市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

お知らせ

 3月26日は千葉県知事選挙の投開票日です。
 浦安市では併せて、浦安市長選挙、浦安市議補欠選挙の投開票が行われます。

今週のNews

 □縄文汁や火おこし体験など楽しむ〜堀之内貝塚で縄文体験フェス
 □市川市のごみ収集回数削減〜4月からいよいよスタート
 □被災時の外国人支援方法を学ぶ〜浦安市民が在住外国人の協力得て実践
 □自転車関係の人身事故、増加傾向続く〜浦安警察署 2カ月の交通人身事故統計
 □自動車運転免許の自主返納者は割引〜浦安署と温浴2事業者が協定
 □❀ソメイヨシノ咲く❀
 □市川市八幡の葛飾八幡宮〜33年に一度の式年大祭
 □「野球の楽しさ」遊びながら体験〜浦安ニューラッキーズちびっこ野球大会
 □4~6歳児100人が試合楽しむ
malvaミニサッカー大会 U-6

 □年間6人しかなれない囲碁のプロ棋士に合格〜市川在住・国分高校2年生・茂呂有紗さん
 □船に乗って三番瀬の漁場を見学〜市川の小学生と保護者20人が参加
 □能面、切り絵で能の世界表現〜全日警ホールで展示会
 □道路開通に先駆け供用開始〜外環道路の歩道橋2基
 □ダンスの競技会とパーティー〜参加者を募集
 □これからのイベントなど


縄文汁や火おこし体験など楽しむ
堀之内貝塚で縄文体験フェス


縄文式土器で調理した「縄文汁」に参加者が長い列を作る

 気持ちの良い青空が広がった19日、市川市堀之内の市立市川歴史博物館と同市川考古博物館、堀之内貝塚公園で縄文体験フェスティバルが開かれ、815人の来場者が春の一日を楽しんでいた。
 
 同フェスティバルは、史跡や博物館のPRだけでなく地域住民の交流も目的としており、火おこし体験コーナーや竹製の弓矢で遊ぶコーナー、笛や鉄砲などを竹で作るコーナー、土器や土面を粘土で作るコーナーなど縄文時代に関連するコーナーだけでなく、フリーマーケットや工作コーナー、野菜の販売コーナーなどたくさんのコーナーが設けられた。火おこし体験コーナーでは、小さな子供たちがマイギリ式の道具を使って火種を作ったり、火種にカンナくずを乗せて竹筒で息を吹きかけたりする作業に苦戦しながらも、何とか成功させて笑顔を見せていた。
 
 考古博物館横のメーン広場では、縄文式土器のレプリカで調理した「縄文汁」を来場者に無料で配布。具材を煮ただけで味付けはなく、食べる人が好みで塩を足すだけだったが、食べ終わった男の子は「塩を入れただけですごくおいしかった」と満足げに話していた。  

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市川市のごみ収集回数削減
4月からいよいよスタート
「燃やすごみ」は週2回に

 市川市は4月から、家庭ごみの収集回数を削減する。現在週3回の「燃やすごみ」は同2回となり、同1回の「燃やさないごみ」「有害ごみ」「ビン」「カン」は月2回に減る。市は、ごみ削減・分別の促進や、ごみ処理費用の抑制といった効果を期待しており、「ごみを減量することができれば、環境負荷の低減や将来的なコストの削減につながる。市民にはご理解とご協力をお願いしたい」(市循環型社会推進課)としている。
 
 市川市は、他県の最終処分場に処理を依存している焼却灰を減らすためにも、建て替え時期が迫るクリーンセンターの建設規模を小さくしてコストを抑えるためにも、ごみの量を減らすことが課題となっている。
 
 ごみ収集回数の削減は、市がごみの減量・資源化を促進するために導入を検討していた3つの施策のうちの1つ。市が昨年度に実施した市民アンケートでは、「燃やすごみ」「燃やさないごみ」「ビン」「カン」の収集回数についてそれぞれ34・0%~46・3%が「減らしてもよい」と回答し、「減らすのもやむを得ない」を合わせた合計では68・6%~76・5%に達していた。
 
 こうした状況を受け、市はごみ収集回数を今年4月から削減することを昨年5月に発表。その後は、自治会を対象とした出前説明会を今年度だけで200回以上開くなど、ごみ収集回数の削減やごみ分別などの周知・啓発に努めてきた。
 
 市川市のごみ収集等の委託料は例年約16億円。ただ、新年度予算では労務単価の上昇により約19億円に増えた。平成27年度の決算をベースにした市の試算では、収集回数を削減しても1回当たりの収集量が増えるため、費用削減効果は年間約7千万円にとどまるという。市循環型社会推進課は「今後分別が進んでごみの量が減れば、収集車の台数を見直せるので将来的にはさらに収集コストが抑えられる。次期クリーンセンターの規模も小さくできるし、焼却灰の最終処分費用も削減できる」と話す。
 
 収集回数が削減されるのは、12区分されたごみのうち「燃やすごみ」「燃やさないごみ」「有害ごみ」「ビン」「カン」の5区分で、分別を促進する必要性が高い「紙類(新聞、雑誌、段ボール、紙パック)」「布類」「プラスチック製容器包装類」は現状の週1回を維持。申し込みの都度、戸別収集している「大型ごみ」についても現状からの変更はない。
 
 収集回数の削減に伴い、収集する曜日も4月から変更される。また、これまで実施していなかった祝日のごみ収集を、4月からはすべての区分について実施する(年末年始は除く)。
 
 なお、市がごみの減量・資源化を促進するために導入を検討していた残る2つの施策「家庭ごみの有料化」「ごみの戸別収集」については、まだ市民の理解が得られていないとして、引き続き検討を続けている。  

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被災時の外国人支援方法を学ぶ
浦安市民が在住外国人の協力得て実践


外国人に必要な情報を聞き、提供する

 浦安市はこのほど、災害時外国人サポーター養成講座を市日の出公民館で2日間にわたって開き、市民約40人と市内在住外国人約15人が被災したときを想定した訓練を行った。
 
 同講座は、日本語を十分に使えないことで要支援者になってしまう外国人を支援することが目的。昨年度は県が浦安市を会場に同講座を開いたことから、市は「継続していきたい」と独自に講座を開いた。
 
 初日は、多文化共生マネージャー全国協議会の高橋伸行理事(船橋市国際交流室長)が「外国人には『言葉』『制度』『心』の3つの壁がある。漢字の形から意味を想像できず、『高台に避難する』は『高いところへ逃げる』などやさしい日本語を使うことが欠かせない。『心』の壁は日本人が作ってしまう。『ご自由にどうぞ』など日本人の常識は世界の常識ではない」と、外国人が抱える課題とボランティアの役割を解説した。
 
 その後のワークショップでは、外国人支援に何が必要か、外国人に情報を伝えるときにピクトグラム(視覚記号)をどう使うかに取り組んだ。
 
 2日目は実践で、やさしい日本語を具体的に学んだ後、被災時に設置される災害多言語支援センターの解説と避難所巡回の訓練を行った。
 
 同センターは、行政機関による災害関連情報を多言語で発信し、外国人に安心を届ける機能を果たす。巡回は、通訳ボランティアが避難所などを回り、外国人に必要な情報が伝わっているかを把握し、ニーズを基に必要な情報を多言語化する。
 
 参加した男性は「英語ができるロシア人だったので説明できた。相手の言語に適した人を派遣できないとコミュニケーションは難しいだろう」と言う。外国人の男性は「(外国人の)支援者にはなれないが、友達には教えたい」と話し、地震と防災について学んだようだった。  

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自転車関係の人身事故、増加傾向続く
浦安警察署 2カ月の交通人身事故統計

 浦安警察署がこのほど公表した1月と2月の交通人身事故の発生状況によると、死者はいなかったものの、発生件数は昨年同期比で約1・6倍、そのうち自転車に関係する事故が同約1・9倍に増加した。事故の多くは交差点で発生している。発生件数は昨年も一昨年に比べて約1・2倍と増加が続いている上、毎年春を迎えるにつれて事故が増加する傾向があることから、同署は注意を促している。
 
 1月の人身事故の発生件数は31件(前年同期比約1・8倍)、負傷者は40人(同2・1倍)だった。自転車に関係する人身事故は15件(同2・1倍)で、48%を占めている。負傷者は15人(同1・8倍)だった。
 
 2月は発生件数が71件(同1・5倍)、負傷者は84人(同)だった。自転車に関係する事故は31件(同1・8倍)で、43%を占めた。負傷者は31人(同1・6倍)だった。
 
 事故が発生した場所は、交差点とその付近が多く、1月は全体の61%、2月は同65%を占めている。
 
 浦安市では交通人身事故が増加傾向にあり、昨年は一昨年に比べて約1・2倍に増えた。今年に入ってからも前年同期比1・6倍ほどに増加している。これからの時期は暖かくなり、新年度を迎えるに連れて外出することが増えることから事故が発生する可能性はさらに高まる。
 
 同署交通課は「依然として交差点において交通事故が数多く発生している。交差点では、横断する歩行者や自転車の確認を徹底してほしい。自転車利用者は、大多数が交差点で事故に遭っている。事故に遭わないために、一時停止や安全確認などを確実に行ってほしい」と話し、注意を促している。  

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自動車運転免許の自主返納者は割引
浦安署と協定
温浴2事業者

 浦安警察署と浦安市内の温浴施設事業者2社は22日、運転免許証を自主返納した人の施設利用料を割引する優遇措置協定を結んだ。同協定は1年ごとに更新する。
 
 事業者は大江戸温泉物語(施設名・浦安万華鏡)と武蔵野(同・SPA&HOTEL舞浜ユーラシア)。運転免許証を自主返納して運転経歴証明書を施設窓口で提示すると、入館料が割引される。年齢と居住地は問わない。浦安万華鏡は割引後の金額が1424円で、大型連休やお盆、正月などは除外。舞浜ユーラシアは310円が割引される。両施設ともに4月1日から実施する。
 
 同署は「高齢者による事故が多発し、道路交通法の改正で75歳以上の高齢者は、認知機能の状況に応じて診断や講習が増えた。高齢者に運転免許証の自主返納をしてもらうことで交通事故の発生を減らし、安全で安心な地域、社会にしたい」と話している。  

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❀ソメイヨシノ咲く❀


若潮公園前の境川沿いで咲いたソメイヨシノ=22日撮影

 

浦安市の境川沿い

 浦安市若潮公園前の境川沿いで22日、ソメイヨシノが2輪咲き、春の訪れを告げていた。
 
 境川沿いでは子供連れの母親やお年寄りなどが散歩をしたり、自転車で通行。子供を連れて歩いていた母親は「早く桜の花が咲くといいね。もう少しすると桜が咲いてピンク色のトンネルになるんだよ」と子供に話しながら、桜の花を探していた。若潮公園前では、花を見つけた母親が小さなピンク色の花を指差して子供に教えていた。
 
 22日の昼の時点では、市健康センターから今川橋までの境川左岸沿いではこの2輪のみ咲いていた。
 
 浦安市内にはソメイヨシノが数多く植えられており、特に境川沿いや見明川沿いでは桜のトンネルができ、歩きながら、あるいは車やバスに乗りながらピンクの回廊が楽しめる。
 
 同市内のソメイヨシノの見どころは、境川沿いと見明川沿い、さくら通り、しおかぜ緑道、段差道路、中央公園、若潮公園、高洲海浜公園、美浜公園、海楽公園、市立東小前、境川西水門、明海大学周辺などがある。
 
  

市川で桜まつり

 〜国府台 里見公園〜
 
 市川市の桜の名所・里見公園(国府台3の9、JR市川駅前からバスで「国立病院」下車、徒歩3分)できょう25日から4月9日までの午前10時から午後4時まで、「里見公園桜まつり」(同まつり実行委員会主催)が開かれる。雨天中止。
 
 期間中の土・日曜日は県道市川松戸線と同公園を結ぶ通りに模擬店が出店するほか、日没から午後8時まで桜をライトアップする予定(雨天時や桜の開花状況により中止)。毎日午前10時から午後6時までは、園内にある北原白秋旧宅「紫畑草舎」を一般公開する。
 
 4月1日と2日はイベントを開催。甘酒やフランクフルト、焼きそば、草花の販売や、花の種の無料配布(2500袋)が行われる。藤棚下の舞台では、各日7組がフラダンスやマジックショー、日本舞踊などを披露する。1日午後1時50分からと2日同2時20分からは、市川案内人の会による里見公園内のツアー、1日同1時10分からは松戸手作り甲冑愛好会による武者行列が行われる。
 
 問い合わせは市公園緑地課(☎712・6367番)。
 
 〜大柏川 JAいちかわ〜
 
 市川市農業協同組合(JAいちかわ)は4月1日午後5時から同7時まで、JAいちかわ本店(北方町4の1352の2、「JA市川市本店」バス停下車)で「JAいちかわ桜まつり」を開く。雨天中止。
 
 大柏川沿いの桜を楽しんでもらうとともに、JAと農業をPRしようと毎年開かれているイベントで、今年で4回目。模擬店では、焼きそばが200円、フランクフルトやポテトフライ、玉こんにゃく、ソフトドリングが100円と低価格で販売されており、会場のベンチやテーブル(数に限りあり)で味わえる。会場では、自転車や千葉県産コシヒカリ、かりんとうなどがくじ引きで当たる抽選券と、豚汁の無料引換券(当日先着千人)が付いたチラシを配布する。
 
 また3月28日~4月1日の日没から午後9時(最終日は同7時)までは、会場前の大柏川沿いの桜を延長約100㍍にわたりライトアップする(桜の開花状況により中止)。
 
 問い合わせはJAいちかわ相談部ふれあい課(☎339・2511番)。  

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市川市八幡の葛飾八幡宮
33年に一度の式年大祭

 市川市八幡の葛飾八幡宮で31日から4月3日まで、同神社の33年に一度の祭事「三十三周年式年大祭」が開かれる。雨天決行。
 
 同神社は、寛平年間(889~898年)に創建され、古くから33年ごとに同大祭が開かれてきた。同神社は「式年大祭の日のみに行う御開帳や、大祭に向けて修復した大神輿、随神門をお楽しみください」と呼び掛けている。
 
 大祭のメーンは4月2日午前10時から午後3時40分まで行われる神輿渡御。大正8年に製作され、昨年行徳の中台神輿によって修復されたきらびやかな大神輿を、JR本八幡駅から市立八幡小北側にかけての一帯で市川神輿連合会のメンバーらが担ぐ。終着点の二の鳥居では、迫力のある掛け声とともに神輿をもむ。
 
 1日は、小学生以下の子供たちが担ぐ子ども神輿と、同神社などの山車2基、稚児行列が同神社の近隣を巡る。子ども神輿は同神社と八幡の十二社神社、グランドターミナル本八幡のプラザ広場、本八幡公園、南八幡の白菊幼稚園の各所から、山車と稚魚行列は葛飾八幡宮の随神門から、それぞれ午後1時半ごろに出発。同3時40分までに葛飾八幡宮の二の鳥居に集結する。
 
 31日には宵宮として、同神社で午後4時半から同8時まで太鼓の演奏とかっぽれを披露。同神社境内とその周辺には多数の出店が並ぶ予定。
 
 神楽殿では、1日に千葉県神社庁雅楽会が舞楽、2日に市川市能楽連合会が謡曲や仕舞、八幡囃子保存会が神楽を披露。境内では、1日と2日に市川茶道会による野点が行われるほか、1日から3日まで太鼓や吹奏楽、殺陣、飛び入り参加ができるのど自慢大会など60以上のステージ公演が市民団体などにより披露される。1~3日の午前8時から午後4時半までは、本殿の御扉を開く御開帳が行われる。
 
 同大祭実行委員会の板橋弘明さんは「33年前は大神輿が出なかったので、今回は楽しめるだろう」と期待している。同大祭の詳細は、同神社にあるチラシを参照。
 
 問い合わせは同神社(☎332・4488番)。  

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「野球の楽しさ」遊びながら体験
浦安ニューラッキーズちびっこ野球大会


浦安ニューラッキーズの選手から手ほどきを受けながらバッティングに挑戦

 浦安市少年野球連盟所属の浦安ニューラッキーズは4日、「ちびっこ野球大会」をfellows SPORTS(浦安市港3)で開き、野球の楽しさを伝えていた。
 
 野球経験のない子供たちが対象で、女の子5人を含む16人が参加した。子供たちはキャッチボール、その後はティーバッティングやトスバッティングでボールを打つこと、守って投げることに実践形式で取り組んだ。
 
 子供たちはバットを握る手が左右逆だったり、打った後に走ることや出塁したときにベースを踏むことを知らなかったりするほど野球を知らなかったが、慣れてくると、スキップで打席に向かったり、上着を脱いで腕まくりをしたり、初出塁すると万歳して喜んだりするなど、野球を楽しんでいた。
 
 安藤花さん(8)とひなちゃん(5)姉妹は「ボールを打つのは簡単。テニスを習っているから。野球は思っていたより楽しかった」と話していた。ディリー海翔君(7)は「キャッチボールは簡単だったけど、バッティングがちょっと難しかった」と言う。
 
 同チームは「この大会は初めての試みだが、野球の楽しさを伝えられたと思う。野球は必ず打席があり、頑張るチャンスがあるスポーツ。野球の裾野をもっと広げたい」と話していた。
 
 浦安市内には14の少年野球チームがあり、市立小学校の校庭を使って練習している。見学、体験は随時受け付けている。詳細は浦安市少年野球連盟か、各チームのホームページを参照。  

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4~6歳児100人が試合楽しむ
malvaミニサッカー大会 U-6


元気いっぱいにサッカーを楽しむ子供たち

 6歳以下の子供たちによる「malvaミニサッカー大会 U―6」が先月26日、fellows SPORTS(浦安市港3)で開かれ、10チームの子供たちが日ごろの練習の成果を発揮していた。
 
 同大会はmalvaフットボールクラブの主催。3回目を迎えた今回は同クラブの3チームと市内の6つのサッカークラブから7チームが出場。子供たちは女子も含めた4~6歳で、計約100人が参加した。
 
 試合は6分間で、5チームごとの2グループで総当たり戦を行い、順位を競った。両グループ優勝チームによるエキシビジョンマッチも行われた。
 
 選手たちはユニフォームに身を包み、ヘアバンドなどをした本格派の子供もいた。試合が始まると、巧みなドリブルやフェイント、スライディングなども見せ、反対側のゴール隅にシュートを決めたり、ゴール前の攻防でキーパーが体を張ってボールを止めたりと、未来のプロ選手をほうふつさせる場面もあった。アドバイスをするコーチや声援を送る父母に、「苦手だった左足シュートが決まったよ」と喜んで報告する園児もいた。
 
 同大会についてmalvaフットボールクラブは「キッズの大会は少なく、子供たちに試合を楽しんでほしくて作った大会。たくさん失敗しながら多くのことを学んでほしい。浦安の子供たちや保護者、クラブなどとともに、サッカーを盛り上げていきたい」と話す。
 
 各グループの順位は次のとおり。
 
 【Aグループ】
 ▽1位=マルバB
 ▽2位=FC浦安レアル
 ▽3位=マリーナFC
 ▽4位=ホッパーズブルー
 ▽5位=マルバA
 
 【Bグループ】
 ▽1位=マルバC
 ▽2位=新浦安ユナイテッド
 ▽3位=明海FC
 ▽4位=FC浦安バルサ
 ▽5位=ホッパーズレッド  

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年間6人しかなれない狭き門突破
茂呂有紗さんが囲碁のプロ棋士に合格
市川在住・国分高校2年生


市川囲碁道場で練習に励む茂呂さん

 市川市市川南在住の県立国分高校2年生・茂呂有紗さん=2面「人」欄紹介=が、1月7日から先月11日にかけて東京都で開かれた囲碁のプロ試験「女流棋士(特別)採用試験本戦」で参加者11人中1位となり、来年度からプロの棋士になることが決まった。来年度からプロになるのは茂呂さんを含め全体で6人で、女流棋士は茂呂さんのみ。茂呂さんは「1位になってほっとした。ずっとプロの棋士になることを目指してやってきたので良かった」と喜んでいる。
 
 プロ棋士になれるのは、東京都と大阪府、愛知県で行われる男女混合の棋士採用試験で年間5人、女子のみが参加する採用試験で年間1人のみ。女流棋士採用試験は、日本棋院の東京本院と中部総本部、関西総本部でプロ棋士を目指して研修する院生のうち、本院や各総本部から推薦を受けた6人と、一般からの参加者を含む予選の勝者5人の計11人が総当たり戦で一人10局を行い、勝ち数で1位の成績を収めた1人のみがプロになれる。
 
 今回、茂呂さんは「対戦相手たちの打ち方を予習していた。相手の得意な形にさせないことを考えて打った」と、初日から順調に勝ち続けていったが、7局目に初対局の相手に敗れた。負けた直後は「この先の人生どうなってしまうのだろう」と落ち込んだが、「これまでは一度負けると連敗が多かったけど、次にどうするかを考えた」と、気持ちを新たに自分の碁を打ち続け、9勝1敗で全日程を終了。同点の人がいたが、院生内の序列で上位クラスだった茂呂さんが1位に輝いた。
 
 茂呂さんは小学2年生のとき、本紙連載「よみうり囲碁道場」執筆者の三村智保九段が主宰する市川こども囲碁道場に入門。小学6年生のとき、囲碁の全国大会「くらしき吉備真備杯こども棋聖戦」に出場して8位となり、中学1年生のときに院生になった。茂呂さんが同大会に出場したのは今回で4回目だった。

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船に乗って三番瀬の漁場を見学
市川の小学生と保護者20人が参加


船に乗ってワカメ漁を見学する参加者

 市川市行徳漁業協同組合前の三番瀬で18日、「親子漁場見学会」が開かれ、市川市内の小学生とその保護者20人が行徳の名産であるノリやワカメの漁を漁船に乗って見学した。
 
 「市内の親子に漁業に触れてもらい、市の水産業への理解を深めてもらいたい」と、漁業者と鮮魚店などのメンバーで構成する市川市魚食文化フォーラム実行委員会が毎年実施している人気のイベント。今年は44人からの応募があったという。
 
 雲一つない晴天に恵まれたこの日、参加者たちは漁船の上で「行徳のノリは明治時代から始まった」「海面から突き出た竹の支柱柵は、ノリを養殖している場所の目印」「多くの鳥が海面付近を飛んでいるのはエサの魚がいる証拠」など、同委員会のメンバーの解説を聞きながら漁場を見学。東京スカイツリーや富士山、千葉港などの景色も堪能していた。ワカメの漁が近くで行われると、参加者たちは思わず立ち上がって写真を撮るなど食い入るように観察。漁港に戻り、捕れたばかりのワカメに付着していた体長1㌢ほどの「ヨコエビ」を見て怖がっていた子供たちだったが、ワカメとホンビノス貝をもらってほくほく顔になっていた。
 
 父親と一緒に漁船に乗った市立富美浜小5年生の織田涼太君は「船に乗ってみたいと思って参加した。昔は行徳港周辺で潮干狩り場を作ろうとしていたことや、近辺の海にエイがいることを漁師に教えてもらった。初めて船に乗って楽しかった」と笑顔だった。

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能面、切り絵で能の世界表現
全日警ホールで展示会
行徳在住の市民2人


展示作品の脇に立つ切り絵・橋本さん(左)と能面・野本さん

 1日にオープンした市川市の全日警ホール(葛飾八幡宮境内)第2展示室で4月4日から9日までの午前10時~午後6時(最終日は同5時)、「能面・切り絵 二人展」が開かれる。市川市行徳在住の市民2人のコラボレーションで、「能」の世界を表現する。入場無料。
 
 会場では、能面28面、切り絵21点を展示。テーマは「能」で、能面「少尉」と切り絵「高砂の舞」、「中将」と「清経の舞」、「増女」と「松風」、「般若」と「葵上」のように、能面と、能面が使われる舞台を描いた切り絵を並べることで、能面だけでは分かりづらい能の世界、雰囲気を表現する。
 
 能面の制作者は野本健三さん(79)。平成11年に能面師・斎藤和助さんの能面教室に入会し、これまでに150面ほど制作。福井県民総合文化祭池田町全国公募能面の祭典で実行委員会会長賞(国式尉)を受賞し、島熊山能面祭では入賞している。野本さんは「能面は能が持つ幽玄の美を表現できる芸術。博物館にあるような作品を作ることができるのが魅力。会場では能面を触ることができるので、ぜひ見に来てほしい」と言う。
 
 切り絵の制作者は、元企業内グラフィックデザイナーの橋本明義さん(75)。切り絵を仕事で活用したことから関心を持ち、10年ほど前から独学で、その後は教室に通って学んだ。デザイナーであり、当初は独学で始めたことから、本来は白黒で表現する切り絵に、灰色など中間色や、さまざまな色彩を取り入れているのが特徴。日本の祭や寺社仏閣、仏像など日本の風景が得意で、これまでに300作品ほど制作。当初は似顔絵から始めたことから、知人の依頼を受け、ペットや子供の顔や様子なども制作している。橋本さんは「切り絵は切りながらでき上がりが想像できるのが楽しい。能にまつわる切り絵は表情や雰囲気を表現するのが難しかったが、能をあたかも見ているかのように、能の舞台の情緒や雰囲気を表現した」と言う。
 
 会場では連日午後1時から、能面打ちの説明と、切り絵の体験がある。

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道路開通に先駆け供用開始
外環道路の歩道橋2基


なかこくにこにこ歩道橋を渡って景色を眺める参加者たち

 平成29年度開通予定の外環道路千葉県区間に架かる「なかこくにこにこ歩道橋」(市川市堀之内1丁目)と「高谷かもめ歩道橋」(同高谷3丁目)が19日に供用開始され、両地で渡り初め式典が開かれた。
 
 同区間には29基の歩道橋が架けられる計画で、このうち今回の2基を含む9基の名称は近隣の小学校の児童が考案。各歩道橋の階段の入口には、命名者直筆の橋名板が取り付けられる。市川市内の外環道路の歩道橋で、供用が開始されたのは今回の2基が初めて。
 
 「なかこくにこにこ歩道橋」の式典には、この歩道橋を通学路として使う市立中国分小学校の児童をはじめとする近隣住民ら約200人が参加。市川市の大久保博市長や稲葉健二市議会議長、地元自治会の会長らによるテープカット終了後、参加者が真新しい歩道橋を歩いて渡った。
 
 歩道橋の上で、参加者は記念撮影をしたり、「すごいね」「学校が見えるよ」と景色を楽しんだりしてみんな〝にこにこ〟。同校の小川秀明校長は「外環道路は幅が広く、交通量も多くなると思うが、歩道橋ができて安心して渡れるのでありがたい」と話していた。

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ダンスの競技会とパーティー
参加者を募集

 浦安ダンス協会は、5月21日に浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のショッパーズプラザ新浦安4階)で開く浦安市ダンス競技大会・ダンスパーティーの参加者を募集している。
 
 競技は午前10時半から午後0時20分まで。区分(種目)は①スタンダードオープン(W、SF)=参加資格なし②ラテンオープン(R、Cha)=同③クローズド(W、T)=市内在住・在勤・サークル在籍者④ビギナーズ(W、R)=公認協議会の出場経験のない人。出場料は1組2千円、ビギナーズのみ同千円。見学無料。
 
 ダンスパーティーは午後1時半から同4時まで開催。プロ・石原正幸・蘭羅組のデモあり。誰でも参加できる。参加費は一般1500円、同協会会員は1200円。
 
 参加希望者は同協会事務局・古場さんにeメール(y_chacha@jmail.plala.or.jp)かファクス(350・5009番)、電話(090・9155・7231番)で、同大会参加希望と、出場区分・2人の氏名・電話番号・パーティーの参加の有無・参加人数を伝える。申し込み締め切りは5月14日。

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これからのイベントなど

イベント

PLAY!「遊び、あふれる まちへ!」浦安プレーパーク
4月1日㈯午前10時半―午後3時(荒天中止)
♣浦安市今川少年の広場(今川3の12 、今川トリム公園横)
1世帯100円(運営費など)
☎浦安プレーパークの会・横山(090・6160・1410=平日午後7時―同9時)
 子供たちが自然の中でのんびり過ごし、火や土、風などの自然を使って遊びを作る。持ち物は着替え、飲み物、帽子、タオル、昼食、椀、箸、軍手、レジャーシート、豚汁の具(刻んだ好みの具1品)。木工工作の希望者は、金づち、のこぎり、釘などを持参。小学3年生以下は中学生以上の付き添いが必要。

ウオーキング

真間川周遊・花見ウオーク
4月2日㈰午前9時―午後2時半ごろ
♣法華経寺(市川市中山2の10の1)祖師堂集合
300円
☎いちかわ歩こう会・櫻井(090・3595・0926)
 法華経寺から桜土手公園、国府台公園、弘法寺、手児奈霊堂までの約12㌔を歩く。

自然観察

三番瀬(船橋)自然観察会
4月2日㈰午前10時―午後2時ごろ
♣ふなばし三番瀬海浜公園バス停(京成船橋駅南口から船橋海浜公園行きバスに乗車し、終点下車)集合
200円(保険代。学生以下は無料)
☎千葉県野鳥の会・杉本(047・478・2665)
 メダイチドリやオオソリハシシギ、ハマシギ、ダイゼン、ミヤコドリなどを観察する。持ち物は観察用具と弁当、水筒など。

なかま

社交ダンスサークル「S.A.T.T」
毎週木曜日午後7時―同8時半
♣市川市市川公民館(市川2の33の2)
月会費3,500円
☎同サークル・コモリ(090・8341・4831)
 初球~中級程度のレベルで基本を繰り返し練習する。「見学はお気軽にどうぞ」と同サークル。
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書道サークル「水桜会」
毎月第2、4土曜日の午前10時―正午
♣浦安市日の出公民館(日の出4の1の1)
月会費3,000円(高校生以下は2,500円)
☎同会・川口(352・4686)
 かなや漢字、細字などを学ぶ。「初心者大歓迎」と同サークル。

相談

着物についての無料相談会
①4月2日㈰午前9時―正午②午後1時―同4時
♣①市川市行徳公民館(末広1の1の31)3階第1和室②浦安市当代島公民館(当代島2の14の1)4階和室
無料
☎①和の会・熊崎(090・9821・4267)②いろはの会・野村(090・8176・9855)
 着物や仕立て、着付けなどについて質問に応じる。

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