テロ対策の連携を強化
 地下鉄本八幡駅で合同訓練

防護服を装着した隊員が負傷者を救護する
 都営新宿線本八幡駅で先月26日、同駅と県警、市川市、同市消防局による国際テロ対策合同訓練が行われ、関係機関が互いに連携を深めながら現場対応能力の向上を図った。

 訓練には、各機関から合わせて57人が参加。駅のホームでペットボトルから不審な液体が流れて異臭を放ち、通行者2人が倒れているという想定で行われた。

 参加者は、警戒区域の設定や立入禁止・避難誘導措置のほか、市川署への通報や、テロ部隊の出動要請、負傷者救護、不審物の解明・除去など一連の任務を遂行。11月に横浜で開催されるAPECを控え、〝万が一〟の事態に備えた。

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