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今週のNews

□文科大臣杯少年少女囲碁大会 三村琉太君が県大会優勝、全国へ
□学校給食の食材費 値上がり分を公費で補助 地方創生臨時交付金を活用
□明海・日の出地区 延べ開放区間792㍍に シンボルロード先の護岸も開放
□いちかわ市民まつり開催へ 3年ぶりに大洲防災公園で
□市川の町名入り小判札、カプセルトイで販売中 現在12種、最終的に全町分
□市川市少年野球大会2022(夏季大会)(低学年大会)
□よみうり旗争奪戦 浦安市少年野球大会2022

文科大臣杯少年少女囲碁大会 三村琉太君 県大会優勝、全国へ


県大会優勝の賞状とトロフィーを手にする三村君

 市川市立市川小5年の三村琉太君が、先月19日に行われた第43回文部科学大臣杯少年少女囲碁大会千葉県大会の小学生名人戦で初優勝を飾り、2大会連続となる全国大会出場を決めた。昨年は県大会で準優勝し、全国大会に出場していた。全国大会は8月19日と20日に東京都で行われる。

 三村君は囲碁歴約7年で、現在5段の腕前。JR市川駅前の「市川こども囲碁道場」に通い、ネット上でのレッスンや対局を含めるとほぼ毎日練習しているという。

 今回の県大会には有段者13人が出場。基本的に同じ勝ち数同士の人が対戦する「スイス方式」で一人4試合を行い、三村君は唯一の4戦全勝で優勝して全国大会出場を決めた。

 「1回戦(初戦)や決勝(4戦目)では途中まで負けていたけれど、最後で逆転できた。優勝できたうれしさと、全国大会で戦うことへの緊張が半々」と三村君。「全国大会では、相手のスタイルに合わせて攻撃と防御を自由自在に使い、楽しく対局したい。目標はベスト8」と、気負わずに本番に臨む。  

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学校給食の食材費 値上がり分を公費で補助 地方創生臨時交付金を活用

 物価高騰が続く中、浦安市と市川市は7月から、学校給食の食材費の値上がり分を公費で補助し、保護者の負担額(給食費)を据え置く。両市とも、財源は国の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」。補正予算案に組み込み、6月に開かれた市議会定例会で可決された。

 両市では学校給食法に基づき、給食の設備費や運営費などを市が負担し、食材費は市川市の米を除いて保護者が負担している。一人一食あたりの給食費は、市川市が小学生263円、中学生339円、浦安市が小学生260円、中学生310円。しかし、このところの物価高騰で一部の食材も値上がりしており、浦安市によると、昨年5月に3600円だった食用油の1斗缶の値段は今年2月に7千円へとほぼ倍増したという。

 このため、市川市は給食の食材費を小学生に一人一食あたり10円、中学生に同13円加算。その分を、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源に市が負担する。市立幼稚園・保育園については現在検討中という。

 浦安市は、市立保育園の3歳未満の児童に同15・42円、3歳以上の児童に同19・78円、小学生に同21・94円、中学生に同23・30円加算し、市が同交付金で補助。給食を施設内または系列の園で調理している私立の認可保育園等47園にも、市立保育園と同額を同交付金で補助する。

 食材費増額分の市の負担額の合計は、市川市が4453万7千円、浦安市が5376万円。
 

浦安市は教職員分も補助


 教職員の食材費の増加分については、市川市は教職員が負担する。浦安市は、児童生徒と同様に同交付金で補助するとしている。  

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明海・日の出地区 延べ開放区間792㍍に シンボルロード先の護岸も開放 出入り用の階段とスロープも設置


開放された護岸(左側)とシンボルロード側の緑道を結ぶスロープと階段

 浦安市の境川河口部から市墓地公園東端に至る明海・日の出地区の護岸約1635㍍のうち、シンボルロード突き当たり付近の277㍍が、15日から新たに開放された。これにより同地区の護岸開放区間は、同河口部から東京ベイ東急ホテル付近までの792㍍となった。市は残りの未開放区間843㍍についても、開放に向けて今後も県と協議していくとしている。

 市内の護岸は県が管理しているが、同地区の開放区間については県と市で協議し、市が転落防止柵の設置や地面の舗装・補修などを行ってきた。2019年4月には同河口部から215㍍の区間を開放。翌20年4月には、さらにその先300㍍の区間も開放していた。

 開放区間への出入り口は同河口部のみだったが、今年1月に総合公園の管理事務所から海へ向かった先に階段を設置。今回はシンボルロード突き当たり付近にも、車いすやベビーカーなどで出入りできるよう階段とスロープを整備した。  

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いちかわ市民まつり開催へ 3年ぶりに大洲防災公園で

 いちかわ市民まつり実行委員会はこのほど、コロナ禍の影響でここ2年間オンライン開催だった同まつりを、今年は感染対策をして3年ぶりに市川市大洲防災公園で開くことを決めた。開催日時は11月3日午前10時から午後4時まで。

 詳細は特設ホームページで8月上旬頃から公表する予定。ただし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で内容を変更する場合もあるとしている。  

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市川の町名入り小判札、カプセルトイで販売中 現在12種、最終的に全町分


発売中の町名小判札

 「街の魅力を面白く伝え、皆さんに楽しんでほしい」――。

 市川市の町名を印刷した町名小判札が、カプセルトイで販売されている。好評で、20日現在、4200個を売り上げたという。

 この札は、コインロッカーや銭湯のロッカーのキーホルダーなどでよく見る形状(縦3㌢、横4・5㌢、厚さ2㍉)で、ボールチェーン付き。これまでに第1弾と第2弾で6種類ずつ発売している。片面には、町名の漢字とランダムにつけた数字を印刷。もう片面には「オース!」「トーカギ」など町名の読みを、昭和レトロを感じさせるフォントのカタカナで印刷している。最終的に全町名(約80種類)の札を延べ14弾で発売する計画。第3弾は来月発売の予定。

 販売しているのは、デザイン会社・ミカヅキデザイン(本社・市川市鬼越)と、インターネットで本八幡地域の情報を発信しているインフルエンサー・本八幡botさんら7人で構成する市川まちガチャ実行委員。小判札を製作した理由について、同社は「デザイナーの企画力、魅力の整理・発信力を生かして町おこしをしたいと思い、市川市に多い魅力的な町名、難読町名を生かせる製品にした。若い人には新鮮に、お年寄りには懐かしく感じるデザインが特徴」と言う。

 カプセルには、町の歴史や珍しいスポットを140字で紹介したミニブックも封入。担当した本八幡botさんは「あまり知られていない情報を足で稼ぎ、楽しい切り口で書いている」とアピールする。

 カプセルトイで発売したのは「新しい出会いを生み出すため。出てきた札を通して町や人に出会ってほしい」と同社。「欲しくない町名の札でも『この町に住んでいる友達にあげよう』など、想像していなかった使い方もされている。ミニブックにスポンサー店舗の割引クーポンを印刷しているのも出会いの手法」と言う。業務の発注先は、これまでに出会った市内の事業者や福祉作業所。同社は「消費も雇用も市内で循環させたい」と話す。

 価格は300円。設置場所は京成八幡駅コンコース、シャポー市川1階むすぶばコーナー(9月30日まで。第1弾はここのみ)、妙典のフィットネスクラブ・greener(7月31日まで)の3カ所。greenerには、町名ミニきんちゃく(縦13㌢、横10㌢。500円。全6種類)のカプセルトイも今月末まで設置している。  

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