参加者は昨年より減少

  浦安市市長が市民と意見交換

松崎市長と意見交換しようと集まった浦安市民
 浦安市の松崎秀樹市長は6日と7日、9日の3日間、市内元町と中町、新町の3か所で市民との意見交換会を開いた。3年目の今回は延べ約170人が会場に集まったが、昨年よりも参加者は少なかった。
 
 1時間半の意見交換会は、約1時間を使って松崎市長が3地区ごとの施策や課題を解説。説明が長引いても、市民からの質問に答える時間を確保した。
 
 新町地区会場の日の出公民館で松崎市長は、3地区共通の予算や高齢化、教育、犯罪件数などを示した後、新町地区で影響が大きい羽田空港D滑走路運用開始に伴う騒音問題について「睡眠に影響することがあり得るため、引き続き対応していきたい」と時間を費やして説明した。
 
 市民からの質問のうち新庁舎については「建設する。世界経済や政権交代など政治不安がある。今後の様子を見定めて進めたい」と答え、「厳しい時代の潮流の中、市民のみなさんと知恵を出し合い、総力戦で荒波を乗り越えて行きたい」と語った。
 
 参加した男性は「市長と直接、意見交換できる場をもっとつくってほしい。参加者は高齢者が多く人口年齢比に即していないのではないか」と話していた。

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