市川よみうり & 浦安よみうり online

今週のNews

 □節分の豆まきにぎわう〜法華経寺
 □市川市、災害に備え相次ぎ協定
 □昔の浦安の産業「海苔すき」〜浦安市の児童・生徒らが体験
 □ほぼ全科目で全国平均を上回る〜浦安市児童・生徒の学力調査
 □これからのイベントなど
 
 その他の記事(本紙『市川よみうり』『浦安よみうり』2019年2月2日号をご参照ください)
  □習志野シンフォニエッタ千葉〜習志野文化ホールで演奏会   □パラ五輪で使用の競技用車いす〜現代産業科学館で展示中   □5、6年生が新聞の活用法など学ぶ〜読売記者が市川小で授業   □市民活動の発表・体験を楽しむ〜第6回浦安文化市場   □市川市の福祉に寄付〜京葉ガス小さな親切の会   □地域経済の発展願う〜市川商議所賀詞祝賀パーティー   □成績優秀者、功労者ら表彰〜市川市体育協会   □アサリの入ったあっさり味〜浦安べか焼きそば 給食で味わう   □子供が作ったイルミ輝く〜市川駅南口ロータリーで14日ま で   □文化財防火デー〜法華経寺で消防訓練   □浦安で婚活パーティー〜オリエンタルホテル東京ベイ


節分の豆まきにぎわう
法華経寺


節分の豆を求める大勢の人々

 節分の日の3日、市川市中山の法華経寺で毎年恒例の豆まきが行われ、大勢の来場者でにぎわった。

 豆まきにはタレントのはるな愛さんや元格闘家の魔裟斗さん、女優の奈美悦子さん、ボーカルユニット「4年2組」のメンバーなど芸能人も参加し、同寺の僧侶や亥年生まれの福男・福女たちと一緒に祖師堂から豆をまいた。

 来場者たちは、頭上に紙袋や段ボールなどを構え、投げられた福豆や駄菓子を必死に取り合っていた。船橋市から来た60代の女性は「家から近いので毎年来ている。今年は1時間前から来たので、はるな愛さんの近くに行くことができ、初めて豆を取ることができた」と話していた。  

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市川市、災害に備え相次ぎ協定

 昨年、西日本豪雨や大阪北部地震など各地で災害が続いたことなどを受け、市川市は今年に入り、災害に関する協定を相次いで締結している。先月22日には、千葉県タクシー協会京葉支部と市民の緊急輸送などに関する協定を締結。同25日から今月1日にかけても新たに4件の協定を締結した。

 熊本県宇土市、相良村と

 1日には、熊本県の宇土市、相良村とそれぞれ「災害時相互応援に関する協定」を締結した。

 村越祐民市長が昨年10月に熊本県を訪れた際、宇土市の元松茂樹市長と相良村の德田正臣村長とそれぞれ意見交換をし、協定を締結することになった。この協定により、3市村で地震や水害、火災などの大規模災害が発生した場合は、相互に救援物資の提供や職員の派遣、被災住民の受け入れなどを行う。

 千葉県介護福祉士会と

 先月25日には、千葉県介護福祉士会と「福祉避難所等への介護福祉士の派遣に関する協定」を締結した。

 市川市は、障害者や高齢者などの要配慮者が避難する福祉避難所として、市内の公共施設や高齢者福祉施設など44カ所を指定。地震や高潮などの災害が発生した際や発生の恐れのある場合、状況に応じて開設する。この協定により、同会は福祉避難所が開設された場合、市川市の要請により介護福祉士を無償で派遣する。

 同日に市長室で行われた協定締結式で、村越市長は「被災時に避難弱者の方のケアをどのようにするかが最大の懸案事項だった。(この協定により)配慮が必要な方々が避難弱者で無くなるのではないかと大きな希望を持っている」と期待を寄せた。同会の野口渉子会長は「市川市民の一人一人が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるように人との関わりを大切にして、福祉避難所生活のお手伝いをさせていただきたい」と語った。

 トラック・バス業者「カクタ」と

 同日には、トラックやバスなどの販売・買い取り業者「カクタ」(本社・松戸市、角田耕二代表取締役)と「災害時等における自動車の貸渡しに関する協定」を締結した。

 この協定により、地震や豪雨、高潮などの災害が発生した際や発生の恐れのある場合、市の要請で同社は保有するトラックやバス、冷凍車などの特殊車両を貸し渡す。その際に発生する費用は市が負担する。

 同日には市長室で協定締結式が開かれ、村越市長は「車両をいざというときに提供していただけることで、市の防災体制が飛躍的に高まる。万が一、地震や大雨などの被害が出た場合に、さまざまなご援助をいただければありがたい」と感謝。角田代表取締役は「市川市と災害対策などの関係を一層強化し、災害時における市民の安全に寄与していきたい」と話した。

 市と市社協に150万円を寄付

 同社は同日、市川市に100万円、同市社会福祉協議会に50万円を寄付した。

 社協への寄付は「地域貢献をしたい」と続けられているもので、今回で4回目。市への寄付は昨年に引き続き2回目で、「市川市の五輪・パラ五輪関連事業に役立ててもらいたい」としている。  

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昔の浦安の産業「海苔すき」
浦安市の児童・生徒らが体験


二枚刃の飛行機包丁で生海苔をたたき切る参加者

 浦安市郷土博物館で先月5日、同館ボランティア「もやいの会」による「海苔すき実演」が行われ、市内の小中学生とその保護者の計25人が、元海苔漁師の実演を見てから実際に作業を体験した。

 海苔すきは「たたく」「すく」「干す」の3工程に分けられる。参加者は、二枚刃になっている専用の飛行機包丁で生海苔を刻み、水と混ぜてから、枡を使って木枠の中に均等に流し込む。その後は手動の脱水機で脱水し、天日干しをして乾いたら完成だ。

 海苔を木枠に流し込む工程では、海苔が均等の厚さにならずに悪戦苦闘。「海苔の厚さを均等にするには、手首を返しながら枡から一気に流し込む」などとアドバイスを受け、一生懸命に取り組んでいた。

 体験を終えた日の出在住の中学2年生の女の子は「飛行機包丁が思っていたよりも重かった。昔の漁師さんは大変だと感じた」と話していた。  

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ほぼ全科目で全国平均を上回る
浦安市児童・生徒の学力調査

 浦安市はこのほど、小学6年生と中学3年生を対象とした全国学力・学習状況調査と、小学4年生と中学2年生を対象とした浦安市学力調査の今年度の結果を公表した。浦安市学力調査では小学4年生の算数が全国平均を下回ったが、両学力調査を通じてその他の科目は全て全国平均を上回った。学習状況では、毎日同じ時刻に寝ている小・中学生の割合が全国値を下回った。

 全国学力調査は昨年4月、国語、算数・数学、理科の3科目を実施。国語と算数・数学は知識に関して出題するA区分と、活用に関して出題するB区分に分かれている。

 小学6年生の正答率を見ると、国語はAが72%(全国70・7%)、Bが58%(同54・7%)で、特に「読む力」が全国平均を大きく上回った。算数はAが67%(同63・5%)、Bが58%(同51・5%)で、学習指導要領の領域別、評価の観点別にみてほぼ全てで全国平均を上回った。理科も全国平均より4・7㌽高い65%で、特に科学的な思考・表現を必要とする問題が全国を大きく上回った。

 中学3年生は、国語Aが80%(同76・1%)、Bが66%(同61・2%)、数学Aが70%(同66・1%)、Bが53%(同46・9%)、理科が69%(同66・1%)。数学Bは、全ての領域・観点で全国平均を大きく上回り、理科は自然事象への関心・意欲・態度を要する問題が全国平均を5・5㌽上回った。

 学習状況に関する調査では、「毎日、同じぐらいの時刻に寝ていますか」という質問に、「している」「どちらかといえば、している」と回答した割合が小学生で71・2%(同77・0%)、中学生で71・6%(同74・2%)と、いずれも全国値を下回る結果になった。市教委は、児童生徒の生活習慣の確立や改善を図っていくことが学習の基盤となると考えている。

 また、「中学1、2年生までに受けた授業では、課題の解決に向けて自分で考え、自分で取り組んでいたと思いますか」という設問では、肯定的な回答をした割合は全国値を1・2㌽上回る75・0%。一方で、「生徒の間で話し合う活動を通じて、自分の考えを深めたり、広げたりすることができていると思いますか」という設問では、肯定的な回答は74・7%で全国を1・6㌽下回った。

 浦安市学力調査は、小中学校それぞれの中間に当たる学年で調査をして改善点や指導法を見直すきっかけにと、毎年6月に国語と算数・数学、英語(中学2年生のみ)を実施。同じ業者のテストを受けた全国の自治体のデータと比較している。

 今回の正答率は、小学4年生の算数が全国を2㌽下回る73%で、特に図形の領域が全国平均を4㌽下回る63%だったことから、市教委は「図形を形だけでなく、性質でとらえる学習が大切」としている。

 中学2年生は全教科で全国平均を上回り、特に英語は70%(同62%)で、全国を大きく上回った。学習状況においても「ALT(外国語指導助手)と積極的に英語で話している」という生徒は全国値を16㌽上回る43%で、英文を読み取る、聞き取るために自分なりの工夫をしている生徒の割合も全国値を大きく上回った。

 市教委はこうした結果を踏まえ、現場レベルでそれぞれの課題や指導法の改善に取り組んでいく。  

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講座・講演会

市川緑の市民フォーラム第175回例会「国府台周辺の戦にまつわる民話を聴こう~ヤマトタケル・国府台合戦・近代の陸軍まで~」
🕒10日㈰午後1時半―同4時半
♣市川市市川公民館(市川2の33の2、JR市川駅から徒歩約5分)第1会議室
¥300円(定員は当日先着40人)
☎同フォーラム・中島(090・8486・5355)
 市川民話の会会員の根岸英之さんが、国府台地域に伝わる民話を語る。
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女性の交流の場「いちカフェ@ウィズ」
🕒14日㈭午前10時―正午(申し込み締め切りは13日)
♣市川市男女共同参画センター(市川1の24の2、市西消防署の上階)
¥無料(定員は申し込み先着8人)
☎同センター(322・6700)
 子育てのヒントや、生き方・考え方のコツを学ぶサポートをするハートフルコーチの藤田和枝さんが「自分の幸せは自分でつくる―大人こそ夢を描こう―」をテーマに話す。対象は就労や地域活動などに関心のある女性。子供を連れての参加も可能。託児希望者は申し込み時に伝える。
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国福大市川病院第63回けんこう教室「腎臓は血圧管理の中心臓器~高血圧はなぜいけないの?~」
🕒16日㈯午前10時半―同11時半(要事前申し込み)
♣国際医療福祉大市川病院(市川市国府台6の1の14)研究棟2階大会議室
¥無料(定員は申し込み先着150人)
☎同病院(375・1111)
 腎臓内科副部長の細谷幸司さんが、高血圧が体に及ぼす影響や高血圧が起因してかかる病気などについて話す。
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歴史博物館体験講座「和綴じのメモ帳を作ろう」
🕒16日㈯午後1時半―同3時半
♣市立市川歴史博物館(堀之内2の27の1)
¥無料(定員は申し込み先着10組程度)
☎同館(373・6351)
 小学3年生以上が対象。針と糸を使ってオリジナルの和綴じメモ帳を作る。保護者同伴可。
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3月スキー教室&バッジテスト
🕒3月1日㈮午後8時浦安市役所集合、3日㈰同8時同市役所解散
♣会津高原たかつえスキー場(宿泊先はアストリアロッジ)
¥大人2万9,000円(会員2万7,000円)、小学生2万5,000円(同2万3,000円)※バス代・宿泊代・レッスン代・保険代を含む。リフト代・レンタルスキー代・昼食代・バッジテスト受験料は別途(定員は申し込み先着40人)。
☎浦安市スキー連盟・吉川(090・3438・1144)、FAX(354・3017=坪井)
 小学3年生以上が対象。少人数制のグループレッスンを行う。希望者にはアルペンスキーの技能テスト「スキーバッジテスト」も実施。参加希望者は20日までに、ホームページ(http://uski.jimdo.com)から、または市役所や市文化会館などにある専用の申込用紙に必要事項を書いてファクスで申し込む。

イベント

カフェ・キラキラ(認知症カフェ)
🕒15日㈮午後1時半―同3時半
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のイオン新浦安店4階)サロン6
¥100円
☎キラキラ応援隊事務局・市坪(090・2752・2818)
 認知症患者、介護する家族、認知症について知りたい人たちが、お茶を飲みながらおしゃべりする。症状や介護について気楽に相談できる専門家もいる。個別相談もあり。申し込み不要。出入り自由。
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レッドリボン・ダンスパフォーマンス
🕒16日㈯正午―午後4時
♣市川市文化会館(大和田1の1の5)大ホール
¥無料(申し込み不要)
☎市保健医療課(712・8642)
 市川エイズ等STD(性感染症)対策協議会主催のエイズ等性感染症予防の啓発イベント。午後1時10分までは、中高生らに性教育講演などを行っているNPO法人ピルコンの染矢明日香理事長が「ホントに知りたい『性』のはなし~ココロとカラダを大切にするって?~」をテーマに講演。その後、市内の中・高・大学生による9チームとプロのダンサーがダンスパフォーマンスを披露する。
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トークイン(座談会)「行徳学」~塩と神輿、舟運のまちの記憶をこれからの街づくりに!~
🕒16日㈯午後0時半―同3時
♣市川市行徳公民館(末広1の1の31、東西線行徳駅から徒歩約5分)会議室
¥500円(資料代含む)
☎まちづくり家づくりCafé Ichikawa(705・4817)=兼FAX、eメール(info@ichimachicafe.com)
 かつて塩の生産と神輿作り、舟運で栄えた行徳地域で、これらの記憶をまちづくりにどう生かせるか、ざっくばらんに話し合う。定員は申し込み先着20人。申し込みは、eメールかファクスでイベント名(「行徳学」)・氏名・電話番号を書いて送る。定員に達していない場合は当日参加もできる。
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クイズで学ぼう 賢い消費者
🕒16日㈯午後1時半―同2時半
♣市川市アイ・リンクルーム(JR市川駅南口、ザ・タワーズイースト3階)
¥無料(定員は申し込み先着30人)
☎消費者安全ネットいちかわ(334・2253)
 スマートフォンを使ってクイズを楽しみながら、買い物でだまされないための知識が学べる。
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「青べか物語」朗読会
🕒16日㈯午後2時―同3時半
♣浦安市郷土博物館(猫実1の2の7)屋外展示場内「天ぷら屋」
¥無料
☎朗読あおべか・正田(353・3301)
 漁師町時代の浦安をモデルにした山本周五郎の小説『青べか物語』を、当時の町を再現した同展示場で朗読。今回は『はじめに』『蜜柑(みかん)の木』『人はなんによって生くるか』の章のほか、西脇いねの『初午の日』を朗読する。事前申し込み不要。
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親子で火を囲もう
🕒17日㈰午後2時半―同5時半(申し込み締め切りは15日)
♣市川市少年自然の家(大町280の4)
¥50円(定員は申し込み先着10家族)
☎同施設(337・0533)
 親子で枝や葉を燃やして焚き火をし、各自持参した食べ物をあぶって食べる。対象は市内在住の小・中学生とその保護者で、1家族につき5人まで参加可能。

自然観察

みどりの寺子屋・春の水辺の自然観察
🕒16日㈯午前10時―正午(雨天中止)
♣北方ミニ自然園(市川市北方町4の2322の6、JR本八幡駅・京成八幡駅からバスで大野中央病院下車)
¥100円
☎緑のみずがき隊事務局・森角(090・8777・7186)、FAX(338・1535)
 同園と大柏川第一調節池で、カエルの卵塊やおたまじゃくし、草花など春を見つける。小学生以下は保護者同伴。汚れてもいい服装・靴で参加する。事前申し込み不要。
なかま

女声サークル「パンプディング」
🕒毎月第2・4水曜日午後3時―同4時半
♣今川記念会館(浦安市今川1の9の1)
¥月2,500円、入会金2,000円
☎菜の花の会・大塚(080・3083・4394)
 ソプラノ歌手・間庭小枝さんが指導。2、3月は無料体験あり。「初心者も大歓迎」と同会。
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男の料理教室会員募集
🕒毎月第1土曜日午前10時―午後1時半
♣市川市大野公民館(南大野2の3の19)2階調理室
¥1回2,000円
☎関口(090・8116・5527)
 「食事が愉しくなるおじさん&お祖父さんの気軽なクッキング」をテーマに8年間活動している料理教室。料理研究家の伊藤晶子の指導を受けながら、毎回さまざまな料理を作ってみんなで食べる。

子育て

浦安市社会福祉協議会東2支部社協 子育てサロン
🕒13日㈬午前10時―正午
♣浦安市老人クラブ会館海楽菜の花クラブ(海楽2の36の3、県立浦安高南側隣接の海楽公園内)
¥無料
☎同社協・大塚(355・5271)
 海楽全域、猫実1・2丁目、北栄4丁目に住む3歳以下の子供とその親が対象。広い公園や40畳ある和室などで、親子で自由にのびのびと過ごすことができる。申し込み不要。

フリーマーケット

出店者募集
🕒16日㈯午前9時―午後3時ごろ(雨天中止)
♣市川市大洲防災公園(大洲1の18)
¥500円(当日徴収)
☎時遊空間ふれあい市・中村(090・8309・2337)