絵本通じて住まいや街を考えよう

  和洋女子大で企画展開催中

すべての絵本を手にとって楽しむことができる
 市川市国府台の和洋女子大(国府台2の3の1)文化資料館で来月19日まで、企画展「絵本の中の住まいとまち―もう一つの絵本の世界―」が開かれている。入場無料。
 
 同展は、人々を取り巻く環境が急激に変化する中、「私たちの生活の基本となる住まいや街について考えてみよう」と企画。その切り口として「子供から大人まで幅広い世代に関心をもってもらおう」と絵本を選んだ。
 
 会場には、同大の中島明子教授が所有する世界各国の住まいや街に関する絵本約300点と、約250点のカードを展示。本を開くと絵が飛び出す「しかけ絵本」なども多数展示している。
 
 作品はすべてケースの外に展示されているため、来館者は自由に手にとって楽しむことが可能。時間をかけて読めるようイスも設置されている。同館は「絵本やカードを通じてそれぞれの国や家の様子を読み解くなど、楽しんで学ぶことができますよ」と来館者を心待ちにしている。
 
 開館時間は午前10時から午後4時半(第1、3、5土曜日は正午)まで。日曜・祝日休館。 問い合わせは同館(☎371・2494番)。

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