市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

今週のNews

 □多くの女性たちを魅了した着物リメイクファッションショー
 □国の登録有形文化財・後藤家住宅
 □はたきを掛け、障子を張り替え~浦安市郷土博物館で大掃除体験
 □浦安市の産後ケア事業、里帰り出産にも対応
 □新聞感想文コンクール~市川市の児童生徒15人を表彰
 □クリスマス・イルミ~堀江つどいの広場で灯る
 □児童100人が自慢の料理で挑戦!~市川市小学生朝食選手権
 □生徒・学生ら330人で募金~浦安市社協 歳末たすけあい運動
 □怖過ぎるお化け屋敷に長い列~浦安市東野児童センター
 □年末に備え、強盗対応訓練を実施~ゆうちょ銀行浦安店と浦安警察署
 □市川市の中学校2校が合唱コンクールで金賞
 □3世代の男女200人超が競う~市川市民将棋大会
 □これからのイベントなど


多くの女性たちを楽しませた着物リメイク
リメイクファッションショー


着物から作った普段着が女性たち魅了

 着物リメイクファッションショー2017が先月5日に市川市文化会館で開かれ、会場は多くの女性たちで埋め尽くされていた。
 
 市川市内の4つの公民館で活動する着物リメイク研究会(阿部淑子代表)のメンバーが、日本古来の着物の良さを見直し、いまの時代に合った普段着として仕立て直して楽しんでいる。同会は、亡き家族や親しかった人の記憶を身にまとうことも魅力だと言う。
 
 ショーでは、メンバーが自ら仕立て直したブラウスやワンピース、スカート、コート、ベスト、ドレスなどを着て披露した。会場からは「かわいー」「素敵」などの歓声が湧き、思わず立ち上がったり、乗り出したりして見る人も多かった。
 
 北村直子さん(44)は娘たち3人のピアノの発表会用のドレスを制作。娘たちはそのドレスを着てステージに上がった。長女の祐さん(15)は「人前に出るのは好きなので楽しかった。ドレスは着た感じも、私の気持ちも、買ってもらうドレスとは違う。母は私たちの好みを知っているので格好いいし、うれしい」、次女の和寿さん(13)は「ショーはとてもまぶしかった。紅葉の柄の着物で作ってもらったドレスは素敵」、三女の賜紀さん(10)は「とっても緊張した。ドレスは真珠が付いているデザインできれい」と笑顔で話していた。  

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国の登録有形文化財・後藤家住宅
登録証とプレート伝達


後藤家住宅主屋応接棟=市川市教育委員会提供

 市川市新田1丁目の後藤家住宅の主屋と隣接する稲荷社が6月28日に国の登録有形文化財となり、10月31日に市役所仮本庁舎で登録有形文化財登録証とプレートの伝達式が行われた。
 
 同住宅は、2代目市議会議長で、国府台高等女学校(現国府台女子学院)や日出学園、市川信用組合(現東京ベイ信用金庫)の創設などに尽力した後藤仁助さんが大正15年に建築。主屋は、洋風の応接室や、銘木を用いた本格的な座敷、ガラス戸を用いて開放性を高めた縁側などが設けられた近代和風建築で、様式美と機能性を備えている。稲荷社は、一間社流造の装飾を備えた素朴な造形で、昭和戦前期の地域の景観をいまに伝えている。
 
 伝達式では、大久保博市長と田中庸恵教育長が、この住宅に住む後藤照江さん(63)に登録証とプレートを手渡した。大久保市長は「当時の優良な木材が使われており、設計・施工ともに素晴らしい建築であることが分かる。これからもお住まいになりながら、大正時代の貴重な文化財としてこれからも維持管理をよろしくお願いします」とあいさつ。後藤さんは「文化の香り高い市川市の景観の一助となるように、今後とも維持管理に努めていきたい」と話していた。  

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はたきを掛け、障子を張り替え
浦安市郷土博物館で大掃除体験


はたきやほうき、雑巾を使って大掃除をする子供たち

 浦安市郷土博物館で2日に大掃除体験が行われ、子供など18人が昔ながらの方法で一生懸命に掃除をしていた。
 
 大掃除体験は、漁師町時代の浦安のまち並みを再現した同博物館の屋外展示場「浦安のまち」の漁師の家と魚屋で行った。子供たちははたきで家のすすやほこりを払い、神棚を掃除。外に干した畳は竹の棒でたたき、板の間は濡らした新聞紙をちぎってまいた上でほうきで掃いた。畳や柱、戸、床、上がりかまちなどは濡れ雑巾で丁寧にふいた。小型の雪見障子の張り替えにも挑戦した。
 
 参加した後藤初夏さん(11)は「昔の家の掃除の仕方を体験してみたかった。家ではお風呂の掃除をする。新聞紙を濡らしてまいて掃くと、ほこりを飛ばさずにきれいにできることを教わった」と話していた。  

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浦安市の産後ケア事業
里帰り出産にも対応

 浦安市は来年から、産後ケア事業の利用条件を緩和し、親が同市の市民で里帰りする産婦も対象とする。市は、問い合わせが多いことと、里帰りをして出産する浦安市民が多いことから対応することとした。条件は市民と同様。今月から予約の受け付けを開始した。
 
 産後ケア事業は、産後の不安定な時期に母親が心と体の休養を取り、育児のアドバイスを受けることで、安心して子育てができるようにサポートする。
 
 浦安市の事業は、個別型と集団型があり、個別型は宿泊型と日帰り型がある。集団型は日帰りのみ。里帰りする産婦が受けられるケアは個別型のみ。
 
 個別宿泊型は、東京ベイ・浦安市川医療センターと順天堂大学医学部附属浦安病院で最大6泊7日のケアが受けられる。対象は育児に対する不安があり、家族などからの支援が受けられない産婦。利用料金は1泊2日6千円(1日追加ごとに3千円追加)。個別日帰り型はオリエンタルホテル東京ベイとホテルエミオン東京ベイで半日のんびりと過ごせる。対象は子供が産後120日未満の産婦。利用料金は4千円。
 
 里帰りする産婦がケアを受けるには、親の住民票が浦安市にあることが必要。対象やケアの内容、料金、日数、予約などの条件は市民と同じ。
 
 利用条件を緩和したことについて市健康増進課は「里帰りをする際にケアを受けられるかどうかの問い合わせが多くあり、内田悦嗣市長がニーズを重視したことから条件を緩和した。また、浦安市民を対象に行った調査で、里帰り出産をしている人が52・5%いたことも背景にある。浦安に里帰りする人も含めて、切れ目のない子育て支援を進めていきたい」としている。
 
 なお、集団型は佐野産婦人科医院のTomoru助産院で実施。他の産婦(最大6人)とともに過ごせ、経験や悩みに共感し合えることが特徴。対象は子供が産後180日までの産婦。利用料金は1600円。
 
 浦安市での昨年度の利用状況は、個別宿泊型の利用者数が延べ62人、平均利用日数は6日ほど、個別日帰り型の利用者数は延べ194人、集団型は延べ1145人。個別日帰り型は1日1組しか利用できないため、利用希望日の前月1日から始まる予約の早期段階でほぼ埋まってしまうという。
 
 詳細は同市ホームページを参照。問い合わせは同課(☎351・1111番=代表)。  

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新聞感想文コンクール
児童生徒15人を表彰


入賞した児童生徒たち

 市川市内の新聞販売店で組織する同市新聞組合は先月20日、「第7回市川市小学生・中学生新聞感想文コンクール」の表彰式を市川教育会館で開き、入賞者15人に表彰状を贈った。
 
 同組合は、平成21年から市内の全市立小中学校の小学4年生以上の教室に読売・朝日・毎日・産経4紙の朝刊を毎日無料で配布する「すべての教室に新聞を」運動に取り組んでいる。同コンクールは、同運動の一環として同23年から実施。今年は小学校30校と中学校8校から866点の応募があり、そのうち15点が入賞した。
 
 入賞者は次のとおり。 〈敬称略〉
 
 ▽市川市長賞=江田圭吾(若宮小4年)、吉野ゆな(冨貴島小5年)、椎原愛美(八幡小6年)、青木温都(下貝塚中2年)、花井真奈(同3年)
 
 ▽教育長賞=鬼塚理都(若宮小4年)、鈴木那由多(妙典小5年)、山崎玲音名(大和田小6年)、景山能克(下貝塚中2年)、柴田絢音(同3年)
 
 ▽新聞組合賞=永田加音(大柏小4年)、山中芙弥(若宮小5年)、松崎玲奈(大和田小6年)、小渕至美(下貝塚中2年)、糸井美空(同3年)  

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クリスマス・イルミ
堀江つどいの広場で灯る


イルミの下で行われたコンサート

 浦安市社会福祉協議会は2日、地域交流を目指したクリスマスイルミネーション点灯式を堀江つどいの広場で開いた。
 
 会場では、クリスマスやジブリ映画の曲などのミニコンサートの後、樹木をワイングラスに見立てて飾るなどした1万5千個超の電球を使ったイルミネーションが会場全体のカウントダウンで灯された。高齢者向けのギターの弾き語りも行われた。地域の店舗による出店は完売する店もあり、好評だった。
 
 イルミネーションは25日までの毎日、午後4時半~同9時に点灯されている。  

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児童100人が自慢の料理で挑戦!
市川市小学生朝食選手権


分担して調理する子供たち

 市川シビックロータリークラブ主催の「第8回市川市小学生朝食選手権」が先月19日に昭和学院短大で開かれ、市内の小学生4人で結成したチーム24組が最高賞を目指して競い合った。
 
 同選手権は「子供たちが朝食の重要性を知り、自ら朝食を作れるようになってほしい」と毎年開催。昨年は、子供たちの基本的な生活習慣の定着に向けた活動を行う団体を表彰する「優れた『早寝早起き朝ごはん』運動の推進にかかる文部科学大臣表彰」を受けた。
 
 今年の選手権は、書類選考を通過した24チームが本選に出場。各チームは持参の食材で朝食を制限時間1時間以内で作り上げ、味や盛り付け、栄養面を競った。
 
 子供たちは食材を切る作業や下ごしらえの作業、炒める作業、調理器具を洗う作業などをそれぞれ分担して手早く調理。廊下から見守る親に「ニンジンはどう切ればいいの?」とアドバイスを求めたり、油はねを怖がって顔をそむけながら炒めたりするなど、慣れない手つきで調理する子供もいたが、「レンコンのきんぴら」「ひじきと大豆の煮物」など本格的な料理を仕上げていた。
 
 市立稲荷木小学校5年のチーム「ずっ友」は「みんなと一緒にできて良かった。『モロヘイヤと納豆の和え物』に入れたモロヘイヤは長く切りすぎたけど、他は完璧。特にイワシのかば焼きがうまくできた。家でも豚汁は作ってみたい」と話していた。
 
 完成した料理は、同短大ヘルスケア栄養学科の教諭や市保健センターの職員らが審査。子供たちも、自分たちで作った料理を皆で味わった。
 
 入賞チームは次のとおり。
 
 ▽市川シビックロータリークラブ会長賞=チームHSRK(市立真間小5年)
 ▽市川市長賞=風男のモチモチーズ(同稲荷木小6年)
 ▽市川市教育長賞=Final(同南行徳小6年)
 ▽市川商工会議所会頭賞=INAGOSHI4(同稲越小6年)
 ▽昭和学院理事長賞=ずっ友(同稲荷木小5年)  

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生徒・学生ら330人で募金活動開始
浦安市社協 歳末たすけあい運動


募金の意義を親子に説明する生徒たち

 歳末たすけあい運動が1日から始まり、浦安市社会福祉協議会は中学生から大学生までの生徒・学生の協力を得て、同日から募金活動を行っている。
 
 1日は、総勢330人で市内鉄道3駅の周辺で3交代制で募金活動。生徒・学生は「歳末たすけあい募金にご協力をお願いいたします」と道行く人たちに呼び掛けていた。
 
 市立富岡中学校では学校内で参加者を募り、19人の生徒が参加。大沢康太郎君(2年生)と齋藤真嘉君(同)は「赤い羽根募金活動に参加して声が枯れるまで頑張った。募金をしてもらうたびにうれしくなったので、歳末たすけあい運動にも参加した」、坂野陽菜さん(同)は「募金を呼び掛ける人がどんな気持ちで取り組んでいるのかを体験したくて参加した」、滝口真由さん(同)は「友達に誘われて参加した。新しい体験ができて良かった」と話し、充実した気持ちを抱いていたようだった。
 
 募金に際して、子供に募金の意義を伝える母親もいた。小松由佳さんは「箱にお金を入れると風船がもらえる――と覚えるのではなく、困っている人を助けるためのお金を集めていることを伝えたかった」と思いを話した。募金活動をする生徒に「何のための募金ですか?」と質問した娘の花奈ちゃん(5)は「役に立ててうれしい」と話していた。
 
 同社協が呼びかけた運動には延べ18校と各種16団体の計500人が参加し、駅前やスーパーで活動している。  

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怖過ぎるお化け屋敷に長い列
浦安市東野児童センター


唯一明るい場所は死体でいっぱいの墓場

 浦安市東野児童センターで先月19日に「あきまつり」が開かれ、お化け屋敷のコーナーに長い行列ができていた。
 
 お化け屋敷は、通常の教室よりも広めの視聴覚室を使用。真っ暗で細い通路のあちこちには棺桶や墓場、仮面などが数多くあり、はって進む場所もあった。多くの子供たちが並ぶほど人気だったが、中に入ってすぐに泣いて戻ってくるなどリタイアする子供のグループや親子が数多くおり、「怖過ぎるんじゃない?」というスタッフの声も聞かれたほどの怖さ。途中でうずくまって動けなくなる子供や、女の子を先頭に立たせてくっついていく男の子もいた。出口から出てきた女の子(9)は「入ったところで足だけや、死んだ顔だけしか見えないのが怖くてたまらなかった」と話していた。
 
 お化け屋敷は同センターの職員が夏から企画・製作。当日は、東海大浦安高校と県立浦安高校の生徒がボランティアで協力した。  

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年末に備え、強盗対応訓練を実施
ゆうちょ銀行浦安店と浦安警察署


想定外の条件で強盗に対処する社員たち

 浦安郵便局内のゆうちょ銀行浦安店は先月14日、浦安警察署の協力を得て強盗対応訓練を行い、金銭が大きく動く年末を前に社員が危機意識を新たにしていた。
 
 訓練では、強盗役の警察官が客を装って店内に入った後、男性社員を人質に取って窓口の女性社員に「早く金出せ!」と現金を強要。社員らは強盗をなだめながら非常ボタンを押して警察に通報し、分担して強盗の特徴を記憶した。現金を奪った強盗が逃走した後は、到着した警察官に犯人の特徴を伝えた。
 
 訓練後、警察官に伝えた強盗の特徴の正誤確認では、身長と服装、人種、武器の形態などほとんどが合っていた。同警察署は講評で「人質を取られた場合は人命第一。通報は良くできていた。ただ、外見は防犯カメラでも分かるが、犯人の匂いはそこにいた人にしか分からない。香水やたばこ、酒などの匂いが犯人逮捕のヒントにもなる。五感で知り得た情報を伝えてほしい。犯人に投げつけるカラーボールはカウンターで見せることで抑止効果にもなる」と今後の対応を求めた。
 
 参加した窓口の社員は「犯人の特徴は分担して覚えられた。訓練でもやはり、とっても緊張した」、電話で警察に通報した社員は「犯人がいる間は警察からかかってきた電話に出られなかったが、受話器を外して置くことで強盗の状況を警察に伝えられた」と話していた。
 
 犯人が逃走するまでの時間は1分20秒と短かった。同店は「現金を詰めさせられるのが袋なら小出しにできるが、今回は想定外のトランクで、人質もいた。時間稼ぎにさらに努めたい。お客様には、怪しい人物がいたら社員に伝えてほしい」と話した。
 
 訓練は、行徳地区と浦安地区の郵便局17局の社員も見学した。  

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合唱コンクールで金賞
市川市の中学校2校


国府台女子学院中の合唱部


市川五中の合唱部

 大阪市で10月に開かれた第70回合唱コンクール全国大会で、市川市の国府台女子学院中学部合唱部(部員数37人)が中学校同声合唱の部、市川市立第五中学校合唱部(同47人)が中学校混声合唱の部でそれぞれ金賞に輝いた。国府台女子学院は、昨年の高校部門Aに続く金賞受賞で、今年は同声合唱の部の金賞全8校中2位にあたる大阪市長賞も受賞。五中は同コンクール3年連続の金賞で、3月の声楽アンサンブルコンテスト全国大会を合わせると3年間で4つ目の全国大会金賞となった。
 
 国府台女子学院中
 
 高校生と一緒に練習し、生徒同士で教え合うことが多いという国府台女子学院中合唱部。「いい形で技術の向上につながったかなと思う。『大阪に行って、お好み焼きを食べられたらいいね』と、みんなで歌うこと、遠征に行くことを楽しみにしながら練習に取り組めた」と、顧問の堀野直美教諭は話す。
 
 同コンクールで選んだ演奏曲は『月夜三唱』より『月夜の浜辺』と『月の光その2』。幼子を亡くした悲しみが込められた歌で、デクレッシェンド(だんだん弱く)など弱音の表現が多く難しい曲だが、堀野教諭は「弱音が大事」とこだわってきた。
 
 歌詞の意味を話し合うなどして解釈し、気持ちを込めて歌うことを心掛けたという生徒たち。全国大会本番では「全国大会に出られるだけで光栄だったので、みんなで元気に舞台に立てればいい、楽しく歌おう、と思っていた」と臨み、見事に力を出し切った。
 
 「先生方にたくさん指導してもらって、仲間と仲良く練習してきたからこそ得られた結果。とてもうれしい」と部長の中田真緒さん(3年)。堀野教諭は「こだわってやってきたことが認められてうれしい」と喜んでいる。
 
 市川五中
 
 「金賞を取れて率直にうれしい。この代が始まった頃はここまで来られると思っていなかった。いまでも信じられない」。
 
 五中合唱部の部長を務める3年生の吉田泰斗君は、金賞の喜びをこう語る。順風満帆に見える3年連続の金賞受賞。だが、その道のりは決して平坦ではなかった。
 
 顧問の田中安茂教諭は「今年は人数も少なく、金賞は無理だと思っていた。コンクールに出るか迷った時期もある」と打ち明ける。部員たちの間で意見が割れ、ケンカになることもあった。ただ、そんなときは皆で集まり、「しっかりしよう」と話し合った。保護者やOB・OGも部員たちを支えた。「毎日のように来てくれて、指導・アドバイスをしてくれた。熱い気持ちが感じられた」と、ゼネラルマネジャーの藤本遥奈さん(3年)は皆の感謝の気持ちを話す。
 
 部員たちが一致団結し、皆で手にした金賞。部をまとめる立場だった副部長の湊優芽さん(3年)は、この1年間を次のように振り返る。「一番つらかったけど、一番楽しかった」。部員たちが得たものは計り知れない。  

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市川市民将棋大会
3世代の男女200人超が競う


(左から)手合い係・大庭美樹女流初段、準優勝・磯谷さん、優勝・小野さん、3位・小澤さん、審判長・寺下会長

 市川市将棋愛好会連盟(寺下紀子会長)主催の第24回市川市民将棋大会がさきごろ、全日警ホール(市川市八幡市民会館)で開かれ、204人の将棋愛好家が棋力を競い合った。
 
 参加者は名人(希望者)とA(有段者)、B(1~3級)、C(4~6級)、D(7級以下)、女子王位のクラスに分かれて対戦。全体の4分の1(54人)を占めた子供たちは高齢者などと将棋を指し、3世代の交流が生まれていた。小学3年生の北原優君は、大人を相手にAクラスで準優勝する好成績を挙げた。
 
 女性の参加は1割(20人)。そのほとんどが参加した女子アマ王位戦関東大会を兼ねた女子王位クラスは、小野ゆかりさんが3連覇した。
 
 試合の結果に同連盟は「子供たちのレベルアップとともに、世代間の交流も進んでいる。定年退職した高齢者が子供に追いまくられる姿は世代間交流そのもの。小学3年生の北原君のAクラス準優勝は見事。女子王位戦3連覇の小野さんは全国大会でも2年連続準優勝で、今年は優勝を期待したい」と話していた。
 
 大会結果は次のとおり。 〈敬称略〉
 
 【名人】(参加者22人)▽優勝(市川市長賞)=大和田雅弘▽準優勝(市川市議会議長賞)=三山善之▽3位(市川市教育長賞)=高橋聖矢▽4位=日高啓道▽5位=金澤匠樹
 
 【A】(同42人)▽優勝=赤井正仁▽準優勝=北原優(小学生)▽3位=村山勉▽4位=小島昭彦▽5位=山本浩夫▽6位=小澤瑛▽7位=松田将太
 
 【B】(同41人)▽優勝=北村功▽準優勝=飯田泰暢▽3位=平山里樹▽4位=佐藤敬▽5位=久保田慶太▽6位=須藤清彦▽7位=南部司郎
 
 【C】(同48人)▽優勝=田辺勲▽準優勝=仁藤光男▽3位=木立惇▽4位=神田優志(小学生)▽5位=石塚雅好▽6位=徳永研吾(小学生)▽7位=水野翔太(同)、曽根彰人(同)
 
 【D】(同34人)▽優勝=渡辺俊輔(小学生)▽準優勝=伊藤潤平▽3位=市川拓児▽4位=佐藤直樹(小学生)▽5位=鶴巻雄也(同)▽6位=佐藤文音(同)▽7位=小山欣也
 
 【女子王位】(同17人)▽優勝=小野ゆかり▽準優勝=磯谷真帆(高校生)▽3位=小澤望  

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これからのイベントなど

講座・講演会

歴史ロマンの会第18回講座「秋田庄内戦争(戊辰戦争背後の戦い)」
12日㈫午後3時半―同5時半
♣浦安市当代島公民館(当代島2の14の1)第1会議室
入会金500円、会員会費1回1,000円、非会員会費1回1,500円、体験1,000円(1回限り)、テキスト代200円(メール配信の場合は無料)
☎同会・清水(354・2590か080・3450・7947)
 現地見学と事前の講義(毎月第2火曜日、同公民館)を行っている講座。今回は、明治維新の戦乱時、奥羽地方で最後まで勝ち続けた幕府勢の庄内藩の戦いについて考える。講師は歴史ジャーナリストの藤井尚夫さん。講義後、忘年会を開く。参加費は4,000円程度。
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第52回けんこう教室「冬場の感染症にご用心!~正しい知識で予防と治療。健康に師走をのりきりましょう~」
16日㈯午後2時―同3時(要事前申し込み)
♣国際医療福祉大学市川病院(市川市国府台6の1の14)研究棟大会議室
無料(定員は申し込み先着150人)
☎同病院(375・1111)、eメール(ichikawa@iuhw.ac. jp)
 講師は同病院呼吸器内科の津島健司医師。講演終了後はリハビリ体操を行う。
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平成29年度在宅医療講演会「最期まで自分らしく生きる~在宅医療の現場から~」
19日㈫午後1時半―同3時半(申し込み締め切りは18日)
♣全日警ホール(市川市八幡市民会館、八幡4の2の1)
無料(定員は申し込み先着300人)
☎市川市地域支えあい課(712・8521)、FAX(712・8789)
 講師は、柏市や都内近郊の10カ所で機能強化型在宅支援診療を行う医療法人社団悠翔会の佐々木淳理事長。「自身や家族の人生の最終段階、その時間をどう過ごすのかについて一緒に考えてみましょう」と主催者。対象は市川市在住・在勤・在学者。希望者は、氏名・住所・電話番号を電話かファクスで伝える。

イベント

認知症カフェ・キラキラ
15日㈮午後1時半―同3時半
♣浦安市民プラザWave101(イオン新浦安店4階)サロン6
茶菓子代100円
☎キラキラ応援隊事務局・藤木(350・1840)
 認知症の人や、介護する家族、認知症について知りたい人が、茶を飲みながらおしゃべりできる。症状や介護について相談できる専門家もいる。個別相談も受ける。今回は浦安市職員が「今の浦安市の介護現状について」と題して話す。申し込み不要。出入り自由。
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わらないリースとしめ縄作り
16日㈯午前9時半―正午(雨天決行)
♣大柏川第一調節池ビジターセンター(JR本八幡駅、同市川大野駅、京成八幡駅からバスに乗り、大野中央病院下車後、徒歩約10分)
100円(保険料など)
☎緑のみずがき隊事務局・森角(090・8777・7186)
 稲ワラでクリスマスリースや正月飾りのしめ縄を作る。汚れてもいい服装と運動靴で参加。小学生以下は保護者同伴。
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農水産まつり
16日㈯午前11時―午後1時
♣市川市弁天公園(行徳駅前2の19、東西線行徳駅から徒歩3分)
☎市農政課(711・1141)
 野菜や生ノリ、ホンビノス貝などの市川産農水産物を販売。太巻き祭りずしの実演販売や秋冬野菜レシピの配布なども行われる。
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『青べか物語』朗読会
16日㈯午後2時―同3時半
♣浦安市郷土博物館(猫実1の2の7)屋外展示場「浦安のまち」の天ぷら屋
入場無料
☎朗読あおべか・正田(353・3301)
 漁師町時代の浦安をモデルとした同小説(山本周五郎作)を当時のまち並みを再現した同博物館で朗読。今回は『芦の中の一夜』『土塁の冬』などの章を朗読する。
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猫の譲渡会(飼い主さがしの会)
17日㈰午前10時―正午(申し込み締め切りは15日)
♣市川市役所市川南仮設庁舎(市川南2の9の12)
無料
☎市環境保全課(712・6309)
 県動物愛護推進員が保護している猫の飼い主を募集するイベント。飼い主になることが決まった場合は午前10時半または同11時20分から30分間行われる猫の飼い方に関する講習を受ける。
・・・・・・・・・・・・・・・
DANCE FESTA 2017
17日㈰午後1時半―同3時
♣浦安市文化会館(猫実1の1の2)小ホール
無料
☎浦安市青少年課(712・6450)
 青少年健全育成の意識と気運を高めるための、青少年チームによるダンスコンテスト。市内在住・在学の小学1年生から19歳までの6チームが出演。演奏は1チーム5分。観覧席は約200席。申し込み不要。当日直接会場へ。
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回想法による「浦安想い出語りの会」
20日㈬午後1時半―同2時半
♣浦安市郷土博物館(猫実1の2の7)1階視聴覚室
無料
☎同会・小泉(090・8029・7789)
 懐かしい思い出を語り合うことで脳機能の活性化を目指す活動。今回は「大晦日・お正月」をテーマに、年末年始の過ごし方を語り合う。持ち物は飲み物。
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冬のおもしろ実験教室「空気がなくなったらどうなる?!(真空の実験)」
22日㈮午後2時―同4時半
♣浦安市美浜公民館(浦安警察署の北側隣接)3階工芸工作室
参加費1,000円(材料費含む)
☎サイエンスクラブ カメレオン・横山(090・6160・1410=平日午後7時―同9時)
 真空の実験を行う。午後4時からは何でも質問コーナーの時間。参加希望者は、電話で氏名・学年・住所・電話番号を伝える。

自然観察

谷津干潟探鳥会
17日㈰午前10時―午後2時ごろ(雨天中止)
♣津田沼高校前バス停集合(JR津田沼駅南口から新習志野駅行き、または幕張本郷駅行きバス)
保険代200円(学生以下は無料)
☎千葉県野鳥の会・飯島(047・432・9416)
 オカヨシガモやヒドリガモ、ジョウビタキ、オオジュリンなどを観察する。持ち物は観察用具と昼食。

子育て

浦安市社会福祉協議会 東2支部社協「子育てサロン」
13日㈬午前10時―正午
♣海楽菜の花クラブ(県立浦安高校南側の海楽公園にある海楽老人会館内)
無料
☎同社協・大塚(355・5271)
 広い公園や40畳ある和室で、親子で自由にのびのびと過ごせる。対象は、海楽全域と猫実1・2丁目、北栄4丁目に住む3歳以下の子供とその保護者。申し込み不要。直接会場へ。

フリーマーケット

出店者募集
16日㈯午前9時―午後2時ごろ(雨天中止)
♣市川市大洲防災公園(大洲1の18)
500円(当日徴収)
☎時遊空間ふれあい市・中村(090・8309・2337)

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