今週のNews
□アジサイもうすぐ見頃 常夜灯公園
□市川市自動車図書館 みどり号リニューアル
□投網船・伝馬船から元町の街並み眺める 浦安市郷土博の境川で乗船体験
□浦安市4回目のワクチン接種 今月から個別接種を開始
□前市川市長の執務机と椅子 ネットオークションに出品
アジサイもうすぐ見頃 常夜灯公園
常夜灯公園のアジサイ=先月31日撮影
市川市常夜灯公園(本行徳28)の住宅側の道路沿いに植えられている約120株のアジサイが、青や紫の花を咲かせ始めている。
先月31日時点では4~7分咲き程度。同公園を管理する市公園緑地課の担当者は「6月いっぱいは楽しめるのではないか」と見込んでいる。
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市川市自動車図書館 みどり号リニューアル
市川市の自動車図書館「みどり号」新車両
市川市中央図書館は先月10日、市内の図書館から遠い地域を車で巡回する自動車図書館「みどり号」を新車両にリニューアルした。新みどり号は4代目。
みどり号は1975年から運行を始めた。現在は、市北部を中心とする18カ所を原則2週間に一度ずつ巡回しており、年間4千人前後が利用。10月には巡回ステーションを増設する予定という。
4代目みどり号は、比較的手狭な場所や細い道を通る場所にも新ステーションを設置できるよう車体をやや小型化。「より親しみを持ってもらおう」と、これまでより明るい緑色にし、野外でスポーツや散歩などを楽しむ老若男女のかわいらしいイラストを描いた。
書棚はこれまで、車体側面の外側からと車内中央の通路から眺める仕様だったが、4代目ではコンテナや台車付きの書棚を車外に出す仕様にした。車体の小型化やそれに伴う積載重量の減少により、収容冊数は従来の約3千冊から半減したが、自動車図書館の一日平均貸出数が150冊程度であることなどから影響はないという。
巡回する場所・日時など詳細は市図書館のホームページを参照。
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投網船・伝馬船から元町の街並み眺める 浦安市郷土博 境川で乗船体験
投網船から元町を眺める参加者たち
浦安市郷土博物館は先月22日、境川の東水門と西水門の間で乗船体験を行った。子供から大人までの14人が手こぎの伝馬船やエンジン付きの投網船に乗り、川面から元町地域の街並みを眺めた。
1960年代前半頃までの浦安は、ノリの養殖やアサリ漁など水産業で栄えた漁師町。かつては東水門のある市役所付近に海岸線があり、境川にはべか舟がひしめき合っていたという。
参加者たちは、漁師町だった頃の境川について学んだ後、ライフジャケットを着て乗船。船上から、漁師町時代とはすっかり姿を変えた街並みを眺めた。
伝馬船では、参加者たちも実際に手こぎに挑戦。同館のボランティア「もやいの会」のメンバーらに教わりながら、船尾にある櫓を押したり引いたりして船を進めた。
地上からはあまり変わらないように見える川幅が、場所によって大きな差があることも実感。水面が近いため、飛び跳ねたイナ(ボラの子供)が船の中に入り込み、子供たちが驚く場面もあった。
母親と参加した市立日の出南小3年の男子児童は「水を触ったら、意外に冷たかった。川から見ると低い建物でも高く見えて面白かった。櫓は難しそうだったけど、簡単にこげて、船が結構進んで楽しかった」と笑顔で振り返った。
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浦安市4回目のワクチン接種 今月から個別接種を開始
浦安市は1日から、新型コロナウイルスワクチンの4回目の接種を始めた。まずは個別接種のみで、集団接種は7月2日から市文化会館(猫実1の1の2)と市ワクチン接種センター(日の出4の1の1、市日の出公民館隣)で行う。集団接種の予約開始は6月中旬ごろの予定。
対象は60歳以上の市民と、18歳以上60歳未満で基礎疾患があるか、体重(㌔)を身長(㍍)の2乗で割ったBMI数値が30以上の市民。3回目の接種から5カ月以上経過した日から接種できる。
使用するワクチンは、個別接種がファイザー社製、集団接種がモデルナ社製で、いずれも交互接種が可能。4回目の個別接種を受けられる医療機関は37カ所で、市のホームページに掲載している。
接種券は、60歳以上の市民には4回目の接種可能な時期を目安に順次発送。基礎疾患のある人とBMI30以上の人、転入者、これまで海外で接種を受けた人などは、市ホームページや新型コロナウイルスワクチンコールセンター窓口(市健康センター1階)にある接種券発行申請書などに必要事項を書いて事前に申請する。
問い合わせは同センター(☎0120・151・670番)。
同市では8割を超える人が、昨年10月末までに2回目の接種を終えており、すでに3回目の接種条件となる6カ月以上が経過している。しかし、市内の3回目の接種率は先月20日現在で69・2%。65歳以上は91・1%だが、年齢が低くなるにつれて低くなっている。ただ、全国の3回目接種率(1日現在)59・2%は上回っている。
市は4月にはJR新浦安駅と東西線浦安駅で出張予約受け付けを行い、先月6日と13日には日の出のワクチン接種センターで夜間接種も実施。夜間接種は各日200人の枠を設けたが、接種を行ったのは両日とも70人程度だった。
市は、新型コロナウイルスに感染しても重症化するリスクを低減できるとして、今後も3回目の接種促進を図っていくという。
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前市川市長の執務机と椅子 ネットオークションに出品
市川市は先月27日、市民らから高額だと批判のあった前市長の執務机と椅子のセットを官公庁のネットオークションに出品した。14日午後2時まで公告し、28日午後1時~7月5日同1時に入札が行われる。
この机と椅子は、国内のメーカーが天然木で作った製品で、一昨年8月の新庁舎開庁に合わせて合計198万2200円(税込み)で調達。オークションの予定価格は、減価償却後の残存価格である148万6650円に設定した。
今年4月に就任した田中甲市長は、就任初日に開いた記者会見で、この机と椅子をネットオークションで売却する考えを表明。「税金でご自身の趣味が入った高額な物を購入していた事実が市民に伝わっている。きちんと市税に戻す」と述べていた。田中市長は現在、旧庁舎時代から歴代の市長が使っていた執務机と椅子を使っているという。
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