今週のNews
□塩浜体育館に設置~アルミ缶回収機利用者の増加を図る
□コミバス北国分ルート~一部ルートを変更
□子供らが勾玉ペンダント作製~浦安市郷土博物館
□浦安市の新型コロナ支援策~支援必要な単身者に食料品配布
□市川市景観賞の応募・推薦を受付
□Suica使用可能に~浦安市の証明書発行手数料
□LINEで子育てなど相談受付~ダイバーシティ工房
塩浜体育館に設置 アルミ缶回収機利用者の増加を図る
塩浜市民体育館に移設されたアルミ缶回収機
市川市は先月1日、ユニディ千鳥町店に設置していたアルミ缶回収機を市塩浜市民体育館駐車場に移設した。稼働時間は午前9時から午後9時まで。
同回収機にアルミ缶2本を入れると「エコボカード」に1㌽が付与され、100㌽貯まると市動植物園や市東山魁夷記念館などの入場券などとして利用できる。ポイントは、市指定の講座やボランティア活動に参加してももらえる。
11日現在、同回収機の設置場所は同体育館とユニディ菅野店、大柏川第一調節池緑地内のビジターセンター、東部公民館(停止中)、ニッケコルトンプラザ、イオン市川妙典店の6カ所。酒壱番にも設置していたが、6月末に撤去した。
問い合わせは市ボランティア・NPO課(☎712・8704番)。
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コミバス北国分ルート 一部ルートを変更
市川市は3日から、実証実験運行中のコミュニティバス北国分ルートの停留所に、国際医療福祉大市川病院を加えた。採算率が低く、本格運行への移行が危ぶまれる中、地元住民から要望のあった同病院をルートに加え、利用者の増加を図る。
北国分ルートは、北東部ルート(梨丸号)と南部ルート(わくわくバス)に続く市内3つ目のルートとして、昨年10月に実証実験運行を始めた。運賃は200円。平日に定員12人のワゴンタイプの車両を使い、北国分1~3丁目や堀之内3丁目などを通って北総線北国分駅~矢切駅間を一日5往復している。
今回、停留所に同病院を加えることで、約25分だった片道の所要時間は5分長くなって約30分。午前9時20分北国分駅発だった始発便は5分早まり、午後4時同駅着だった最終便は30分遅くなった。
市のコミバス運行指針では、半年間の実証実験で採算率が30%以上になり、住民アンケートで回収率が35%以上で、コミバスを「利用している」「今後利用する」と答えた人の合計が回答者の65%以上にならなければ、本格運行には移行できない。しかし、北国分ルートは3月末までの半年間で利用者数は一日平均9・9人、一便平均1人で、採算率はわずか3・0%にとどまる。
このままでは本格運行に移行できず、廃線にせざるを得ないという厳しい状況。市は、ルートを変更してさらに半年間の実証実験運行を行い、結果を見て今後の運行について検討するとしている。
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子供らが勾玉ペンダント作製 浦安市郷土博物館
紙やすりで石を削る女の子
完成した勾玉のペンダントを首から下げる女の子
新型コロナウイルスの影響でイベントを自粛していた浦安市郷土博物館で先月23日、約5カ月ぶりのイベントとなる勾玉作りが行われた。
縄文時代~古墳時代の地層などから出土する古代の装身具・勾玉。飾りや権力の象徴として身につけられていたほか、生まれ変わりの願いを込めるなどお守りとしても使われていたという。
この日のイベントは午前と午後の2回行われ、参加者たちが県教育庁の職員から勾玉について学んだ後、長さ約5㌢、幅約3㌢、厚さ約1・5㌢に切り出された滑石で勾玉作りに挑んだ。ハーフパイプ状になった砥石や紙やすりを使い、「水の中で削る」「できるだけ平らな部分をなくす」「砥石にまっすぐ当てて削る」などのコツを教わりながら、夢中になって作製。最後はきれいに磨き、ひもを付けて勾玉のペンダントにした。
姉と参加した市立東野小3年の女子児童は、見本として置かれていた古代の勾玉と比べつつ、「勾玉を磨くのが楽しかった。結構いいと思う」と自作の勾玉に満足げだった。
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浦安市の新型コロナ支援策 自宅療養時に食料品配布 支援必要な単身者が対象
給付される食料品の一例(写真は浦安市提供)
浦安市は5日から、支援が必要な一人暮らしの障害者手帳所持者などが新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中に家族などの支援を受けられない場合に、市内事業者と連携して食料品やマスクなどの入手困難品を届ける「障がい者等自宅療養等緊急支援事業」を始めた。事業費は60万円。同日、補正予算を専決処分した。
通常、軽症や無症状の感染者は県の待機施設などで療養するが、障害者の中には他者とのコミュニケーションや自宅以外での生活が困難な場合があり、自宅で療養・待機することもある。ただ、6月初旬にコミュニケーションに不安がある単身の障害者が感染の疑いで自宅待機をしていた際、ストックしていた食料が尽きそうになった事例があり、市は「こうした事態に対応できる支援が必要」と、今回の事業を始めた。
支援が必要な単身者で、家族などの支援が受けられなければ、難病を患っている人や障害者総合支援法の障害者福祉サービスの利用者も対象。感染の可能性があり、行政機関や通所施設からの要請で一定期間自宅待機する場合も支援を受けられる。介護保険の要介護者にも柔軟に対応していくという。
配布する食料品は、パック米飯やレトルト食品、缶詰、カップ麺、水などで、1日3食(千円相当)の食料品とマスク、消毒液などを3日分、最大5回まで給付。基本的に市の職員が玄関先に届ける。対面での受け渡しはせず、ドア越しに体調を確認し、簡単な相談も受ける。
該当者は、市が福祉事業所や本人から電話やeメールで申告を受けた際に確認する。
問い合わせは市障がい福祉課(☎712・6393番)。
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市川市景観賞 応募・推薦を受付
市川市は、市内で良好な景観の形成に貢献している個人・団体を表彰する「第14回市川市景観賞」への応募・推薦を受け付けている。9月18日(消印有効)まで。
啓発イベント部門(地域のイベントや景観に関する勉強会などの実施)と建築・まちなみ部門(良好な景観を形成する建造物の保全・管理・建築・設計など)、緑化部門(良好な景観を形成する樹木の保全・管理、5年以上継続している地域の植栽活動など)、清掃部門(5年以上継続している地域の清掃活動)、その他の5部門があり、いずれかの活動に該当すれば自薦・他薦は問わない。市外の人が推薦することもできる。
応募・推薦用紙は、市ホームページ(「市川市景観賞」と検索)や市役所仮本庁舎、行徳支所、大柏出張所、公民館などで入手できる。
問い合わせは市まち並み景観整備課(☎712・8596番)。
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Suica使用可能に 浦安市の証明書発行手数料
浦安市は5日から、市役所1階の市民課証明係の交付窓口で、各種証明書の発行手数料の支払いに交通系電子マネーを使えるようにした。各駅前行政サービスセンターでは現金のみ。
対象となるのは、住民票と戸籍証明書、印鑑登録証明書の発行手数料で、利用できる交通系電子マネーはSuica(スイカ)、PASMO(パスモ)、Kitaca(キタカ)、TOICA(トイカ)、manaca(マナカ)、ICOCA(イコカ)、SUGOCA(スゴカ)、nimoca(ニモカ)、はやかけんの9種類。現金との併用はできず、窓口でのチャージもできない。
市は「財布から現金を取り出す手間もいらず支払いがスムーズになり、市民の皆さんにも便利に使ってもらえると考える」と話している。
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LINEで子育てなど相談 ダイバーシティ工房が窓口開設
保育園の運営や、発達障害を抱える子供の学習支援などを行っているNPO法人ダイバーシティ工房(市川市市川、不破牧子代表)は3日から、子育て中の保護者や子供など向けに無料のLINE相談窓口「むすびめ」を始めた。生活全般についての相談ができる。年齢や対象の制限はない。
保育や学習支援などで保護者と関わる中、新型コロナウイルスの影響で不安を相談されることが多かったことから、「より幅広く、困りごとを抱える人の力になれれば」と始めた。「むすびめ」という名前には、「困っている人や悩んでいる人と、ひもの結び目のように固くつながっていけるように」との思いが込められているという。
相談をするには、LINEで同窓口のID(@055pwkyd)を検索して友だち追加し、「友達のこと 自分の親のこと」「子育てのこと パートナーのこと」などのメニューから選ぶ。相談は24時間受け付け、保育士や看護師などの資格を持つ職員が平日午前9時から午後8時まで対応。希望により、通話での相談や必要な行政手続きのサポートなども行う。
同NPOは「特に学校や家庭で困りごとを抱えている人、育児などで1人で悩んでいる人に使ってほしい」と願っている。
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