地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。
今週のNews
□葛飾八幡宮でさくら草展~きょう15日から23日まで
□市川市がテニスコート整備で桜伐採計画~地元住民から反発の声
□東京五輪までに1万株目指す~「芝桜の会」協力者広がる
□浦安市舞浜の住民が控訴審敗訴~液状化被害の訴訟
□満開の桜の下、入学式~市川・浦安の新1年生
□各地で「事故撲滅」訴える~春の全国交通安全運動
□浦安市郷土博で作ろう!~勾玉や鹿の角のアクセサリー
□里見公園で桜まつり~大勢の来場者が花見堪能
□苗木など無償配布~浦安植木まつり
□絵本『もりモリさまの森』原画展~市川市中央図書館
□こいのぼり揚げる協力者募集~境川にこいのぼりを泳がせる会
□5月に行徳でコンサート開催~市川のクラリネットアーティスト
□花でかたどったウサギらがお出迎え~浦安市新庁舎の花壇
□市川市美術展覧会~市民の絵画、彫刻、書、工芸作品展示
□これからのイベントなど
葛飾八幡宮でさくら草展
きょう15日から23日まで
昨年展示されたさくら草
市川さくら草会は、きょう15日から23日までの午前9時(初日は同10時)から午後4時(最終日は同3時)まで、葛飾八幡宮境内(市川市八幡4の2の1)でさくら草の展示会を開く。
48回目の開催となる今回は、同会の会員約30人が育てた約200種類、270鉢以上のさくら草を展示。希望者には、同会会員がさくら草の育て方を解説する。苗の販売(4本で千円)もあり。同会は「会員が手塩にかけて育てましたので、ぜひご覧ください」と来場を呼び掛けている。
問い合わせは同会・佐藤さん(☎376・3286番)。
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桜の名所にテニスコート整備
市川市が計画、桜10本伐採予定
地元住民から反発の声
テニスコートの整備が計画されている里見公園分園=6日撮影
市川市は、国府台2丁目の里見公園分園にテニスコートを整備する計画を決め、今年度予算で事業費約8千万円を確保した。ただ、同分園は地元住民が毎年花見を楽しんでいる桜の隠れた名所。テニスコートの整備は桜の伐採を伴うため、地元自治会からは再考を求める要望書が市に提出されるなど反発の声が上がっている。
同分園の近隣には市スポーツセンターがあり、テニスコート9面が整備されている。しかし、同センターは全面積に占める運動施設の割合(施設率)が約66%で、都市公園法施行令が定めた上限50%を超過。そのため、市は柏井町のテニスコート12面を備える北市川運動公園が7月に開園した後に、同センターのテニスコートを3面に減らす構想を立てた。しかしその後、市は残る3面も廃止し、同分園に新しいテニスコート2面を整備する計画に変更。ただ、この計画でも同センターの施設率は50%を上回り、将来的に体育館を縮小する必要があるという。
計画では、同分園内の広場約2500平方㍍のうち約1900平方㍍を使ってテニスコート2面を整備。同広場には桜の木30本を含む100本の木があるが、このうち桜10本を含む50本を伐採する。
ただ、同分園は市川市観光協会のホームページでも「見事な枝ぶりの桜の木が多く、おすすめのお花見スポット」と紹介されている桜の名所。枝が低く長く伸びた桜に囲まれており、大人の手が届くほどの距離で桜を楽しめるのも魅力だ。地元住民も毎年花見に訪れているというが、この計画について地元自治会に説明が行われたのは、予算確定後の先月28日が初めてだった。
市スポーツ課は「お花見の時期は、コートをテニスに使わないで開放することも検討している」と話す。しかし、桜の数は減り、コート上に低く長く伸びた枝も剪定され、風景は大きく変わる。
近隣の市川3丁目第一町会の須賀清光会長は「昔はよく町会で花見をしていた楽しみの場所。古い大木を切るのは反対」と話す。根本自治会(市川4丁目全域と3丁目の一部)の平野誠一会長も「地域の人がお花見の場所として毎年楽しんでいる場所なのに、地域に説明なく決めるのはおかしい。地域住民のことを考えていない」と市の姿勢に異を唱える。同自治会は8日、計画の再考を求める要望書を大久保博市長宛てに提出した。
市は8月に着工し、年度内に完成させたい意向。ただ、同課は「予算は確保したが、『作るので理解をして』ということではない。実行に移す前に住民の意見を聞く」としている。
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東京五輪までに1万株目指す
「芝桜の会」協力者広がる
中央公園西側に植えられた芝桜
芝桜de花のまちづくりin浦安(略称・芝桜の会、花木正光代表)が先月31日と今月1日、浦安市中央公園(富岡4の25)西側の外周に芝桜を植え、街に彩りを添え、人々の目を楽しませている。同会の協力団体として昨年からマンション外周で芝桜を咲かせているサンコーポ浦安自治会は今年、千株を追加した約3千株で通りを桃色に染めている。5月中旬までが見ごろ。
中央公園で花壇を設けた場所はこれまで雑草が生えていた場所で、市のリサイクル堆肥を使って土作りから開始。出来上がった総延長約70㍍の花壇には赤や桃、青や白の芝桜520株をメンバー18人が植えた。芝桜の大敵は雑草のため、対策として農作業用の黒い厚手のポリエチレンの防草シートを使った。
同団体は平成27年度から、東京五輪パラ五輪までの約6年間で同市を1万株の芝桜で彩ろうと活動を開始。市民の協力を得て街一面に植える考えで、公園のほか、家や学校の玄関先、マンションの外周などに植えてもらうことを期待している。
現在、協力団体も増え、計画通り年2千株の芝桜を市民と共に植えてきた。1日現在、同会と協力団体が植えた場所(花壇)は公園や自治会、高齢者クラブ、特別養護老人ホーム、花植えサークル、小・中学校、幼稚園・保育園など27カ所。
花木代表は「協力者や団体は広がっている。今回は市の協力を得て中央公園にさらに植えることができた。人通りのある通りで、『芝桜花壇を楽しみにしています』と声を掛けられていてうれしい。学校や自治会など協力団体を歓迎します」と話している。
問い合わせは同会・花木代表(☎351・8335番)。
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浦安市舞浜の住民が控訴審敗訴
液状化被害の訴訟
最高裁への上告は断念
東日本大震災による液状化現象で住宅が傾くなどの被害を受けた浦安市舞浜の41戸の住民が、宅地を開発・販売した三井不動産を相手に損害賠償を求めた訴訟は、先月23日の東京高裁(阿部潤裁判長)で訴えが棄却され、住民は今月6日までに上告を断念した。同市の液状化を巡っては、これまでに3件の集団住民訴訟で上告されたが、同震災の地震が「特殊」とする司法判断は変わらず、いずれも訴えが棄却された。結局、「液状化被害は人災」とする住民の主張は届かなかった。
控訴審判決では、舞浜地区の造成から分譲まで携わった三井不側に液状化被害が予見できたかどうかについて「(大学教授に依頼した)昭和49年報告書の液状化発生条件(最大加速度150ガ ル×繰り返し回数20回)と近い値だったとしても、地震の開始から液状化の開始までの時間が長かった浦安での地震を単純に同列に論じることはできない」との判断を示した。
地盤改良工事(SCP=サンドコンパクションパイル=工法)をしなかった理由として三井不側が挙げた「支持杭工法には難点がある」「圧密沈下により地盤が不動沈下しているため建物の傾斜に対して地盤改良は効果がない」との主張は否定。ただ結局「(震度5で大規模な液状化被害が発生した同39年の)新潟地震の経験から、低層軽量住宅に地盤改良が不可欠とは認められない」「費用対効果も考慮して下した判断が不合理であるとは言えない」として三井不側の責任を否定した。
三井不側が地裁判決からの削除を求めた「べた基礎に建物の傾きを完全に防ぐ効果があったとまでは言えず、三井不においても認識し又は認識することができた」という点については、「建物が傾斜した場合、住民らが主張するような被害が発生する可能性はあり、軽視されるべきものではない」と改めて判断した。
ただ、鉄筋コンクリートべた基礎による建物の傾斜被害については「当時の地盤対策の主眼は建物の倒壊や損壊を防止することにあり、べた基礎は十分に有効性のある工法」と判断。「報告書が想定した地震で液状化の可能性を予見できたとしても、べた基礎を設置した場合に大規模な被害が発生することまで予見できたと認めることはできない」とした。
地震の特殊性については「本件地震はわが国における観測史上最大規模の地震であり、継続時間や繰り返し回数も過去の地震の数倍に及ぶものであり、専門家や大手デベロッパーでもその発生及び被害は予測できなかった」とし、「それまで小規模建物について液状化防止のために地盤改良工事が実施されることはなかったのだから、例え購入先が大手デベロッパーであっても、購入者が購入した土地に液状化被害防止のための地盤改良工事が施行されていると期待していたとは考えられない」との判断を言い渡した。
住民側弁護人は判決に「新潟地震レベルで発生した液状化被害だと訴えたが、東日本大震災レベルを予見していなければ請求は認められないと言っているような判決。誰もこの地震そのものは予見できない。最高裁では過去3件とも同じ小法廷で判断され、司法行政の判断があるとみられる」とする。ある控訴人は「傾きの責任さえも認めない、企業側に付いた判決」と司法への失望感を示した。
三井不動産は「こちらの主張が認められたものと考えている」とコメントした。
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満開の桜の下、入学式
市川・浦安の新1年生
満開の桜の下、入学式会場へ向かう新入生と保護者
市川・浦安両市の市立小・中・特別支援学校の入学式が10日から12日にかけて開かれ、新入生たちが新たな門出を迎えた。
市川市立大町小学校(竹田良男校長、児童数110人)では10日、すがすがしい青空の下、16人の新1年生が初登校。両親や祖父母らに手を引かれながら、校門付近や校庭に咲く満開の桜の下をくぐり抜けていた。
今年度の市立校の新入学者数は、市川市(11日現在)が小学校3718人(特別支援学校含む)、中学校3245人(同)、浦安市(5日現在)が小学校1471人、中学校1341人。
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各地で「事故撲滅」訴える
春の全国交通安全運動
市川駅で啓発物資を配る
市川駅前で啓発チラシを配る
きょう15日まで実施している「春の全国交通安全運動」初日の6日、市川市はJR市川駅前で出動式を開き、市川・行徳両警察署や市の職員、市川・行徳交通安全協会のメンバーら約100人の参加者が士気を高め合った。
出席した行徳交通安全協会の今井敏幸会長は「昨年、市川市では交通事故で9人もの尊い命が失われた。今年に入り交通事故が前年同時期と比べて増加している。きょう集まった関係機関や団体が一致団結して交通安全の啓発活動を推進し、交通事故のない安全安心な街づくりを目指していかなければならない。市川市から悲惨な交通事故を撲滅しようではありませんか!」とあいさつ。市立市川南保育園の園児19人は、今年の同運動のスローガン「おともだち むこうにいても みぎひだり 」を発表した。
式典終了後は、同駅と東西線行徳駅周辺で啓発活動を実施。自転車安全利用五則のチラシが入ったティッシュや、自転車保険のチラシ、反射材を駅利用者らに配った。
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浦安市郷土博で作ろう!
勾玉や鹿の角のアクセサリー
浦安市郷土博物館は29日から5月7日までの春の大型連休中、子供向けのペンダントやストラップなどを作る講座を開く。
29日と30日の午前10時~午後4時は「こがもちゃん色ぬり体験」。千葉県の山武杉を原料としたバイオマスプラスチック製の鳥の置物やマグネット、ブローチの中から好きなものを選んで色を塗る。鳥は数種類の中から選べる。費用は原材料費400円。申し込み不要。直接会場へ。
5月3日と4日の午前10時~同11時半、午後2時~同3時半は、毎年人気の「勾玉づくり教室」。石を砥石で削って作る。定員は各回事前申し込み先着30人。小学2年生以下は保護者同伴。参加費は300円。
5月6日と7日の午後2時~同3時半は恒例の「琥珀製勾玉・貝型ペンダント・恐竜の牙型ストラップづくり教室」。東日本大震災の被災地を支援するため、岩手県産の琥珀のキットを使う。3種類のキットの中から1つを当日先着で選ぶ。定員は事前申し込みの各日先着30人。小学2年生以下は保護者同伴。参加費はキット代850円。
申し込み・問い合わせは同博物館(☎305・4300番)。
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里見公園で桜まつり
大勢の来場者が花見堪能
花見を楽しむ大勢の来場者たち
市川市の桜の名所・里見公園で先月25日から今月9日まで桜まつりが開かれ、子供連れの家族や友人同士のグループなど、大勢の人々が楽しんだ。
市民団体などによるマジックショーやダンス、和太鼓などのステージイベントが披露された1日と2日には約1万3千人が来場。この時期の桜はまだ三分咲きだったが、木によってはかなり花を咲かせており、来場者はその下にブルーシートを広げて花見を堪能していた。
松戸市から友人2人と来ていた女性(82)は「まだ三分咲きくらいだけど、フラダンスや和太鼓が楽しかった。出店で買った焼きそばも食べられて満足」とほくほく顔だった。
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苗木など無償配布
浦安植木まつり
浦安市は22日と23日の午前10時~午後4時、浦安植木まつりを市郷土博物館前の芝生広場とゲートボール場などで開く。荒天中止。
5月14日までの緑化強化月間の一環イベント。会場では9種の苗木とリサイクルたい肥の無償配布(両日午前10時から、なくなり次第終了)、カーネーションの無償配布(両日午前11時50分から、子供のみ各日先着150人)、苗木などのオークション(両日午後0時45分)、緑化講習会(22日午後2時、千円、抽選40人)、「浦安絆の森」整備用の苗のポット上げ体験、「はなかっぱ」キャラクターショー(23日午前11時と午後2時)、スタンプラリーなどを行う。
問い合わせは市みどり公園課(☎712・6526番)。
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絵本『もりモリさまの森』原画展
市川市中央図書館で27日まで
展示されている『もりモリさまの森』の原画
市川市中央図書館(鬼高1の1の4)で27日まで、子供向け絵本『もりモリさまの森』(作・田島征三、絵・さとうなおゆき)の原画展が開かれている。観覧無料。
「森の中でたいへんなことが起こっている」と、おじいちゃんに連れられ森へ行った林太郎たち。そこで森を破壊する人間たちに対抗するため、動物たちと一緒に行動するが―。
この絵本は、絵本作家の田島さんが平成8年、東京都西多摩郡日の出町の森に2つ目の巨大な廃棄物処分場を建設することに反対して寝転がっていたとき、ブルドーザーとパワーショベルの間を逃げ惑っていたテンの子供を見て制作を思いついた。原画は、木をチェーンソーで伐採している人間や、会議をする動物たち、森を破壊するショベルカーなどをさとうさんがシャープペンシルで描いている。同展では、この絵本の原画30枚を10枚の額に入れて展示。色とりどりのボードに木の実を並べた田島さんの作品11点も展示する。同館は「繊細で美しいタッチのイラストを通じてもう一度人と自然、動物との共生について考えてみませんか」と来場を呼び掛けている。
開館時間は午前10時から午後7時半(土・日曜日と祝日は同6時)まで。月曜日は休館。
問い合わせは同館(☎320・3346番)。
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こいのぼり揚げる協力者募集
境川にこいのぼりを泳がせる会
境川にこいのぼりを泳がせる会(長﨑康男会長=2面「人」欄紹介)は、30日に浦安市若潮公園に隣接した境川の水上にこいのぼりを揚げるボランティアを募集している。
作業は、境川の両岸の柵に、こいのぼりを23匹ずつ付けたロープ10本を張る。作業時間は午前10時から午後1時ごろまで。
参加希望者は軍手を持参し、同公園に集合。同会の長﨑会長は「お父さん、お母さん、元気なシニアの方々、私たちと一緒に子供たち、孫たちのために力を貸してください」と協力を求めている。
問い合わせは長﨑会長(☎353・3163番)。
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5月に行徳でコンサート開催
市川のクラリネットアーティスト
Micina
市川市行徳文化ホールI&I(末広1の1の48)で5月3日午後6時から、市川市出身・在住のクラリネットアーティスト「Micina(みきな)」のコンサート「CLARINET ON THE BEAT′17」が開かれる。
Micinaは「常識を覆すポップスクラリネット」をテーマに、さまざまなジャンルの音楽を融合させたオリジナル曲を作り、全国各地で演奏活動を行っている。昨年には、Micinaが作曲した曲『ガラスの海と都市の情景』が、国内外のコンテストや公演で演奏された。
今回のコンサートでは、ピアノやギター、パーカッション、バイオリン、ビオラ、チェロ、マリンバなど多種多様な楽器の演奏をバックに、『ガラスの海と都市の情景』などMicina作曲の約15曲を演奏。ステージ演奏だけでなく、演出やプロデュースもMicinaが手掛ける。Micinaは「聴いて楽しむだけでなく、目で見たり肌で感じたりすることができるコンサートです」と来場を呼び掛けている。
料金は全席自由で一般3千円、高校生以下2500円。チケットの購入は、同ホールや市文化振興財団のホームページ、イープラスなどで販売中。
問い合わせはmap promotion(☎090・3112・1964番)。
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浦安市新庁舎の花壇
花でかたどったウサギらがお出迎え
市民の手で整備
春の多彩な花が咲き出し、ウサギのトピアリーなどが楽しい浦安市役所玄関脇の花壇
浦安市猫実の市役所新庁舎玄関脇で、市民の手による花壇「トピアリーガーデン」(約45平方㍍)の植栽が進んでいる。
トピアリーは、花で動物などをかたどった立体的な造形物のことで、欧州で生まれた。新庁舎の花壇には、キンメツゲの木を刈り込んだウサギ(高さ約1・8㍍)と、両手を広げた男児、女児をかたどった2体(高さ約1㍍)のトピアリーを設置。アマリリスやサクラソウ、ラナンキュラスなど春の園芸種が多彩な花を咲かせ、訪れる市民の目を楽しませている。
花壇のデザインや植物の選定などは、旧市庁舎をコンテナガーデンで飾っていた市民グループ「オープンガーデン・うらやす『ガーデントーククラブ』」(城戸夫巳枝代表)が担当。この花壇プランは昨秋、一般財団法人「第一生命財団」が実施した緑の環境プラン大賞・ポケットガーデン部門で「コミュニティー大賞」を受賞している。
訪れる子供らに、はさみを持たせ、トピアリーを刈り込んだり、苗を植えたりなど遊びながら植物に触れる機会を提供してゆこうというアイデアが評価された。
花壇の造成には賞金100万円を活用。トピアリーの骨組みやレンガの散策路、柵の設置など業者による基礎工事が終わった後、2月から同クラブの会員が手弁当で花苗を植えてきた。いずれも城戸代表らが選定した約200品種、約800株の苗の植栽を終え、近く春バージョンが完成する。
4月2日には、近くで行われた別イベント参加者16人がサフィニアの植え込みに参加した。城戸代表は「市民に『ちょっと素敵ね』と言ってもらえるモデルガーデンになればうれしい」と話している。
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市川市美術展覧会
市民の絵画、彫刻、書、工芸作品展示
市川よみうり新聞社は、同コンサートの入場券を抽選で読者2組4人にプレゼントします。希望者は、ハガキに住所(〒)・氏名(フリガナ)・年齢・本紙への要望や感想を書いて、〒272-8585(住所不要)市川よみうり新聞社「Micinaコンサート」係に20日必着で郵送。当選者の発表は招待券の発送をもって替えます。
市川市文化会館(大和田1の1の5)で21日から5月7日まで、市川市文化祭「第65回市川市美術展覧会(市展)」(市川美術会主催)が開かれる。入場無料。
市展は毎年、高校生以上の市内在住・在勤・在学者の作品を前期と後期に分けて展示。展示作品は、前期(4月21日~同28日)が洋画と彫刻、後期(4月30日~5月7日)が日本画と工芸作品、篆刻や刻字などの書が並ぶ。市文化振興課は「市内の美術家の作品が多く並ぶので、ぜひご覧ください」と来場を呼び掛けている。
開館時間は午前10時から午後6時(28日と最終日は午前11時半)まで。入館は閉館の30分前まで。25日は休館、29日は休会。
問い合わせは同課(☎300・8020番)。
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これからのイベントなど
講座・講演会
これからの市民社会~格差・貧困を超える連帯の経済~
16日㈰午後2時―同4時半
♣全日警ホール(市川市八幡市民会館、八幡4の2の1)
無料
☎結成準備会代表・片岡(090・4259・5438)
安倍内閣の退陣を目指す千葉県第5区市民連合(仮称)結成集会。呼びかけ人と7野党会派のあいさつ、講演会を行う。講師は元朝日新聞編集委員でジャーナリストの山田厚史さん。
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第7回化研セミナー~乳がんについて学んでみませんか?~
22日㈯午前10時半―同11時半
♣聖徳大学(松戸市岩瀬550、JR松戸駅から徒歩約5分)
無料(定員は申し込み先着150人)
☎化学療法研究所付属病院(375・1111)、eメール(seminar@kaken-hp.or.jp)
講師は同病院乳腺・甲状腺外科部長。質疑応答有り。聴講希望者は電話かメールで申し込む。
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英語の勉強会「時事英語の泉」
22日㈯①午後1時半―同3時②同3時―同5時
♣市川教育会館(市川市南八幡1の10の19)
参加費①500円②100円(要事前申込み)
☎時事英語の泉・中嶌(080・3547・2443)
①は参加者が海外ニュースの英文を和訳し、中嶌さんが添削する。②は①のニュースの内容について英語でディスカッションする。対象者は大学入試や英検、ビジネスで英語を必要とする人など。
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みんなで市政を考えるつどい
23日㈰午後1時―同3時半
♣全日警ホール(市川市八幡市民会館、八幡4の2の1)第3会議室
300円
☎市川市政を語る実行委員会準備会・中村(320・1071)
茨城大学の名誉教授で茨城県自治体問題研究所理事長の田中重博さんが、地方自治体の長のあり方について語る。「市川市政について一緒に考えませんか」と主催者。
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原発避難者の行方に東電・国の責任の所在は?
23日㈰午後1時半―同4時40分
♣市川市文化会館(大和田1の1の5)第2会議室
500円(申し込み不要)
☎戦争はいやだ!市川市民の会・菊池(090・6948・8998)
講師は、原子力に頼らない社会を実現するために活動している団体・原子力資料情報室の伴英幸共同代表。
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母の日ギフト(プリザーブドフラワーとジュエリー)講習会
27日㈭午後7時―同9時
♣市川市中央公民館(八幡4の2の1)
4,000円(定員は申し込み先着10人)
☎フラワーパレット・村越(090・9854・2041)、eメール(annys-hanasakihpy@i.softbank.jp)
子供連れでの参加、外国人の参加も可(日本語、英語で指導)。はさみ、新聞紙、作品持ち帰り用の袋を持参。
イベント
春の史蹟まつり―真間の手児奈の心ねをたずねて
23日㈰午前11時―午後4時半
♣手児奈霊神堂(市川市真間4の5の21)境内
入場無料
☎真間史蹟保存会・染谷(322・2478)
真間地区の歴史を広く伝えるイベント。黒米や甘酒の試食、市内で出土した縄文土器の展示、江戸史研究家の秋山忠彌さんによる文化講演「テレビドラマの時代考証のうらばなし」(午後1時―同2時)、万葉集歌朗唱(同1時―同1時40分)、市内の女性創作和太鼓グループ・手児奈太鼓による演奏(正午―午後0時半)、ソプラノ歌手・木村珠美さんによる独唱(午後2時半)などが行われる。正午からは藤棚の下で市内の茶道サークルによる茶席が開かれ、抹茶が無料で振る舞われる。
自然観察
花見川自然観察会
23日㈰午前9時半―午後2時半ごろ(雨天中止)
♣花見川団地中央公園前バス停(京成八千代台駅から花見川団地行きバス)集合
参加費200円(学生以下は無料)
☎千葉県野鳥の会・荒木(047・426・2723)
同公園でヒバリやウグイス、アオジ、カワセミなどを観察する。持ち物は昼食、雨具、防寒具など。
相談
着物無料相談とワンポイントレッスン
①19日㈬午前9時―正午②午後1時―同4時
♣①市川市行徳公民館(末広1の1の31)3階第1和室②浦安市当代島公民館(当代島2の14の1)4階和室
相談無料、着付け500円
☎①和の会(090・9821・4267)②いろはの会(090・8176・9855)
着物や仕立ての相談、着付けを行う。
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