今週のNews
□市川市行徳野鳥観察舎 「あいねすと」オープン
□市川市文化会館、大規模改修で長期休館 2022年3月まで1年半
□市民と作った浦安かるた 浦安JCきょう展示・販売
□浦安の路線バス・コミバス 混雑状況をアプリで表示
□浦安市美浜公民館 リニューアルオープン
市川市行徳野鳥観察舎
「あいねすと」オープン
望遠鏡で野鳥を観察する来館者
市川市福栄4丁目の県行徳野鳥観察舎の跡地に建設された市川市行徳野鳥観察舎「あいねすと」が11日、グランドオープンした。初日は家族連れや夫婦など約500人の来場者でにぎわった。
同観察舎は回廊が8の字状になっている木造2階建ての建物で、延べ床面積は367・7平方㍍。隣接する行徳近郊緑地に面した壁は全面ガラス張りになっており、同緑地に飛来する野鳥などを観察することができる。
中2階には、旧行徳野鳥観察舎で使われていた望遠鏡を7台設置。2階では22台の望遠鏡を貸し出している。
環境学習イベントなどに使える多目的スペースや、昔の行徳の歴史と文化を紹介する絵画と写真の展示パネルコーナーも設置。1階にはカフェがあり、購入した飲料は館内のどこでも飲むことができる。
初日はオープンと同時に続々と人が訪れ、コーヒーを飲んだり談笑したりしながら野鳥観察などを楽しんでいた。浦安市海楽から訪れていた70代の男性は「カワウがよく見える。観察舎には前もよく来ていたが、新しくなったので毎日でも来たい」と笑顔。野村佳慎館長は「人の交流や情報発信の拠点にしたい。散歩で訪れた人がコーヒーを飲みながら、2階の展示を見たり野鳥を観察したりしてくれれば」と今後の展望を話していた。
同観察舎は東西線行徳駅から徒歩約25分。15台程度の無料駐車場がある。
入場無料。開館時間は午前9時から午後5時まで。月曜日(祝日の場合は翌平日)と年末年始は休館。
問い合わせは同観察舎(☎702・8045番)。
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市川市文化会館、大規模改修で長期休館
2022年3月まで1年半
市川市文化会館
市川市文化会館が今月から、大規模改修工事のため休館となった。改修期間は2022年3月までの1年半。1985年の開館以来、1カ月程度休館する小規模な改修は行われていたが、今回のような大規模改修は初めて。事業費は約65億6千万円。
同館は鉄骨鉄筋コンクリート造の地下2階、地上4階建てで、延べ床面積は約2万平方㍍。大ホールと小ホール、展示室、会議室、和室などを備えている。
今回の改修は、11年の東日本大震災を機に脱落防止策を講じることなどが規定された「特定天井」の改修がメインとなる。「特定天井」は、人が日常利用する施設で6㍍超の高さに設置された面積200平方㍍超、1平方㍍当たりの質量2㌔超のつり天井。同館では大ホールと小ホール、ホワイエ、エントランスの天井が該当しており、大小ホールの天井は直張り天井に、ホワイエとエントランスの天井は膜天井に変更する。
天井改修時に取り外す電気配線や空調配管なども改修。ホールの座席も交換し、舞台設備など各種機材もアナログの物からデジタルの物に一新する。
また、これまで階段でしか移動できなかった大ホールの最前列~最後列(地下1階~地上3階)間を移動できるエレベーターを新設し、エレベーターからホール入口までの動線の段差を解消。大小ホールのトイレも増設する。
改修に伴い、同館を管理する市川市文化振興財団の事務所は南八幡3の12の21、MC本八幡5階に一時的に移転した。電話番号やファクス番号は変わらないが、窓口受付時間は2時間半短い午前9時~午後7時となる。
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市民と作った浦安かるた
浦安JCきょう展示・販売
完成した「かるたdeうらやす2020」
浦安青年会議所(浦安JC、高梨義成理事長)が創立40周年記念事業として製作した「かるたdeうらやす2020」が完成し、作品展示会と販売会がきょう17日午前11時から午後3時半まで、JR新浦安駅前広場ステージ周辺で開かれる。荒天時は翌18日に順延。
市民から応募のあった「浦安らしい」写真と読み句の計700点以上の中からそれぞれ46点を厳選し、浦安ならではのかるたが出来上がった。かるたは500セット製作し、採用された人や市立小中学校、市などに約400セット贈った。
作品展示会では、絵札と読み句をセットでA3サイズのパネルに拡大して展示する。販売するかるたは約100セットで、価格は1セット千円(税込み)。順延の場合は、同JCのホームページで告知する。
問い合わせは同JC・高橋さん(☎050・3620・4020番)。
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浦安の路線バス・コミバス
混雑状況をアプリで表示
バスの位置情報を示すPINAの画面
浦安市内を走る一般の路線バスと浦安市コミュニティバス・おさんぽバスを運行する東京ベイシティ交通は先月23日から、全車両の混雑状況の情報提供をスマートフォンアプリで始めた。同社は「新型コロナウイルスの感染防止にも役立ててほしい」としている。
バスが停留所に到着するまでの所要時間などの情報を提供しているスマートフォンアプリ「PINA(バス位置情報閲覧サービス)」と「もくいく(バス路線検索サービス)」に、車内混雑情報の表示機能を追加。車両別に「混雑」「やや混雑」「空き席有」の3段階で示す。もくいくはパソコンでも見られる。
情報提供を開始した目的は「混雑緩和と分散利用促進の取り組み、新型コロナウイルスの感染対策」(同社)。コロナ禍を背景に国交省が導入を推進していることから、乗降者数を把握するシステムを活用して提供を始めた。同社は「混雑時間を避けて、安全で快適な乗車のために活用してほしい」という。
スマートフォンアプリは無料で、アンドロイドとiOSに対応。通信料は利用者負担。
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浦安市美浜公民館
リニューアルオープン
セレモニーで内田市長のあいさつを聞く市民ら
浦安市美浜公民館の大規模改修工事が終わり、7日に供用が始まった。
工事は昨年9月から、総工費7億3500万円をかけて実施。全フロアに多機能トイレを設置したり、館内にある市立図書館美浜分館前にウッドデッキテラスを設けたりした。
4日にはリニューアルオープニングセレモニーが行われ、内田悦嗣市長は「駐車場が広くなり、図書館もきれいになって、新しいウッドデッキでは飲み物も飲めるようになった。引き続きご利用いただきたい」とあいさつ。訪れた市民は早速、館内を見て回った。
マージャンなどを楽しむ美浜倶楽部メンバーの男性は「すごくきれいになった。改修中は市内を転々として活動していたが、またここで活動できるのが楽しみ」と話していた。
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