市川よみうり & 浦安よみうり online

今週のNews

 □七夕飾り 北国分駅前を彩る
 □市川市市長・副市長公用車にテスラEV〜「高級外車」に異論も
 □愛称は「J:COM浦安音楽ホール」〜ネーミングライツ制度で契約金年80万円を運営費へ
 □浦安小屋内温水プール市民開放に向け改修へ〜開放時期は未定
 □副市長を2人体制に〜浦安市元総務部長の及川力氏が就任
 □北千葉道路都市計画原案の説明会〜15日に曽谷公民館で開催
  


七夕飾り 北国分駅前を彩る


北国分駅前に立てられた七夕飾り

 北総線北国分駅前のロータリーに七夕飾りが20本立ち並び、駅利用者らを楽しませている。
 
 この取り組みは、地元のボランティア団体「花水木の会」(三橋敏雄会長)が「地元の子供たちを喜ばせたい」と2012年から毎年行っている。8回目の今年は、同会や自治会のメンバーなど約30人が先月24日に取り付けた。
 
 七夕飾りはあす7日まで設置。ロータリー中央に置かれた卓上の引き出しに色とりどりの短冊と油性ペンが用意されており、誰でも自由に願い事を書いて笹に飾り付けることができる。  

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市川市市長・副市長公用車にテスラEV〜「高級外車」に異論も


市川市が公開したテスラのモデルX

 市川市は今月から、市長・副市長の公用車に米電気自動車(EV)大手テスラのスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」を導入し、2日に報道陣に公開した。モデルXは車両価格約1100万円の高級車。さらに8月末か9月ごろには、同1千万円のセダン「モデルS」の導入も予定している。これに対し、市議会は車両公開に先立つ先月27日、テスラ車の公用車導入の見直しを求める決議案を賛成21、反対20の僅差で可決。ただ、決議に法的拘束力はなく、村越祐民市長は「議会の意見を重く受け止めたいと思う。ただし、あくまでも施政方針に基づく適正な予算執行と考えているので、計画を粛々と進めていきたい」と述べた。
 
 両車両は8年間のリース契約で、リース料はモデルXが税込み月額14万3千円、8年総額約1400万円。モデルSは入札前だが、予算額で月額15万5千円、8年総額1500万円に上る。リース料は当初予算案で他の公用車と一括で計上され、2月議会で可決されている。
 
 月額リース料は、これまでの市長・副市長公用車である国産ハイブリッド車2台(6万7千円と6万円)と比べて倍以上。しかも、この2台はそれぞれ来年2月までと2022年5月までリース契約が残っており、この間も保有し続ける。
 
市の狙いはテスラとの関係強化
市議会は見直し求める決議可決

 
 市はテスラ車を公用車とすることで、環境負荷を低減するだけでなく、環境に配慮する市の姿勢を広く発信できるとしている。そして最大の狙いは、テスラとの関係強化だ。同社は、自然エネルギー分野を中心に幅広く先進的な取り組みを行っており、同社と協力関係を築くことで、低炭素社会への取り組みや最先端技術を活用したまちづくりを推進していくというのが市の考え。既存車のリース期間を残した段階での導入も、この関係強化を考慮したためという。
 
 ただ、テスラ車を導入すれば同社と連携できるという訳ではなく、「高級外車」の導入は議会の理解を得られなかった。市民からも、この問題について先月27日の時点で20件余りの意見が寄せられ、その9割が導入に否定的だったという。
 
 村越市長がこの問題について市議に説明したのは、決議案可決前日の先月26日。しかも、6会派(23人)からの要望を受け、当該6会派に対して行ったものだった。広報やタウンミーティングなどを通じた市民への説明も行っていない。決議案可決後、村越市長は計画を進めていく意向を示し、続けて「この車両のもたらす効果やさまざまな事業に関しては、今後もありとあらゆる機会を通じて市民の皆さまに説明したい」と述べた。  

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愛称は「J:COM浦安音楽ホール」〜ネーミングライツ制度で契約金年80万円を運営費へ


握手を交わす内田市長(左)と渡部社長

 浦安市は先月25日、JR新浦安駅前の浦安音楽ホールの愛称が、ネーミングライツ(命名権)制度で「J:COM浦安音楽ホール」に決まったと発表した。同市の同制度導入は初めて。1日にはネーミングライツ・パートナー契約の締結式を開き、市内に本社を置くジェイコム千葉と契約を結んだ。
 
 市は、4月から5月にかけて、同ホールのネーミングライツ・パートナーを募集。応募は同社のみだった。契約期間は1日から2029年3月31日まで。契約金額は年額80万円(税別)で、同ホールの運営費に充てられる。
 
 締結式では内田悦嗣市長と渡部弘之社長が契約書に調印。内田市長は「J:COM浦安音楽ホールとして市民に親しまれ、ホールのにぎわいや魅力の向上につながるようPRし、この愛称が市民に定着することを期待している」とあいさつ。渡部社長は「令和の新しい年に、浦安最初のパートナーになれたことは感慨無量。エンターテインメントを提供しているノウハウをホールの活性化に活用するよう、ホールが市民の楽しみの場の中心になるよう努力していく」と話した。  

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浦安小屋内温水プール市民開放に向け改修へ〜開放時期は未定

 浦安市はこのほど、市立浦安小(同市猫実4の9の1)の屋内温水プールを市民に開放する方針を決めた。今後、同プールの老朽化対策工事に合わせて、市民開放に向けた改修工事を行う予定で、開放時期などの詳細は未定。今年度は実施設計を行う。
 
 同小のプールは1987年に竣工。2階建て屋内運動場の1階にあり、直射日光が当たらず夏場でも水温が低いため、温水設備が整備されている。
 
 同市が現在市民に開放しているプールは、舞浜の運動公園屋内水泳プールと東野プールの2施設。東西線浦安駅付近など元町地域にはないため、学校で6月と7月にしか使用されていない同小のプールを、近隣住民らに開放することを検討していた。
 
 市は昨年12月から今年1月にかけて、同駅から2㌔圏内を重点地区に市内全域の3500世帯を対象としたアンケート調査を実施。重点地区の約6割、全体では1430世帯から回答を得た。
 
 その結果、全体の49・1%、重点地区の54・6%が同プールを「とても利用したい」「利用したい」「利用するかもしれない」と回答。学区内在住者に限ると68%に達した。
 
 市はアンケート結果をもとに、開放した場合の利用者を一日当たり130人と算出。総合的に見て市民の需要があると判断し、同プールを市民に開放することを決めた。
 
 市は学校側の利用を最優先としつつ、開放時には子供から高齢者まで幅広い年齢層の市民が通年で利用できるようにする考えで、開放に向けて更衣室やシャワールームを改修するとともに、障害者向けの備品や管理員の詰所、受付窓口の設置などを、運営方法などソフト面と合わせて検討していく。既存のプール本体(25×10㍍)やボイラー設備は改修しないが、ボイラー設備については近隣住民から騒音の苦情が出ていることから、防音対策を講じる予定。具体的なオープン時期や開放期間、時間帯、料金などの運営に関することはまだ決まっておらず、運営担当部署が決まり次第検討するとしている。
 
 ただ、アンケートでは、校内に部外者が立ち入ることに対する安全面での強い懸念や、狭い周辺道路の交通事情が悪化することへの危惧、改修・維持費を考慮した費用対効果への疑問など反対意見や批判的な意見もあった。市教育施設課は「頂いた意見については、必要性と現状の施設の状況を踏まえ、盛り込む内容を検討する」と話している。  

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副市長を2人体制に〜浦安市元総務部長の及川力氏が就任


及川副市長

 先月開かれた浦安市議会第2回定例会の同意を得て副市長に選任された元市職員の及川力氏(60)が1日、就任した。任期は4年間。
 
 副市長は2017年3月27日以降、石井一郎氏1人の体制が続いていたが、約2年3カ月ぶりに2人体制に戻した。市は「増大する行政需要に対応するには、迅速かつ効率的なマネジメント体制が必要」としている。
 
 及川氏は1981年に入庁。介護保険課長、財務部長、総務部長などを歴任し、今年3月に定年退職した。  

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北千葉道路都市計画原案の説明会〜15日に曽谷公民館で開催

 県は市川市曽谷公民館で15日午後2時半から、北千葉道路(市川市~船橋市)の都市計画の原案説明会を開く。
 
 同道路は、市川市北部の外環道路から千葉ニュータウンを経て成田空港までを結ぶ延長約43㌔の幹線道路。このうち、鎌ケ谷市の県道船橋我孫子線から東側は大部分が開通しているが、市川市区間を含む西側の約9㌔区間は事業化されていない。
 
 同区間を含む船橋市小室までの約15㌔区間は、一般道(国道464号)を整備するとして1969年に都市計画決定されているが、県は現在、一般道と自動車専用道路を一体整備する計画に変更する手続きを進めている。
 
 今回の説明会では、市川市など沿線7市と県、国土交通省で合意した概略計画に基づき、15㌔区間の位置や規模、構造などを定めた都市計画の原案の概要を説明する。会場にはパネルを展示。正午から午後5時まで、説明会の前後に担当スタッフが来場者からの質問に答える。
 
 問い合わせは県道路計画課北千葉道路班(☎043・223・3124番)。  

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講座・講演会

歴史ロマンの会第37回講座「信長の城3」
🕒9日㈫午後2時半―同4時半
♣浦安市当代島公民館(当代島2の14の1)第1会議室
¥入会金500円、会費月1,000円、非会員1,500円(体験1回に限り1,000円)、テキスト実費負担(eメール配信は無料)
☎同会・清水(354・2590または080・3450・7947)
 現地見学と事前の講義を行っている講座。今回は織田信長の最後の居城・安土城と、京都での宿所とした二条城、本能寺について学ぶ。講師は歴史ジャーナリストの藤井尚夫さん。
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Ude臨床美術部ワークショップ「ただよう羽のオブジェ」
🕒16日㈫午前10時―同11時半
♣浦安市市民活動センター(市役所1階)
¥700円(定員は申し込み先着12人)
☎同団体・多田(382・3116)
 脳と心に働きかける臨床美術のワークショップ。今回はオイルパステルで色を塗った厚手のトレーシングペーパーを羽の形に切り取り、針金と吸盤を付けてオブジェを製作する。受講希望者は予約サイト(https://coubic.com/ude/)から申し込む。
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アドラー心理学 勇気づけ実践セミナー(全3回)
🕒20日㈯、8月24日㈯、10月5日㈯午後1時―同3時半=第1部(セミナー)、同3時半―同4時半=第2部(語るつどい。希望者のみ)
♣浦安市美浜公民館(美浜5の13の1)第2会議室
¥各回3,000円(定員は申し込み先着16人)
☎不登校を語るつどいBaobab(バオバブ)・木村(080・5007・4432=平日午前10時―正午、午後6時―同8時)、eメール(naranja.bao@gmail.com)
 不登校の子供を持つ保護者やその支援者、良い親子関係を築きたい人が対象。アドラー心理学カウンセラーの福田シェシャドゥリ育子さんを講師に迎え、良い親子関係や対人関係を持つための対応をロールプレーなどで学ぶ。1回目は「感情と行動」、2回目は「誰の課題?」、3回目は「勇気づけ」がテーマ。1回だけの参加も可能。希望者は事前にeメールで参加日・名前・電話番号を伝える。eメールを使わない人は電話で申し込む。
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第31回浦安マンションライフセミナー
🕒20日㈯午後1時半―同4時半
♣浦安市日の出公民館(日の出4の1の1)4階大集会室
¥無料(定員は申し込み先着60人)
☎同市住宅課(712・6284)、FAX(353・4378)eメール(jyutaku@city.urayasu.lg.jp)
 マンション管理士の山田清司さんが「新任理事になったら」、太田隆利さんが「管理会社任せにしない管理組合運営―今からできるチェックポイント」をテーマに解説。その後、テーマに合わせた意見交換会を開く。受講希望者はeメール(件名は「セミナー申込」)またはファクス、電話で氏名(ふりがな)・住所(マンション名まで)・電話番号・管理組合での役職・申し込み人数・意見交換会のテーマ別参加人数を伝える。申し込み用紙は同課や公民館などで入手するか、市のホームページからダウンロードする。
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和洋女子大夏期公開講座(書道)
🕒【1期】31日㈬―8月2日㈮午前9時半―午後4時40分【2期】同4日㈰―6日㈫同【3期】同8日㈭―10日㈯同
♣同大書道教室(市川市国府台2の3の1)
¥1科目1万3,500円(ⒹⒽⓁは9,000円)
☎同講座(書道)事務局・佐藤(371・1376=月・木・土曜日午前10時―午後5時)、FAX(371・1938)
 大学入学資格を持つ人が高校教諭1種免許状(書道)・中学校教諭1種免許状(国語)を取得するため、または高校生以上の一般書道愛好家が実力養成や実技認定を目指すための講座。1期(Ⓐ楷書法Ⓑ草書法Ⓒ隷書法Ⓓ文字学)、2期(Ⓔ行書法Ⓕかな書法Ⓖ篆書法Ⓗ鑑賞)、3期(Ⓘ創作漢字Ⓙ創作かなⓀ漢字かなまじり書法Ⓛ書道科指導法)の中から、各期1科目を受講できる。講義日数はⒹⒽⓁが2日間、その他が3日間。各講座の定員は申し込み先着48人。受講希望者は20日までに申込書をファクスで送り、指定口座に料金を振り込む。申込書は同大のホームページからダウンロードできる。
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アーサー・ビナードさん講演会「『ちっちゃいこえ』に耳をすます」
🕒8月3日㈯午後1時―同2時40分
♣全日警ホール(市川市八幡4の2の1)
¥2,500円
☎子どもの本と文化の夏の集い実行委員会・松井(335・9871)
 全国で子供の本の読み語りなどを行う「この本だいすきの会」のイベント「子どもの本と文化の夏の集い」の一環。東京や広島で活動する詩人アーサー・ビナードさんが、命の大切さや広島の原爆について描いた紙芝居作品『ちっちゃいこえ』をテーマに話す。講演会後は午後2時40分から同4時まで会場でサイン会、同5時から同7時までJR本八幡駅周辺レストランでビナードさんを囲んでの懇親会(参加費4,500円)が開かれる。講演会に先立つ午前10時15分から同11時45分までは絵本に関する講座(受講料1,500円)、前日の2日午後1時から同5時までは読み語りに関する分科会(参加費1,000円)も開かれる。参加希望者は電話で申し込み、16日までに指定口座に料金を振り込む。定員は講演会が先着326人、懇親会が同50人。懇親会のみの参加は不可。

イベント

水辺で遊ぼう!~七夕ミュージックと水辺で乾杯!
🕒7日㈰午後4時―同7時半(雨天中止)
♣境川親水テラス(浦安市役所そば)
¥無料(定員は当日先着50人)
☎浦安水辺の会・横山(090・6703・0129)
 周辺を清掃したり、短冊に願い事を書いて笹に飾ったり、有志による演奏を聞いたりして、七夕の夕べを楽しむ。生ビール、ジュース、お茶など飲み物を販売。食べ物や敷物は持参する。小学生以下は保護者同伴。演奏者の参加も歓迎。
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第33回ソフトタウンの夏祭り
🕒13日㈯午後4時―同9時半(小雨決行)
♣ソフトタウン行徳B棟駐車場(市川市日之出22の1=東西線行徳駅から徒歩約15分)
 同マンション恒例の夏祭り。誰でも参加可能。子供みこしで幕を開け、子供たちのよさこいソーラン、コーラスやバンド演奏、ベリーダンス、子供たちのラムネ早飲み大会など数々のステージイベントで盛り上がる。焼きそばやかき氷、ビール、チョコバナナなど、住民たちによる20の屋台も登場。屋台で買い物をするともらえる抽選券(なくなり次第終了)で、午後9時ごろからの大抽選会に参加できる。屋台は同5時、ステージは同6時スタート。
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PLAY!「遊びあふれるまちへ!」浦安プレーパーク
🕒14日㈰午前10時半―午後3時(荒天中止)
♣浦安市少年の広場(今川3の12)
¥一世帯100円
☎浦安プレーパークの会・横山(090・6160・1410=平日午後7時―同9時)
 火や土、風、木などの自然を取り入れて遊べる。小学3年生以下は中学生以上の同伴が必要。着替え・飲み物・帽子・タオル・水着・昼食・椀・箸・軍手・レジャーシート・豚汁の具(刻んだ1品)を持参。木工の希望者は金づちやのこぎり、くぎなどを持参。おにぎりやソーセージ、干物、マシュマロなどを持って来れば、焼いて食べられる。中止の場合は同会のブログ(http://blog.livedoor.jp/urayasupurepa/)で当日午前9時に知らせる。

自然観察

みどりの寺小屋「かかしを作ろう!」
🕒20日㈯午前9時―同11時(雨天中止)
♣北方ミニ自然園(JR本八幡駅からバスに乗り、大野中央病院下車後、徒歩約10分。市川市民プール駐車場前)
¥100円(保険料など)
☎緑のみずがき隊事務局・森角(090・8777・7186)
 かかしを作って、稲の花が咲き始めた同園の田んぼに立てる。小学生以下は保護者同伴。飲み物と帽子を用意し、汚れてもいい服装や靴で参加する。不用な帽子や服があれば、かかしの材料用に持参する。事前申し込み不要。

子育て

浦安市社会福祉協議会 東2支部社協「子育てサロン」
🕒10日㈬午前10時―正午
♣浦安市老人クラブ会館海楽菜の花クラブ(海楽2の36の3、県立浦安高南側隣接の海楽公園内)
¥無料(申し込み不要)
☎同社協・安田(355・5271)
 広い公園や40畳の和室で、のびのび過ごして遊べる。対象は海楽、猫実1・2丁目、北栄4丁目在住の3歳以下の子供とその保護者。

フリーマーケット

出店者募集
🕒14日㈰午前9時―午後2時(雨天中止)
♣県立行田公園西広場(船橋市行田3の5の1、船橋市北消防署行田分署斜め前)
¥出店料1,500円
☎船橋リサイクル市民の会(043・489・6114)