今週のNews
□新型コロナを吹き飛ばせ~八幡神社にこいのぼり
□すぐ必要な人のみ対象~市川市で国の10万円給付の申請開始
□自宅でできる体操動画~うらやす財団が配信
□浦安市、事業者に給付金10万円~売り上げ半減の中小企業対象
□アマビエのイラスト募集~ニッケコルトンプラザ
新型コロナを吹き飛ばせ
八幡神社にこいのぼり
八幡神社の境内でたなびくこいのぼり
元気に泳ぐこいのぼりと皆の行動でコロナを吹き飛ばしたい――。JR市川駅北口近くの八幡神社(市川市市川1の19の1)で5日まで、こいのぼりが掲げられている。
同神社は、市川1丁目第1町会、同第2町会、真間1丁目自治会の区域の氏神。毎年、こどもの日の行事を行ってきたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大と緊急事態宣言の発令を受けて中止。ただ、「外出自粛が求められている状況にあるが、見てくれる人に元気になってほしい。こいのぼりを大空に元気良く泳がせて、皆さん、特に子供たちの健康を願い、併せて皆さんの行動でコロナを吹き飛ばしたい」(同神社氏子総代長)という思いでこいのぼりを掲げることにした。
こいのぼりは真鯉と緋鯉、16匹の子鯉、吹き流しで、矢車も備え付けている。
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すぐ必要な人のみ対象
市川市、国の10万円給付、申請開始
市川市は先月27日から、一人10万円を一律に支給する国の特別定額給付金について、一刻も早く必要としている人のみを対象に申請の受け付けを始めた。
同給付金の手続きは、市から送られる申請書か、オンライン申請(マイナンバーカード所有者のみ)で行う方法が基本で、市は6月上旬から申請できるよう準備を進めているが、一刻も早く同給付金が必要な人は申請書をホームページからダウンロードして郵送で申し込めるようにした。今月中旬~下旬の給付開始を目指す。
申請方法の詳細は市ホームページを参照。問い合わせは市新型コロナウイルス対策コールセンター(☎712・8661番=全日午前10時~午後8時)。
事業者・減収者への給付金
市川市申請受け付け始まる
市川市は先月22日、新型コロナウイルス感染拡大を受け公表した「事業者緊急支援事業臨時給付金」と「減収対策緊急支援給付金」の受け付けを始めた。
前者は、市内に主たる事務所や事業所のある中小企業や個人事業主が▽休業▽短縮営業▽店舗の消毒▽マスク・消毒液の購入▽テレワーク▽イベントやセミナーの中止――など感染拡大防止に取り組んだ場合、その影響額や費用などを上限20万円まで給付。後者は、一昨年の給与収入が500万円以下かつ総所得金額等が350万円以下で、今年2~6月のうち1カ月の収入が昨年同月比で2割以上減少した市民に、住民税相当額を支給する。
いずれも申請は郵送で、締め切りは8月31日の消印。ただし、前者は給付金総額が予算額(約24億円)に達した時点で一度受け付けを終了する。
詳細は市のホームページ参照。問い合わせは市新型コロナウイルス対策コールセンター(☎712・8661番=全日午前10時~午後8時)。
市川市、休校5月末まで延長
公共施設も当面休止
市川市は先月27日、新型コロナウイルス感染防止のため5月6日までとしていた市立の学校・幼稚園の休校休園を5月31日まで延長することを決めた。学校と保育クラブの一時預かりも当面の間、引き続き中止。また、公共施設の休館・休止も当面の間延長する。
いずれも状況の改善が見られれば、期間を短縮して再開する場合もあるとしている。
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自宅でできる体操動画
うらやす財団が配信
運動施設や文化施設など浦安市の16施設を運営するうらやす財団は先月23日、動画投稿サイト「You Tube」に「うーくんSPORTSチャンネル」を開設し、財団が4年前に作ったオリジナルの「うらやす体操」など自宅でできる運動を配信している。
政府の緊急事態宣言を受けて外出自粛が続く中、「市民の体と心の健康を保ってもらうために財団としてできることを」と始めた。動画は、幼児向けの「クマタンうんち体操」と、体力に自信のない人や高齢者でもできる「チェアストレッチ」、子供から大人まで畳一畳分のスペースがあればできる有酸素運動と筋力トレーニングを合わせた「ボクシングエクササイズ」、ジャンプなどさらに激しく動く「うらやす体操」の4本。体操をする場所や運動強度に合わせて選べるよう、職員が構成した。「クマタンうんち体操」は、バルドラール浦安アリーナ(市総合体育館)のスポーツ事業などで指導している井出由起さんが振り付けをし、そのほかの3本は職員が考案した。
財団は「音楽も多用することで、気持ちも明るくなるような動画を作った。日常生活の中で、運動も日課にしてほしい」と話している。動画は市のホームページでも紹介している。
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浦安市、事業者に給付金10万円
売り上げ半減の中小企業対象
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、浦安市は先月27日、感染症に係る対策の第2弾を発表した。市内の中小企業に事業継続給付金を給付するほか、妊婦に1人当たりマスク10枚を配布する。追加事業に掛かる事業費は約2億3千万円。第1弾と合わせた市の単独事業費は約16億円となった。実施には補正予算の成立が必要だが、専決処分にするか、臨時議会を開いて成立させるかは未定。
中小企業への事業継続給付金は、フリーランスなどの個人事業主や、市内に事業所がある中小企業が対象。今年1~12月の任意のひと月で、売り上げが前年同月比50%以上減少した事業者に、1社あたり10万円を給付する。事業費は約2億3千万円。今月中頃から申請の受付を開始する予定で、申し込み方法など詳細は決まり次第、市のホームページに掲載する。
妊婦には、使い捨てマスクを1人当たり10枚、郵送で配布する。対象は1日現在、市に住民登録があり、昨年9月1日から先月30日までに妊娠届を提出した妊婦。マスクは市が備蓄していたものや企業などから寄付されもので、補正予算は計上せず、既存予算で対応する。
浦安市、市立小中・幼保、休み延長
5月末まで 公共施設も休館
浦安市は、新型コロナウイルスの感染拡大がいまだ予断を許さない状況であることから、市立小・中学校と幼稚園の臨時休校(園)を5月末まで延長することを決めた。児童生徒・園児の預かりと、校庭開放も当面中止とした。
認可保育所、認定こども園(2号)、小規模保育事業所、家庭保育事業所、児童育成クラブも5月末まで休園(所)。家庭での保育が特に困難な人を対象とした特別保育は継続する。
公民館やスポーツ・文化施設などの公共施設も5月末まで休館。市主催のイベントは6月末まで中止とした。
浦安市 新型コロナウイルス関連情報
自宅親子遊び紹介
浦安市東野児童センターと高洲児童センターは先月20日から、市のホームページで「ステイホーム! コロナに負けずに家で楽しく過ごそう!」と題し、自宅でも親子で楽しめる遊びを紹介している。
外出自粛が続く中、親のストレスから児童虐待などに発展しないようにと始めた。毎週月曜日に更新。自分が描いた絵で作るパズルや折り紙の折り方、色紙をちぎって作るモザイクアート、手作りけん玉、人生すごろくなど、すぐにできるたくさんの遊びを紹介している。
東野児童センターは「たくさん紹介している遊びの中に、それぞれの家庭に合った遊びがあると思うのでぜひ楽しんでほしい」と話している。
喫煙所を閉鎖
浦安市は緊急事態宣言発令の期間中、新浦安駅前喫煙所と浦安駅せせらぎ広場喫煙所を閉鎖する。両喫煙所は屋外にあるが、密集、密接の状態が発生していること、喫煙する際にマスクを外すことなどが理由という。
ドッグラン閉鎖
浦安市は緊急事態宣言発令の期間中、市運動公園南側にある浦安ドッグランと、市役所北側の浦安公園ドッグランの2カ所を閉鎖する。市内だけでなく市外からの利用もあり、密集や密接を作らないようにするため。浦安ドッグランは駐車場も閉鎖する。
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アマビエのイラスト募集
ニッケコルトンプラザ
「アマビエ」イラストの一例=同プラザ提供
現在一部を除いて休館中のショッピングモール「ニッケコルトンプラザ」(市川市鬼高)は10日まで、疫病から人々を守るとされる妖怪「アマビエ」のイラストなどをツイッターで募集している。投稿された作品は同プラザが再開し次第、センターモールのタワーコートで展示(応募多数の場合は抽選展示)する予定。
同プラザを運営するニッケ・タウンパートナーズの販売促進担当チームが、新型コロナの鎮静化を願うとともに、「(新型コロナウイルス感染拡大に伴う)外出自粛期間に少しでも楽しさを提供できれば」と企画した。イラストだけでなく、自作の人形やキャラ弁、コスプレなどの画像も投稿できる。作成したイラストなどを投稿する際は「#アマビエ」「#コルトン」「#おうちじかん」の3つのハッシュタグを付ける。
担当者は「地域の皆さまへの感謝の気持ちを込めて企画した。少しでも楽しい時間を過ごしていただきたい」と話している。
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