市川よみうり & 浦安よみうり online

今週のNews

 □古代米「緑米」の稲刈り  親子44人が楽しむ
 
 □もうすぐハロウィーン 子供たちが仮装グッズを制作
 □舞浜交差点付近に雨水貯留管を整備  23年度末までの完成目指す
 □川面から浦安の街並み眺める  境川で乗船体験
 □「行徳神社めぐり」開催  行徳まつり代替イベント
  


古代米「緑米」の稲刈り
親子44人が楽しむ


太ももまで泥に浸かりながら稲を刈る男の子

 市民団体「緑のみずがき隊」が管理する市川市北方町の北方ミニ自然園(市民プール前)の田んぼで18日、同団体主催の稲刈りが行われ、親子連れ44人が古代米「緑米」を刈った。
 
 同団体は、同園や隣接する大柏川第一調節池緑地で活動。自然観察や稲作体験などを行い、自然に直接触れ合える場を子供たちに提供している。
 
 同団体は1998年から同園で稲作を行っているが、今年は初めて晩稲の古代米3品種を栽培。この日刈った緑米はそのうちの一つで、玄米の皮の部分は緑色、穂は黒っぽい色をしている。
 
 同園の田んぼは土壌が軟らかく、この日、はだしで田んぼに入った子供たちは太ももまで泥に浸かっていた。「足がはまって抜けない」などと困惑する子供たちは、親やスタッフたちから「ゆっくりかかとから足を抜くと良いよ」などとアドバイスを受け、一緒に泥んこになりながら、鎌を上手に使って稲を刈り取った。
 
 子供たちは同園にたくさんいる虫にも夢中。作業の前後にカマキリやイナゴを捕まえたり、バッタを追いかけたりしていた。
 
 同市八幡から父親と参加した小学3年生の男の子は「田んぼが深い。稲は硬くて刈るのが大変だったけど、カナヘビを見つけた」と笑顔。父親は「普段できない体験をさせたくて来た。参加して良かった」と目を細めていた。同団体の谷藤博喜隊長(70)は「きょうは無事に稲刈りをできて良かった。子供たちは泥んこになって、エネルギーを発散できたのでは」と話していた。  

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市川市の燃やすごみ収集
来年度から週3回へ

 6月から臨時的に週3回に増えている市川市の燃やすごみの収集日が、来年度から週3回になる方針。燃やすごみの週3回収集は村越祐民市長の公約。就任後は、生ごみをいつでも捨てられる専用スマートごみ箱を開発するとして、燃やすごみの収集回数は週2回を維持する考えを示していたが、新型コロナウイルスの影響で家庭ごみが増えている状況を踏まえて週3回にする。
 
 市川市の燃やすごみの収集は週2回だったが、今年4月~6月は新型コロナウイルスの影響で外出自粛が増え、家庭からの燃やすごみの収集量が昨年同時期と比べて約10%(約2千㌧)増えた。そのため、市はごみ収集のない空き曜日を活用し、6月から燃やすごみの収集日を週3回に臨時で増加。しかし、ほとんどの地区で収集日が2日連続となり、市民からは不満の声も上がっている。
 
 市は、新型コロナの影響が当面続くと判断。市内を6地区に分けているいまの体制を、来年度からは南北に分ける2017年3月以前の体制に戻し、燃やすごみを月・水・金曜日や火・木・土曜日など一日空けて週3回収集する。
 
 市は、ごみの種類ごとの収集日や収集ルートを検討中。決まり次第、ホームページやチラシ、広報などで周知するとしている。  

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もうすぐハロウィーン
子供たちが仮装グッズを制作


自分で作った仮装グッズを身に付ける子供たち

 31日のハロウィーン前の11日、浦安市青少年交流活動センター「うら・らめ~る」で、子供たちがハロウィーン仮装グッズ作りを楽しむイベントが開かれた。
 
 参加した5人の小学生は、猫の鼻から上をかたどったお面にポスターカラーや色鉛筆などで色を塗ったり、輝くシールを貼ったりして、パステル系のかわいらしいお面や流血したような少し怖いお面などを制作。赤い不織布と金色のリボンでマントも作った。
 
 完成したグッズを身につけた子供たちは、カボチャのお化け形のランプを手に、施設内の職員が待つ別の部屋へ。「トリック・オア・トリート」「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ」と言い、職員からお菓子をもらった。
 
 市立明海小2年と1年の姉妹は「楽しかった。お面のひげが細かく描けた。おうちでもできたらやりたい」と、お菓子を手にうれしそうに笑った。  

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舞浜交差点付近に雨水貯留管を整備
23年度末までの完成目指す

 国道357号と浦安市道幹線6号が交わる舞浜交差点付近の冠水対策として、国が同市道の地下10㍍に、1時間当たり60㍉の降雨量に対応可能な4千㌧分の雨水貯留管を整備する。市は費用の79・5%を負担し、国の社会資本総合整備交付金も利用する考え。国は今年度中に詳細設計を行い、付近の住民への説明を経て、2021年度中の着工、23年度末までの完成を目指す。
 
 市内全域は、1時間当たり50㍉の降雨量に対応する排水対策が講じられてきたが、同交差点付近は元々低い土地である上、地盤沈下や近年の気候変動による想定以上の大雨などの影響もあり、たびたび冠水。昨年も3度冠水した。
 
 市はこれまで、同交差点が都県境で影響も大きいとして、国に対して早期対応を要望するとともに、国との調整を続けてきた。同時に浸水シミュレーションも行い、必要な貯留管の規模などを算定。18年度に、1時間当たり60㍉の降雨量に対応した貯留管を整備する基本設計を行った。
 
 工法は、交通規制などで都市機能を止めずに、地下を機械で掘り進めていくシールド工法を採用。大規模な工事になることから、施行者は経験が多くノウハウを持つ国とし、市が費用の79・5%を負担することで国と合意した。国と市の費用負担割合は、1時間当たり60㍉の雨が降った場合に国道と市道で冠水する水量の割合で算出した。
 
 貯留管は長さ約760㍍、口径2・6㍍。旧江戸川付近の舞浜ローズタウン前交差点(舞浜2丁目)から、舞浜第4街区公園付近(同3丁目)まで、同交差点を含む同市道の地下に敷設される。  

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川面から浦安の街並み眺める
境川で乗船体験


伝馬船に乗る参加者ら

 浦安市郷土博物館は先月27日、市内を流れる境川の東水門と西水門の間で乗船体験を行った。大人から子供まで12人の参加者が、木造のエンジン付きの投網船と手こぎの伝馬船の両方に乗り、川から浦安の街並みを眺めた。
 
 船が走るとボラが飛び跳ね、そのたびに驚いていた参加者たちは、レンガ張りの護岸越しに街の風景を眺めた。伝馬船では実際に櫓をこぐ体験にも挑戦した。
 
 市立高洲小5年の女子児童は「(櫓が)木だったから(こぐと)手が痛かった。魚が跳ねていてすごかった」と興奮気味。一緒に参加していた男子児童は「全身を使ってこぐので大変だった。マンションばかりの高洲とは風景が違った」と話していた。  

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「行徳神社めぐり」開催
行徳まつり代替イベント

 行徳まつり実行委員会と市川市は11月3日午前10時から午後4時まで、中止となった今年の同まつりの代替イベント「行徳神社めぐり」を開く。雨天決行。参加無料。申し込み不要。
 
 行徳地区の12の神社と行徳ふれあい伝承館、行徳神輿ミュージアムを自由に歩いて巡り、展示されている神輿や獅子頭、スタンプラリーなどを楽しむ。スタンプは、スマートフォンでスタンプラリーアプリ「furari」をダウンロードし、各神社のQRコードを読み取って集める。
 
 スタンプを5個集めると行徳神輿オリジナルマスク(先着500人)、14個すべて集めると「満願証書」がもらえる。マスクは洗って繰り返し使えるポリエステル製で、金色の神輿がデザインされている。
 
 問い合わせは同実行委(☎359・1114番=行徳支所総務課内)。  

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