今週のNews
□初詣の参拝者に獅子頭公開~本塩自治会が豊受神社で
□稲越町→稲越1~3丁目に~来年2月に住居表示実施
□新春獅子舞で厄払い~浦安市郷土博物館
□浦安市、ネーミングライツパートナー募集~総合体育館などスポーツ施設
□外国出身の親子が書道体験~浦安市国際センター
初詣の参拝者に獅子頭公開
本塩自治会が豊受神社で
拝殿に飾られた獅子頭
市川市本塩の豊受神社で1月1日午前0時、本塩自治会が購入した獅子舞用の獅子頭が初詣に訪れた地域住民らに公開された。
獅子頭は、同自治会内で発足した本塩囃子保存会(田所重喜会長)が活動10周年の昨年から稽古を始めた獅子舞のために、自治会員らの寄付も募って購入したもの。朱漆を施した伝統的なデザインの雌型。同保存会は「年明けに地域の皆さんにご報告、拝殿に飾ることができ、とてもうれしい」と喜び、参拝者は「新年にお獅子が来て、今年はとってもおめでたいですね」と話していた。同自治会の萩原松博会長は「獅子舞はまちの財産。この地域をにぎやかに、また、地域のまとまりの一助になってほしい」と願っていた。
本塩地域のお囃子は約80年前まであったが、その後休眠。地域の神輿祭では他団体の協力を得たりしていたが、お囃子を担っていた人の家から楽器が発見されたことから2009年に復活。「神輿の差しや放りはやっぱりお囃子で盛り上がる。本塩地域のために復活させ、祭を盛り上げたい」(田所会長)と、近隣の妙典囃子保存会の指導を受けて練習を開始した。
獅子舞については、「地域のにぎわいになり、喜んでもらえる」と、活動10周年を機に練習を開始。段ボール製の獅子頭で練習を続けてきた広瀬紗織さん(35)は「獅子の猫のようなかわいらしい仕草を表現することは難しいが、後世に伝えていきたい。地域にあって喜ばれるお囃子、獅子舞になれるよう頑張りたい。ご寄付ありがとうございました」と話していた。
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稲越町→稲越1~3丁目に
来年2月に住居表示実施
稲越町の区域と名称の変更図=市川市提供
市川市稲越町の町名が、来年2月1日から稲越1~3丁目に変更される。稲越町に、地番とは異なる住所を付す「住居表示」を実施する議案が、昨年12月議会で可決された。市川市内では現在、住居表示実施計画区域内の92・1%、市内全域の約61・4%が住居表示を実施済み。市内で住居表示を実施するのは、塩焼町が塩焼1~5丁目に変更された2000年以来21年ぶりとなる。
住居表示は、都市化が進んだ地域などで文筆や合筆、新たな道路の整備などにより、元々の地番では場所を特定することが難しくなる問題を解消するために実施。「番地」を使うのではなく、「番」と「号」を使った規則性のある番号を建物に付け、住所として表記する。
稲越町は、住居表示を実施すべき地区として1983年に市議会で議決された9地区のうち、街区の形成が不十分であるとして実施が見送られていた6地区のうちの1つ。この6地区は、2015~16年に市が実施した調査で街区が他の実施地区と遜色なく形成されたと判断され、翌17年に市住居表示審議会が稲越町を6地区の中で最初に実施すべきと答申していた。
稲越町は来年2月から縦に3分割され、東側から順番に稲越1丁目、同2丁目、同3丁目となる。新町名と町割りは、同審議会が昨年7月に答申した内容を同11月に庁議で意思決定し、今回の市議会による議決で正式に決まった。
稲越町の住民や自治会に対しては、市が一昨年から昨年にかけて説明会やアンケート、相談会を実施。特に反対意見はなく、アンケートでも新町名は稲越を望む声が一番多かったという。
同審議会の答申では、2番目に住居表示を実施すべき地区が大野町1丁目全域と同2丁目、同3丁目の一部の3地区、3番目に実施すべき地区が北方町4丁目全域と奉免町の一部の2地区としている。実施時期は未定。
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新春獅子舞で厄払い
浦安市郷土博物館
大勢の人の頭をかんで厄を払う獅子たち
浦安市の漁師町時代の町並みを再現した市郷土博物館屋外展示場で5日、浦安囃子保存会による毎年恒例の新春獅子舞が披露され、大勢の子供たちが獅子舞を見て、日本の伝統文化に慣れ親しんだ。
太鼓や笛によるお囃子に乗せて獅子舞が現れると歓声を上げ、獅子の口におひねりをくわえさせた子供たち。厄払いとして獅子に頭をかんでもらったが、あまりの迫力に泣き出して逃げ回る子供もいた。
堀江在住の小学2年の女子は「怖かったけど楽しかった。頭をかんでもらったので、今年は元気で過ごす」と笑顔。長野県から祖父母の家を訪れ、参加していた小学2年の男子児童は「近くで見られて迫力があった。今年1年健康でいたい」と話し、会場で振る舞われた汁粉を頬張っていた。
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浦安市、ネーミングライツパートナー募集
総合体育館などスポーツ施設
浦安市は、市運動公園総合体育館・屋内プール(舞浜2の27)など市のスポーツ施設6施設を対象に、命名権料を支払って企業名や団体名、商品名などを施設の愛称として使用できるネーミングライツ・パートナーを、2月7日(消印有効)まで募集している。市は昨年7月、JR新浦安駅前の浦安音楽ホールにネーミングライツ制度を初めて導入。ジェイコム千葉と年額80万円(税別)で契約を結んだ。その収入は、同ホールの運営費に充てられる。
今回ネーミングライツの対象となるのは、総合体育館・屋内プールと市運動公園野球場(舞浜2の27)、同公園陸上競技場(同)、中央公園軟式野球場(富岡4の25)、高洲中央公園少年野球場(高洲4の1)、明海球技場(明海2の1)の6施設。集客が見込めることや施設の規模、構造などを考慮して選んだ。
契約料の最低申し込み金額は、体育館・プールと運動公園野球場、陸上競技場が年額(税込み)110万円、軟式野球場が33万円、少年野球場と明海球技場がそれぞれ22万円。浦安音楽ホールの募集時は設定しなかったが、近隣で導入している自治体もあることから、観客動員の見込みや維持管理費を考慮して設定した。
愛称の使用開始は4月1日を予定。期間は5年以上で、優先交渉者決定後に市と協議する。
対象は市内に本店、支店、営業所、工場、店舗などがある法人。17日まで質疑を受け付け、2月7日までに申し込みのあった法人の中から、愛称や企業の適性、金額、設定期間などを基に市の選定委員会で優先交渉者を決める。
市は「ネーミングライツ制度を導入することで、スポーツ施設がより市民から親しまれるものになれば」と話している。
問い合わせは市市民スポーツ課(☎712・6818番)。 ホームページ
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外国出身の親子が書道体験
浦安市国際センター
筆を使いこなして字を書く親子たち
浦安市国際センターで先月14日、外国出身の小学生とその保護者が書道を体験した。
このイベントは、日本の伝統文化の毛筆を体験できる場として同センターが開いた。
参加者は、まずは線を書くことで、筆で書く感触を体験。その後、自分の好きな文字や言葉を選んで書いた。参加したスリランカ出身で小学2年生女子のシャンヤ・ハルシさんは「絵を描くのとおんなじように楽しそうだったので参加した。漢字が好き。強く書くと太く、弱く書くと細くなるのが面白い」と話していた。
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