全国への切符を手に
市川サッカークラブ
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優勝を喜ぶ市川サッカークラブのメンバー |
サッカーの千葉県1部リーグに所属している「市川サッカークラブ」が先ごろ、全国社会人サッカー選手権大会関東予選を勝ち上がり、10月に山口県で行われる全国大会への出場権を勝ち取った。創立から約50年を迎える同クラブにとって初めての快挙。現在は「全国でも1つでも多く勝ち上がりたい」と、厳しい練習に励んでいる。
昭和37年に発足した同クラブ。これまでに県1部リーグで優勝4回、天皇杯千葉県大会で優勝2回などを誇る強豪だが、全国大会への切符を手にしたことはなかった。
現在高校生から30代までの約30人が所属。週3回の練習のほか、毎週土曜日には中国分スポーツ広場で幅広い年齢層を相手に指導を行うなど、地域貢献にも力を入れている。
今回同クラブが出場する全国社会人サッカー選手権大会は、JリーグとJFLに所属するチームは参加しないが、Jリーグの発足よりはるか昔の昭和40年から行われている歴史ある大会。開催都道府県と各地域の代表32チームがトーナメント方式で対戦する。
千葉県予選を優勝して通過し、2勝すれば全国への切符が手に入る関東予選で、同クラブは1、2回戦ともに関東リーグに所属する格上のチームと対戦。2回戦では延長にもつれ込みながらも最後に直接フリーキックを決め、全国への切符をつかんだ。浮田経也監督は「関東リーグの強豪2チームを倒して勝ち取った全国の切符は本当に価値がある」と振り返った。
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