骨髄移植に関心をもって下さい

 専門学校生がミュージカル

 知ってください。あなたの力で助かる命があることを―。白血病などで血液を正常に作れなくなった患者の治療法である骨髄移植を扱った、専門学校生によるミュージカル『明日への扉』が来月7日午後6時と翌8日同2時、東京・品川区のゆうぽうとホール(西五反田8の4の13、JR五反田駅西口から徒歩5分)で開かれる。

 「関心をもってもらうきっかけに」と、アートやミュージック、ダンスなどを学ぶ滋慶学園(東京)の学生が平成6年から公演を始め、企画・制作・出演、運営・販売などすべての役割を担っている。

 物語は、ミュージカルスターを目指すゆかりがオーディション最終審査に向けて練習に励む中、ライバルの遥が白血病を発症し、仲間たちに波紋を投げかけていくもの。同学園の東京スクールオブミュージック専門学校葛西の伊藤摩奈さん(1年)は「私たちはミュージカルを通じて骨髄移植のことをたくさん学んだ。若い人に少しでも興味をもってもらい、力になってほしい」と来場を願っている。

 入場料は前売り5000円、当日6000円(税込み、全席指定)、高校生以下は入場無料(要予約)。チケットはローソンチケット(Lコード39203、☎0570・084・003番)。収益は骨髄移植推進財団と夏目雅子ひまわり基金に寄付する。会場では募金も受け付ける。

 問い合わせは同専門学校「明日への扉」東京公演事務局(☎0120・532・308番、ホームページhttp://www.asuenotobira.jp)。

   TOP NEWS


今週のTOP NEWS
 全国の山車に興奮
 URAYASU FESTIVAL