市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

お知らせ

 「公開討論会in浦安」(あす12日午後6時半~同8時半、同市民プラザ大ホール、「こんな学校にしたい会」主催)は、主催者の都合により、21日同時刻、同ホール(天候によりJR新浦安駅前広場)での開催に延期になりました。

 浦安市長選立候補予定者の公開討論会(あす12日午後2時〜同4時、明海大学=浦安市明海1=2102大講義室、浦安青年会議所=浦安JC主催)は予定通り開かれます。

今週のNews

 □ぽかぽか陽気で春満喫〜じゅん菜池緑地で梅まつり
 □消防用設備の設置義務違反公表〜市川市消防局ホームページで4月から
 □地域と連携して土曜学習〜浦安市立小2校で試行的に開催
 □浦安市の液状化控訴審〜造成時の地盤対策と法的義務が争点
 □高校生の寄付金で購入〜公園にハナミズキ植樹
 □防災ガールメンバーが講演〜来場者がボランティア活動を学ぶ
 □生徒制作の木製の遊具整理棚とままごとセット〜市川工業高インテリア科が平田保育園に寄贈
 □不用になったこいのぼり募集〜4月末~5月5日に境川に掲揚
 □舞浜の運動公園野球場オープン〜初日にロッテ対巨人の2軍戦
 □ラグビーを体験しよう!〜市川市でフェスティバル開催
 □菅野小児童がエコキャップ12万個回収〜ポリオワクチン140人分
 □市川の名所を歩こう!〜下総・江戸川ツーデーマーチ
 □「ツバメに使ってほしい!」〜親子ら16人が巣を制作
 □浦安市青少年善行表彰〜個人2人・団体3組の行動たたえる
 □これからのイベントなど


ぽかぽか陽気で春満喫
じゅん菜池緑地で梅まつり


梅の木の下で模擬店の料理などを味わう来場者たち

 市川市中国分のじゅんさい池緑地で5日、毎年恒例の梅まつり(じゅん菜池緑地梅まつり実行委員会主催)が開かれ、5千人以上の来場者(主催者発表)が見頃となった梅の花に酔いしれていた。

 ぽかぽか陽気となったこの日、会場を埋め尽くした老若男女の来場者たちは、場内を散歩したり、梅の木の下に設けられたベンチに座ったりして梅の花を堪能。模擬店で購入した焼きそばや焼き鳥、甘酒、抹茶、ステージで披露された太鼓演奏や歌、踊りなども楽しんでいた。

 国府台から来ていた女性(79)は「毎年来ているけど今年は暖かいし、梅の花もしっかり咲いていて良かった。顔見知りの人にも会えたりしてやっぱり地元の祭りは良い」と穏やかな表情を浮かべていた。  

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消防用設備の設置義務違反公表
市川市消防局ホームページで4月から

 市川市消防局は、消防法令で定めた屋内消火栓やスプリンクラー、自動火災報知機の設置義務に違反する建物を同局のホームページで公表する制度を4月1日から始める。同制度は、消防庁の通知に基づき全国各地の自治体で進められており、県内での実施は千葉市に次いで2番目。船橋市と松戸市も同日からの実施を予定している。

 公表の対象となるのは、不特定多数の人が利用する飲食店や物品販売店、ホテル、福祉施設などが、消防法令に基づいて設置しなければならない屋内消火栓やスプリンクラー、自動火災報知機を設置していないケース。立ち入り検査で違反を確認し、建物の関係者に通知してから14日後も同一の違反が確認された場合に、建物の名称と所在地、違反の内容を同局のホームページに掲載する。

 同制度は、建物の危険性に関する情報を利用者に提供することが目的だが、平成27年度から実施している千葉市では「2年間で公表した数の7割くらいが是正され、3割も是正に向けて取り組んでいる。事業者の意識も高くなっており、違反削減の効果も高い」(同市消防局予防課)という。市川市消防局予防課は「建物関係者の防火管理体制の強化も促したい」としている。  

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地域と連携して土曜学習
浦安市立小2校で試行的に開催


ものづくりを楽しむ子供たち


選挙を初体験

 浦安市は昨年11月から、土曜学習「浦安っ子わくわくWork」を市立浦安小学校と同舞浜小学校をモデル校として試行的に取り組んでいる。学校支援コーディネーターやおやじの会、企業、団体の協力を得て、学校や家庭ではできない体験をし、地域の人との交流を通して学ぶ場を目指している。来年度も継続する考え。

 子供たちはこれまで、吸収性ポリマーを使った理科実験やプログラミング入門、LEDランタン作り、飾り巻きずし作りなどに取り組んできた。

 先月18日には、舞浜小おやじの会主催の舞浜祭で、同小学校区の堀江公民館で活動するサークルの協力を得て、ものづくり体験と模擬選挙のブースを出した。

 ものづくりのブースでは、子供たちがせっけんデコや手ぬぐいポシェット、ジェルキャンドル、お花のアクセサリーを作り、通学グッズにオリジナルハンコを押して楽しんだ。運営したサークル・Onedayの池島可奈子代表は「子供たちは自分で選んで作るオリジナルのものづくりが好き。みんな喜んで作っていた」と言う。

 模擬選挙は「舞浜公園を動物園にするか」をテーマに、本物の記載台と投票箱を使って実施した。舞浜祭の来場者約250人のうち179人が投票(投票率72%)し、賛成93票、反対86票だった。運営したサークル・MeTooは「小さいときから世の中のことを知ってほしいと、市と一緒に企画した」とし、多くの子供たちの参加に喜んでいた。  

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浦安市の液状化控訴審
造成時の地盤対策と法的義務が争点

 東日本大震災で発生した宅地の液状化被害は事業者が適切な地盤改良工事をしなかったことが原因だとして、浦安市舞浜の住民たちが宅地を分譲した三井不動産に損害賠償を求めた控訴審の判決が23日、東京高裁(阿部潤裁判長)で示される。住民側は大規模住宅地の造成時に地盤改良を行わず、戸建てごとの不完全な対策しか行っていなかったことが原因で、人災だと主張。事業者側は住民側の主張を認めていない。

 住民側は、事業者側が今回の液状化被害を想定でき、地盤改良工事をすべき義務があったとし、事業者側は、住民側の主張には理由がない、争点の判断に影響はないとし、控訴棄却を求めている。

 地裁判決では、東日本大震災の地震の特異性から本件液状化被害を想定できなかったとして、住民側の請求を棄却したが、控訴審で住民側は、地震の特殊性ではなく、地盤の特殊性による被害だと主張。造成開始前に事業者が専門家に依頼して出された昭和49年の液状化に関する報告書では、大規模な液状化被害を出した同39年の新潟地震(震度5)程度の地震で、浦安の埋め立て地で大規模な液状化が広範囲に発生すると報告。その条件はマグニチュード(M)7・5、繰り返し回数20回、地表面の最大加速度150ガルで、東日本大震災の157ガルとほぼ同じ。液状化した後の地震動の繰り返しはほとんど関係ないとし、「M9を予測する必要はなく、M7・5を超えれば液状化することが予測できていたにもかかわらず放置した。人災に他ならない」とする。

 事業者側は、販売当時の知見に照らして十分な液状化対策として鉄筋コンクリートべた基礎を施したとして、「液状化対策を放置した」「誤った方法で開発を先導した」という住民側の指摘を的外れとかわす。対して住民側は、本件分譲地は14万平方㍍という広大な開発で、液状化対策は建物だけでなく、道路や公園、ライフラインも含めて行う必要があると指摘。事業者側が「べた基礎は建物が傾斜しても容易に修正できる」としていることから、べた基礎という建物だけの不完全な対策が甚大な被害を招いたとする。個々の宅地で地盤改良工事をすることは困難―とする事業者側に、だからこそ造成段階で地盤改良を実施するべきだったと主張する。

 地盤改良の義務があったのかという点について住民側は、当時は日本建築学会の建築基礎構造設計基準で液状化の可能性がある場合の対策として「しめ固め」を、詳細検討手法として「シード判定法」を紹介し、同49年報告書でも同判定法で浦安の液状化を予測していたと指摘。さらに、同56年の新耐震基準で建築物の存在期間中に数度遭遇する地震動で損傷する恐れがないことに適合した手段として地盤改良工事があり、その震度が5であることを示す。

 一方、事業者側は、宅地造成工事時点で宅地造成の際に地盤改良工事を実施すべきとする法令や具体的な基準は存在せず、液状化対策を目的とした地盤改良のSCP(サンドコンパクションパイル)工法による工事例は東日本大震災以前には1件もないと主張した。

 なお、事業者側は、地裁判決で認定された「べた基礎に建物の傾きを完全に防ぐ効果があったとまではいえず、被告三井不動産においても認識し又は認識することができた」について削除または訂正を求めている。

 同様の訴訟は本件を含めて少なくとも4件あり、残りの3件は最高裁に上告したが、棄却が確定している。  

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高校生の寄付金で購入
公園にハナミズキ植樹


植樹したハナミズキと記念撮影する生徒たち

 市川市国府台公園で3日、和洋国府台女子高校の生徒からの寄付金で市が購入したハナミズキの植樹式が開かれ、同校3年F組の生徒18人が土をかぶせる最後の作業を行った。

 この寄付金は、3年F組が日本取引所グループの起業体験プログラムを活用し、昨年の学園祭で出店した模擬店の収益金5万4325円。植樹は、生徒が「花のなる木を植えたい」と希望して実現した。

 植樹式では、市内の造園会社があらかじめ植えておいたハナミズキに、最後の仕上げとして生徒が丁寧に土を盛っていた。起業体験で株式会社の社長を務めた大沼ひかりさんは「いつもお世話になっている市川市に植樹することができて良かった。私たちが植樹した木に花が付いたら、それを見て楽しんでもらいたい」と話していた。  

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防災ガールメンバーが講演
来場者がボランティア活動を学ぶ


防災ガールの取り組みを参考にボランティア活動について考える参加者

 防災ガールのメンバー・中西須瑞化さんによる防災講演会が先月12日に浦安市内で開かれ、参加者が防災活動を通じてボランティアについて考えた。

 防災ガールは、防災にオシャレで分かりやすく、楽しく取り組むことで、防災が当たり前の世の中を作ることを目標に活動している。メンバーは20~30代の女性がほとんど。

 講演会で中西さんは「これだけたくさんの訓練や防災グッズがあるのに、なぜこんなに被災する人が多いのかという疑問が基本にある」とし、活動内容のうち、スマートフォンのゲームを使った次世代型の避難訓練の企画・運営や、デザイン性のある折り畳みのパンプスの商品開発などについて紹介した。

 熊本地震の際の活動では、長期避難者が野菜や果物などに含まれるビタミンが不足していると考えてジュースバーを設けており、中西さんは「命にはかかわらない不満は、外部の人間にだからこそ言える。そうした話ができる、ちょっと出かけられる場所として設けた」と、避難者に対する思いを話した。

 記事化して発信する活動にも従事しており、「メディア報道が減っていく中で、地元のリアルな声を拾って伝えることが大事」と言う。

 ボランティア活動についても聴講者に問いかけ、「私はボランティアをして偉いねと言われることにモヤモヤした感情を抱いた。私にとってボランティアの価値は出会い。無償の活動から得た体験が仕事にも生きてくる。自分のためという視点があってもいい」と語った。

 参加した中学1年の露久保柊礼さんと渡辺さくらさんは「大きな地震の被害をテレビなどで見ていて、そのときの役に立てばと思って参加した。地震が起きた後の見えないところや、日ごろの防災の中でボランティア活動をしている人がいることを知った」と話していた。  

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木製の遊具整理棚とままごとセット
市川工業高校インテリア科 平田保育園に生徒の制作品寄贈


木製の砂場用遊具整理棚とおままごとセットとともに記念撮影する市川工業高校の生徒と平田保育園の園児

 県立市川工業高校インテリア科は先月28日、生徒たちが木で制作した屋外砂場用遊具整理棚と、屋内で使用するままごとセットを市川市立平田保育園に寄贈した。

 同科は、実習などで習得した知識や技術、技能を役立てようと、平成24年度から生徒が同園に屋外用L字型ベンチを制作して寄贈したり、雨よけを制作・設置したりしている。整理棚とままごとセットは、同科の3年生8人が約5カ月かけて制作した。

 整理棚は縦90㌢、横140㌢で、水色や黄色、ピンクなど子供たちに親しみやすい色を使用している。砂場用の大きなスコップなどを収容できるスペース2つを含む9つの収容スペースと、バケツの持ち手や縄跳びなどを引っ掛ける6つのフックがある。

 ままごとセットは、ガス台付きの流し台2台と、しゃもじ、フライパン、包丁、鍋などを全て木で制作。流し台は、身長に合わせて使用してもらえるように、1台が高さ30㌢、もう一台が45㌢で、最下段に取り付けたキャスターで簡単に移動させられるなど、機知に富んだ作品だ。いずれも、安全に配慮して角の部分を丸く仕上げている。

 同日には同園で寄贈式が行われた後、園児たちが整理棚に遊具を収納したり、ガス台付きの流し台に鍋や皿を置いたりして楽しんでいた。最後は、お礼としてポットに園児の似顔絵が描かれたビオラの苗を同科の生徒にプレゼントした。

 高野佳子園長は「今回寄贈していただいた物は、子供たちの遊びを豊かにする。安全性も考慮されていて助かる」と感謝。制作にあたった生徒たちは「楽しそうに遊んでもらってうれしかった。安全に楽しく使ってもらいたい」と願っていた。  

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不用になったこいのぼり募集
4月末~5月5日に境川に掲揚

 浦安市の境川にこいのぼりを泳がせる会は、不用になったこいのぼりの寄付を募っている。

 毎年、4月末から5月5日のこどもの日まで、浦安市若潮公園と、隣接する境川の水上にたくさんのこいのぼりを揚げており、多くの子供たちやその保護者、市民らが楽しみにしている。ただ、年々風に吹かれて、こいのぼりが傷み、多いときの7割ほどに減ってしまっている状況。同会の長崎康男会長は「家庭で用の済んだこいのぼりがあったら、ぜひ寄付をしてください。境川の上で一緒にこいのぼりを泳がせて、元気な子供たちの成長を祝いませんか」という。

 なお、今年の掲揚は4月30日からの予定で、当日午前10時~正午にこいのぼりを揚げるボランティアも募集している。軍手持参。

 寄付と当日のボランティアの申し込みは同会・長崎会長(☎353・3163番=兼FAX、eメールyasuo.nagasaki808@gmail.com)。  

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舞浜の運動公園野球場オープン
初日にロッテ対巨人の2軍戦

 浦安市は4月1日、東日本大震災の影響で整備が遅れていた同市舞浜の運動公園野球場をオープンする。同日午後1時からは、プロ野球・千葉ロッテマリーンズ対巨人の2軍戦が行われる。

 同球場はセンター122㍍、両翼98㍍で人工芝舗装。ブルペンは2カ所2レーンずつで、夜間照明塔を備える。観客席はメーンスタンド千席、内野席760席、外野席740席の計2500席。

 前日の3月31日には午前9時半から開場式が行われ、終了後から午後3時まで、フィールドにも下りられる内覧会が開かれる。

 マリーンズ対巨人戦は、同市とマリーンズとの「スポーツを通じた地域振興・地域貢献に関するフレンドシップシティ・プログラム協定」に基づいて開かれる。入場料は大人千円、子供500円。チケットはマリーンズが販売する。販売についてマリーンズは、同チームホームページで今月中旬ごろに公表するという。  

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ラグビーを体験しよう!
市川市でフェスティバル開催

 市川市スポーツセンターの陸上競技場などで26日午前10時から午後1時まで、「第10回市川市ラグビーフェスティバル」(市スポーツ少年団、同市など主催)が開かれる。参加無料。小雨決行。

 同市にゆかりがあるラグビートップリーグの「クボタスピアーズ」と「NTTコミュニケーションズシャイニングアークス」の選手らを講師に、パスやキック、タックルなどラグビーの基本、タックルの代わりに腰ひもを引き抜くタグラグビーを体験。和洋女子大学の学生による栄養の相談や、東京医科歯科大学の学生による歯に関する相談も受けられる。

 午前11時半からは、千葉商科大学チアダンス部がパフォーマンスを披露。同11時40分ごろからは、ラグビーやタグラグビーのチームによるタグラグビー大会が開かれ、優勝チームとプロチームとの試合も行われる。

 ラグビー体験は申し込み不要。持ち物は、運動のできる服装(更衣室あり)と運動靴、上履き、飲み物など。主催者は「初心者大歓迎。親子や友達と一緒にお楽しみください」と来場を呼び掛けている。

 問い合わせは市スポーツ課(☎373・3112番)。

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菅野小児童がエコキャップ12万個回収
ポリオワクチン140人分


回収したペットボトルのキャップと記念撮影するリサイクル委員のメンバー

 市川市立菅野小(赤石欣弥校長、児童数533人)は2日、児童らが約1年間かけて回収したペットボトルのキャップをNPO法人「エコキャップ推進協会」に寄贈した。このキャップはリサイクル業者に買い取ってもらって現金化され、世界の恵まれない子供たちのポリオワクチン費用として使われる。

 この取り組みは5、6年生のリサイクル委員会が中心となり毎年度実施しているもので、今年度は同委員15人がキャップの回収を行った。同委員の担当教諭によると「昨年度ほど周知活動をしなかったが、毎年宣伝したことが積み重なり、自然とキャップが集まった」という。今年度は、同小の児童や近隣住民らから昨年度よりも7600個多い約12万1600個(304㌔)が集まった。

 同日に行われた寄贈式では、同委員の児童たちがペットボトルのキャップを無料回収業者・アルファジャパンに手渡した。委員長の遠藤鈴佳さんは「人助けにつながる活動ができて良かった。困っている人たちにぜひ役立ててもらいたい」と願っていた。

 アルファジャパンによると、ポリオワクチンを接種するためには一人あたりキャップ860個(20円相当)が必要で、今回のキャップ数で換算すると約140人分となる。

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市川の名所を歩こう!
下総・江戸川ツーデーマーチ

 市川市の名所や景色を楽しみながら歩く「第11回下総・江戸川ツーデーマーチ」(同イベント実行委員会、市川市、市川市教育委員会主催)が4月8日と9日に開かれる。雨天決行。

 ウオーキングのコースは、初日が市南部を巡る約32㌔、約20㌔、約11㌔、約7㌔の4コース、2日目が市北部を巡る約33㌔、約18㌔、約11㌔、約6㌔の4コースで、参加者は両日とも好きなコースを選んで自由に歩く。両日11㌔と7㌔、6㌔のコースでは、2本のポールを使って歩くノルディックウオークの体験ができる(数に限りあり)。

 発着点となる市スポーツセンター(国府台1の6の4、京成国府台駅から徒歩約10分。車での来場不可)では、焼きそばやケバブ、焼き鳥、飲み物などを販売する模擬店が出店。特設ステージでは、市民団体によるチアダンスやジャズバンド、市川のご当地アイドル「市川乙女」によるパフォーマンスなどが披露される(雨天中止)。

 参加希望者は、インターネットサイト「RUNNET」(https://runnet.jp)で同イベントを検索してエントリーするか、市内の公共施設や駅などに置いてある同イベントのパンフレットの大会参加登録払込用紙に必要事項を書いて郵便局で申し込み、払込金受領書を当日持参する。参加費は一般2千円(事前申し込み1500円)、市川市在住・在勤・在学者千円(同800円)、中学生以下と障害者は無料。1日のみの参加は千円を当日支払う。17日(当日消印有効)までに申し込むと、大会誌の名簿に氏名が掲載され、大会誌と記念バッジ、記念品、完歩賞の賞状が贈られる。

 問い合わせは県ウオーキング協会(☎043・255・0141番)。

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「ツバメに使ってほしい!」
親子ら16人が巣を制作


ツバメの巣を協力して作る親子

 市川市市川駅南公民館で先月26日、市川緑の市民フォーラムの例会「作ろう! ツバメの巣、呼び寄せよう! かわいいツバメたち!」が開かれ、親子など16人の参加者が粘土を使ってツバメの巣を制作した。

 同フォーラムは「市川市の自然や歴史、文化を生かした街づくり」を目指して活動。講演会や観察会を開いたり、都市緑地や三番瀬の保全などについて市に提言したりしている。この日は、市が昨年発行した『市川市史自然編―都市化と生きもの―』でツバメに関して執筆した都市鳥研究会副会長の越川重治さんを講師に招いた。

 越川さんは「オスは尾羽が長い」「マンションなどのビルは、壁面の材質により巣を作りにくい」「ツバメは稲についた害虫や空中を飛ぶ昆虫を食べたりする益鳥」などとツバメについて説明。その後、参加者たちはコルク粘土をプラスチック容器でかたどり、人工のツバメの巣を制作した。参加者たちは「他の鳥がきょう作った巣に営巣することはないの」「どのくらいの大きさで作ると良いの」などと質問するなど、積極的に取り組んでいた。

 この日作ったツバメの巣は、各自が家の軒下などに設置する予定。母親と一緒に参加した市立大洲小学校5年生の男の子は「人工の巣を作るのは思ったより難しかった。作った巣をツバメに使ってもらいたい」と願っていた。

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浦安市青少年善行表彰
個人2人・団体3組の行動たたえる


個人の部と団体の部で表彰を受けた児童・生徒ら

 浦安市は先月7日、浦安市青少年善行表彰式を同市中央図書館で開き、有澤凛音君(小学6年)と凛星君(同3年)兄弟の個人2人、浦安市立堀江中学校吹奏楽部、同明海中学校生徒会と生活委員会、東野にじいろ子ども会の団体3組に賞状と楯を贈った。

 青少年の健全育成のため、善行のあった個人または団体を表彰し、昭和62年の創設から今年度で30年目。被表彰者は今年度を含め、延べ110人、110団体となった。

 被表彰者は、学校や青少年関係団体、市、自治会や社会福祉協議会の推薦を受け、審査を経て決定する。

 表彰式にあたり、松崎秀樹市長(当時)は「明るい社会づくりのため、若者の善行を顕彰し、周囲に良い影響を及ぼすようにと創設された。皆さんの善行に私からも御礼を申し上げる。この一回に終わらず、絶えず心掛けるようにしてほしい」とあいさつ。細田玲子教育長は「善意と優しい気持ちによる地域交流活動はみんなの模範であり、郷土の誇り」と褒めたたえた。西川嘉純浦安市議会議員は「年頃で良い行いをするには気恥ずかしさもあるかもしれないが、困った人、地域のための皆さんの行動に勇気づけられ、頼もしく思った。きょうのことを忘れず、大人に成長していってほしい」とあいさつした。

 個人の部で表彰を受けた有澤凛音君と凛星君は昨年8月、白杖を持った目の不自由な高齢者が道に迷っていたため、声を掛け、近くにある高齢者の自宅まで送った。凛音君と凛星君は「お年寄りが公園で困っていたけど、近くの誰も助けようとはしていなかった。声を掛けようかどうか迷ったけれど、2人で声を掛けた。授業で白杖の体験をしていたので、目が見えないのが分かった」と、当時の様子を話していた。

 被表彰者と功績は次のとおり。 〈敬称略〉

 【個人の部】

 ▽有澤凛音(市立東小学校6年)=目の不自由な人の道案内▽有澤凛星(同3年)=同

 【団体の部】

 ▽浦安市立堀江中学校吹奏楽部=演奏を通して、地域の人々の気持ちを明るくし、地域交流を図るため、自治会や公民館、NPO法人などからの依頼を受けて演奏活動を続けている

 ▽同明海中学校生徒会と生活委員会=インターネットを通じたいじめやトラブルを未然に防ぐ「うらやすっ子SNSルール」を市立中学校9校の生徒代表で策定する際、同中生徒にアンケートを行い、学校独自のSNS宣言を決めた。宣言を守る意思表示の「ブルーリボン運動」(啓発・署名)に学校内と地域のイベント会場などで取り組み、約300人の署名を得た

 ▽東野にじいろ子ども会=役員や高学年の子供たちによる話し合いの場を設け、学校以外での地域交流、異学年との交流を図っている。地域交流事業はごみゼロ運動、ラジオ体操、宿泊、綱引き大会、廃品回収、浦安三社祭への参加など幅広く取り組んでいる

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これからのイベントなど

講座・講演会

アスペルガー症候群の配偶者(疑いでも可)を持つ女性の交流会
13日㈪午前10時10分―午後0時55分
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前、ショッパーズプラザ新浦安4階)サロン5
資料代300円
☎アスペ発達凸凹の集い「優しい時間」・横山(090・6160・1410=平日午後7時―同9時)、ホームページ(asupe-db.com)
 参加者が話を互いに聞き合う会。ニックネームのみでの参加も可能。同会のホームページから申し込む。定員は申し込み先着20人。
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みんなで学ぼうボランティア!(全3回)
22日㈬―24日㈮の午後1時半―同3時半(申し込み締め切りは20日)
♣市川市中央公民館(八幡4の2の1)
無料
☎市川市ボランティア協会(080・1284・2856)
 22日は市川市社会福祉協議会のボランティアセンター長と傾聴ボランティア団体の代表が「ボランティアってなに? どんな活動?」をテーマに講演する。23日は車椅子の操作や装具をつけての歩行を体験。24日は南八幡のデイサービスセンターを見学する。対象は3回全てに参加可能で、ボランティアを始めようと考えている人。定員は申し込み先着30人。参加希望者は電話で申し込む。
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後見人等のつどい
23日㈭午前10時―正午
♣市川市男女共同参画センター(市川1の24の2、市西消防署の上階)5階研修室A、B
無料
☎市川市社会福祉協議会(320・4001)、FAX(376・8555)
 千葉家庭裁判所市川出張所の書記官が「後見人になったら、やるべきこと」をテーマに話した後、参加者同士で後見人についての悩みや疑問を話し合う。対象は後見人をしている人や申し立て準備中の人、関心のある人。定員は申し込み先着50人。参加希望者は電話かファクスで講演会名と氏名・電話番号を伝える。
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市川市在宅医療推進セミナー「身近な医療について考えてみよう」
21日㈫午後0時半―同2時半
♣市川市南行徳市民談話室(南行徳1の21の1)多目的ホール
無料
☎市地域支えあい課(334・1143)、FAX(336・8026)
 歯科医が「訪問歯科診療の現状と注意点について」、市内の内科医院の院長が「身近な医療について考えてみよう~最後まで身近な日常を継続するために在宅医療のススメ~」をテーマに話す。対象は市内在住・在勤・在学者。定員は申し込み先着80人。受講希望者は電話かファクスでセミナー名と氏名(フリガナ)・住所・年齢・電話番号を伝える。

イベント

認知症カフェ「キラキラ」
17日㈮午後1時半―同3時半
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前、ショッパーズプラザ新浦安4階)サロン6
茶代100円
☎キラキラ応援隊事務局・藤木(350・1840)
 茶を飲みながら気軽に話したり、介護について専門のスタッフに相談したりできる。「認知症の人や介護する家族、認知症について知りたい人はぜひ」と主催者。
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お茶席
19日㈰午前10時―午後4時
♣市川市芳澤ガーデンギャラリー(真間5の1の18)
500円(別途入館料が必要)
☎同ギャラリー(374・7687)
 市川茶道会による和室でのお茶席体験。和菓子付き。
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第17回縄文体験フェスティバルin 堀之内貝塚
19日㈰午前10時―午後2時
♣市川市堀之内貝塚公園(堀之内2の15)と隣接する市立市川考古博物館、市立市川歴史博物館
☎市立考古博物館(373・2202)
 堀之内貝塚のガイドツアーや、縄文土器で作るアサリ汁の試食、火おこし体験、勾玉作り、弓矢体験などの縄文体験のほか、模擬店やフリーマーケットが楽しめる。
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春の朗読祭『青べか物語』
20日㈪㈷午後1時―同2時半
♣浦安市郷土博物館(市役所そば)1階視聴覚室
無料(申し込み不要、直接会場へ)
☎朗読あおべか・鈴木(352・4602)
 漁師町時代の浦安がモデルの小説『青べか物語』(山本周五郎作)から、『土手の春』『経済原理』など4編を朗読する。「いまはあまり聞かれなくなった浦安弁を聞くこともできるので、ぜひ来てください」と主催者。
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春のおもしろ実験教室2017
24日㈮午後2時―同4時(申し込み締め切りは23日)
♣浦安市美浜公民館(美浜5の13の1)3階工芸工作室
1,000円(定員は申し込み先着20人)
☎サイエンスクラブカメレオン・横山(090・6160・1410=平日午後7時―同9時)
 「光のふしぎで遊ぼう!」をテーマに、レンズを付ける代わりに針穴を開けるカメラ「ピンホールカメラ」を作る。持ち物ははさみとのり、セロテープ、カッター、カッターマット、つぶしてない1㍑の牛乳パック、20~30㌢のものさし、手提げ袋、飲み物。対象は来年度の小学2年生から中学1年生まで。
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第20回シニアいきいきサロン「パークゴルフ」
27日㈪午前10時―午後1時半(雨天中止)
♣浦安市高洲海浜公園(同公園行きバスで終点)パークゴルフ場
320円(65歳以上160円)、昼食代500円
☎同サロン・田村(090・9683・1757=午前9時―午後6時)、FAX(381・4167)、eメール(ml6-6lm@tune.ocn.ne.jp)
 パークゴルフを体験できる。対象は浦安市民、定員は申し込み先着24人。飲み物を持参。参加希望者はファクスかeメール、電話でイベント名と氏名・住所・電話番号を伝える。

映画

映像で語る『わたしたちの日本国憲法』
18日㈯午後2時―同4時
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前、ショッパーズプラザ新浦安4階)サロン5
100円
☎憲法を考える会・細井(080・5173・9166)
 午後2時からDVD『映像で語るわたしたちの日本国憲法』(全6巻)の第1巻『憲法の基本原理(前文)』を上映し、同3時から同4時までは懇談会を行う。
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沖縄で何が起きているのか見よう! 聴こう! 話そう!
18日㈯午後2時―同5時
♣市川教育会館(市川市南八幡1の10の19)3階多目的ホール
700円(申し込み不要。直接会場へ)
☎戦争をさせない1000人委員会・いちかわ事務局(302・0011)
 沖縄県東村高江で起こっている高江ヘリパッド問題を取り上げたドキュメンタリー『高江―森が泣いている』(64分)を上映後、沖縄の米軍の基地問題についての著書があるルポライター・鎌田慧さんが講演する。
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ドキュメンタリー映画『不思議なクニの憲法』
26日㈰午後2時―同4時
♣浦安市中央公民館(東西線浦安駅から徒歩3分)2階視聴覚室
一般800円、シニア・学生600円(定員は当日先着80人)
☎憲法サロン・坂本(352・6360)
 一般の映画館では上映されていないが、昨年のキネマ旬報ベスト10に選ばれた同作品を上映する。

自然観察

谷津干潟自然観察会~春の訪れを感じてみましょう~
19日㈰午前10時―午後2時ごろ(雨天中止)
♣津田沼高校前バス停集合(JR津田沼駅南口から新習志野駅行き、または幕張本郷行きバス)
保険代200円(学生以下は無料)
☎千葉県野鳥の会・飯島(047・432・9416)
 小鳥のさえずりを聞いたり、カモの求愛行動などを観察したりする。持ち物は観察用具と飲み物、昼食。

相談

着物についての無料相談会
①13日㈪午後1時―同4時②同日午前9時―正午③18日㈯午後1時―同4時
♣①浦安市当代島公民館(当代島2の14の1)4階和室②③市川市行徳公民館(末広1の1の31)3階第2和室
無料
☎①いろはの会・野村(090・8176・9855)②③和の会・熊崎(090・9821・4267)
 着物や仕立て、着付けなどについて質問に応じる。
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司法書士が相続・遺言・成年後見などのご相談に応じます
15日㈬午後1時半―同3時半
♣浦安市富岡公民館(富岡3の1の7)会議室
無料(要事前申し込み)
☎うらやす成年後見・生活支援センター(355・5315)
 対象は浦安市民。「お困りのことがありましたらご相談ください」と同センター。
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障害年金「個別無料相談」
16日㈭午後1時半―同4時半(申し込み締め切りは15日)
♣市川市男女共同参画センター(市川1の24の2、市西消防署の上階)
無料(定員は申し込み先着10人)
☎NPO法人みんなでサポートちば事務局(070・1541・7661)
 社会保険労務士が障害年金の申請の方法やうつ病の人の申請の可否などの相談に応じる。

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