市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

今週のNews

 □江戸川の水難事故に備え~市川市の消防・警察と警視庁が訓練
 □市川市市民活動団体補助金~2団体減の85団体が申請
 □浦安市少年野球大会が開幕!~決勝は16日
 □浦安駅周辺再整備~まずは区画整理から
 □こどもの消防広場~市川市消防局
 □千葉ロッテが小中学生招待~浦安市野球場でイースタンリーグ
 □筑波大聴覚特別支援高校生~高齢者の歯の現状学ぶ
 □千葉銀職員が電話de詐欺防止
 □小岩から千葉商大への避難経路作成~同大学生
 □水しぶきあふれる~イクスピアリ
 □子供たちがダンボール城建てる~「建築士の日」ワークショップ
 □日本最古のコククジラの骨~市立市川考古博物館
 □これからのイベントなど


江戸川の水難事故に備え訓練
市川市の消防・警察と警視庁が連携


三連はしごを使用したクレーンで要救助者を引き上げる隊員ら

 市川市消防局と警視庁などは先月5日、夏に多発する水難事故に備えた合同救助訓練を江戸川の市川南緊急船着場周辺で行い、各機関同士の連携を高めた。
 
 訓練には市川市消防局から20人、市川、行徳、小松川、小岩、葛西の各警察署から39人が参加。川で3人が溺れ、うち1人は意識がないという設定のもと、各機関が連携して救助にあたった。
 
 意識のある2人は、救命索と呼ばれる浮き具付きのロープで救出し、意識が無く水中に沈んでいる1人はいったんボートに引き上げてから、三連はしごを使用したクレーンで陸に運んで救出。隊員たちは、号令に合わせてきびきびと動き、「いま行きますので沈まないように頑張ってください」と励ますなど、本番さながらに取り組んでいた。
 
 同訓練は、江戸川を挟んで隣接する市川市と東京都江戸川区を管轄する各関係機関の連携を高めるため今年初めて実施された。  

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市川市市民活動団体事業補助金制度
2団体減の85団体が申請

 2年目を迎えた市川市市民活動団体事業補助金制度の利用を希望する団体の申請が先月14日に締め切られ、申請数は前年度比2団体減の85団体となった。補助金申請額の合計は約1200万円。8月に開かれる審査会で、要件を満たしていると判断されれば補助金が交付される。
 
 同補助金制度は、市民一人一人が選択した市民活動団体に、自身が納めた市民税の1%相当額が市の財源から交付される通称・1%支援制度に代わって昨年度からスタート。両制度は「営利を目的としない」「市民を主たる対象とする」「政治の主義を推進しない」などの要件を満たす活動に、最大で事業費の2分の1が補助される点はほぼ同じだが、1%支援制度は市民の選択によって補助金額が決まるのに対し、新制度は30万円を上限に要件を満たした経費が補助される。
 
 新制度では、1%支援制度のように補助金額が希望を大幅に下回ることはなくなったが、逆に30万円を超える多額の補助金も得られなくなった。補助金の使い道も以前と比べて厳格化。飲食費や事前の打ち合わせの経費、メダルやトロフィーなど参加者に与えられる記念品代などは認められなくなった。
 
 1%支援制度は、最後に実施された平成27年度には112団体に総額約1144万円を交付。これに対し、初めて新制度が実施された昨年度は87団体に総額約1084万円が交付された。
 
 市ボランティア・NPO課によると、87団体のうち前年度に1%支援制度を利用していたのは75団体で、新規は12団体。1%支援制度利用団体のおよそ3分の1が制度の利用をやめたことになる。制度の利用をやめた団体は、メンバーの人数などの新たな要件を満たしていない団体や、新制度で認められなくなった経費に補助金を使用していた団体、メンバーの高齢化で活動をやめた団体などさまざまで、同課は「制度変更を機に団体が自立したり、申請や報告などの手続きに負担を感じていたため利用をやめたりした団体もある」という。新制度を利用している団体からは「補助金額が審査で確定するので計画が立てやすい」「市民に選択をお願いするPR活動をする必要がなくなった」といった声が届くなど概ね好評という。
 
 今年度の申請数は前年度から2団体減の85団体。うち前年度からの継続は80団体で、新規は5団体となった。8月に開かれる審査会で、補助を受けられる団体と金額が決まる。  

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浦安市少年野球大会が開幕!
決勝戦は16日に開催


選手宣誓する浦安キングスターの大塚主将

 よみうり旗争奪戦浦安市少年野球大会(第35回、読売新聞東京本社・市川よみうり新聞社主催)が2日に開幕した。今大会には高学年リーグ13チームと低学年リーグ12チームの全25チームが参加した。
 
 2日に高洲中央公園少年野球場(高洲4の1の1)で開かれた開会式では、選手を代表して浦安キングスター高学年チームの主将・大塚威輝君(6年生)が「僕たち選手一同は、日ごろお世話になっている監督、コーチ、お父さん、お母さんへの感謝の気持ちを表し、仲間とともに野球ができる喜びを感じ、仲間を信じ、助け合い、高め合い、仲間のために全力で、正々堂々、最後の最後まで諦めずに戦うことを誓います」と元気良く、高らかに選手宣誓を行った。
 
 今後はきょう8日とあす9日に試合が行われ、準決勝は15日に高洲中央公園と大三角公園少年野球場(舞浜3の37)で、決勝は低学年リーグが16日午前10時から、高学年リーグが同日正午から高洲中央公園で開かれる。
 
【高学年】
▽1回戦(7月2日、高洲中央公園少年野球場)
浦安ドルフィンズ5―1浦安レッドシャークス
浦安ベイマリーンズ12―1浦安キングスター
浦安ファイターズ3―1新浦安ドリームスター
 
▽同(同、大三角公園少年野球場)
舞浜フェニックス10―2浦小クラブ
ホワイトイーグルス5―4浦安ジュニアラッキーズ  

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浦安駅周辺再整備
まずは区画整理から
くい違い道路解消とバス停集約


事業前(上)と事業後(下)のイメージ(塗りつぶし部分は事業の予定区域)




 浦安市は民間の権利者の同意を得て、来年度から3カ年で、浦安駅周辺の区画整理事業を行う方針。長年の懸案である浦安駅周辺再整備における最初の事業で、同駅周辺のまちづくりをさらに進めるきっかけとしたい考え。区画整理では、くい違い道路の解消とバス停の集約を進める。今年度中に権利者の同意を得て、事業認可のための資料作成、整備に向けた設計をし、事業開始前に市営自転車駐車場の移設工事を行う計画。
 
 区画整理事業の区域は、やなぎ通りと市所有地(第4駐輪場、旧たかみビル跡地、第14駐輪場)、民間権利者7人の所有地で、対象面積は0・7㌶。
 
 くい違い道路は猫実地域包括支援センター(ともづな猫実)浦安駅前支所(旧市市民活動センター、北栄1の1の16)前で、逆向きの丁字路が2つ並んでいる状態。北栄側からやなぎ通りを挟んで直線となるように猫実側の道路を付け替え、人と車の錯そうを防ぐ。
 
 猫実側には市立浦安小学校があるため、付け替え道路に歩道を設けて歩車分離を図る。小学校正門前の曲がり角は宅地側を大きく切り開いて見通しを良くし、保護者らの滞留場所を確保する。くい違い道路を付け替える場所に現在ある第14駐輪場は、第4駐輪場隣の空地に移設する。
 
 バス停の集約は、千葉県と警察、路線バス事業者と協議を行い、「区画整理でできる範囲で1台でも多く増やし、利用しやすいバス停にしたい」(市市街地開発課)考え。道路の付け替えで横断歩道を一つ減らし、バス停を設置するやなぎ通りの区域を拡大。バス停を増やすために歩道の幅員を狭める必要がある場合は、猫実側では第4駐輪場をセットバックして歩道の幅員を広げる考え。
 
 同駅周辺再整備は、再開発事業の手法を中心に検討していたが規模や事業費の面から進まなかったため、平成19年3月に「浦安駅周辺まちづくり取り組み方針」を定め、「できるところから実行し『変わっていく』動きをつくっていく『ステップ・バイ・ステップ』」を基本的な考え方として検討を進めてきた。  

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こどもの消防広場
市川市消防局

 市川市北消防署と隣接する大野消防訓練場で15日午前10時から正午まで、「こどもの消防広場 サマーフェスティバル」が行われる。参加無料。雨天中止。
 
 子供たちが楽しみながら防火意識や消防への理解を深められるイベント。会場には「展示コーナー」「体験コーナー」「イベントコーナー」「演技コーナー」「AEDコーナー」など6つのコーナーが設けられる。
 
 体験コーナーでは、はしご車など消防車の試乗や、地震体験、煙中脱出体験、消火・放水体験、防火衣の着装体験などができる。展示コーナーでは、消防ポンプ車や救助工作車、機動二輪車など特殊車両を展示。演技コーナーでは、チアダンス最高峰の世界大会「Dance Worlds」に出場経験のある市内のチーム「SHINING PLANETS」のチアダンス(午前10時5分~同10時10分)や、消防音楽隊の演奏(同11時~同11時10分)、特別救助隊の訓練(同)が披露される。
 
 問い合わせは市消防局予防課(☎333・2116番)。  

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千葉ロッテが小中学生招待
浦安の野球場でイースタンリーグ公式戦

 千葉ロッテマリーンズは、7月22日と9月24日に浦安市運動公園野球場で開催するプロ野球イースタンリーグ戦に小中学生を招待する。
 
 同市と締結した「スポーツを通じた地域振興・地域貢献に関するフレンドシップシティ・プログラム協定」に基づき、子供たちがスポーツへの夢や憧れを抱けるように試合観戦の機会を提供。選手サイン会や小中学生へのキャッププレゼントあり。
 
 観戦引換券を兼ねたリーフレットはすでに市内の全小中学校で子供たちに配布した。無料観戦は一人1試合のみ。同伴の大人は千円、子供は500円、3歳以下は無料。
 
 問い合わせはマリーンズインフォメーションセンター(☎03・5682・6341番)。  

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筑波大聴覚特別支援高等部
生徒がデイサービスを訪問
高齢者の歯の現状を学ぶ


利用者に歯についての悩みなどを聞く生徒(左)

 筑波大学付属聴覚特別支援学校高等部(市川市国府台)専攻科歯科技工科の生徒が先月23日、近接の市川市立国府台デイサービスセンターを訪問し、施設利用者22人とコミュニケーションを取りながら、高齢者の歯の悩みなどについて学んだ。
 
 同科は、全国で唯一の聴覚障害者向け歯科技工士養成校。生徒たちによるデイサービスセンター訪問は、「高齢者の義歯の使用実態を知ってもらいたい」と、8年前から毎年行われている。
 
 この日、デイサービスセンターを訪れたのは眞濵蘭さんと河原田知希君、小澤田悠太君の2年生3人。利用者と一緒に体操やレクリエーションをしたあと、義歯や歯の悩みについて筆談し、「歯が無くなって、以前より食べなくなった」「堅い物が食べられなくなった」などと、高齢者ならではの貴重な意見をもらっていた。
 
 3人は「下顎義歯を使わずに上顎義歯だけ使っている人がいることに驚いた」「義歯と歯だとかむ感覚が違うということが分かった」と多くを学んだ様子。「歯が無くなった人でも、幸せでいられるように歯を作りたい」と、この訪問によってさらに歯科技工士への夢を膨らませていた。  

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千葉銀職員が電話de詐欺防止
浦安警察署が感謝状贈る

 浦安警察署は先月5日、電話de詐欺被害を未然に防いだとして、千葉銀行新浦安支店の女性職員(53)に署長感謝状を贈った。
 
 事案は、5月末に来店した浦安市内在住の女性(60代)が定期預金の解約を申し出たため、同職員が理由などを確認すると「息子から電話があり、『浄水器販売の副業をしていて、会社の金を使い込んでしまい、200万円が必要』などと言われた」と事情を聴いたことから詐欺を疑い、警察に通報して被害を未然に防いだ。
 
 同職員は女性の状況について「普段は息子とは携帯電話でやり取りをしているが、今回は家の固定電話に息子を名乗る犯人から電話がかかってきた。自分の身内から切羽詰まった電話がかかってくると、疑うよりも前に心配してしまい、いつもとの違いを怪しまず、お金を用意しなきゃと思ってしまう」と説明したうえで、「お客様は『お金を下ろしに来るたびにいちいち質問しないで』と思うだろうが、銀行職員として犯罪の未然防止のため、声を掛けさせていただきたい」と話していた。  

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小岩から千葉商大への経路紹介
学生が避難マップを作成


マップ作成のため、実際に避難経路を歩く学生たち

 千葉商科大学(市川市国府台)人間社会学部の2年生35人が先月30日、東京都江戸川区小岩から同大までの避難経路マップを作成した。
 
 区域の7割以上が海抜0㍍地帯の同区は、平成20年に市川市と災害時における相互応援に関する協定を締結。この協定に基づき、同区は国府台台地を地域防災拠点として指定している。
 
 今年2月には、同大を運営する学校法人千葉学園と同区が防災に関する基本協定を締結。今回の避難経路マップは、「江戸川区民に同大への具体的経路を知ってもらいたい」と、同協定に基づいて作成された。
 
 学生たちは、全11回の授業でマップを制作。大学から小岩までの約5㌔の距離を実際に歩き、高齢者など足の不自由な人が通れるバリアフリーの道や、できるだけ江戸川から離れた道、同大周辺の海抜の高い場所などをルートに選んだ。
 
 マップ作りをした同大2年の茶木政樹さんは「ルートを作っても知ってもらわなければ逃げることができないので、江戸川区民に道を覚えてもらい、千葉の大地に来てもらいたい」と願っていた。
 
 関連イベント

 同大と江戸川区は、学生たちが考えた避難経路を実際に歩いて知ってもらうウオーキングイベントを15日午前9時半から正午まで開く。参加無料。荒天中止。
 
 学生が作った避難経路マップを見ながら、南小岩コミュニティ会館(江戸川区南小岩7の17の10)前の「かるがもひろば」から同大まで歩く。
 
 参加希望者は、同大ホームページから申し込み書をダウンロードして必要事項を書き、ファクス(373・9958)またはeメール(cucr@cuc.ac.jp)に添付して送るか、氏名(ふりがな)・住所(〒)・電話番号・年齢・職業(小・中・高校・大学生・社会人のいずれか)と、件名に「小岩―国府台ウオーキングイベント」と書いてeメールで送る。定員は申し込み先着100人。申し込み締め切りは13日。
 
 問い合わせは、同大地域連携推進センター「小岩―国府台ウオーキングイベント」係(☎320・8667番)。  

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水しぶきあふれる
夏休みイベント
イクスピアリ

 浦安市舞浜のイクスピアリは21日から8月31日まで、夏休みイベント「イクスピアリ・スプラッシュタウン」を開催する。
 
 夏らしく、大量の水しぶきを浴びて楽しむスプラッシュ・チャレンジ(日曜日と平日正午~午後5時。当日千円分のレシートが必要)や、大勢のチアダンサーのステージ(8月5日と6日午前10時半~午後4時)、プロアーティストライブ(同6日を除く日曜日午後6時)、来場者にも水しぶきが飛ぶ「びしょ濡れタイム」があるダンスステージ(5日を除く土曜日の正午、午後3時半、同7時)を実施する。
 
 アナウンス体験(当日2千円分のレシートが必要)や江戸風鈴絵付け体験(1600円)など10のワークショップもあり。
 
 期間中は毎日、地図を頼りに行うトレジャーハントを実施。突然ミストを振りまくミストマンも登場する。
 
 問い合わせはイクスピアリ(☎305・2525番=午前10時~午後7時)。詳細はイクスピアリホームページ参照。  

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子供たち、ダンボール城を建てる
「建築士の日」特別ワークショップ


みんなで作った城と高校生(左)、子供(中央)、建築家たち

 千葉県建築士会市川・浦安支部は1日、住宅相談会の関連イベントとして特別ワークショップ「ダンボールコルトン城をつくろう!!」を市川市鬼高のニッケコルトンプラザで開き、大勢の子供たちがものづくりを楽しんでいた。
 
 イベントに参加した2歳から11歳の子供たち83人は、同イベントに協力した県立市川工業高校建築科の生徒19人のアドバイスを受けながら城を作るためのピースを1人1つずつ制作。円柱や三角すいなど子供たちが自分の好きな形にピースを組み立て、好きな図柄を描いた。
 
 ピースはガムテープを一切使わず、切り込みを入れてかみ合わせて作っていることが特徴。ピースで城を作るときも同様にかみ合わせるなどして制作し、3・6㍍の高さでも倒れない城にした。
 
 同高の白崎翼君(3年生)と関根将一君(同)、南場隆次君(2年生)は「子供たちには『大きなものを作る前には小さなものをしっかりと作ることが大切』などと伝えた。子供たちが作りたいもの、描きたいものも知って楽しめた。学校説明などで大人たちとの会話も楽しめた」と話していた。
 
 同支部の堀川成良支部長は「ピースをかみ合わせることでこれだけ大きな城が作れるということを子供たちに感じてもらい、将来、建築家を目指してもらえたらうれしい。建築家になりたいと最近言い出したという小学3年生の女の子や、熱心なリピーターが来てくれた。これからも子供たちとものづくりを楽しんでいきたい」と話していた。  

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日本最古のコククジラの骨
市立市川考古博物館
発掘当時の映像や写真、資料など展示


展示されているコククジラの骨の一部

 市立市川考古博物館(堀之内2の26の1、北総線北国分駅から徒歩約10分)1階ホールで来年6月10日まで、企画展「縄文の海を泳いだコククジラ」が開かれている。入場無料。
 
 コククジラは、体長12~14㍍と比較的小型のヒゲクジラの一種。北太平洋に生息し、北アメリカ側には2万6千頭ほどいるが、アジア側には110頭~130頭ほどしかおらず、アジアでの絶滅が危ぶまれている。
 
 同館では、昭和33年に平田1丁目で出土したコククジラの下あごの骨と肋骨の一部を、石こうで復元した骨とつなぎ合わせた上半身部分の骨格を常設で展示。ただ、当初はイワシクジラの骨だと思われていたため、復元した骨格もイワシクジラのものだった。昭和57年、この骨を見たクジラの専門家の指摘でコククジラであることが判明。突如、日本で初めて出土したコククジラの骨となった。しかも、炭素年代法の測定で約5千年前の骨であることが分かっており、現在までに発掘されているコククジラの骨の中では日本最古だという。
 
 今回の企画展は、葛飾八幡宮の先代の宮司・筥崎鴻東さんからこの骨の発見時の映像が提供されたことや、コククジラが出土した地下約4㍍の地層「市川貝層」の詳細が近年の外環道路工事に伴う調査で分かったことから開催。当時の発掘現場の様子が分かる写真や出土した骨の一部、この骨がコククジラのものと判明したときの本紙記事(昭和57年5月8日号)などが展示されている。
 
 開館時間は午前9時から同4時半まで。月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始(12月28日~1月4日)は休館。
 
 問い合わせは同博物館(☎373・2202番)。
 
 同館は、全日警ホール(市川市八幡市民会館、八幡4の2の1)できょう8日午後1時半から同4時半まで、市川市史講演会「縄文の海を泳いだコククジラ」を開く。聴講無料。当日先着280人。
 
 クジラ研究の最前線で活躍する加藤秀弘東京海洋大学教授と、高校生のときに発掘現場を見学した元同博物館学芸員の杉原重夫明治大学名誉教授、同館学芸員の領塚正浩さんが登壇し、コククジラの生態や市川貝層などについて解説する。  

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これからのイベントなど

講座・講演会

生活習慣病のいろは~サイレントキラーをいかに防ぐか~
15日㈯午前10時半―同11時半、午後2時―同3時(要事前申し込み)
♣化学療法研究所付属病院(市川市国府台6の1の14)研究棟2階大会議室
無料(定員は各回申し込み先着150人)
☎同病院総務課・けんこう教室担当者(375・1111)
 放っておくと死を招くことがある糖尿病や脂質異常症、高血圧症について解説。リハビリ体操、血圧測定、医療相談会も行う。2回とも内容は同じ。受講希望者は電話で申し込む。
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小学生夏休み親子料理講習会
8月2日㈬午前10時半―午後2時(申し込み締め切りは7月20日必着)
♣京葉ガス市川ショールーム(市川市南八幡3の14の1)
親子1組1,500円(きょうだいは1人につき500円追加)
☎市川調理師会(314・6868=月、水曜日の午前10時―午後5時)
 そば打ち体験をし、そば粉を使った料理を作る。対象は親子で、定員は申し込み先着15組。受講希望者は、参加者の氏名・子供の学年・電話番号・講習会名を往復はがきに書き、市川調理師会(〒272-0023市川市南八幡5の11の22、市川保健所内)に郵送。

イベント

落花生の郷・八街に行こう! バスで行く日帰り「農業収穫体験ツアー」
8月24日㈭、25日㈮午前9時(同8時50分集合厳守)―午後4時(雨天決行)
♣京葉銀行新浦安支店(浦安市美浜1の8の1、オリエンタルランド新浦安ビル1階)前集合、解散
参加費2,500円(落花生とブルーベリーのお土産、昼食付。当日、保険代100円を徴収)
☎ぶらり浦安ガイド(354・5111=浦安市観光インフォメーションマーレ内、午前10時―午後5時)
 八街市の農園で農家の人の分かりやすい解説を聞き、落花生とブルーベリーを採る。申し込み受付は両日分とも7月14―17日で、申し込み先着順。参加希望者はJR新浦安駅前の同インフォメーション(交番並び)で代金を添えて申し込む。
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発達障害を持つ人の交流会
14日㈮午前10時10分―正午
♣浦安市民プラザWave101(イオン新浦安店4階)サロン5
資料代300円
☎アスペ発達凸凹の集い「優しい時間」事務局・横山(090・6160・1410=平日午後7時―同9時)、eメール(asupe.db@gmail.com)
 発達障害のある人、可能性のある人、その家族、支援者を対象にした交流会で、参加者同士が互いの話を聞く。聞くだけの人、ハンドルネームでの参加も可。定員は申し込み先着15人。参加希望者は電話かeメールで申し込む。昼食を持参すれば、交流会後に会場で食べられる。
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『青べか物語』朗読会
15日㈯午後2時―同3時半
♣浦安市郷土博物館(猫実1の2の7)屋外展示場「浦安のまち」の天ぷら屋
無料
☎朗読あおべか・正田(353・3301)
 漁師町時代の浦安をモデルにした山本周五郎作の同小説を、同時代の街並みを再現した同展示場で朗読。
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みどりの寺子屋・かかしを作ろう
15日㈯午前9時―同11時(雨天中止)
♣北方ミニ自然園(JR本八幡駅からバスで大野中央病院下車後、徒歩約10分。市川市民プール駐車場前)
保険料100円(申し込み不要。直接会場へ)
☎緑のみずがき隊事務局・森角(090・8777・7186)
 稲を荒らす鳥などを追い払う「かかし」を作り、田んぼに立てる。小学生以下は保護者同伴。持ち物はかかしに使用できそうな不用な衣類と飲み物、帽子。
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第4回海辺DE盆踊り大会
15日㈯午後6時半―同8時半(荒天時は、翌16日に順延)
♣浦安市総合公園(明海7の1)ニコニコ広場
☎浦安市ふるさとづくり推進協議会(712・6246=市地域ネットワーク課)
 露店や地元住民による縁日あり。
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「まち歩きガイドマップ」を見ながら風格のあるまちの佇まいを楽しもう
16日㈰午後1時半―同4時(小雨決行)
♣全日警ホール(市川市八幡市民会館、八幡4の2の1)前集合
300円(保険料など)
☎まちづくり家づくりCafé_Ichikawa・高木(705・4817=兼FAX)、eメール(arch_takagi@nifty.com)
 八幡のまちを歩き、果樹園の名残である曲がりくねった路地や、小川だった跡がどのように変わってきたのかなど、まちの成り立ちの過程をたどりながら、まちの魅力を探る。「若い人たちに市川のまちの良さを感じてもらいたい。子連れ、孫連れ歓迎します。一緒に楽しみましょう」と主催者。スマートフォン、デジタルカメラ、メモ帳、飲み物などを持参し、歩きやすい服装、スニーカーで参加する。定員は申し込み先着20人程度。申し込みは氏名・住所・連絡方法(携帯電話番号など)を書いてeメールかファクスで送る。
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国民平和大行進2017 in 浦安
17日㈪㈷午後4時―同6時50分
♣東西線浦安駅-宮前通り-フラワー通り-境川沿い-市庁舎-若潮公園-JR新浦安駅
無料
☎浦安市職員組合(304・7206)
 核兵器全面禁止を求める、誰でも参加できる全国で行われる行進の一つ。浦安駅前で署名活動をし、新浦安駅前まで行進し、同駅前で再び署名活動をする。「核兵器をなくすカギは平和を願う皆さんの声と行動。ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキの願いをつないで歩きましょう」と主催者。熱中症対策をして参加する。
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夏のおもしろ実験教室2017「マイナス196℃の世界&ペットボトル飛ばし(液体窒素実験)」
20日㈭午後2時―同4時
♣浦安市美浜公民館(浦安警察署の北側隣接)工芸工作室、市美浜公園(同署の東側隣接)
参加費1,000円(名前を書いた封筒に入れて当日持参)
☎サイエンスクラブカメレオン・横山(090・6160・1410=平日午後7時―同9時)、申し込み用ホームページ(http://qq3q.biz/DFDh)
 対象は小学生、定員は申し込み先着16人。参加希望者はホームページか電話で①氏名②学年③住所④連絡先を伝える。持ち物ははさみ、500㍉㍑の炭酸飲料のペットボトル(ふた付き)、液体窒素に入れたいもの(ピンポン玉くらいの大きさの壊れてもいいもの)、手提げ袋かリュック、帽子、タオル、飲み物。雨天時は宝釣りゲームを作って楽しむ。
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認知症カフェ・キラキラ
21日㈮午後1時半―同3時半
♣浦安市民プラザWave101(イオン新浦安店4階)サロン6
茶菓子代100円
☎キラキラ応援隊事務局・藤木(350・1840)
 認知症の人、介護する家族、認知症について知りたい人がお茶を飲みながらおしゃべりを楽しむ。専門家が症状や介護の相談に応じる。申し込み不要。出入り自由。
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夏休み囲碁教室
7月21日―8月25日の毎週金曜日(8月11日除く)午後1時半―同4時(申し込み締め切りは15日)
♣市川教育会館(市川市南八幡1の10の19)2階研修室
無料
☎同会館事務局(376・0770)
 囲碁を基礎から学ぶ。対象は市川市内在住で囲碁初心者の小・中学生、定員は申し込み先着20人。持ち物は飲み物。
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楽しいレザークラフト教室
25日㈫午後1時半―同3時半(申し込み締め切りは15日)
♣市川教育会館(市川市南八幡1の10の19)3階多目的ホール
無料
☎同会館事務局(376・0770)
 バッグなどに付けるネームプレートホルダーを作る。対象は小学生以上の市川市内在住者で、定員は申し込み先着15人。持ち物はおしぼりと飲み物。

自然観察

谷津干潟自然観察会
16日㈰午前10時―午後2時ごろ(雨天中止)
♣津田沼高校前バス停集合(JR津田沼駅南口から新習志野駅行き、または幕張本郷行きバス)
200円(学生以下は無料。事前申し込み不要)
☎千葉県野鳥の会・斉藤(047・432・9416)
 アオサギやダイサギ、コサギ、アオアシシギなどを観察する。昼食と観察用具を持参。
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江戸前干潟研究学校
16日㈰午前10時―午後3時(雨天決行)
♣県行徳野鳥観察舎(市川市福栄4の22の11)前集合
無料(定員は当日先着20人。開始時間までに来れば定員を超えていても参加可)
☎NPO法人行徳野鳥観察舎友の会(397・9046=同観察舎)
 県行徳鳥獣保護区の水辺に定置網を仕掛け、水辺の生き物を調べる。帽子・軍手・長靴・飲み物・昼食・筆記用具を持参。

子育て

浦安市社会福祉協議会 東2支部社協子育てサロン
12日㈬午前10時―正午
♣海楽菜の花クラブ(県立浦安高校南側の海楽公園にある海楽老人会館内)
無料(直接会場へ)
☎同社協・大塚(355・5271)
 広い公園や40畳ある和室で、親子で自由にのびのびと過ごせる。対象は海楽全域、猫実1・2丁目、北栄4丁目に住む3歳以下の子供とその保護者。

相談

障害年金「無料個別相談会」
20日㈭午後1時半―同4時半(申し込み締め切りは19日)
♣市川市男女共同参画センター(市川1の24の2、市西消防署の上階)
無料(定員は申し込み先着10人)
☎NPO法人みんなでサポ―トちば事務局(070・1541・7661)、FAX(043・301・2312)、eメール(minsapo-chiba@mbr.nifty.com)
 社会保険労務士が障害年金の申請方法やうつ病の人の申請の可否などの相談に応じる。参加希望者は行事名・実施場所・日時・氏名・年齢を電話かファクス、eメールで伝える。
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障害年金「無料個別相談会」
20日㈭午後1時半―同4時半(申し込み締め切りは19日)
♣市川市男女共同参画センター(市川1の24の2、市西消防署の上階)
無料(定員は申し込み先着10人)
☎NPO法人みんなでサポ―トちば事務局(070・1541・7661)、FAX(043・301・2312)、eメール(minsapo-chiba@mbr.nifty.com)
 社会保険労務士が障害年金の申請方法やうつ病の人の申請の可否などの相談に応じる。参加希望者は行事名・実施場所・日時・氏名・年齢を電話かファクス、eメールで伝える。

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