今週のNews
□野菜をドライブスルーで販売 JAいちかわ 12月に4度実施
□市川市役所第1庁舎、全面オープン
□小学生が科学実験を楽しむ 浦安市立中央図書館でイベント
□浦安市「読書通帳」、小中学生登録13% さらなる利用呼び掛け
□浦安市の成人式 3月7日に延期
野菜をドライブスルーで販売 JAいちかわ 12月に4度実施
来店者の車に野菜を積むJAいちかわの職員
市川市と浦安市、船橋市、柏市田中地区を管轄する市川市農業協同組合(JAいちかわ、時田正一代表理事組合長)は先月の木曜日に4回、同JA行徳支店の駐車場で野菜のドライブスルー販売を行った。
同支店では毎週木曜日に野菜の店頭販売を行っているが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、「なるべく密を避けて安心して野菜を買ってもらいたい」と、ドライブスルー方式の販売も併せて取り入れた。
商品は職員が車内に積み込み、会計は運転席に座ったままできるので、来店者は降車せずに買物ができる。先月10日には、事前に予約した来店者に、白菜やニンジンなど市川・船橋産の野菜14品目の詰め合わせや、柏市田中産のコシヒカリ、市川産のイチゴを販売。南行徳から訪れていた80代の男性は「こういう時期だからありがたい。いつもやってもらいたいくらいのサービスだ」と話していた。
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市川市役所第1庁舎、全面オープン
ワンストップサービスの席
ワンストップサービス開始
市川市役所第1庁舎が4日に全面オープンし、転入出や出生などの複数の手続きを一つの窓口で行えるワンストップサービスなどが始まった。
1階と2階には市民課や、税金、保険・福祉、子育て関連の部署などを配置。これらの課で手続きをする場合は、1階の総合受付で用件を伝えると、担当する各課の職員が駆けつけるため、国民年金の手続きの後に、その場で国民健康保険の手続きをするなど、1カ所で複数の手続きができるという。ワンストップサービスの席は28席用意。2階では子育てや納税関連などの相談もできる。
また1階には、市川で晩年を過ごした作家・永井荷風の書斎を再現。著作や荷風が使用していた火鉢や筆のレプリカなど約180点が展示されている。1階のコンビニエンスストアと2階のカフェは、出店する事業者の決定が遅れたため4月にオープンする予定。
グランドピアノ、庁舎2階に設置
市民活動支援スペースに設置されたグランドピアノ
2階の市民活動支援スペースには先月4日から、市文化会館の小ホールで使われていたグランドピアノが設置されている。市は、このピアノを予約制で週3回ほど貸し出す予定で、定期的にミニコンサートなどを開くことを検討している。
設置されたピアノは「世界3大ピアノ」の一つと言われるベーゼンドルファー社製。市文化会館が開館した1985年に市が購入した。
文化会館が大規模改修で休館中のため、「手続きの合間などで通りかかった人に聞いてもらい、市の文化芸術を身近に感じてもらいたい」と同スペースに設置。改修工事が終わる来年3月以降も設置を続けるかは未定。
貸し出しについての詳細は、市や市川市文化振興財団のホームページを参照。問い合わせは同財団(☎379・5111番)。
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小学生が科学実験を楽しむ 浦安市立中央図書館でイベント
頭に付けたビニールテープが広がることで静電気の流れを確認する子供たち
浦安市立中央図書館で先月5日、イベント「科学で遊ぼう」が開かれ、市内の小学生40人が静電気について学んだ。
講師を務めたのは、NPO法人楽知ん研究所理事で、県立浦安高教諭の田部井哲広さん。塩化ビニールの管を毛皮で擦って起こした静電気でベルを鳴らすなど、静電気を目で見せてその流れなどを説明した。
最後は子供たちも実際に実験。静電気を起こして紙を飛ばしたり、箱の中の石を動かしたりして楽しんだ。
市立東小3年の男子児童は「とても楽しくてびっくりした。パイプとアルミホイルとかで触れずに物が動くのがびっくりしたし、静電気で動かすことができるのが楽しかった」と、静電気の新しい発見を笑顔で話していた。
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浦安市「読書通帳」、小中学生登録13% さらなる利用呼び掛け
図書館で借りた図書の名前や著者名、日付などが預金通帳のように印字される「読書通帳」を今年度導入した浦安市立図書館によると、同通帳を無料で配布した市内の全小中学生1万2813人のうち、昨年11月末までに利用登録をした人数は12・8%の1644人だった。8月から通帳への印字が可能になった市立小中学校図書館用の登録者数も2・85%の365人にとどまる。市立図書館が掲げる読書通帳の利用登録2500~3200人、学校図書館用の利用登録600~800人という今年度の目標は達成する見込みだが、市立図書館はさらなる利用を呼び掛けている。
読書通帳は、子供たちに本に親しんでもらうことを目的に導入。年度当初から利用できるようにする予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で事実上、6月1日からになった。通帳は、市立校の全小中学生には学校を通じて全員に、私立校の小中学生と未就学児には希望者に無料で配布し、高校生以上の希望者には1冊300円で販売。印字する読書通帳機は、中央図書館と7分館に設置されている。
小中学生を含む全登録者数は3050人。年代別に見ると、小学生(7~12歳)は1491人で、中学生(13~15歳)はわずか153人。希望者にのみ配布した年代では、未就学児(0~6歳)が922人、16~29歳が55人、30~59歳が221人、60歳以上が67人で、年齢未入力の利用者も141人いた。
1人当たりの印字回数は平均5・40回で、最も多い世代は60歳以上の11・28回。市立図書館は「上の世代になるほど読んだ本を手帳に記録する人が多く、読書通帳で代用している人も多いのかもしれない」と分析する。
逆に、1人当たりの印字回数が最も少ないのは13~15歳で3・89回、次いで7~12歳の5・08回。同図書館は「(児童生徒の)図書館の新規利用登録は増えてはいる。せっかく無料で読書通帳を配布しているので、どんどん利用してほしい」と願っている。
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浦安市の成人式 3月7日に延期
浦安市は5日、東京ディズニーシーで11日の成人の日に開催を予定していた成人式を、3月7日に延期すると発表した。
今回は新型コロナウイルス感染症対策として、例年2回に分けて行っていた式典を4回に分けて開催する予定だった。だが感染の拡大が止まらず、国が東京や千葉など1都3県に緊急事態宣言を出す状況を踏まえ、市は東京ディズニーシーを運営するオリエンタルランドと協議し、新成人や家族らの健康と安全を最優先に考えて延期とした。
開催場所に変更は無いが、式典の開始時間などは変更になる可能性があり、対象者(10日現在の市内在住者)に追って郵送で連絡するほか、市のホームページなどに掲載する。
問い合わせは市教委生涯学習課(☎712・6792番)。
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