蓄音機でSPレコードの音色を
ビ・スティーレ舞浜美術館
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貴重なSPレコードの音色を蓄音機で楽しめる |
浦安市のビ・スティーレ舞浜美術館(舞浜2の46の6)で17日午後5時半から、貴重なSPレコードを蓄音機で楽しむ「珍品SPレコード鑑賞会」が開かれる。
SPレコードは1950年代まで普及していた蓄音機用レコード。毎分78回転で再生され、1枚で5分程度の曲しか聴くことができない。また、割れやすい素材で出来ており、取り扱いに慎重さを要する貴重なレコードでもある。
今回初めて開かれる同鑑賞会では、コレクターでもある同館の荒川健さんのコレクションを使用。1902年にオペラ歌手・エンリコ・カルーソが最初に録音した音源や、明治38(1905)年に米国・コロムビア社が日本で吹き込んだ〝出張録音盤〟、大正時代のモボ・モガソングなど珍しいレコードの数々を、リクエストに応えながら楽しむ。
使用する蓄音機も1主な大会結果923年製の年代物。荒川さんは「懐かしい音色を聞くと、当時の様子がリアルに感じられます。タイムトンネルのひとときをご一緒しましょう」と呼びかけている。
前日までに要申し込み。入館料は無料だが、ワンドリンク(500円~)の注文が必要。 なお同館は17、18両日午前10時から午後6時まで展覧会「舞浜わたしの手仕事展」を同時開催。浦安市内の作家による刺しゅうや染物などの作品が並ぶ。
問い合わせは同館(☎304・8856番)。
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