民党〟で戦いたい。2歳の子供を育てる女性が市長を務めるというロールモデルも全国に発信し、日本の価値観を変えたい」という。
 
 主な政策は▽集合住宅の防災対策▽在宅医療・在宅介護の充実▽保育園・病後保育・病後児保育を連携させたお迎え型体調不良児保育サービスの実現▽いじめ予防・早期発見・早期摘み取り対策の徹底▽私立中学進学者への入学金支援制度の導入▽水辺のグランドデザイン策定▽元町再整備など。  

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子供たちの交通事故軽減のために
行徳の交通公園の白線を無償整備
道路舗装会社・日本都市


地域の子供連れが見守る中、白線を引く作業員

 道路舗装工事などを手掛ける日本都市(船橋市、大原俊弘社長)が昨年7月から先月にかけ、市川市南沖児童交通公園(行徳駅前)内の横断歩道や一時停止などの白線を約80万円かけてきれいに引き直した。
 
 同社は平成10年に行徳駅前で創業。今回は、数年前から同公園内の白線が消えかかった状態が続いていると市議会議員から相談を受けた大原社長が「子供たちの交通安全のルール・マナーの向上で交通事故が減るのであれば、ぜひ貢献したい。創業地でもある行徳のためになれば」と、白線を無償で引くことにした。
 
 先月24日には、同公園で締めくくりとなる横断歩道の白線引きの見学会が開かれ、地域の親子が大勢参加。白線が引かれている間、大原社長は「横断歩道の1本の線の幅は45㌢」「白線の素材はゴム」「夜にライトで反射するように白線の素材にはガラスも入っている」などと説明した。
 
 同公園の交通指導員は「以前は子供たちに(自転車で)左側通行で走ってと言っても、白線が薄くて分からない状況だったので助かった」と感謝。4歳の息子に自転車のルールを教えていた幸在住の男性(38)は「白線を引いてくれて非常にありがたい。今後自転車の練習をするのに役立つ」と喜んでいた。  

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動画活用し、浦安市をPR
インターネットで配信中


駄菓子店前でのプロモーション動画の一場面

 浦安市は、市のPR事業・浦安シティプロモーションの一環として、初の動画を同プロモーションオフィシャルサイトと動画サイトで公開している。同市は、続編の制作も想定している。
 
 この動画は、はるかかなたのウサヤル(USAYARU)星から地球に出張してきた宇宙人が、話題という浦安でドキュメンタリー映画を撮影するため、市内のさまざまな場所を訪れ、浦安の魅力を発見する物語。元町の魚市場や駄菓子屋、中町の交通公園、新町の整然とした街並み、広い公園、おさんぽバス、ドローンでの空撮などさまざまな観点から浦安市を捉えている。本編は3分30秒。
 
 同プロモーションは広告代理店の博報堂に委託して、これまでポスターを制作しており、動画は第5弾。予告編(30秒)は年末年始に同市近郊の映画館やJR京葉線の車内で上映し、今月末まではJR東京駅構内の京葉ストリート(新幹線南乗換口そば)のスクリーンで上映している。
 
 市シティプロモーション推進室は「浦安の魅力を市外に伝えたい。好評なら、第2弾、第3弾の制作も考えている」という。  

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寄贈のお礼に児童が歌を贈る
菅野小 ♥ すがの親愛ホーム


 市川市立菅野小学校の合唱部員16人がさきごろ、同じ菅野地区にあるグループホーム「すがの親愛ホーム」を訪問し、施設利用者9人の前で歌を披露した=写真。
 
 この訪問は、千葉銀行が取り扱っている「地方創生私募債」がきっかけ。同行が、私募債の発行企業からの手数料の一部で教育関連の物品を購入し、発行企業が指定した学校に寄贈するもので、この仕組みを利用した同グループホームの運営法人「親愛ケアサービス」の指定で、同校にデジタルタイマーと拡声器1台ずつが贈られた。児童たちの訪問には、同グループホームへの感謝の思いが込められている。
 
 児童たちは『春の小川』『われは海の子』などの童謡や『ハナミズキ』など6曲を披露。『茶摘み』を歌いながら高齢者と手遊びをする交流も図られた。小学生とは思えないほどの絶妙なハーモニーに、利用者らは「小さいのに大迫力」「歌うまい!」と声を上げて絶賛。手拍子を取ったり、一緒になって歌ったりして楽しんでいた。
 
 最後の曲の前に、児童たちから利用者にカーネーションがプレゼントされると、感動して号泣してしまう利用者の姿も。同部の女子児童(6年)は「高齢者の前で歌えていい経験になった。緊張したけど楽しかった」と笑顔を浮かべていた。  

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全国小・中学校作文コンクール
市川一中・折本さんが文科大臣賞


表彰式で盾を受け取る折本さんⒸ読売新聞社主催 第66回全国小・中学校作文コンクール文部科学大臣賞受賞作品

 市川市立一中1年の折本空音侑さんがこのほど、読売新聞社主催の「第66回全国小・中学校作文コンクール」で文部科学大臣賞に選ばれた。
 
 同コンクールは、川端康成らを審査委員に迎えて昭和26年にスタート。毎年、国内外から約3万点もの応募が集まる。今年は、小学校低学年の部に4860点、高学年の部に7566点、中学校の部に1万9415点の応募があり、折本さんは中学校の部の頂点に立った。
 
 折本さんは、小学4年生のときに母親ががんになり、「誰にも相談できない不安や苦しさを理解してあげる友達」になって自らに宛てた手紙と、「はげましと良くなることへの願い」をつづった母親宛ての手紙を毎日書きとめた。母親はいまだに闘病中だが、手術が成功して家に帰ってきたときには、がんだと知ってから7カ月目にして初めて心から笑顔になれたという。
 
 折本さんの作文には、「告知が紡ぐ心模様」というタイトルで、こうした自身の心境が原稿用紙21枚につづられている。同校には、折本さんの作品を読んだ全国各地の人々から、折本さんへの感謝や励ましの手紙が届いているという。折本さんは「文部科学大臣賞に選ばれて驚いた。親ががんになってしまった人たちに読んでもらいたい」と願っている。
 
 上位入賞作品30点を収録した作品集は、3月から読売新聞社の通販サイト「マルよ堂」で販売。各都道府県の最優秀作品を集めた電子書籍版の作品集はイーブックジャパンのホームページで配信する予定。
 
 問い合わせは読売新聞東京本社事業開発部「作文コンクール」事務局(☎03・3216・8606番)。  

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市川善行会
22人と2団体を表彰


一般の部の被表彰者ら


児童・生徒の部の被表彰者ら

 市川善行会(北川善樹会長)はさきごろ、市川市内でさまざまな奉仕活動を行っている人をたたえる善行表彰式を市川教育会館で開き、個人22人と団体2組を表彰した。
 
 被表彰者は、市内の自治会や学校、事業所などからの推薦を受け、同会がその中から選定する。今年も、環境美化や教育、交通安全、福祉などさまざまな分野で貢献した人が選ばれた。昭和26年に発足した同会による被表彰者は今回で延べ個人1383人、団体124組。
 
 被表彰者は次のとおり。 〈敬省略〉
 
 【一般個人の部】
 ▽野口重雄=市立信篤小の学校農園の農作業を指導。農業の大切さと楽しさを伝え、畑の先生として慕われる
 ▽林春雄=同
 ▽那須惠子=同
 ▽大橋明=自治会内の公園周辺と道路の清掃を行うとともに、登校時の市立富美浜小児童に声掛けを行う
 ▽小澤ひろ子=町内の神社の清掃や雑草抜き、境内の見守りを行う
 ▽富田利子=地域の公園を清掃。看護師資格を生かして自治会や子ども会のイベントに同行し救護を担当する
 ▽髙木美登利=新田公園周辺の環境美化に尽力。ごみステーションの整理整頓、不法投棄への注意喚起を行う
 ▽大河原富美子=地域のごみ置き場でネットを掛けたり、清掃したりするなど清潔を保つ
 ▽宇津木章男=市立信篤小で登下校時に児童に声掛けをし、安全に配慮する
 ▽石井時夫=市立新井小で児童のための「かけこみ110番」に登録し、登校時には児童の安全を見守る。地域の防犯パトロールにも従事する
 ▽髙野正己=市立市川小で登校時、児童の交通事故防止を見守り、あいさつ運動を行う。PTAによる朝の交通安全運動の発端となる
 ▽友野武=市立菅野小学区内の交差点で登校時、夫婦で子供たちの交通安全を見守る
 ▽長南美恵子=美化活動や防犯パトロールに参加し、地域の活性化に尽力
 
 【一般団体の部】
 
 ▽コールありのみ=平成14年の創立以来、高齢者施設や病院の慰問活動を継続
 
 【児童・生徒個人】
 
 ▽岡村宥、酒井誠仁、田中頌馬、小林奈々緒、冨山真之介、野口優大、笹生舞琳(市立鬼高小6年)=南八幡公園に散乱したごみを分別しながら清掃した
 ▽川上凌(昭和学院高3年)=ボランティア部で学外奉仕に取り組んだほか、タイ留学生の東京案内を申し出て、おもてなしボランティアを行う
 ▽立川祥太(同)=ボランティア部でのさまざまな学外奉仕、イベント参加時の他団体の手伝いなどに取り組む
 
 【児童・生徒団体】
 
 ▽市立八中・中庭整美隊(中村結磨、岡田曉人、藤﨑快秀、五十公野海渡)=手入れされてなかった中庭の整備を昼休みなどに行い、人が集う中庭にする
 
 

「いつも遊ぶ公園だから」
公園清掃をした鬼高小児童7人

 「タバコ(の吸い殻)や傘とかがいつもいっぱいある」―。いつも遊んでいる南八幡公園で、特に多くのごみが散乱していたことに気付いた岡村君と酒井君が「あまりに汚いし、傘とかが危ない」と片づけを始めた。だが、その日だけでは終わらなかったため、翌日にクラスでごみの片づけをしてくれる人を募り、手を挙げた5人と放課後に公園に行った。前日にはなかったタイヤなどのごみが増えていたが、タバコの吸い殻や空き缶などとともに集めておいた。
 
 表彰式後、7人の児童は「いつも使っている公園だから掃除をした。きれいにしたのに、また汚くなっていてがっかりした。ごみはみんなの迷惑。きれいにしたら遊びやすくなっていい」と話していた。
 

「日本庭園風にしたい」
市川八中・中庭整美隊

 普段は昼休みを図書室で過ごす中村君と岡田君は「たまには外で過ごそう」と向かった中庭が、草が生え放題で荒れていたため、草取りを始めた。用務員の協力と、校長の賛同を得て、日の光を入れるために枝を切ったり、敷石やベンチを置いたり、花壇や畑を作ったりした。協力者を募ると仲間は4人になり、「日本庭園風にできたらいい」と手入れを続けている。
 
 以前は人が立ち入らなかった中庭だが、人が来ることが増え、廊下から眺める生徒や教師もいるという。活動場所は広がり、正門周辺の手入れも行っている。中村君と岡田君は「室内で過ごすことが好きな生徒たちがおしゃべりして気持ちよく過ごせるように頑張っている」と言う。  

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市川市長賞の中学生2人を表彰
「税」の作文・ポスターコンクール


倉島さん(左)と橋爪さん

 市川市庁舎でさきごろ、今年度の中学生の税についての作文・ポスターコンクールの表彰式が開かれ、市川市長賞に輝いた市立六中3年の橋爪彩夏さん(作文の部)と、国府台女子学院中1年の倉島歩実さん(ポスターの部)に表彰状が贈られた。
 
 同コンクールは、中学生が税への関心を深め、正しい知識を持ってほしいと、同市と市川税務署、同市納税貯蓄組合連合会などの主催で毎年実施。今年度は市内22の中学校から作文1106点とポスター23点が集まり、市長賞や同連合会会長賞など各賞が選出された。
 
 表彰式で、同市財政部の林芳夫部長は「橋爪さんの作品は、自分の体験を含めて税金の使用方法を分かりやすい文章で書いてくれた。税がなくなったらということを想像し、税の大切さをより理解している点が素晴らしい。倉島さんは、気球に乗って日々の暮らしを眺めるという、いままでにない新たな視点で描いていた。ポスターを見た人も気球に乗っているように感じ、さまざまな施設が税金を使ってできているということを理解できる」と称賛。橋爪さんは「市長賞に選ばれてすごくうれしくて、いまでも信じられない。豊かな暮らしを支えてくれている税金と前向きに向き合っていくために、これからも税についての勉強を続けてより理解を深めたいと思う」、倉島さんは「市長賞と聞いて驚いた。一生懸命やればできるのだと思った。税金について調べていて、私たちが安心して暮らしていくうえで、税金はなくてはならないものだと分かったので、これからも税金について関心をもっていきたい」と話していた。

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これからのイベントなど

講座・講演会

一日合唱講座&ミニコンサート
25日㈬午後2時半―同4時15分
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のショッパーズプラザ新浦安4階)中ホール
無料(定員は当日先着60人)
☎コーラスグループ・パンプディング・大塚(080・3083・4394)、加藤(352・6241)
 合唱講座では、立ち方と発声、腹式呼吸の仕方を学んだ後、ミュージカル曲『シャル・ウィー・ダンス?』を歌う。ミニコンサートは、同グループの指導者・間庭小枝さんが「大人のための童謡曲集」「イタリア歌曲」「金子みすゞ詩による童謡歌曲集」から10曲程度を歌う。
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徹底対談「リヒテルズ直子×鈴木大裕」
27日㈮午後5時―同8時45分
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のショッパーズプラザ新浦安4階)中ホール
2,995円(学生2,500円)
☎イエナプラン教育協会千葉支部/こんな学校にしたい会・山田(090・9678・7230)
 午後5時から、民間人女性初の公立中学校校長の平川理恵さんが、学校で感じたことを話す。同6時からの対談は、オランダの学校教育と社会制度について自主研究するリヒテルズさんと、『崩壊するアメリカの公教育~日本への警告』著者の鈴木さんが、これからの学びの場や、公教育について語り合う。聴講希望者はホームページ「こくちーず」の同イベントページから申し込む。なお、同2時からは、一人一人を尊重し、子供たちが自律と共生を学ぶイエナプラン教育の映像を無料で上映する。
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不登校を語るつどいBaobab
29日㈰午前10時半―午後0時半
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のショッパーズプラザ新浦安4階)サロン5
300円(菓子付き)
☎不登校を語るつどい「Baobab」・木村(080・5007・4432=平日午後4時―同8時)、eメール(naranja.bao@gmail.com)
 不登校経験のある当事者の体験談を聞き、悩みを抱えている親同士で現状を話し合ったり、情報交換をしたりする。定員は申し込み先着15人。参加希望者は氏名・電話番号を電話かeメールで伝える。
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生物多様性セミナー
30日㈪午後2時―同4時
♣I―LINKルーム会議室(JR市川駅南口直結、ザタワーズイースト3階)
無料
☎市川市自然環境課(712・6307)
 生物多様性の保全活動を行うセイコーインスツルの社員が「先進企業による生物多様性保全活動の事例紹介」、都市鳥研究会副代表の越川重治さんが「都市と野鳥~人とのかかわり」、市自然環境課の職員が「市川市の生物多様性~生物多様性モニタリング調査から」をテーマに話す。
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気象庁出前講座「日本から四季がなくなる!? 地域で考える異常気象と温暖化」
2月4日㈯午後1時半―同3時半(申し込み締め切りは同月1日)
♣ニッケコルトンプラザ(市川市鬼高1の1の1)コルトンホール
無料(定員は申し込み先着60人)
☎市川市環境政策課(712・6306)、eメール(icp@city.ichikawa.chiba.jp)
 東京管区気象台の地球温暖化情報官・戸川裕樹さんが「異常気象」「地球温暖化」をテーマに話す。聴講希望者は氏名・住所・電話番号、同講座の情報入手媒体を電話かeメールで伝える。
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「東京湾の生き物のゆりかご三番瀬を学ぼう! 東京湾環境学習フォーラム」
2月5日㈰①午前10時―同11時半=エクスカーション②午後1時半―同4時半=フォーラム(申し込み締め切りは31日必着)
♣①三番瀬側の浦安海岸(日の出北公園前)②浦安市協働会議室(市庁舎10階)
無料
☎浦安三番瀬を大切にする会事務局・横山(090・6703・0129)、eメール(k.yoko303@icloud.com)、FAX(353・8134)
 浦安市民にとって身近な海の三番瀬を観察した後、東京湾で行われている環境学習について識者らの話を聞く。「三番瀬を、自然環境と共存した遊び、憩い、学習ができる場として活用していくためには、東京湾各地の活動を学ぶことが重要」と主催者。午前のエクスカーションでは、主催者が毎月第1日曜日に行っている三番瀬クリーンアップに参加した後、野鳥観察を行う。午前9時半にJR新浦安駅に集合して引率を希望する人は要申し込み。同10時に日の出北公園に集合する人は申し込み不要。午後のフォーラムの講師は東邦大名誉教授の風呂田利夫さんと東京湾再生官民連携フォーラム「東京湾の窓」プロジェクトチーム。聴講希望者は要申し込み。いずれも対象は、東京湾や三番瀬の環境学習に興味がある浦安市民。エクスカーションの定員はなし。フォーラムの定員は申し込み先着20人で、希望者はeメールかファクスで、氏名・住所・電話番号を伝える。
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浦安市災害ボランティア活動セミナー「世代をこえて…これからの防災・ボランティアの話をしよう」
2月12日㈰午前10時―正午
♣浦安市立見明川中学校(弁天3の1の1)体育館
無料
☎市災害ボランティアセンター(355・5520)
 「伝わらない」「わかりにくい」「とっつきづらい」という防災の課題に対する取り組みの一つで、若い人や女性がさらに災害ボランティア活動に関わりやすくするためのセミナー。女性の視点から「防災をもっとオシャレでわかりやすく」をコンセプトに防災を広める団体・防災ガールの中西須瑞化さんによる講演とワークショップが行われる。対象は中学生以上の同市内在住・在勤・在学者、定員は申し込み先着100人。参加希望者は同センターホームページから申し込む。
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講演会「やめられないスマホ・ネットゲーム、その怖さを知って!!」
2月15日㈬午前10時15分―午後0時45分
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のショッパーズプラザ新浦安4階)サロン5
500円(資料代)
☎アスペ発達凸凹の集い「優しい時間」・横山(090・6160・1410=平日午後7時―同9時)、eメール(asupe.db@gmail.com)
 スマートフォンやインターネットの中毒になりやすい人のメカニズムと対策について話す。定員は申し込み先着25人。参加希望者は、電話かホームページ(http://asupe-db.com/)の問い合わせフォームで申し込む。

イベント

初めての書道教室
25日㈬午前10時―正午
♣市川市中央公民館(八幡4の2の1)第一会議室
無料(定員は申し込み先着10人)
☎家庭倫理の会市川市・野澤(090・5306・5917)
 誰にでもできる初級レベルの書道を教える。「初心者大歓迎。手ぶらでお越しください」と主催者。
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東山魁夷記念館 冬のワークショップ「日本画の画材(岩絵の具)で色紙にお雛様を描こう!」
2月11日㈯㈷正午―午後4時(申し込み締め切りは1月30日必着)
♣市川市東山魁夷記念館の多目的室、あるいは市川市立四中(中山1の11の1)美術室
1,000円(小・中学生は500円)
☎同館(333・2011)
 岩絵具を使って色紙におひなさまを描く。完成作品は2月15日から3月3日まで、船橋市と市川市の中山地区で開かれる「中山のおひなまつり」で展示。定員は申し込み抽選30人。小学生は保護者の同伴が必要。未就学児は入場不可。参加希望者は、往復はがきに「ワークショップ参加希望」と、氏名・住所・電話番号・年齢を書き、同館(〒272―0813市川市中山1の16の2)に郵送。

子育て

子育てセミナー
26日㈭午前10時―同11時半
♣市川市男女共同参画センター(市川1の24の2、市西消防署の上階)D室
200円(茶と菓子付き)
☎家庭倫理の会市川市・増田(080・9528・9905)
 倫理研究所の佐藤昭子専任講師が「子供の能力を引き出す魔法の一言」をテーマに話す。定員は申し込み先着15人。託児希望者は事前に申し込む。「子育て中のママたちが集まる勉強会。日ごろの困ったことにお答えします」と主催者。

募集

家庭にある常温保存できる食料品(カーブス・フードドライブ)
2月15日㈬まで
♣カーブス各店(下総中山、市川真間、南行徳、妙典、市川大野、PATIO本八幡、イトーヨーカドー新浦安)
カーブスジャパン(0120・441・029=平日午前10時―午後6時)
 賞味期限が今年5月1日以降の食料品を募り、地域にある児童養護施設や母子生活支援施設など女性や子供、高齢者が利用する施設・団体に寄付をする。「食料を必要としながら確保がままならない女性や子供たち、高齢者のために寄付をするこの活動は今回で10回目。食品産業の環境対策として掲げられている食品ロスの削減の一助ともなります。ぜひご協力をお願いします」と同社。食料品は各店舗に直接持参する。

フリーマーケット

グラウンド・ゴルフ「若宮ミーティアムクラブ」
毎週金曜日午前9時―同11時半
♣市川市中山公園(中山2の16付近)
年会費1,000円
☎同クラブ・山﨑(336・5356)
 平均年齢75歳のメンバーで活動するサークル。「仲間たちと親睦を深めながらグラウンド・ゴルフを楽しみませんか」と同クラブ。

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市川手帳

 大型店の閉店が目につく。県内でも有名なファッションビルや百貨店、大型スーパーなどの閉店が続く。浦安でも7月末、大型スーパーが閉店する▼大型店は各地で、街のにぎわいそのものを生み出してきた。だが、大型店同士の競争で、時代に合わない、ニーズをつかみきれない店舗が閉店している▼一方、元々あった地域の商店街にある店舗は競争に敗れ、閉店する例も多い。大型店が閉店してしまえば「店がない」という地域もあるという▼大型店の閉店は地域住民の生活圏も変えてしまう。移動手段が限られる高齢者は生活必需品が買いづらくなるばかりか、遠過ぎれば出かける回数が減って歩く頻度は減り、楽しみもなくなる。たかが商業施設とも言っていられない。

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