「あたふたしないために」
パパママ救急法教室〜赤十字
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赤ちゃんならではの心肺蘇生法を学ぶ |
「子供は大人の小型版ではない。発達過程にあり、日ごろの健康管理をしっかりしてほしい」―。浦安市赤十字奉仕団(大塚三枝子委員長)はこのほど、乳幼児を持つ保護者向けに「パパママ救急法教室」を同市健康センターで開いた。パパ4人を含む11組13人が参加し、意外と事故の多い子供の緊急時対応を学んだ。
0歳の死因で最も多いのが不慮の窒息、年齢を経るごとに水死と交通事故死が増加する。同教室では子供の死因を挙げた上で「子供の目線で部屋の中を見渡すこと。事故に早く気付くためにも、子供に目を配ることを忘れないで」とアドバイス。講義の後は、人形を使って、大人とは異なる心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)を学んだ。参加した吉岡克昌さんは「子供のことでヒヤッとしたことがある。いざという時にあたふたしないように学びに来た」という。
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