市川よみうり & 浦安よみうり online

今週のNews

 □清華園で羽子板展~2月2日までの金・土・日曜日開催
 □全面人工芝にリニューアル~広尾防災公園「健康の広場」
 □北京五輪柔道代表の金丸雄介さん、中学生に生き方語る~浦安市立堀江中で講演
 □浦安市、会議資料を傍聴人には無料配布~マニュアルと要綱を改正
 □浦安市花火大会は11月開催、ウラフェスは中止~東京五輪を踏まえ
  


清華園で羽子板展
2月2日までの金・土・日曜日開催


押絵羽子板に見入る来場者

 市川市清華園(中山4の14の1)で2月2日までの金・土・日曜日、「新春羽子板今昔展―明治から平成に制作された押絵羽子板―」が開かれている。入場無料。
 
 押絵羽子板は、布でくるまれた厚みのあるパーツを貼り合わせ、歌舞伎役者や着物姿の女性などの絵柄を立体的にデザインしている。同展では、明治~平成に作られた押絵羽子板と凧、独楽など約20点を展示。実際に打って遊べる羽子板もある。
 
 12日に訪れた市内在住の男性は「たまたま近くに来ていたので寄ってみた。どの羽子板も彩り豊かで素晴らしい。見に来て良かった」と満足そうに話していた。
 
 開館時間は午前10時から午後4時(正午~午後1時は入館不可)まで。
 
 問い合わせは同園(☎333・6147番)。  

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全面人工芝にリニューアル
広尾防災公園「健康の広場」


新しくなった健康の広場でスポーツを楽しむ

 市川市広尾防災公園(広尾2の3の2)の「健康の広場」がこのほど全面人工芝にリニューアルオープンし、12日から一般の利用が始まった。団体利用はきょう18日から始まる。
 
 同公園は2010年4月に開園。平常時は地域住民の憩いの場やレクリエーションの場として親しまれている一方、災害時には一時避難所や初期救援、緊急輸送などの中継拠点としての機能を担う。
 
 健康の広場は100㍍×70㍍の7千平方㍍で、野球やサッカー、フットベースボール、ボール遊びや軽スポーツなどが楽しめる。もともとは天然芝が張り詰められていたが、10年近く経過して多くの芝が傷んでいたことから、昨年夏から人工芝への張り替え工事を実施。野球とサッカー、少年サッカー、フットベースボールのラインも整備して昨年末に完成した。
 
 11日には同公園でリニューアルオープン記念イベントが開かれ、晴れ渡る空の下、大勢の子供たちや親子連れらが、新しくなった同広場の人工芝の感触を確かめながらサッカーや野球、フットベースボールを楽しんでいた。南行徳から父親と訪れていた4歳の男の子は「転んだけど全然痛くなかった」と笑顔。父親は「芝生の感触がとても良い。また家族で来たい」と話し、息子と一緒にボール遊びを楽しんでいた。小学3年生の息子を連れて訪れていた相之川在住の女性は「近所に芝生のサッカーコートがなかったのでありがたい」と話していた。
 
 健康の広場は午前9時から午後5時まで、個人も団体も無料で利用できる。団体利用は毎週土曜日のみで、3月までは午前9時~正午か午後1時~同4時のいずれか、4月以降は午前9時から午後5時まで2時間ずつ4区分の時間帯を選べる。団体利用日は個人での利用はできない。
 
 団体利用は練習のみで、種目はいずれも小学生以下のサッカーと軟式野球、フットベースボール、フットサルと、一般のグラウンドゴルフとゲートボール。用具類の貸し出しは行っていない。
 
 団体は人数が10人以上で、半数以上が市内在住・在勤・在学者であることなど条件がある。学校のクラブや同好会は使用できない。
 
 利用を希望する団体は、3月までは従来通り、同公園管理事務所で団体登録手続きを済ませた上、電話や窓口で使用申請をする。4月以降の利用については、市の公共施設予約システムで手続きを行う。団体登録は2月1日から可能。4月分の利用申し込みは3月1日~10日で、同11日に抽選を行う。
 
 問い合わせは同公園管理事務所(☎359・0155番)。  

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北京五輪柔道代表の金丸雄介さん、中学生に生き方語る
浦安市立堀江中で講演


生徒に技を披露する金丸さん(右)

 浦安市立堀江中(桂林良哉校長、生徒数642人)で先月19日、県教委の推進事業「学校を核とした県内1000か所ミニ集会」が開かれ、2008年北京五輪柔道男子日本代表で、了德寺大柔道部副監督の金丸雄介さんが全校生徒に講演した。
 
 「生き方を学び、生き方を考える」をテーマに講演した金丸さんは、コーチを務めた16年リオデジャネイロ五輪男子73㌔級金メダルの大野将平選手と、同81㌔級銅メダルの永瀬貴規選手のエピソードを紹介。自分の意見をはっきり言えた大野選手と、言えなかった永瀬選手の違いが競技にも影響したと言い、「明確に言葉を発することは大事。〝まあまあ〟や〝微妙〟とかあいまいな言葉はやめた方がいい」と話した。
 
 自身についても、北京五輪の初戦で敗れて敗者復活戦に回ったが、肩を脱臼して戦いたくなかったときのことに触れ、「だけどそのとき、たくさんの人に応援されていることに気付いた。どうやってその人たちに恩返しするか、試合で戦うしかないと思った」と、感謝することの大切さを力説。さらに、「目標を持った方が楽しく生きられる。目標があった方がやることがはっきりする。やりたいことを全部やれるよう、勉強もした方がいい」と生徒たちに呼び掛けた。
 
 金丸さんが実際に経験者の教員を投げて技を紹介したり、同中の柔道部員が金丸さんを投げたりする場面も。最後は「ぜひ東京五輪でも柔道を応援して」とアピールした。
 
 講演会後、2年生の武内寧音さんは生徒を代表し、「(ナショナルトレーニングセンターに掲げてある)〝人間力の向上なくして、競技力の向上なし〟という言葉が印象に残った。スポーツに限ったことでなく、自分の言葉で伝え、感謝の気持ちを持ち、目標を持つことを大切にして、さまざまなことに取り組んでいきたい」と感謝の言葉を語った。金丸さんを払い腰で投げた柔道部部長の西野愛翔さん(2年)は「これからいろいろな経験をしていきたい」、体落としで投げた伊香蓮さん(1年)は「いっぱい本を読んで、自分の意見をしっかり伝えられるようにしたい」と話していた。  

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浦安市、会議資料を傍聴人には無料配布
マニュアルと要綱を改正

 浦安市は1日から、各種委員会や審議会などの会議資料を傍聴人に無料で配布するよう改めた。「付属機関等の会議の公開に関する取扱要綱」と「付属機関等の会議公開マニュアル」を改正した。市は「会議に関心のある市民へのサービス向上のため」としている。
 
 同市は、過去には傍聴人に会議資料を無料で配布していたが、2012年10月から公文書開示と統一して全て有料化。会議後に傍聴人から会議資料を回収し、交付希望者には他の公文書開示同様、情報公開室でその写しを白黒コピー1枚10円、カラーコピー1枚50円で交付していた。
 
 だが、情報公開室は平日午後5時までで、それ以降や土、日曜日に会議が開かれる場合は当日中に資料を交付できず、翌日以降に改めて来庁する必要があった。市はこうした負担を軽減するため、無料配布に変更した。
 
 傍聴人以外の交付希望者にはこれまで同様、会議後に情報公開室で有料で交付する。  

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浦安市花火大会は11月開催、ウラフェスは中止
東京五輪を踏まえ

 浦安市は先月16日、今年4~11月に行う市内の主なイベントの計画を発表した。毎年7月に開かれている浦安市花火大会は11月7日に開催。また2010年から秋に行われてきたウラヤスフェスティバルは開催しないという。
 
 花火大会は毎年、7月の最終土曜日に開かれていたが、今年については東京都から「東京五輪・パラ五輪の開催期間中は大きなイベントの開催を控えてほしい」という要請があり、日程を変更。前倒しも考えたが、今年は浦安三社例大祭が6月19~21日の3日間にわたり行われることから、主催する浦安市ふるさとづくり推進協議会が、11月に開催することを決めた。
 
 ウラヤスフェスティバルは、東京五輪・パラ五輪の影響で警備員の確保が困難なことなどから、同フェスティバル実行委員会が今年の開催中止を決めた。来年以降の開催は未定という。  

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