地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。
今週のNews
□台風21号の人的被害防止へ~市川市が避難所を設置
□市川市の里見公園分園~テニスコート整備計画を廃止
□冬のサクラ、かれんな花咲かす~浦安市弁天ふれあいの森公園
□浦安市市街地液状化対策事業~弁天2丁目の10戸が不同意通知
□路上禁煙・ポイ捨て禁止〜市川、浦安など県内16市が合同啓発
□市川市長選出馬~田中氏が表明
□これからのイベントなど
台風21号の人的被害防止へ
市川市が避難所を設置
大野小に避難した住民たち
市川市は22日午後6時28分、大型の台風21号の影響でがけ地崩落の危険性が高まったため、市内北部に避難情報「避難準備・高齢者等避難開始」を発令した。19人が7施設に避難し、施設で夜を明かした人もいた。人的・物的な被害はなかった。
市は、がけ地の土に含まれる雨量を表す土壌雨量指数が高まったこと、未明にかけて大雨が降り続くことが見込まれたため、同情報を発令。対象地区は宮久保、下貝塚、南大野、大野町、大町、柏井町、本北方、中山。当初は学校や公民館など10カ所を避難所に指定して開設したが、その後、6カ所追加した。
市は20日、台風21号の接近と衆議院議員総選挙の投開票の時間が重なることが予測されたため、開票事務に携わる避難所直行職員の代替職員をあらかじめ確保して対応した。
市立大野小に避難した60代の男性は「がけ崩れはないと思うが、聞き慣れない警報が3回鳴った。80代の母親がいるので念のために避難した」、50代の女性は「昔、腰まで水に浸かって家に帰ったことがある。広島の土砂崩れも思い出した。被害があったら怖いので避難した」と話していた。
最大雨量は時間あたり14・5ミリ、20日午後8時~23日午前6時の総雨量は131・5ミリだった。
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市川市の里見公園分園
テニスコート整備計画を廃止
整備候補地を土地交換で取得
市川市はこのほど、国府台2丁目の里見公園分園にテニスコートを整備する計画を廃止することを決めた。テニスコート整備の候補地を、市有地との交換で取得できることになったため。市は12月定例市議会で、同分園にテニスコートを整備する事業費を今年度当初予算案から削除する補 正予算案を提出するとしている。
同市は、テニスコート12面を備える北市川運動公園(J:COM北市川スポーツパーク)の整備に伴い、国府台1丁目の市スポーツセンターのテニスコート9面を廃止し、総合型地域スポーツクラブ・ISG国府台の活動場所としてテニスコート2面を同分園に整備することを計画。しかし、同分園は桜の名所であることから、地元住民や市民団体などから強い反対の声が上がり、市は分園でのテニスコート整備を保留していた。
北市川運動公園は7月末に開園し、同センターのテニスコートはすでに6面を廃止。残り3面も年度内に廃止予定で、このままではISG国府台がテニスをする場所がなくなるため、市は9月から近隣の東京医科歯科大学からテニスコートを借りている。
今回、市川市が取得することになった土地は、千葉商大が所有する同センターの隣接地約3700平方メートル。市が所有する約2300平方メートルの同センター隣接地と交換する。正式な交換時期は未定。今後、東京医科歯科大から借りたテニスコートだけでは不足となる場合など、新たにテニスコートが必要となった際に建設候補地にするとしている。
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冬のサクラ、かれんな花咲かす
浦安市弁天ふれあいの森公園
花を付けた「十月桜」=24日撮影
浦安市弁天ふれあいの森公園(弁天4の13)で冬のサクラがかれんな花を咲かせ、公園を利用する人たちの目を楽しませている。
花を咲かせているのは、江戸彼岸と豆桜から生まれた小彼岸の園芸品種で、秋から春にかけて白あるいは淡い桃色の花を咲かせる「十月桜」と、秋と春に白い花を咲かせる「大阪冬桜」、イギリスで大山桜と小彼岸から生まれ、淡い桃色の花を咲かせる「アーコレード」。
24日には、公園でランニングや散歩をする夫婦やベビーカーを押す母親たちが、かわいらしい花を見て楽しんでいた。60代の女性は「秋のこの時期にピンク色の景色が目に入り、つい引き寄せられた。なんて花だか分からないけど、かわいらしくてうれしくなる」と話していた。
同公園は、地域住民らがボランティアで花や樹木を育てている。ふれあいの森公園を育む会の後藤隆代表は「公園を利用する皆さんに1年を通じて花を楽しんでもらえるようにさまざまな花を植えている。十月桜と大阪冬桜は来月までと3月ごろ、アーコレードは気温によって不安定だが、もうしばらくの間と4月ごろに楽しめる」と言う。
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浦安市市街地液状化対策事業
弁天2丁目地区(45戸)
10戸が不同意通知
道路と宅地の一体的な対策工事(格子状地中壁工法)をすることで液状化の発生を抑える浦安市の市街地液状化対策事業のうち、宅地所有者が事業への同意を撤回したことで工事を中断していた弁天2丁目地区(45戸、0・98㌶)で、宅地所有者延べ10人が15日、事業に反対する意思を市に表明した。理由には、同工法による建物被害の可能性と、当初の98戸計画からの変更による効果減少の可能性、経済的な理由などを挙げている。
市は同事業について、概ね100戸規模で事業化することと、全戸合意を条件として、全16地区で作業を進めていた。そのうち先行していた弁天2丁目地区では、全98戸のうち街区ごとの全戸合意が得られた3街区45戸で先行して工事を行うこととし、平成28年3月から家屋調査、地中壁の打設位置の確認作業に着手。
その後、45戸のうちの1人が、地中壁を作ることで家屋に被害が出る可能性があることを懸念して、市に対して同意を撤回。市は同年6月から工事を中断していた。
市が「約9割の合意を得ている」としていた残り53戸では調整がつかず、同年9月に同地区全体としての事業化を断念した。
また、市は、事業化を希望する宅地所有者の意向をくみ、全戸合意の条件を緩和。一部の宅地を除外した施工も容認し、舞浜地区と東野地区で適用した。
今回の宅地所有者による意思の表明は、先に同意を撤回していた1人を含む2人が連名で事業への同意を取り下げる不同意通知を作成し、これに8人が賛同して署名、市に郵送する形で行われた。
不同意通知の理由では▽弁天2丁目地区は全体での計画が縮小された。一部だけ施工しても対策にはならない▽地下にセメント材で壁を作ることで建て替え時の実質的な建築制限になり、売却時の資産価値が下がる――などを挙げている。
取材に対し賛同者は「効果を得るために100戸規模で工事をすると聞いていたから同意した。それがなぜか45戸に減った。特に、宅地が横1列にしか連なっていない事業区域では格子による効果は疑わしい。45戸のままなら同意を撤回する」「東日本大震災で被害はなく、本来はやりたくない。でも、全戸合意が条件で、一人でも反対なら事業が行えないと言われて、地域のために同意した。全戸合意でなくてもよくなった理由について、市に出向いて説明を求めたが、あやふやだった」「格子を宅地内に打設する位置や量に関する施工計画書はもらったが、説明を受けた記憶がない。重要事項説明を欠いている」などと話した。介護で資金が必要になったり、施設に入ったりと、同意時と状況が変わった賛同者もいる。
市は、同意撤回者が1人の時点では「事業計画決定、市議会承認など条例に基づくプロセスを経ている。改めて事業への同意を求める」とし、その後、分担金と同意撤回に基づく費用増加分の負担を求める方針を伝えていた。今回の10人については「個人情報保護の観点から取材には応じられない」とする。
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路上禁煙・ポイ捨て禁止
市川、浦安など県内16市が合同啓発キャンペーン
行徳駅で植え込みに捨てられたゴミを拾う参加者
16日から31日にかけ、市川市や浦安市など県内16市が各地で喫煙マナー向上・ポイ捨 て防止キャンペーンを一斉に行い、各市の規制内容を周知している。
市川市は当初3日間実施する予定だったキャンペーンを、雨天が続いたため東西線行徳駅で18日にのみ実施。路上喫煙とポイ捨て、犬のフンの放置を禁じた市民マナー条例を啓発した。
当日は市職員や地域住民ら54人の参加者が、市民マナー条例キャラクターのマナーマンやマナりんと一緒に「市川市マナー条例にご協力ください」と駅利用者らに呼び掛けながら、チラシとウエットティッシュを配布。 その後は清掃活動を行い、植え込みからペットボトルや新聞紙など大量のゴミを拾っていた。
市市民安全課の冨島淳一課長は「八幡で行っている定点観測では、平成16年に年間約1400本だったタバコのポイ捨て量が近年は150本くらいにまで減っている。しかし、まだ路上でタバコを吸っている人はいるので、マナー条例をまだまだ進めていき、環境を良くしていきたい」と話していた。
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市川市長選出馬
田中氏が表明
田中甲氏
元衆院議員の田中甲氏(60)が25日に会見を開き、任期満了に伴う市川市長選挙(11月19日告示、同26日投開 票)に無所属で出馬することを表明した。同選挙への出馬は、元市川市議の高橋亮平氏(41)、県議の坂下茂樹氏(42)が表明しており、田中氏で3人目。同市の大久保博市長は任期満了後の引退を表明している。
田中氏は市川市議1期、千葉県議2期を経て、平成5年から同15年まで衆院議員を3期務めた。会見では「現市長の突然の不出馬表明で、次の市川市の市政運営をどうされるか感じ取ることができなかった。私が経験させていただいた県議会・国会での活動や人脈を駆使し、私の生まれ育ったこの市川市を48万市民とともに素晴らしい行政区にしていきたいと思った」と、出馬を決めた理由を説明。「(17年後の)市政100周年に向けて自然豊かな文教都市を目指す」として、「60万人都市を目指す」「京成線の立体化をしっかりと進めたい」「レベルの高い(海外の)大学を誘致したい」「災害を想定した人命救済システムを確立し、市民の命を守る」と、自身の政策を語った。
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これからのイベントなど
講座・講演会
さようなら原発・市川市民のつどい2017~原発はもう古い、遅れるな!! 時代は再生可能エネルギー~
11月4日㈯午前10時50分―午後4時半
♣市川市生涯学習センター(鬼高1の1の4)2階グリーンスタジオ
1,000円(高校生以下は無料。申し込み不要)
☎「さようなら原発・市川市民のつどい」実行委員会事務局(302・0014)
午前11時からと午後3時半からの2回、映画『日本と再生―光と風のギガワット作戦―』(100分)を上映。午後1時40分から同3時半までは、原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟の吉原毅会長と木村結事務局次長が「座談会~脱原発後の新エネルギー社会づくり~」をテーマに話す。保育希望者は事前に連絡する。
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傾聴ボランティア養成講座
11月4日―25日の毎週土曜日(11日を除く)午後1時半―同4時半=前半3回、12月16日㈯と平成30年1月20日㈯、同2月17日㈯の午前10時―正午=後半3回(申し込み締め切りは11月3日)
♣市川市文化会館(大和田1の1の5)第5会議室=前半、市川市行徳公民館(末広1の1の31)=後半
全6回1,000円(定員は申し込み先着30人)
☎傾聴ボランティアサークルうさぎの耳・村山(373・3880)、FAX(043・332・9629)、eメール(ttn8jze23h@mx4.ttcn.ne.jp)
前半3回は傾聴の基本を学び、高齢者入所施設で見学と傾聴体験を行う。後半3回は、同サークルの会員たちとロールプレーを行う。受講希望者は、住所・氏名・電話番号を電話かファクス、eメールで伝える。
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聞こえのサポーター(筆談)講座(全4回)
11月7―28日の火曜日午後2時―同4時
♣浦安市総合福祉センター(東野1の7の1)
無料
☎浦安市社会福祉協議会(355・5271)、FAX(355・5277)、eメール(fukushi@urayasushi-shakyo.jp)
筆談による難聴者や失聴者の支援方法を学ぶ。対象は浦安市内在住・在勤・在学者(高校生以下は不可)、定員は申し込み先着20人程度。受講希望者は電話かファクス、eメールで、講座名・住所・氏名・電話番号を伝える。
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平成29年度市川市認知症講演会「認知症になっても安心して暮らせるまちを目指して」
11月15日㈬午後2時―同4時(申し込み締め切りは14日)
♣全日警ホール(市川市八幡市民会館、八幡4の2の1)
無料(定員は申し込み先着300人)
☎市地域支えあい課(712・8521)、FAX(712・8789)
認知症専門医でクリニック院長の髙橋正彦さんが、認知症患者への対応方法や認知症の治療方法、「認知症カフェ」などについて講演する。「認知症の人に優しい街は誰にとっても優しい街。そんな街作りをしてみませんか」と主催者。対象は市川市在住・在勤・在学者。希望者は、氏名・住所・電話番号を電話かファクスで伝える。
イベント
浦安菊好会「菊花展」
11月1日㈬―9日㈭午前10時―午後3時(雨天中止)
♣浦安市若潮公園(美浜2の15)
入場無料
☎同会・室(090・1203・4311)
大輪菊(厚物・管物)、ダルマ作り、大作り、懸崖仕立て、盆栽仕立て、福助作り、江戸菊、ザル菊、切り花などを展示する。
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アメリカ合衆国ガーデナ市友好訪問団歓迎イベント
11月4日㈯午前10時―同11時(荒天中止)
♣市川市白妙公園(東西線妙典駅南口前)
無料
☎東行徳商店会・巴(090・3247・9080)
市川市の友好都市・米国ガーデナ市から訪れる公式代表団・市民団と一般市民が交流する場。近隣の若葉インターナショナル幼保園の児童による演技や、市立七中吹奏楽部のブラスバンド演奏も楽しめる。
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フェンシング体験会
11月4日㈯午後2時―同3時半
♣東京医科歯科大学教養部(市川市国府台2の8の30)体育館
無料(申し込み不要。定員は先着80人)
☎市川市企画課(712・8591)
11月10日から東京都内で開かれる高円宮杯フェンシングワールドカップ東京大会に向けた日・仏・英3カ国の合同事前キャンプの練習会場で、フェンシング経験者が指導する。上履き持参。なお、合同キャンプの練習は同体育館で11月3日㈮㈷の午後(3時―6時)と4日㈯の午前(9時―正午)、国府台市民体育館で6日㈪―8日㈬の午前と午後に一般公開する。
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深く呼吸できるストレッチ&美声
11月7日㈫、同21日㈫午前10時45分―同11時45分
♣市川市南行徳市民談話室(南行徳1の21の1)集会室1
全2回1,400円(定員は申し込み先着10人)
☎冨永(090・5183・1783)、eメール(piano93525@gmail.com)
ボイストレーナーを講師に、ストレスの軽減や血行促進、免疫力強化などを目的としたストレッチと発声練習をする。「深く呼吸できるストレッチで健康的な体を作り、喉に負担をかけない発声法で美声を目指しましょう!」と主催者。飲み物、タオルを持参し、動きやすい服装で参加する。参加希望者は、氏名・性別・住所・電話番号を電話かeメールで伝える。
自然観察
三番瀬(船橋)自然観察会
11月5日㈰午前10時―午後2時ごろ
♣ふなばし三番瀬海浜公園バス停(京成船橋駅南口から船橋海浜公園行きバスに乗車し、終点下車)集合
200円(保険代。学生以下は無料)
☎千葉県野鳥の会・杉本(047・478・2665)
スズガモやハマシギ、スズロカモメなどを観察する。持ち物は観察用具と弁当、飲み物、ぬれてもよい靴、帽子。
子育て
浦安市社会福祉協議会 東2支部社協「子育てサロン」
11月8日㈬午前10時―正午
♣海楽菜の花クラブ(県立浦安高校南側隣接の海楽公園内にある海楽老人会館内)
無料(申し込み不要)
☎同社協・大塚(355・5271)
40畳ある和室や広い公園で、親子で自由にのびのびと過ごせる。対象は海楽全域と猫実1・2丁目、北栄4丁目在住の3歳以下の子供とその保護者。
なかま
リラックス、気功、太極舞&呼吸瞑想―自分へご褒美のひと時に―
毎月第1―3木曜日午後2時―同3時半
♣新田二、三丁目自治会館(市川市新田2の18の12)
2,000円(月会費)、初回の体験は500円
☎アルカンシェール(虹)・相沢(378・5404)
気功と太極舞のサークル・アルカンシェールの会員募集。バスタオルかヨガマット、飲み物を持参し、滑り止め付きの5本指ソックスと動きやすい服装で参加する。「いつまでも自分の足で歩いて、心身の健康を楽しみましょう」と同サークル。
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