ダイエットより規則正しい生活を

 タニタが児童に講演

自分の体についての理解を深める児童たち

 市川市立菅野小(高橋邦夫校長、児童数550人)で10日、家庭用・業務用計量機の製造販売会社・タニタによる講演会が開かれ、会場の体育館に集まった4年生から6年生までの児童267人と保護者が、自分の筋肉や体脂肪の量などを分析しながら、その役割などを学んだ。

 同講演は「自分の体の作りについて知ってほしい」と、児童の健康教育の一環として実施。同校が、子供の体脂肪率から肥満判定ができる家庭用体組成計を開発した同社に講演を依頼した。

 講師を務めた同社社員・深山知子さんは、プロジェクターを使いながら体脂肪や筋肉の役割などを説明。子供たちは、事前に同社の製品で計測した結果を見ながら、自分の体脂肪率や骨量などを分析した。深山さんは「適正な体脂肪率や筋肉量になるためには、よく動き、よく食べて、よく寝ること。皆の年代でダイエットをしてはダメ」と、規則正しい生活を勧めていた。

 講演後、5年生の女子児童2人は「体脂肪が気になっていたので、おやつをたくさん食べないようにしなきゃ」と照れ笑い。別の児童の保護者は「5年生の娘はそろそろ体重を気にする年ごろ。これからも規則正しい生活をさせたい」と学んでいた。

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