市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

今週のNews

 □平和を願う鐘の音響く~終戦記念日に市内6カ所でイベント
 □収入が経費を上回る~市川市駐輪場運営収支
 □大勢が4重の輪を作り盛り上がる~浦安市納涼盆踊り大会
 □浦安市「教育相談」件数で「子供の不登校」増加傾向
 □星野道夫の写真とエッセイ紹介~アラスカの自然伝える朗読舞台
 □ブダペスト世界柔道選手権大会了德寺学園の角田選手と志々目選手が出場
 □全勝で末広が初出場初優勝~関ヶ島ちびっこすもう大会
 □非行・犯罪ない地域社会を作ろう~浦安市社会を明るくする運動
 □市川青年会議所「PK選手権大会」参加者募集中!
 □本格推理イベントを開催~シネマイクスピアリ
 □千葉商大・勅使河原ゼミの学生たち~福島の子育てママたちとコーヒー開発
 □厄病除け・縁結びに長い列~胡録神社の祭礼
 □塩焼地区の納涼夏祭りにぎわう~子供たちも企画・販売に参加
 □これからのイベントなど


平和を願う鐘の音響く
終戦記念日に市内6カ所でイベント


平和への願いを込めて祈る参加者

 市川市ユネスコ協会は終戦記念日の15日、平和への願いをささげるイベント「平和の鐘を鳴らそう」をJR市川駅や寺、教会など市内6カ所で開き、150人の参加者が鐘を鳴らして平和を願った。
 
 市川駅では、国府台女子学院の中等部や高等部、日出学園高校の生徒など中高生を中心に40人以上が参加。「すべての生命を大切にします」「相手の立場に立って考えます」など、ノーベル平和賞受賞者らによって起草された「わたしの平和宣言」を群読後、平和の願いを込めて1人ずつ鐘を鳴らした。
 
 松戸市から参加した高校1年生の女子生徒は「平和について考えたいと思って参加した。終戦記念日は72年前に戦争が終わった日で、忘れてはいけない大切な日。これからも平和であり続けてもらいたい」と願っていた。  

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収入が経費を上回る
市川市
昨年度の駐輪場運営収支

 市川市の全市営自転車駐輪場が昨年度から有料化され、昨年度は利用者が支払った使用料の合計額が運営経費を初めて上回った。
 
 同市の駐輪場運営経費は、平成26年度まで毎年度約6億円で推移。一方、収入にあたる使用料の合計は同約4億8千万円で、毎年度不足分の1億2千万円近くを一般財源で補っていた。
 
 そこで市は同28年4月、18カ所あった無料駐輪場のうち、廃止または無料自転車置場とした6カ所を除く12カ所を有料化した。月額「1080円」「1620円」「2160円」の3段階だった駐輪場の定期利用料金についても、700円~2210円の5段階に変更(高校生以下は半額。原付等は2倍)。すでに有料だった駐輪場も大半を値上げした。
 
 これにより、昨年度は全駐輪場41カ所の運営経費約6億8260万円に対し、使用料の合計は約7億2470万円となる見込みで、収入が経費を約4200万円上回った。収入は、定期利用分が約4億7700万円、一回利用分が約2億4800万円。2年前の同26年度と比較すると、定期利用分で約1億6340万円(約52%)、一回利用分で7270万円(約42%)、合計で約2億3610万円(約48%)増加した。
 
 市交通計画課は「経費が入札の結果抑えられ、有料化した駐輪場の利用も想定を上回った」としている。  

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大勢が4重の輪を作り盛り上がる
浦安市納涼盆踊り大会


大勢の大人や子供が輪になって踊る

 「親から子へ 子から孫へ つなごう祭の輪 元町から中町へ 中町から新町へ つなごう浦安の心」――。浦安市立浦安小学校の校庭で14日と15日、毎年恒例の浦安市納涼盆踊り大会(浦安市自治会連合会主催)が開かれ、大勢の人たちが踊りを楽しんだ。
 
 開会にあたって内田悦嗣市長は「多くの人の協力で開催できている待ちに待った盆踊り。存分に踊ってほしい」と話し、来場者に踊りを促した。
 
 会場では、開始時間になると早々に来場者が『浦安盆踊り唄』や『浦安ばやし』『花火音頭』『東京五輪音頭』『チャンチキおけさ』など次々にかかる曲であでやかに踊った。2曲目のころには舞台の周りに4重の輪ができるほど大勢が参加していた。
 
 参加者の中心は女性で、着物姿のほか私服でバッグを持って踊る人も多かった。仕事帰りにスーツで参加する男性などもいた。子供を連れた父親は「着物の人のマネをすればいいんだよ」と教え、一緒に踊っていた。友人と踊っていた20代の女性たちは「踊る人が多くて輪に入りやすい。ちょっとマネしてたら踊れるようになった」と話していた。
 
 市中央公民館前の通りには屋台が数多く並び、子供や家族連れが飲食やゲームを楽しんでいた。  

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浦安市「教育相談」件数
「子供の不登校」が増加の傾向

 浦安市の相談窓口「教育相談」(市適応指導教室)への不登校(不登校の傾向を含む)に関する相談が平成25年度から増加傾向にあり、昨年度は112件だった。市は「不登校に関する相談は増えている。ただ、相談件数は実際の不登校の子供よりも少ないだろう」としている。不登校や対人関係などについて複数の相談窓口を設けている市は、継続した見守り・支援に努めているという。
 
 教育相談では、市内の小・中・高校の児童・生徒やその保護者、教諭などを対象に、教育相談員が主に学校不適応に関する内容について、電話や面接、訪問などで相談に応じている。
 
 さまざまな相談内容のうち、不登校についての相談件数は平成25年が70件(総相談数139件、全体の50%)、同26年が79件(同148件、同53%)、同27年が104件(同171件、同61%)、昨年度が112件(同179件、同63%)と増加を続けている。
 
 また、市青少年センターが受け付けている青少年相談では、不登校や交友関係などを含む学校関係の相談は同25年が28件、同26年が22件、同27年が13件と減少傾向にはあったが、昨年度は19件に増加している。
 
 子育て全般について小学生から概ね18歳までを対象としている市こども家庭支援センターが受け付けている不登校の相談では、同27年が16件(総相談数88件、全体の18%)、昨年度は17件(同86件、同20%)で横ばいの傾向。これとは別に、市教育委員会指導課では昨年度、不登校の相談を7件受けているという。
 
 教育相談を担当する同課は「相談の件数は、不登校の発生件数よりも少なく、一致はしていないだろう。不登校の児童・生徒がいる以上は把握をして、相談に応じたい。不登校や対人関係などについてはさまざまな背景があって複雑なので、継続して見守り・支援をするようにしている。誰にも言えずに、自分や家族だけで抱え込むのは良いことではない。まずは話を聞かせてほしい」と話している。
 
 こども家庭支援センターは「不登校の相談は多くなっている。家庭環境や両親の離婚、保護者の精神的な不安定さなども背景になっているように見える」としている。青少年センターは「昨年度は高校生の相談が多く見られ、特に高校生の不登校についての相談が多かった。高校生の不登校は義務教育と違って進級の問題があり、不登校の期間に期限がある。厳しい条件の中での支援にならざるを得ない難しさがある」と言う。
 
 支援において市は、臨床心理士や専門の相談員などが相談に応じ、必要に応じて専門の部署や関連機関などと連携している。
 
 学校生活や教育、子育てに関する市の相談窓口は、『広報うらやす』の毎月1日号に掲載している。市ホームページでの掲載ページは、トップページで「教育に関する相談」で検索する。  

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星野道夫の写真とエッセイ紹介
アラスカの自然伝える朗読舞台


昨年の朗読舞台の様子

 市川市出身の写真家・故星野道夫の写真とエッセイ、朗読と音楽を組み合わせた朗読舞台「悠久の自然アラスカ」が10月8日と9日、全日警ホール(市川市八幡市民会館、八幡4の2の1)で開かれる。チケット発売中。
 
 この朗読舞台は、TBSテレビ『THE世界遺産』などを担当したドキュメンタリーナレーター・磯部弘が「星野さんの写真展でキャプションを読み、『彼の言葉を語りたい』『多くの人に彼のメッセージを伝えたい』と思った」と、昨年11月に都内で初めて開催。好評を得たため、星野の故郷・市川市で文化イヤー2017〈秋の祭典〉の一つとして開催することになった。11月にはスイスのジュネーブで公演することも決まった。
 
 ステージでは、星野が撮影した約60枚の写真を大スクリーンに高精細で投影し、中島まさるが作曲したインディアンフルートの曲を中島一女が演奏しながら、磯部が朗読する。公演時間は約80分。
 
 磯部は「星野さんの言葉はさりげない一言が重い。『人と自然との関わり』や『人と人との関わり』、慌ただしい日常生活の中でつい忘れてしまう『人として大切な何か』を感じてほしい」と来場を願っている。星野の妻・直子さんは朗読劇について「朗読を聞いて、星野道夫の世界に新しい息吹が吹き込まれたことを感じた」と話している。
 
 公演は▽8日午後4時▽9日同1時▽同日同4時の3回。定員は各回約270人。
 
 料金(全席自由)は1800円(税込み)。チケットは市文化会館と市行徳文化ホールI&I、市芳澤ガーデンギャラリー、悠久の自然公式サイト、文化放送ショッピング、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスで発売中。
 
 星野道夫写真展

 朗読舞台に合わせ、市は10月1日から15日まで、写真展を市文学ミュージアム(鬼高1の1の4、メディアパーク市川2階)企画展示室で開く予定。
 
 星野道夫事務所の協力を得て、星野が撮影した30点ほどの写真と、星野が市川市で過ごした幼少期の写真を展示する。
 
 朗読舞台の問い合わせは市文化振興課(☎300・8020番)か、悠久の自然アラスカ事務局(eメールinfo-alaska@isobe-soundscape.com)。  

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ブダペスト世界柔道選手権大会
了德寺学園の角田選手と志々目選手が出場


壮行会で花束を贈られた志々目選手(左)と山田監督(中央)、角田選手

 ハンガリーのブダペストで28日から9月3日まで開かれる世界柔道選手権大会の個人代表選手に、ともに了德寺学園(東京都墨田区)職員で同学園柔道部に所属する52㌔級の角田夏実選手(25)と志々目愛選手(23)が初出場する。
 
 角田選手は昨年のグランドスラム・東京で優勝、今年の同パリで準優勝、全日本選抜柔道体重別選手権大会で準優勝の好成績。内股とともえ投げ、腕ひしぎ十字固めが得意技で、特に関節技、寝技を武器とする。
 
 志々目選手はリオ五輪の補欠選手で、昨年のグランプリ・デュッセルドルフで優勝、今年の同大会で3位、全日本選抜体重別選手権大会で優勝した。得意技は内股。特に外国人選手に強く、現在30連勝している。
 
 2人の壮行会は、同学園グループの了德寺大学(浦安市明海)で学生らの前で行われ、同部の山田利彦監督は「2人が決勝の舞台で戦うことを応援してほしい」と話し、了德寺学園の選手が世界戦で1、2位を独占する夢を語った。また、世界選手権で1つの階級に2人の選手を出せるようになったのは2010年からで、山田監督によると、同じ階級に同じ所属の選手が出場するのは初めてだという。
 
 同選手権大会の両選手の試合は30日午前0時25分からフジテレビ系列で放送される。  

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全勝で末広が初出場初優勝
関ヶ島ちびっこすもう大会


優勝した末広チームの子供ら

 市川市関ヶ島の胡録神社の境内で先月16日、市立行徳小学校区の子供たちを対象とした第38回関ヶ島ちびっこすもう大会(関ヶ島子ども会育成会主催)が開かれ、多くの子供たちが真剣勝負を繰り広げていた。
 
 相撲を通じて子供たちが友達の輪を広げ、礼儀を重んじ、健康な身体を作ることを目指して開催。地域や小学校などで子供たちに相撲の指導などを行うグループ・行徳角親会が後援し、行司や審判を務めている。
 
 今回は例年参加する関ヶ島、本塩、本行徳4丁目と、初参加となる末広地区の各子ども会から、幼児から小学6年生までの男女が出場。男子はまわしを、女子は帯をつけて、個人戦と団体戦に挑んだ。取り組みは男女の別なく行われ、同性同士や、男子に果敢に挑む女子の真剣な取り組みで盛り上がっていた。
 
 団体戦は3年生以下(女子は4年生以下)の子供たちが5人一組でチームを結成。6チームによる総当たり戦で5戦全勝した「末広」(濱琉斗君、工藤准之介君、平古場優至君、遠藤良大君、平古場結花さん)が初出場で初優勝した。個人戦は学年ごとに行われ、5人勝ち抜いた人に文具などの賞品が贈られた。
 
 優勝した末広の子供たちは「練習をたくさんはできなかったけど、家でも気持ちを高めて参加した。その成果を本番で発揮できて、初優勝できてうれしい」と話していた。
 
 団体戦の入賞チームは次のとおり。
 
 ▽優勝=末広
 ▽準優勝=サンシャイン四丁目
 ▽3位=ゆりやん関ヶ島  

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非行・犯罪ない地域社会を作ろう
浦安市社会を明るくする運動


キャラクターや大道芸人も参加して啓発物資を配る

 浦安市でさきごろ、社会を明るくする運動の街頭啓発キャンペーンが行われ、浦安市保護司連絡協議会の会員らが市民や道行く人たちに安全で安心な地域社会を築くことを訴えた。
 
 同運動は、犯罪や非行を防止し、罪を犯した人の立ち直りについて理解を深め、人々がそれぞれの立場で力を合わせ、犯罪や非行のない社会を築いていくことが目的。67回目を迎えた浦安市での運動には約250人が集まり、東西線浦安駅とJR新浦安駅の周辺の街頭で啓発活動を行った。
 
 参加した市立中学校の生徒は「初めて参加した。夏休みの宿題になっている作文で、この運動で学んだことについて書きたい。もっとお互いに理解を深めることが大切」と話していた。民生委員の鈴木成子さんは「参加して10年。最近、子供たちの犯罪が変化してきた。社会の一員となるように支えていくことが大切。ひと声掛ける活動を続けていきたい」と、地域での声掛けの大切さを話した。  

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市川青年会議所「PK選手権大会」
参加者募集中!

 市川青年会議所(市川JC)は、市川市スポーツセンター(国府台1の6の4)で9月18日に開く「第3回PK選手権大会 Believe Cup 2017」の出場チームを募集している。
 
 チームは5人一組で、①中学生以上の一般の部②小学5・6年の部③同3・4年の部の3部門に分かれて予選のリーグ戦と決勝トーナメントを行う。①は優勝チームに旅行券10万円分、準優勝に同5万円分、3位に同3万円分、②③は優勝チームに商品券3万円分、準優勝に同1万円分、3位に同5千円分が贈られる。
 
 当日はドリブルタイムトライアルやキックスピード測定、リフティング大会などのアトラクションも楽しめる。市内の飲食店10店舗によるブースも出店される。雨天決行。
 
 出場希望者は同JCのホームページ(http://www.ijc.jp/)から9月10日までに申し込む。定員は①が計80チーム、②が32チーム、③が16チーム(いずれも先着順)。
 
 参加費は昼食代込みで①が1チーム7千円、②③と、①に出場するチームで中学生のみで編成の場合は同5千円。中学生以下のチームは保護者の同伴が必要。
 
 問い合わせは同JC( believecup2017@gmail.com)。  

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本格推理イベントを開催
シネマイクスピアリ

 イクスピアリは10月21日と22日、大人向けの本格推理イベント第6弾「忘却の森の謎~イクスピアリフォレストの事件ファイル」を開く。
 
 参加者は探偵として、シネマイクスピアリのスクリーンと舞台で起きる謎に満ちた事件を目撃し、その後、イクスピアリの街を巡って事件解決の手がかりを探す。次々に明らかにされる情報を分析し、制限時間内に謎を解き明かすことに挑戦する。
 
 公演は各日午前11時半からと午後4時からの計4回。所用時間は3時間半。対象は小学生以上で、料金は1人5千円 (税抜き) 。未就学児は入場できない。チケットはシネマイクスピアリの劇場窓口かオンラインチケットMyシート・リザーブで発売中。
 
 問い合わせはシネマイクスピアリ(☎305・2575番)。  

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千葉商大・勅使河原ゼミの学生たち
福島の子育て中のママたちとコーヒー開発


CUCブレンドを手にする勅使河原准教授(左)と学生たち

 「ままカフェ」は、震災の影響で不安を抱える母親たちが生活や子育てなどの思いを安心して話せる場所で、福島県内各地で開かれている。同ゼミは一昨年から、首都圏に避難している母親たちを対象に「ままカフェ@千葉商科大学」を3月に開催。毎年25~60人の母親たちが参加し、学生たちや福島県内の支援スタッフらとともにコーヒーを飲みながら語り合っている。
 
 今回の「CUCブレンド」は、「ままカフェ」に参加した母親たちからの「これまで支援を受けてきたので、今度は自分たちから情報を発信したい」という声から始まった企画。震災の風化防止にもつながる上、モノ作りが人の役に立つことを学生たちが学べる効果もあるという。
 
 学生と母親たちは、「ままカフェ@千葉商科大学」でコーヒーを提供している平野珈琲(市川市市川2の30の25)からアドバイスを受けながら、試飲を繰り返してコーヒー豆の配合を調整。4種類の豆を使い、香り豊かで酸味と苦味が少ないスッキリとした味わいに仕上げた。
 
 商品は、家事や仕事の合間にも手軽に入れられるコーヒーバッグ式。デザインは同ゼミ3年生の内藤冴香さんが考案した。
 
 価格は税込み1袋120円で、10袋入りのギフトボックス(同1200円)も用意。平野珈琲とCUCサポート(市川市国府台1の5の24)で取り扱っている。勅使河原准教授は「利益が出たら、第2弾、第3弾とつなげていきたい」と話している。
 
 問い合わせは同大人間社会学部(☎371・2178番)。
 
 「『ままカフェ』を知ってほしい」
 
 千葉商科大学(CUC、市川市国府台)人間社会学部の勅使河原隆行ゼミがこのほど、福島県内の子育て世帯の母親たちとともに、オリジナルコーヒー「CUCブレンド」を開発し、先月12日から市内2カ所で販売を始めた。東日本大震災の影響で不安を抱える母親たちを支援する活動「ままカフェ」から生まれた商品で、同ゼミ3年生の魚住健介さんは「自分たちが一から手作りし、味にもこだわっているので、いろんな人に味わってほしい。ままカフェの活動についても知ってほしい」と願っている。  

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厄病除け・縁結びに長い列
胡録神社の祭礼


お参りをして笹団子をもらう親子連れの参拝者

 市川市行徳地区の伝統行事・胡録神社祭礼(湊新田自治会主催)が先月14日に開かれ、多くの人たちが参拝していた。市内で最も規模の大きな露店も楽しんでいた。
 
 この祭礼は、江戸時代、船で大嵐に遭った商人が神様に祈ったところ、7月14日に行徳の浜辺にたどり着けたことから、救命の礼として花火を打ち上げたことが始まりと伝わる。現在は、ひとつまみ大の紅白の餅をつけた笹団子が参拝者に配られ、厄病除けや縁結びのご利益があるとして親しまれている。
 
 今年も、赤ちゃんや小さな子供を連れた夫婦、子供同士などが長い参拝の列を作っていた。母親と一緒に祖母の家に来ていた4歳と2歳の男の子は「お祭りは楽しい。ジュースを買ってもらった」と笑顔で話していた。
 
 約220軒の露店が軒を連ねた長さ約450㍍の通りでは、浴衣や甚平などを着た子供たちや学校帰りの高校生などがカリカリチーズや焼きとうもろこしなどの飲食物、くじなどのゲームを楽しんでいた。女子中学生たちは「電球ソーダを買った。原宿ではやっていてかわいいの」と話し、楽しんでいた。  

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塩焼地区の納涼夏祭りにぎわう
子供たちも企画・販売に参加


子供たちが担当したドリンクの模擬店

 市川市塩焼地区自治会連絡協議会は先月22日と23日、恒例の納涼夏祭りを市立塩焼小の校庭で開き、大勢の住民や子供たちが地域の夏祭りを楽しんでいた。
 
 34回目を迎えた夏祭りで、会場では5つの自治会(東行徳、塩焼2丁目、同3丁目、同5丁目、行徳ハイム)がさまざまな食べ物や飲み物、ゲームの模擬店を出し、長い行列ができていた。校庭は2日間で8千人とも1万人ともいわれる人でにぎわった。
 
 模擬店は各自治会の伝統の味付けや新作のメニューが特徴。東行徳は出汁巻き卵、塩焼2丁目はステーキ、同3丁目は秘伝の味付けの焼きそば、同5丁目はイカ焼きと焼きトウモロコシ、行徳ハイムはきしめんとホタテ焼きなどを販売し、早々に売り切れるなど好評だった。子供向けのおもちゃも人気で、年々増えている。おもちゃの模擬店担当の女性は「銃や刀、ネックレスやリングなど光るものが人気」と話した。
 
 行徳ハイム自治会のサルビア子ども会は子供たちが企画、商品選択、販売、金銭のやり取りに主体的に関わっていた。「もう何年も参加してて、買い物する方より売る方が面白い」と参加していた木村梨愛さん(中学1年)と中西結子さん(小学5年)、北村大君(中学1年)は「どんなドリンクが売れるかみんなで考えて仕入れをした。予想通り売れていてうれしい。地域の人の笑顔が見られると、楽しんでもらえているのが分かって、こっちもうれしい。友達も増えた」と話し、やりがいを感じていた。  

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これからのイベントなど

講座・講演会

革新懇市川~8月集会「憲法寄席で安倍改憲を斬る」
9月2日㈯午後2時―同4時半
♣市川市勤労福祉センター(南八幡2の20の1)
資料代300円(申し込み不要)
☎平和と民主主義を守り革新統一を願う市川懇話会・荒川(090・7721・5965)
 落語で憲法噺をしている弁護士・八方亭みややっこさんが、自民党が目指している改憲案の問題点などを、落語を通じて伝える。
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外出支援ボランティア入門講座
9月5日㈫午前10時―正午
♣浦安市総合福祉センター(東野1の7の1)2階会議室
無料
☎浦安市ボランティアセンター(380・8864)、FAX(355・5277)、eメール(vc@urayasushi-shakyo.jp)
 車いすや白杖の使い方を知り、外出支援のボランティア活動について学ぶ。講師は介助グループ「あいあい」。対象は浦安市在住・在勤・在学者。定員は申し込み先着20人。受講希望者は、電話かファクス、eメールで、タイトル「外出支援ボランティア入門講座受講希望」と住所・氏名・年齢・電話番号を伝える。
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カサンドラの集い
9月8日㈮午後1時10分―同3時50分
♣浦安市民プラザWave101(イオン新浦安店4階)サロン5
資料代300円
☎アスペ・発達凸凹の集い「優しい時間」事務局・キク(090・3975・2999)、eメール(asupe.db@gmail.com)、ホームページ(asupe-db.com)
 アスペルガー症候群(未診断を含む)の夫を持つ妻を対象とした、互いの話を聞き合う会。聴くだけの人やハンドルネームでの参加も可。
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災害ボランティア活動セミナー~わが家の災害対応ワークショップ
9月10日㈰午前10時―同11時半
♣浦安市総合福祉センター(東野1の7の1)
無料
☎浦安市災害ボランティアセンター(355・5520)、FAX(050・3153・2421)、eメール(info@urayasusvc.jp)
 家族のライフスタイルや自宅の状況、地域の特性を基に、「我が家」で役立つ具体的な備えや災害対応をワークショップ形式で学ぶ。対象は18歳以上の浦安市在住・在勤・在学者。定員は申し込み先着50人。講師はピースボート災害ボランティアセンター。受講希望者は電話かファクス、eメールで、タイトル「災害ボランティア活動セミナー参加希望」と住所・氏名・年齢・電話番号を9月1日までに伝える。
・・・・・・・・・・・・・・・
ペーパーヘルパーチャレンジ講座
9月11日㈪―15日㈮午前10時―午後0時半(いずれか1日)
♣市川市福祉公社西部ヘルパーステーション(JR市川駅南口直結、ザ・タワーズイースト209)=11日と13日、市川市福祉公社南部ヘルパーステーション(塩焼2の2、行徳ハイム中央棟2階集会室)=12日と14日、15日
無料(定員は各回抽選10人)
☎同公社ペーパーヘルパーチャレンジ講座担当・石田(338・2672)
 介護福祉士やホームヘルパーの資格を持っているが、現在就労していない人向けの講座。学び直しや振り返りを行い、就労への自信につなげる。受講希望者は氏名(ふりがな)・生年月日・住所(〒)・電話番号・所持資格・受講動機・受講希望日をはがきに書いて、同公社ペーパーヘルパーチャレンジ講座担当(〒272―0804市川市南大野3の21の22)に9月6日必着で送る。

イベント

「市川のなし」フェア
①9月2日㈯午前11時―午後2時②同9日㈯同時刻(荒天中止)
♣①東西線行徳駅の駅前広場②JR市川駅南口ロータリー
☎市農政課(711・1141)
 市川産の梨の無料配布(各日先着1,000人)や販売、梨を使ったバウムクーヘンやジュースなどの販売が行われる。
・・・・・・・・・・・・・・・
障がい者FD体験会
9月2日㈯午後2時―同4時
♣浦安市運動公園(舞浜2の27)陸上競技場
無料
☎千葉県障害者フライングディスク連盟・武井(080・6547・1136)、FAX(354・0032)、eメール(goya5106@jcom.zaq.ne.jp)
 軽量の円盤を投げるフライングディスクの体験会。軽スポーツであり、障害の程度に応じて取り組める。対象は障害者・障害児とその家族、支援者、興味のある人。運動靴で参加。定員は申し込み先着100人。参加希望者は電話かファクス、eメールで申し込む。

ウオーキング

姥山貝塚~法華経寺
9月9日㈯午前10時―午後3時ごろ(小雨決行)
♣JR船橋法典駅の改札口外集合
参加費200円(保険料など)
☎新ハイキングクラブ千葉支部・中町(378・3367)
 船橋法典駅から姥山貝塚、大柏川第一調節池緑地、法華経寺、清華園などを巡り、JR下総中山駅で解散する。持ち物は雨具と弁当、飲み物など。参加希望者は前日までに電話で申し込む。

自然観察

三番瀬(船橋)自然観察会
9月3日㈰午前10時―午後2時ごろ
♣ふなばし三番瀬海浜公園バス停(京成船橋駅南口から船橋海浜公園行きバスに乗車し、終点下車)集合
参加費200円(保険代。学生以下は無料)
☎千葉県野鳥の会・杉本(047・478・2665)
 アジサシやコアジサシ、ウミネコ、キアシシギなどを観察する。持ち物は観察用具と弁当、飲み物、ぬれてもよい靴、帽子。

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