市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
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今週のNews

 □駅周辺にぎわう~行徳まつり&行徳ハロウィン
 □年度内9割整備が目標~外環道路の環境施設帯
 □豊受神社で秋まつり開催~神輿を担いで地域交流深める
 □浦安魚市場、来年3月に閉場~老朽化と高齢化、魚離れが背景
 □「ちゃんこ」の祭典でグランプリ~行徳駅前のちゃんこ鷹丸
 □お祭りで大にぎわい~浦安市民まつり
 □お祭りで大にぎわい~市川まつり
 □これからのイベントなど


駅周辺にぎわう 行徳まつり&行徳ハロウィン


駅前周辺を練り歩く行徳神輿


参加者たちが仮装姿で街を歩くパレード

 東西線行徳駅周辺で先月28日、「第14回行徳まつり2018」(同まつり実行委員会主催)と「行って徳する行徳ハロウィン2018」(同イベント実行委員会主催)が開かれ、ステージイベントやパレード、出店などでにぎわった。
 
 行徳まつりのメーンイベントは、江戸前神輿と行徳神輿の渡御。江戸前神輿はさまざまなはんてんを羽織った男女、行徳神輿は白装束に身を包んだ男性の担ぎ手が「ワッショイ!」と声を張り上げて神輿を担ぎ、まつりを盛り上げた。2年前、行徳に引っ越してきたという20代の夫婦は「行徳の神輿を見るのは初めて。とても迫力があった」と話していた。
 
 行徳駅前公園の出店では行徳産ホンビノス貝の浜焼きやのり、焼きそばやたこ焼き、フランクフルトなどの食べ物を販売。来場者は食事に舌鼓を打ちながら、チアダンスやミュージカルなど14団体のステージを楽しんでいた。
 
 同公園内では「行徳防犯フェスタ」も同時開催。来場者はパトカーや白バイに乗ったり、警察官の制服を着用したりして楽しんでいた。
 
 行徳ハロウィンのメーンイベントの仮装パレードには、子供から大人まで約千人が参加。ゾンビや吸血鬼といった定番の仮装のほか、アニメの『ポケットモンスター』や『ドラゴンボール』、ディズニー映画のプリンセスや悪役の仮装などで街を練り歩き、参加者は、写真を撮るなどしていた。
 
 事前に応募した18組による「仮装コンテスト」も行われ、ミュージカル『ライオンキング』の仮装をした行徳駅前在住の大上泰さん(38)と亜美さん(30)、泰知君(3)の親子3人が大賞に輝いた。「1カ月前から子供が寝た後にコツコツ夜なべをして仕上げた」と亜美さん。泰さんは「妻のおかげで大賞が取れた。来年も参加したい」と笑顔を見せていた。  

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外環道路の環境施設帯 年度内9割整備が目標

 市川市議会の東京外郭環状道路特別委員会が先月19日に開かれ、同道路千葉県区間の事業者である国土交通省関東地方整備局と東日本高速道路(NEXCO東日本)が出席した。事業者は、未整備区間が残る環境施設帯(副道、歩道、植樹帯など)や、交差する道路の外環道路に最も近い交差点(第一交差点)の整備状況、沿線のクロマツ移植計画などについて説明。環境施設帯については、今年度中に9割の区間で供用する目標を示した。
 
 外環道路千葉県区間は、松戸市小山から市川市高谷までの延長約12・1㌔。半地下構造の高速道路4車線と、地上を通る国道(298号)4車線、環境施設帯で構成する。
 
 高速道路と国道は6月2日に全区間が開通。環境施設帯や第一交差点などは一部工事が残っており、完成した場所から順次供用している。
 
 この日の特別委員会における事業者の説明によると、環境施設帯は同区間の4割超が供用済みで、今年度末までに9割を供用することが目標。トンネル整備のため一部を切り崩した小塚山公園の復元も、今年度中に完了するとしている。
 
 残り1割は高谷ジャンクション(JCT)付近と京成菅野駅付近で、同JCT付近については、高谷川の護岸工事の影響で平成31年度内の供用となる予定。同駅付近は、駅をまたぐ歩道橋の整備に伴う京成電鉄との調整で整備が遅れており、同32年度内の供用が目標という。
 
 第一交差点については、全22カ所のうち15カ所で整備が終わっているが、6カ所で拡幅のための用地が未取得の状態。事業者は同32年度内の整備完了を目指しており、そのためには同31年度中の用地取得が必要としている。
 
 クロマツについては、事業敷地内の自生クロマツ186本のうち伐採しなかった57本と、地域住民やNEXCO東日本が現地の種から育てた227本を植える。具体的な植樹地は、菅野・平田地区が自生クロマツ57本を含む193本、北千葉JCTが24本、京葉JCTが67本としている。
 
 京葉JCTは、外環道路の高速道路と京葉道路を結ぶ8本のランプ(連結道路)のうち2本が未整備の状態。NEXCO東日本は、全8本の完成時期について、同34年度という従来の目標を示した。  

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豊受神社で秋まつり開催 神輿を担いで地域交流深める


神輿担ぎを楽しむ地域住民ら

 浦安市猫実の豊受神社で先月28日、秋まつりが開かれ、大神輿と子供神輿が同神社境内で渡御した。
 
 市内3神社による浦安三社祭は4年に一度開かれ、盛大な神輿の渡御が行われる。同神社の秋まつりは、神輿を毎年担ぐことで地域住民の交流と助け合いの気持ちを深め、子供たちに神輿担ぎの楽しさを伝えようと、昨年から開いている。
 
 大神輿の渡御では鯉口シャツと股引き、法被、足袋を身に着けた男女が「ケーキ(景気)を付けろ! マイダ! マイダ!」と威勢の良い声を上げていた。浦安ならではの担ぎ方「地すり」「もみ」「差し」「放り受け」も披露。神輿を担いだ2組が向かい合って押し合ったり、勢い余って転ぶ人や、縁日のスーパーボールすくいのプールにはまる人たちもいたりするなど、皆が神輿担ぎを大いに楽しんでいた。
 
 子供神輿は北栄4丁目の神輿愛好会「喜多栄睦会」が昨年制作した、かわいらしい七福神が乗る宝船型。未来の担ぎ手でもある子供たちが祭りの衣装を身に着け、笑顔で担いでいた。  

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浦安魚市場、来年3月に閉場 老朽化と高齢化、魚離れが背景


浦安の食を支えてきた浦安魚市場

 浦安の食の台所として長年にわたって食卓と飲食店を支え、漁師町時代の名残を色濃く残す浦安魚市場が、平成31年3月31日で閉場し、運営する同市場協同組合(長野敦彦理事長)も同日解散する。同組合は、建物の老朽化と店主の高齢化、人々の魚食離れが背景にあると言う。
 
 同市場は、目利きの店主たちが毎朝、これまでは築地、現在は豊洲で仕入れた魚介類を販売する鮮魚店を中心に、早朝4時から昼頃まで営業している。始まりは昭和の初期。漁業が盛んだった浦安の堀江地区で、複数の鮮魚店が集まって商いを始めた。65年前の昭和28年には組合が結成され、浦安橋のたもとで浦安橋魚市場を開場。同46年には、現在地(約1300坪)に日本住宅公団(現都市再生機構)と6階建ての現施設を建て、1階で市場を運営してきた。
 
 利用者は行商人と飲食店がほとんどだったが、行商人が高齢化して利用者が減少。さらに、建物の老朽化に伴う検査で耐震不足が判明。店主の多くが70代を迎え、高齢化と後継ぎ不足の状況にもある。組合員(23人)は往時の3分の1、青果店や乾物店、飲食店などテナントを含めた店舗(32店舗)も半分に減少したという。
 
 同組合は建て替えや移転、営業時間の延長なども検討してきたが、昨年10月に臨時総会を開き、建て替えを断念。先月17日には改めて臨時総会を開き、年度末の組合解散を決めた。長野理事長は「昔ながらの対面販売が特徴。水槽で泳いでいる新鮮な魚を4分の1にさばいて販売したり、下処理をしたり、調理方法を教えたりするなど、行商人や奥さん方のニーズに応えた丁寧な店が集まっている。海辺地区などへの移転も検討したが、現在地から遠く、年齢や新たな借金、お客が付いてくれるかどうかも踏まえると難しい。地域に親しまれてきたが、苦渋の決断」と話す。跡地は、大手不動産事業者に売却される模様。
 
 きょう3日とあす4日は毎月恒例の特売日。12月16日まではお歳暮市、12月28日から年末までは歳末大売り出しを行い、「まずは暮れまでかけて、市場全体でおいしい食を届ける」(長野理事長)という。月曜日定休。  

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「ちゃんこ」の祭典でグランプリ 行徳駅前のちゃんこ鷹丸


グランプリ「横綱ちゃんこ」の賞状を手にする松本さん=本人提供

 市川市行徳駅前のちゃんこ料理店「粋な相撲料理 ちゃんこ鷹丸」が、先月13日と14日に東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場で開かれたちゃんこ料理の祭典「CHANKO―1グランプリ2018」(日本ちゃんこ協会主催)に出場し、3代目のグランプリ「横綱ちゃんこ」を獲得した。
 
 3年目の今回は、元力士がオーナーシェフを務める全国のちゃんこ店の中から同協会が選んだ7店舗が自慢のちゃんこを1杯600円で販売し、売れた杯数と投票数でグランプリを決めた。
 
 鷹丸は昨年に引き続き「コラーゲンたっぷり極旨ちゃんこ」を販売し、今年はトラフグのコラーゲンにこだわった。オーナーの松本勝史さんは「魚の臭みのないトラフグの骨から取った出汁を塩とみりんで味付けし、皮を煮溶かしたコラーゲンをたっぷり入れて秘宝のスープにした。優しいフグの香りが楽しめる」とアピールしていた。
 
 結果について同協会は「販売杯数と投票数については公表していないが、上位3位までは僅差。食べた上で投票した満足度の高い店舗がグランプリに選ばれている」と言う。
 
 グランプリ獲得について松本さんは「友達やお客さんなど支えてくれた人たちの顔が走馬灯のように浮かび、思わず涙が出た。努力するものです」と話し、笑顔を浮かべていた。
 
 同店は、グランプリ受賞を記念し、数量限定でトラフグのコラーゲンをトッピングとして用意している。松本さんは「おすすめの、海と山の幸をふんだんに使った薄口しょうゆ味のこだわりのちゃんこに、トラフグのコラーゲンを入れて食べてほしい」と言う。
 
 営業は午後5時から同11時まで。月曜日定休(団体予約は応相談)。12月から1月までの冬季は無休。
 
 問い合わせは同店(☎358・3541番)。  

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お祭りで大にぎわい 浦安市民まつり


芝生広場でくつろぐ来場者たち

 浦安市役所周辺で先月20日と21日、「第21回浦安市民まつり」(同まつり実行委員会主催)が開かれ、子供から高齢者まで約3万5千人(主催者発表)でにぎわった。
 
 会場には食べ物やゲームなどのたくさんのブースが並び、特設ステージでは38団体がよさこいソーランや空手の演武などのパフォーマンスを披露。来場者たちは芝生広場で座って食事をしたり、パフォーマンスを眺めたりしてくつろいでいた。
 
 同市消防本部では、放水体験や心肺蘇生訓練、ちびっこロープ渡り、消防音楽隊のコンサートなどを実施。子供たちが楽しそうに体験する中、大人も熱心な表情で加わっていた。妻と10歳の女の子、6歳の男の子と訪れ、本物の消防用ホースを使った放水と心肺蘇生訓練を体験した市内在住の男性は「訓練をしないと、なかなかホースを思うように使えない。一朝一夕では無理。心肺蘇生法ではAED(自動体外式除細動器)の体験ができて良かった」と話していた。
 
 グランプリはあっさりくん
 ゆるキャラ総選挙


 2日目は、市内で活躍するゆるキャラのナンバー1を決める「ゆるキャラ総選挙」の結果発表が特設ステージで行われ、同市郷土博物館の「あっさりくん」=写真=がグランプリを獲得した。
 
 あっさりくんは、全1万3535票のうち3894票を獲得。今後2年間、市のさまざまなイベントに参加し、浦安の顔として広報活動を行う。  

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お祭りで大にぎわい 市川まつり


一糸乱れぬ踊りで見物人を魅了する高円寺阿波おどり

 JR市川駅北口と京成市川真間駅の周辺で先月14日、毎年恒例の「市川まつり」が開かれ、子供から高齢者まで大勢の市民らでにぎわった。
 
 同まつりは、アイアイロード市川商店会と市川駅前西通り商店会、市川三商会、市川ビル商店会、真間駅前通り会、真間銀座会の6商店会が平成16年から毎年開催。今回は、飲食物やゲームなど80店以上の出店が並ぶ歩行者天国の通りを、国府台女子学院小学部鼓笛隊と高円寺阿波おどり、市川学園吹奏楽部マーチングバンドがパレードし、ステージでは30組以上が歌や踊りなどを披露した。
 
 高円寺阿波おどりのパレードでは、本場・徳島県の阿波おどりをほうふつとさせる威勢の良い掛け声と一糸乱れぬ踊りで見物人を魅了。国府台女子学院小学部鼓笛隊のパレードと市川学園吹奏楽部マーチングバンドのパレードでは、ダイナミックな演奏に観客が大きな拍手を送っていた。  

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