市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

今週のNews

 □女子児童野球チーム「市川ガールズ」〜県大会初優勝、全国大会へ
 □カラス被害防止へ条例制定〜市川市
 □浦安市少年野球大会が開幕!〜決勝戦は22日に開催
 □浦安市の駅前喫煙スペース〜受動喫煙防止のボックス型へ
 □真間でほおずき市、灯籠流し、あんどん祭り
 □浦安など5地区のクラフトビールを飲もう
 □ビールワインフェア〜市川駅西口商店街
 □チーバくんの限定シルクスクリーン〜市川市のふるさと納税の返礼品に加わる
 □車いすバスケ女子の強化試合〜浦安で600人が歓声!
 □歴史ある湊の囃子、60年ぶりに復活〜湊囃子連がお披露目
 □これからのイベントなど


女子児童選抜野球チーム「市川ガールズ」
県大会初優勝、全国大会へ


県大会で優勝した市川ガールズ

 市川市の女子児童選抜野球チーム「市川ガールズ」が、5月12日に南房総市で開かれた小学生女子野球の県大会で初優勝し、8月8日から13日にかけて愛媛県で開かれる全国大会「NPBガールズトーナメント2018全日本女子学童軟式野球大会」に出場する。
 
 市川ガールズは、市内の少年野球チームに所属する女子選手の選抜チームとして平成25年に結成。各都道府県大会の準優勝チームで争う関東大会で準優勝した実績があるが、県大会での優勝経験はなかった。
 
 今回の県大会では、予選トーナメントの2試合をいずれもコールド勝ち。予選トーナメントを勝ち上がった3チームによる総当たり戦でも勢いは衰えず、1試合目は8対3、最終戦は8対0の5回コールドで快勝し、5回目の挑戦にして初の県大会優勝と全国大会出場を決めた。浅沼不二男監督は「堅い守備や勝負強いバッティングなど、今年は投打にレベルが高くて上位に行けるという期待があったので、優勝できてホっとした」と話していた。
 
 全国大会には、市川ガールズのメンバー10人と、県大会で3位だった習志野・八千代連合チーム「習八TOMBOY」のメンバー10人による連合チーム「千葉ガールズ」として出場する。同チームのキャプテンで投手の前川遥さんは「みんなで楽しく笑顔でプレーできるようにしたい。全国大会でも優勝したい」と意気込んでいる。  

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カラス被害防止へ条例制定
市川市
ごみ集積所の適正管理など規定

 市川市議会は6月定例会最終日の先月27日、公明党が提出した「市川市民が安全で安心して快適に生活することができる環境の向上のためのカラス被害の防止等に関する条例」を賛成多数で可決した。来年1月1日から施行される。
 
 同条例では市長の責務として、カラス被害対策指針の策定や、カラス被害対策に関する情報収集、市民や事業者への啓発、情報提供などを規定。市民や事業者の責務としては、カラス被害の対策に積極的に協力することなどを定めた。
 
 特に重点を置いているのは、ごみの集積場所を適正に管理することと、ごみを適正に排出すること、さらにはカラスへの餌やりや、カラスの巣の材料となるハンガーの放置などによるカラス被害の発生を防ぐこと。これらに違反した場合、市長は違反者に指導することができ、中でもごみ集積場所の適正な管理ができていない集合住宅の所有者(または管理者)に対しては、以降も従わない状況が続くと勧告、改善命令、公表へと進んでいくことになる。また市長には、必要な限度において土地や建物などへの立ち入りを認めている。
 立ち入り、公表などに懸念の声も
 
 同条例をめぐっては、立ち入りや公表が可能になっていることなどから、共産党と「無所属の会」「新しい流れ」の3会派が市民への影響を懸念。「市内でカラス被害は減少している。条例制定の必要性と正当性が必要」「何をしたらいけないのかが明確になっていない」「集合住宅の所有者等のみが勧告や命令、公表の対象になっており、公平性に問題がある」「立ち入りは同意が必要だと書くべき」などと指摘。採決でも12人が反対に回った。
 
 こうした指摘に対し、提出者として答弁に立った公明党の中村義雄議員は「党が市民500人に実施したアンケート(回答率約6割)で、多くの市民がカラス被害対策を望んでいた」「法律や条例等の法規範は、その文言に多少の抽象性があることはやむを得ない」「カラスの問題は特に集合住宅で生じていることと、集合住宅の所有者はごみの管理をコントロールできる立場にあることから、勧告・命令・公表は集合住宅の所有者を対象とした」「立ち入りには『身分証明書を提示すること』とあるので、実際は同意を求めている。『犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない』とも定めていて、歯止めになっている」などと説明。「条例制定で、市川市がカラス被害対策を行うとアピールでき、住民への啓発効果も期待できる。行政側においても、明確な根拠があることでより適切かつ円滑に事務を進めることができる」と、条例制定の意義と効果を強調した。
 
 カラス被害を防止するための条例としては、奈良市や大阪府箕面市などでカラスへの餌やりを禁止した条例があるが、適正なごみ集積場の管理やごみの排出などを定めた条例は全国初とみられる。  

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浦安市少年野球大会が開幕!
決勝戦は22日に開催


選手宣誓する新浦安ドリームスターの西村主将

 浦安市少年野球連盟創立40周年記念「よみうり旗争奪戦浦安市少年野球大会」(第36回、読売新聞東京本社・市川よみうり新聞社主催)が8日に開幕した。今大会には高学年リーグ14チームと低学年リーグ10チームの全24チーム(約480人)が参加した。
 
 同日に高洲中央公園少年野球場で開かれた開会式では、選手を代表して新浦安ドリームスター高学年チームの主将・西村幸大選手(6年生)が「僕たち選手一同は野球が大好きです。打つことも守ることも走ることも大好きです。大好きな野球ができるよう日頃から支えてくださる全ての方々に感謝し、いままでの練習の成果を発揮し、最後の一球まであきらめず、全力でプレーすることを誓います」と元気良く、高らかに選手宣誓を行った。
 
 同日は高学年の1回戦6試合を実施。今後の試合は、きょう14日(低学年1回戦)とあす15日(低学年・高学年2回戦)、16日(同準決勝)に同公園と大三角公園少年野球場で行われる。決勝は低学年が22日午前10時から、高学年が同日正午から高洲中央公園で行われる。
 
 【高学年】
 ▽1回戦(7月8日、高洲中央公園少年野球場)
 浦安レッドシャークス10―3ホワイトイーグルス
 舞浜フェニックス2―1浦安ジュニアイースターズ
 新浦安ドリームスター6―2浦安ジュニアサンデーズ
 
 ▽同(同、大三角公園少年野球場)
 浦安ファイターズ20―0浦安ジュニアラッキーズ
 浦小クラブ9―3浦安ニューラッキーズ
 浦安キングスター15―1浦安リトルベアーズ  

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浦安市の駅前喫煙スペース
受動喫煙防止のボックス型へ


広がって喫煙する人が多い浦安駅前ロータリー側の喫煙スペース


階段とスロープに囲まれた位置にある新浦安駅北口の喫煙スペース

 浦安市は、鉄道駅近くに設置している屋外喫煙スペースのうち苦情の多い2カ所を、煙やにおいが漏れにくいボックス型に変更する。市はポイ捨て防止(浦安市空き缶等の散乱防止等に関する条例)の一環として灰皿を設置しているが、ボックス型への変更で受動喫煙防止を進める。ただ、2カ所のうち東西線浦安駅前については用地がなく、移設時期は未定。
 
 市が駅前に設置している喫煙スペースは、JR新浦安駅が駅前ロータリーのタクシープール脇と北口のホテル2棟の間の2カ所、東西線浦安駅が駅前ロータリーの交番脇とスーパーマーケット・西友裏手のせせらぎ広場の2カ所で計4カ所。
 
 新浦安駅については、北口の喫煙スペースがホテルやバス利用者などから苦情が多いことから、今年度末までにボックス型として駅周辺に移設する計画。タクシープール脇については、人の往来から離れているため、現状維持とする。
 
 浦安駅については、以前から駅前ロータリーで喫煙者が歩道に広がっており、通行者や周辺の店舗利用者などからの苦情が多かった。市は2年前、せせらぎ広場の別の場所にあった喫煙スペースと併せて移設・集約することとし、同広場にパーティションで区切った現在の喫煙スペースを設置。しかし、いまも駅前ロータリーの喫煙スペースは撤去されていない。市環境衛生課は「駅を利用する喫煙者は改札前のロータリー側で喫煙しようとする。せせらぎ広場の新しい喫煙スペースは改札口からの案内がしづらく、現状ではスペースも足りていない。撤去すると喫煙者がロータリーのあちこちに広がる」と理由を話す。同課は同ロータリー側の喫煙スペースについて「ボックス型として移設をする計画に変更した。ただ、現状では設置できる市有地がほぼない。移設にはまだ時間がかかる」と言う。
 
 なお、JR舞浜駅について同課は「駅前のショッピングセンターに喫煙スペースがあり、事業者と市による清掃活動で駅周辺のポイ捨て対策、環境対策もできている。市として喫煙スペースを設置する考えはない」としている。  

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真間でほおずき市
灯籠流し
あんどん祭り


学生の指導で行灯を作る男の子

 手児奈霊神堂
 
 市川市真間の手児奈霊神堂(真間4の5の21)境内で21日と22日の午前10時(初日は正午)から午後9時まで、毎年恒例の「市川ほおずき市」が開かれる。
 
 浅草のほおずき市に次ぐ夏の風物詩を作ろうと、市民が昭和54年から始めたイベントで、現在は真間地区の自治会や商店会などが実行委員会を組織して毎年開催。オレンジ色のほおずきが涼しく彩る境内に、焼き鳥や焼きそば、駄菓子、アイスクリームなど、地元商店会などによる飲食物の屋台が並ぶほか、特設のステージで女性創作和太鼓グループ「手児奈太鼓」の演奏などが行われる。
 
 真間小学校前
 
 21日午後7時からは、市立真間小前の真間川で灯籠流しが行われる。弘法寺の僧侶が読経をして先祖の霊を供養し、灯籠を流す。供養料は灯籠1個千円。希望者は、当日に手児奈霊神堂(午前10時~午後6時)か真間小学校の校庭(午後4時~同6時)で申し込む。
 
 問い合わせは市川商工会議所(☎377・1011番)。
 
 弘法寺
 
 市川市真間の弘法寺(真間4の9の1)で22日午後3時から同9時まで、地域の子供たちが作った行灯で参道の石段を照らすイベント「真間あんどん祭り」が開かれる。
 
 このイベントは、千葉商科大学人間社会学部の3年生と、真間地区の商店会の会員有志らからなる真間行灯ライトアップ企画実行委員会が「近隣地域の人々に地元への愛着を深めてもらいたい」と、市川ほおずき市の開催日に合わせて平成27年から毎年開催。4回目となる今回は約200個の行灯が参道の石段に並ぶ。
 
 先月30日と7月1日、7日、8日には、同大で市内の親子が学生の指導を受けながら、行灯の枠組みを作ったり、行灯の側面に貼る和紙を貼り付けたりして行灯を製作。和紙には、子供たちが花火やヒマワリ、トビウオなどの夏らしい絵、ドラえもんやミッキーマウス、トトロなどのアニメのキャラクターを描いていた。今年初めて行灯作りに参加した市立真間小2年生の女の子は「上手に作ることができた。イベントの日が楽しみ」と笑顔だった。
 
 当日のライトアップは午後7時半から同9時まで。同8時~8時半には、同大政策情報学部の学生が夏をイメージして制作したプロジェクションマッピングが祖師堂を彩る。境内にはビールや唐揚げ、焼きそば、沖縄そばなどを販売する屋台が出店。バンドやダンスなども披露される。同1時~同4時には、無料の浴衣のレンタル着付けを先着40人で受け付ける(下駄やサンダルは持参)。同イベントの企画・運営に携わる学生を統括してきた同大3年生の島田明星さんは「今年は暗い時間帯からライトアップを始めるので際立つと思う。ライトアップ以外にも楽しいイベントがあるのでぜひ来てください」と呼び掛けている。
 
 問い合わせは同大人間社会学部(☎373・4260番)。  

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浦安など5地区の
クラフトビールを飲もう

 東京ディズニーリゾート内の商業施設・イクスピアリ2階中庭のセレブレーション・プラザで16日まで、クラフトビア・コレクション2018が開かれている。
 
 同施設内で醸造されているクラフトビール「ハーヴェスト・ムーン」と、「志賀高原ビール」(長野)、「富士桜高原麦酒」(山梨)、「箕面ビール」(大阪)、「城端麦酒」(富山)の国内5地区5ブランドのクラフトビールが1杯600円で飲める。各ブランドで5~7種類のビールが販売され、同一ブランドビールの飲み比べセット(4種1200円)の販売もある。つまみはソーセージ、ピクルス、ポテト、ガパオご飯、タイ風海老トーストなどを300~500円で販売している。
 
 営業時間は午前11時から午後9時半まで(最終日は同8時まで。ラストオーダーは閉店の30分前まで)。
 
 問い合わせはイクスピアリ・インフォメーション(☎305・2525番=午前10時~午後7時)。  

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ビールワインフェア
市川駅西口商店街

 JR市川駅北口の西通り商店会は22日午前11時から午後6時まで、商店会の料理を食べながらビールとワインを楽しむ「ビールワイン祭り」を開く。
 
 同祭りは、商店街を歩行者天国にして毎年開催。3回目となる今回は、生ビールやワイン、カリフォルニアロール、ガパオライス、背油醤油チャーシューメン、豚バラ串など各店自慢の逸品を販売する。縁日ブースではヨーヨー釣りやスーパーボールすくい、型抜きなどが全て100円で楽しめる。
 
 日本生命保険京葉ベイエリア支社市川営業部(市川1の11の9)の駐車場に設置されるステージでは、シンガーソングライターやバンドによる演奏、飛び入りカラオケなどが行われる。当日会場でもらえる同祭りのチラシはスタンプラリーカードになっており、各店舗のスタンプを3つ集めると抽選で2万円分の商品券をはじめとする商品が当たる。
 
 問い合わせは同商店会事務局(☎070・1547・2624番=正午~午後5時)。  

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チーバくんの限定シルクスクリーン
市川市のふるさと納税の返礼品に加わる


ふるさと納税の返礼品のシルクスクリーンを手に取る村越市長(左)とさかざきさん

 県のマスコットキャラクター「チーバくん」やJR東日本の「Suicaのペンギン」などをデザインしたさかざきちはるさんの関連グッズが、市川市のふるさと納税の返礼品に加わり、3日から寄付者への進呈が始まった。これを記念し、さかざきさんは同日、市川市の村越祐民市長を訪問した。
 
 さかざきさんは「チーバくん」「Suicaのペンギン」のほか、ダイハツの軽自動車「ムーヴコンテ」のマスコットキャラクター「カクカク・シカジカ」や、ガーデニングシティいちかわのオリジナルキャラクター「クロロとバララ」、市文化振興財団の公式キャラクター「アートくんとメロディさん」など、数多くの有名キャラクターを生み出した市川市出身のイラストレーター。絵本やエッセイの執筆もするなど、多岐にわたり活躍している。
 
 村越市長と面会したさかざきさんは 「市川市は都会というほどでもないし、田舎というほどでもない。ちょうど中間で良い。チーバくんをモチーフにしたアート作品やグッズなどを、市川のふるさと納税の返礼品として出させていただいたので、これを機会に市川のことを知っていただけるとうれしい」と期待。村越市長は「ぜひこれからも市川市の魅力発信のためにお力添えを頂きたい」とお願いした。
 
 さかざきさんグッズの返礼品は、チーバくんが描かれた枚数限定のシルクスクリーンで、寄付金額5万円の場合はチーバくんがピーナッツを収穫する『やったぁ~豊作!』(30㌢×30㌢)、同3万円の場合はチーバくんがピーナッツを育てる『ピーナツができるまで』(10㌢×10㌢)2枚セット。『チーバくん、ペンギンを描く』(同)と『ペンギン、チーバくんを描く』(同)のセットもあったが、すでに品切れとなっている。
 
 市は、シルクスクリーン以外のさかざきさんグッズの特典も順次追加していく予定。特典は、インターネットのふるさと納税サイトからクレジット決済をすると選べる。
 
 問い合わせは市企画課(☎712・8591番)。  

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車いすバスケ女子の強化試合
浦安で600人が歓声!




 浦安市運動公園総合体育館で先月9日夜、車いすバスケットボール女子のオーストラリア代表と日本代表の国際強化試合が行われた。アジア・オセアニア地域の強豪チームの試合とあって会場には約600人が詰め掛け、両チームが得点するたびにスティックバルーンが打ち鳴らされ、歓声がこだました。
 
 オーストラリア代表は都内で先月8~10日に開催された日本生命ウィメンズ・チャレンジ・マッチに出場するため、浦安で同5日からキャンプをしていた。
 
 9日の強化試合にはオーストラリア代表10選手、日本代表12選手が登場。ルールは一般のバスケットボールとほぼ同じで、障害の度合いでクラス分けされた選手が、10分間1ピリオド、計4ピリオドの得点を競った。
 
 ゴール下では、ハイスピードで動き回る車いすが激突。鈍い金属音が響き、いすごと倒れ込む選手もいた。試合は終始先行した日本代表が68対50で勝利。藤井郁美主将は「大きな成果。東京パラリンピックに向けてチームとして成長し、上位に入れるようにしたい」と誓った。
 
 試合前にはオープニングセレモニーが行われ、内田悦嗣市長らが歓迎のあいさつ。先月6日に同体育館でオーストラリア代表から車いすの操縦などを学んだ市立見明川小学校6年生約80人を代表して原田珠希さんと市岡晴輝君が、両チームのキャプテンに花束を贈り、笑顔で握手した。
 
 迫力満点の試合を観覧席の前列で見守った2人は試合終了後、「倒れた選手を相手チームの選手が助け起こすシーンが心に残った」(原田さん)、「選手たちの車いすのスピードが速くてびっくりした」(市岡君)と感激していた。  

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歴史ある湊の囃子、60年ぶりに復活
湊囃子連がお披露目


住民や関係者らを前にお囃子を初披露

 町の歴史的文化「お囃子」が60余年ぶりに復活――。
 
 市川市湊地区(行徳)のお囃子の会「湊囃子連」が先月30日、お囃子の演奏を披露した。
 
 湊囃子連は、同日開かれた湊水神宮の祭礼で演奏することを目指して練習を重ねてきた。お披露目式はその直前の午後2時、頭取(代表)を務める大屋好成さんの仕事場・大屋工務店で行われ、湊自治会や市川市の関係者、地元住民など約80人が、復活したお囃子を聞こうと集まった。
 
 演奏を前に大屋頭取は「先代の湊囃子連は昭和31年で幕を下ろした。それから約60年が経ち、南行徳・四カ村例大祭後の宴席で『湊でもぜひ、お囃子をやろう』と盛り上がった。私たちはまだまだ大変未熟だが、週に2回の特訓をしてきた。湊のメンバーでお囃子ができるのは皆さんのおかげ」とあいさつ。湊囃子連の指導をし、浦安を拠点に活動するお囃子の会・丸音会の相馬利夫会長は「元々、湊で演奏されていた、私たちと同じ葛西囃子をぜひ残していってほしい。地域の皆さんで育ててあげてください」とあいさつした。
 
 湊囃子連の会員は小学4年生から65歳までの15人。約1年4カ月の練習を重ねてきたが、笛は難度が高いことから、今回のお披露目式では、丸音会の協力を得た。演奏を聞きに来ていた女性(60代)は「地元にお囃子の会が復活した。湊にお囃子が戻ってきたのでとてもうれしい」、男性(70代)は「湊に限らず、周辺の祭や行事をお囃子でにぎやかに盛り上げてほしい」と話していた。
 
 湊囃子連は湊水神宮の祭礼でも、大勢の参拝者の前でお囃子を披露し、祭の雰囲気を盛り上げていた。
 
 水難除けと屋台に大勢集う
湊水神宮の祭礼

 
 市川市行徳地区の湊水神宮(押切排水機場そば)で先月30日、毎年恒例の祭礼が開かれた。
 
 同神宮は、行徳が江戸から鹿島神宮や成田山新勝寺などを参拝する際の中継地として、また塩を江戸へ運ぶ港として栄えたことから、水難除けや豊漁を願う神様としてまつられてきた。現在は水泳の上達や受験の合格祈願などにご利益があるとされている。
 
 当日は、子供連れの夫婦や中高生、お年寄りなど大勢の人たちが堤防脇にある湊水神宮に集まり、おはらいを受けていた。
 
 出店は約100軒が軒を連ね、大にぎわいを見せていた。会場に来ていた高校3年生の女の子たちは「ここに来ると、普段会えない地元の友達に会えるから、テスト前だけど来ました」「たくさんの友達に会えるし、おいしいものもたくさんあるのがこのお祭りのいいところ」と話していた。  


堤防に並ぶ屋台を楽しむ人々 ホームページ
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これからのイベントなど

講座・講演会

第3回メディカルセミナー
🕒21日㈯午前10時半―同11時50分
♣市川グランドホテル(市川市市川1の3の
18、JR市川駅北口から徒歩約3分)7階宴会場
無料(定員は申し込み先着150人)
☎国際医療福祉大学市川病院(375・1111)
 同病院神経内科部長の内山智之医師が「知っておきたい神経内科(脳神経内科)の病気~どんなときにかかるの?~」をテーマに講演する。質疑応答有り。受講希望者は電話か同病院外来受付窓口で申し込む。
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ボッチャ&車いす入門講座
🕒22日㈰午後1時半―同4時
♣浦安市総合福祉センター(東野1の7の1)2階第2、3、4会議室
¥無料
☎市ボランティアセンター(380・8864)、FAX(355・5277)、eメール(vc@urayasushi-shakyo.jp)
 パラリンピック種目ボッチャと、車いすで外出する体験を通じて、ボランティア活動を学ぶ。講師は福祉サークル・コスモス。対象は、小学生以上の同市内在住・在勤・在学者。定員は申し込み先着20人。受講希望者は電話かファクス、eメールで、講座名(eメールの場合はタイトルに記載)と、氏名・住所・年齢・電話番号を伝える。
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戦争はいやだ! 市川市民の会「第4回『集い』」
🕒22日㈰午後1時半―同4時半
♣市川市文化会館(大和田1の1の5)3階第2会議室
500円(申し込み不要)
☎戦争はいやだ!市川市民の会・菊池(090・6948・8998)
 室蘭工業大学準教授で憲法学者の清末愛砂さんが「『自衛隊』の憲法明記で、なにが変わる?」をテーマに話す。
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市川市在宅医療推進セミナー「身近な医療を考えてみましょう」
🕒26日㈭午後2時―同3時半(申し込み締め切りは25日)
♣市川市急病診療・ふれあいセンター(大洲1の18の1)2階集会室
¥無料(定員は申し込み先着80人)
☎市地域支えあい課(712・8521)、FAX(712・8789)
 市川市南八幡の大村病院の医師が『在宅医療について』『人生最終段階における医療・ケアの決定について』、訪問看護リハビリステーションホームケア本八幡の看護師が『訪問看護師って、何するの?』をテーマにそれぞれ話す。対象は市内在住・在勤・在学者。受講希望者は電話かファクスでセミナー名と氏名(フリガナ)・住所・年齢・電話番号を伝える。
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ステキ*手作りワークショップVol.1「わたしだけのハーバリウム作り」
🕒25日㈬①午前10時―正午②午後2時―同4時
♣まちねっとカフェ(浦安市まちづくり活動プラザ306、入船5の45の1)
¥材料代500円
☎浦安まちづくりネット・畑山(090・9342・6173)
 市民活動団体などを支援する同ネットが、同カフェを利用する団体を講師に開くワークショップ。今回は、インテリア雑貨のハーバリウムを作る。参加希望者は電話で申し込む。
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和洋女子大夏期公開講座(書道)
🕒【1期】31日㈫―8月2日㈭【2期】同4日㈯―6日㈪【3期】同8日㈬―10日㈮の午前9時半―午後4時40分(申し込み締め切りは20日)
♣同大書道教室(市川市国府台2の3の1)
¥1科目1万3,500円(Ⓓ書道科指導法Ⓗ中国書道史Ⓛ日本書道史は9,000円。各講座の定員は申し込み先着48人)
☎同講座(書道)事務局・佐藤(371・1376=月・火・金曜日の午前10時―午後5時)
 大学入学資格を持つ人が高校教諭1種免許状(書道)・中学校教諭1種免許状(国語)を取得するため、または高校生以上の一般書道愛好家が実力養成や実技認定を目指すための講座。1期(Ⓐ楷書法Ⓑ草書法Ⓒ隷書法Ⓓ書道科指導法)、2期(Ⓔ行書法Ⓕかな書法Ⓖ篆書法Ⓗ中国書道史)、3期(Ⓘ創作漢字Ⓙ創作かなⓀ漢字かなまじり書法Ⓛ日本書道史)の中から、各期1科目を受講できる。講義日数はⒹⒽⓁが2日間、その他が3日間。
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うらやすこどもクエスト2018
🕒①8月8日㈬②21日㈫③29日㈬の午前10時―午後2時半(申し込み締め切りは7月20日必着)
♣①順天堂大学看護学部(浦安市高洲2の5の1)②了德寺大学(明海5の8の1)③明海大学(明海1)
¥無料
☎市高洲公民館(304・0313)
 各分野のプロから学ぶ講座。今回は①「ひとの不思議」~赤ちゃんが生まれるお手伝いをする仕事ってなんだろう~からだの中をのぞいてみよう!からだの中の音を聞いてみよう!②「体幹を鍛えよう」③「おもてなし」~花毛布をつくろう――をテーマに、各大学の先生から学ぶ。対象は同市内在住の小学4―6年生、定員は各回申し込み抽選50人。持ち物は筆記用具、昼食、飲み物。②のみ、運動ができる服装で参加し、体育館シューズを持参。受講希望者は、往復はがきの往信裏面に①住所②氏名(ふりがな)③性別④電話番号⑤学校名・学年⑥保護者氏名⑦緊急時の連絡先(電話、eメール)⑧参加したい大学名(3校でも可)を、返信表面に自分の宛先を書いて、同公民館「うらやすこどもクエスト」係(〒279―0023浦安市高洲5の3の2)に郵送。各会場とも、送迎に伴う駐車場の利用はできない。

イベント

人気のハーバリウムを作ろう!
🕒16日㈪㈷午前10時10分―同11時40分(申し込み締め切りは15日)
♣京葉ガス市川ショールーム(市川市南八幡3の14の1)
¥3,300円
☎ピーチフラワー・外山(090・5435・9751)
 専用のオイルを入れたガラス瓶の中にプリザーブドフラワーやドライフラワーなどを入れたインテリア雑貨「ハーバリウム」を作る。
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2018原水爆禁止国民平和大行進
🕒16日㈪㈷午後4時―同6時半(雨天決行)
♣東西線浦安駅―フラワー通り―浦安市文化会館―若潮公園―JR新浦安駅
¥無料
 「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ」を訴えながら両駅間を行進し、署名活動を行う。参加希望者は飲み物と日よけの帽子などを持参。「核兵器をなくすカギは、平和を願う皆さんの声と行動です。誰でも、いつでも、どこからでも参加できます」と主催者。
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回想法による「浦安想い出語りの会」
🕒 18日㈬午後1時半―同2時45分
♣浦安市中央図書館(猫実1の2の1)2階視聴覚室
¥無料
☎同会・小泉(090・8029・7789)
 懐かしい思い出を語り合うことで脳機能の活性化を目指す活動。今回のテーマは「夏の遊び」。飲み物を持参。参加希望者は電話で申し込む。
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ワークショップ「ハーバリウム作りとティーブレーク」
🕒20日㈮午前11時―正午、午後1時―同2時(申し込み締め切りは18日)
♣全日警ホール(市川市八幡4の2の1)1階控室1
¥1,700円(材料費と茶菓子代)
☎すこんてぃ(339・3470)、メール(kosaerukai@gmail.com)
 インテリア雑貨のハーバリウムを作る。大きめのハーバリウムの希望者は別途300円、燃料オイルを入れて火を灯すタイプの「ハーバリウムオイルランプ」の希望者は別途800円が必要。定員は各回申し込み先着5人。参加希望者は、電話かeメールで「ハーバリウム希望」または「ハーバリウムオイルランプ希望」と希望時間・氏名・電話番号(eメールアドレス)を伝える。
・・・・・・・・・・・・・・・
カフェ・キラキラ(認知症)
🕒20日㈮午後1時半―同3時半
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のイオン新浦安店4階)サロン6
¥茶菓子代100円
☎キラキラ応援隊事務局・市坪(090・2752・2818)
 お茶を飲みながら、おしゃべりをしたり、認知症の症状や介護について専門家に相談したりできる。個別相談にも応じる。申し込み不要。出入り自由。対象は、認知症の人や介護する家族、認知症について知りたい人。
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みどりの寺子屋・かかしを作ろう
🕒21日㈯午前9時―同11時(雨天中止)
♣北方ミニ自然園(JR本八幡駅、同市川大野駅、京成八幡駅からバスに乗り、大野中央病院下車後、徒歩約10分。市川市民プール駐車場前)
¥保険料100円(申し込み不要)
☎緑のみずがき隊事務局・森角(090・8777・7186)
 稲を荒らす鳥などを追い払う「かかし」を作り、田んぼに立てる。小学生以下は保護者同伴。持ち物はかかしに使えそうな不用な帽子や衣類と、飲み物、帽子。
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『青べか物語』朗読会
🕒21日㈯午後2時―同3時半
♣浦安市郷土博物館(猫実1の2の7)屋外展示場「浦安のまち」内の天ぷら屋
¥入場無料(申し込み不要)
☎朗読あおべか・正田(353・3301)
 山本周五郎作『青べか物語』の朗読を、モデルとなった漁師町時代の浦安のまち並みを再現した同展示場で聞く。今回は『はじめに』『経済原理』『残酷な挿話』『貝盗人』の章を朗読する。
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第38回夏休みおはなし会
🕒25日㈬午後2時―同3時
♣市川市市川駅南公民館(大洲4の18の3)視聴覚室
¥無料
☎ぐるーぷ・いさり火・平野(335・8332)、平井(326・5211)
 朗読ボランティアのぐるーぷ・いさり火が絵本の読み聞かせや紙芝居、紙人形劇などを行う。対象は幼児から小学校低学年まで。

自然観察

花見川半日探鳥会
🕒22日㈰午前9時半―正午ごろ(雨天中止)
♣花見川団地中央公園前バス停(京成八千代台駅から花見川団地行きバス)集合
¥一般200円、学生以下無料(申し込み不要)
☎千葉県野鳥の会・荒木(047・426・2723)
 カワセミやバン、オオバン、カイツブリなどを観察する。「暑い季節ですが、川沿いの木陰は涼風が吹いて別世界。自然のクーラーは省エネにピッタリ」と同会。持ち物は雨具、観察用具、飲み物など。

フリーマーケット

出店者募集
🕒22日㈰午前9時―午後2時ごろ(雨天中止)
♣市川市行徳駅前公園(湊新田2の4)
¥500円(当日徴収)
☎時遊空間ふれあい市・中村(090・8309・2337)/

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