市川よみうり & 浦安よみうり online

今週のNews

□市川市動植物園のマイクロブタ、愛称決定
□田中市長、給料3割減額、退職金不支給 1期目の公約
□浦安市ビーナスプラザ 3年ぶりフリーマーケットにぎわう
□浦安市、緑の基本計画の素案作成 30日までパブコメ実施中
□市川市副市長、松丸多一氏が就任
□下総・江戸川ツーデーマーチ 618人 ウオーキング楽しむ
□世界バトントワーリング選手権大会 上田琉楓選手(明海中2年)が出場
□市川市少年野球大会2022(夏季大会)(低学年大会)
□よみうり旗争奪戦 浦安市少年野球大会2022

市川市動植物園のマイクロブタ、愛称決定


(左から)あんこ、みたらし、きび、わらび、しらたま、ごま=同園提供

 市川市動植物園(大町284の1外)は3日、同園に3~4月に仲間入りしたマイクロブタ6頭の愛称が「あんこ」「みたらし」「きび」「わらび」「しらたま」「ごま」に決まったと発表した。

 同園が6頭の愛称をセットにした5つの候補を用意し、先月15~30日にウェブ投票を行っていた。

 6頭とは、同園レストハウス3階の「なかよしルーム」で触れ合える。同園の担当者は「マイクロブタは賢く、自分の名前を覚えるので、ぜひ愛称で呼んであげて」と話している。  

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田中市長の給料3割減額、退職金不支給 1期目の公約

 市川市の田中甲市長の1期目に限り、市長の給料を3割減額し、退職金を全額不支給とする条例案が、市議会6月定例会で可決された。7月の給料から適用され、既に支給されている4~6月分については、相当する額が今年12月の期末手当(ボーナス)から差し引かれる。市長給料の減額と退職金の不支給は、市政に対する信頼回復と公正な市政運営に資するための政治姿勢として、田中市長が市長選で公約に掲げていた。

 市川市の特別職の給料を定めた条例では、市長の給料は月額101万6千円となっているが、田中市長の給料は3割減の月額71万1200円となり、期末手当の削減分も合わせると4年間で計約1463万円が削減されることになる。

 市川市の市長の退職金は「市川市特別職の職員の退職手当支給条例」により、任期満了まで務めると2194万5600円が支給されることになっているが、これも田中市長の1期目に限っては支給されないこととなった。

 給料と退職金の4年間の減額分は計3657万6千円。  

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浦安市ビーナスプラザ 3年ぶりフリーマーケットにぎわう



 浦安市ビーナスプラザのフリーマーケットが10日、約3年ぶりに開かれ、多くの人でにぎわった=写真。

 ごみの減量や資源の再利用を目的に体験教室などを開いている同プラザ。市内在住者が出店できるフリーマーケットは年に数回開催してきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続いていた。これまでは同プラザが入る市クリーンセンター再資源化施設で行われていたが、今回は密を避けるために同施設と渡り廊下でつながる工場棟も使った。

 会場には18の出店が並び、皿や写真立てなどの日用雑貨、古着やバッグ、靴、おもちゃなどさまざまな物を販売。古本市も開かれた。「見ていってください」と呼び込む子供の声も響く中、訪れた人たちは商品を手に取り、じっくり吟味しながら購入していた。

 コロナ前もよく出店していた美浜在住の70代の女性は「3年ほど前のにぎやかさにはまだまだだが、久しぶりにお客さんとやり取りできて楽しい」と話した。家族と訪れていた入船在住の30代の女性は「昨年引っ越してきて、こういったものがあったのを知らなかった。すごく楽しく過ごせた」と買い物袋を手に笑顔を見せていた。  

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浦安市、緑の基本計画の素案作成 30日までパブコメ実施中

 浦安市はこのほど、2039年度までを計画期間とする新たな緑の基本計画の素案を作成した。30日まで市のホームページや市情報公開室(市役所10階)などで公開し、市民から意見を募集している。

 同計画は、都市緑地法に基づく法定計画で、中長期的な観点で策定する都市の緑地保全・緑化の推進に関する基本計画。以前の計画が目標年次を過ぎたため、昨年度に改定検討委員会を設け、策定に取り組んできた。

 素案では、市総合計画の基本構想や都市計画マスタープランの目標年次と同じ39年度までを計画期間に設定。〝緑の質〟を重視し、総合目標を「身近なみどりに対する市民満足度の向上」とした。目標を達成するための基本方針には①みどりがまちをつくる②みどりがまちをまもる③みどりがまちを魅せる④みどりが人を育む――の4つを設定。この4つの方針に合わせ、20の施策を体系的に示した。20の施策は、近年の気候変動や社会環境の変化などを考慮し、防災や減災、生物多様性への配慮、ゼロカーボンシティの実現、共創の観点を強化している。

 旧計画で「元町地域」「中町地域」「新町地域」「工業ゾーン」「アーバンリゾートゾーン」の5つだったゾーン区分は、都市計画マスタープランに沿って「専用住宅エリア」「複合住宅エリア」「商業・業務エリア」「沿道利用型複合エリア」「海辺交流エリア」「工業ゾーン」「アーバンリゾートゾーン」の7つに区分。区分ごとに、それぞれの特性に応じた整備方針を示している。

 緑化重点地区には、市民満足度が低い当代島・北栄・猫実・堀江・富士見・東野地区を旧計画に引き続き指定。目標がおおむね達成できた日の出・明海・高洲地区は外した。

 市はパブリックコメント終了後、市民からの意見を参考に8月中に新計画を策定する予定。

 問い合わせは市みどり公園課(☎712・6513番)。  

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市川市副市長、松丸多一氏が就任



 市川市議会は12日、市議会事務局長の松丸多一氏(58)=写真(同市提供)=を副市長に選任することに全会一致で同意した。任期は13日から4年間。

 同市の副市長職は条例で2人以内と定められているが、今年4月と今月1日に2人が相次いで辞職し、不在となっていた。

 松丸氏は1989年に入庁。危機管理監や教育委員会教育次長などを歴任してきた。  

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下総・江戸川ツーデーマーチ 618人 ウオーキング楽しむ


じゅん菜池緑地を歩く参加者

 市川市国府台の市スポーツセンターを起点に市内北西部の名所・旧跡などを歩いて巡るイベント「第16回下総・江戸川ツーデーマーチ」(同イベント実行委、市川市主催)が先月26日に開かれ、市民ら618人が楽しんだ。

 例年は2日間開催し、各日4コースを用意しているが、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった今回は1日のみに縮小。参加者はじゅん菜池緑地へ行って戻る4㌔コースと、国府台緑地や里見公園などを歩く6㌔コース、松戸市の矢切の渡しなどを巡る11㌔コースなど4コースから一つを選び、各自のペースで歩いた。

 この日はよく晴れ、市内の最高気温が33度に達する真夏日。参加者はペットボトルの水をかぶったり、里見公園にある井戸「羅漢の井」で手を冷やしたりと暑さ対策をしながら、道中に咲くアジサイや旧跡の碑、里見公園から見える東京スカイツリーなどの景色を眺めたり、家族や夫婦で談笑したりしながら楽しく歩いていた。6㌔を完歩した市川在住の父親と息子は「歩ききって、スカっとした。アイスが最高!」と笑顔で話していた。  

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世界バトントワーリング選手権大会 上田琉楓選手(明海中2年)が出場

「人」欄紹介

 8月2~7日にイタリア・トリノで開かれる「第35回世界バトントワーリング選手権大会」のフリースタイル個人男子ユース部門に、浦安市立明海中2年の上田琉楓選手「人」欄紹介=が出場する。世界大会に向け、上田選手は「精いっぱい悔いのないよう、笑顔で踊りきりたい」と話している。

 上田選手は、3月の代表選考会で、17歳以下が対象の男子ユース部門に出場。出場者9人中最年少ながら2位に入り、初の世界大会出場権を手にした。

 大会結果を「上手な人がいっぱいいて自信も無かった。選ばれないと思っていたので驚いた」と控えめに振り返る上田選手を、所属チーム「clear Baton」で指導するプロバトントワラーの渡辺翔史さんは「あまり表に出さないが、内に秘めているものは強い」と評する。13歳の若さで経験する初の世界大会。渡辺さんは「これから飛躍するための大きな経験にしてもらいたい」と期待している。  

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