今週のNews
□来園者「癒やされる」 小塚山公園にカルガモ親子
□市川市の待機児童 2年連続ゼロ
□小学生300人〝はっけよい〝 わんぱく相撲浦安場所
□浦安市の図書館 利用6年ぶり増加
□市川市のワクチン4回目接種 6月1日開始
来園者「癒やされる」 小塚山公園にカルガモ親子
小塚山公園の小川で泳ぐカルガモ親子=山村さん提供、23日撮影
市川市小塚山公園の拡充部分(北国分3の1)の小川にカルガモの親子がいるとの情報が、北国分在住の山村敏行さんから本紙に寄せられた。
同公園の管理スタッフや、同公園を毎日訪れているという写真愛好家らの話によると、カルガモの親子は20日ごろから見られるようになったという。24日に国府台から訪れていた80代の男性は「毎日写真を撮っていて、赤ちゃんが少なくとも11羽いるのは確認できた。癒やされる」とほほ笑んでいた。
市自然博物館の学芸員は「カルガモは引っ越しをするかもしれないのでいつまでいるとは言えないが、優しく見守ってあげて」と話している。
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市川市の待機児童 2年連続ゼロ
市川市はこのほど、今年4月1日時点で認可保育園などに入れない国基準の待機児童数が、昨年に続き0人だったと発表した。
同市の待機児童数は、2016年から18年まで3年連続県内最多で、ピーク時の17年には576人を記録。しかしその後は減少に転じ、昨年は「待機児童ゼロ」を達成していた。
同市では昨年度、認可保育園5園、認定こども園4園、小規模保育事業所6園が新たに開設。既存の保育園の建て替えや定員増加などもあり、市内全体の定員は589人分増えていた。
なお、簡易(認可外)保育園に通っていて認可保育園に入園申請をしている児童や、第1希望の保育所のみに入園申請をしている児童など、国の待機児童の基準に含まれない入所待ちの児童は同日時点で446人。こちらは前年同期比63人増で、5年ぶりに増加した。
市は「今後も利用の増加が見込まれることから、ニーズを踏まえて計画的に保育施設を整備するとともに、保育を必要とする利用者のライフスタイルに合った多様な保育の実現に向けて取り組んでいく」としている。
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小学生300人〝はっけよい〝 わんぱく相撲浦安場所
激しい攻防を見せる子供たち
浦安青年会議所(峰嵜駿理事長)主催の第34回わんぱく相撲浦安場所が7日、バルドラール浦安アリーナ(浦安市総合体育館)で開かれ、市内の小学生約300人が熱い戦いを繰り広げた。
出場者は男女、学年ごとに1次予選、2次予選に臨み、上位4人ずつで本選トーナメントを戦った。1分以上の大相撲など熱戦が続き、勝利にジャンプして喜ぶ子供や、悔し涙を流す子供もいた。
6年男子の部は飯田颯太君(市立南小)が、同女子の部は浜武えれなさん(同北部小)が優勝。表彰式後、6年生の優勝者のみが着けられる化粧まわしを着けて記念撮影した。
飯田君は昨年の5年生の部に続く連覇。「連覇できてうれしい。絶対勝つぞと思って臨んだ。千葉ブロック大会や、出場できれば全国大会でも優勝を目指したい」と話した。浜武さんは「1年と5年のときに出場したが、表彰されたことがなかったのでうれしい。あきらめずに粘ったことが良かった」と初優勝を喜んだ。
4年生以上の優勝者は、6月19日に柏市中央体育館で開かれる千葉ブロック大会に出場。4年生以上の女子優勝者は、8月21日に沖縄で開かれる女子全国大会にも出場できる。
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浦安市の図書館 利用6年ぶり増加 コロナ禍の利用制限が減少
浦安市立図書館はこのほど、2021年度の利用統計をまとめた。個人の貸出冊数は前年度比20・6%(26万1637冊)増の153万561冊、貸出利用者数も同22・5%(9万9239人)増の53万9821人で、いずれも6年ぶりに増加。前年度と比べ、コロナ禍に伴う利用制限が大幅に減ったためとみられる。
図書館の貸出冊数は、全盛期の15年ごろまでは年間200万冊を超えていたが、その後は中央図書館や分館の改修、コロナ禍などで減少が続いていた。
20年度は、新型コロナウイルス感染拡大が始まり、一時は中央図書館や7つの分館などが全館休館。その後も、館内で閲覧ができないなど利用を制限される日が多かった。
しかし21年度は、感染拡大のため9月から約1カ月間は予約のみに利用制限されたが、全館休館の制限は無かった。さらに、各館の改修工事が終了したため7年ぶりに全館が年間を通して開館したこともあり、利用が増加したとみられる。
児童図書の貸出冊数も同27・4%(7万6186冊)増の35万4684冊で、増加は6年ぶり。図書館の担当者は「子供たちが実際に本を見て選ぶ機会が増えたことで貸出も増えたのでは」とみている。
一日当たりの平均貸出冊数は同380冊増の4610冊。市民1人当たりの利用状況は、貸出冊数が同1・59冊増の9・01冊、貸出利用回数が0・6回増の3・18回だった。
図書館の担当者は「利用制限がない状態が1年続けば、もう少し利用者も戻ってくるのでは」と期待している。
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市川市のワクチン4回目接種 6月1日開始
市川市は6月1日から、新型コロナワクチンの4回目の接種を開始する。
60歳以上の人と、基礎疾患があるか重症化リスクが高いと判断されるなどした18歳以上60歳未満の人が対象で、3回目の接種を終えてから5カ月以上経過した日から接種できる。
接種券は23日以降に順次発送。対象者以外にも送るが、今後の接種対象範囲については国の方針に基づいて検討するとしている。
接種するワクチンは、医療機関での個別接種がファイザー社製で、集団接種はファイザー社製の会場とモデルナ社製の会場がある。
集団接種会場は、ファイザー社製が市役所第1庁舎と行徳支所、モデルナ社製が広尾防災公園と保健センター、南行徳保健センター、塩浜市民体育館、男女共同参画センター。予約は接種券到着後、市ホームページの予約システムか新型コロナワクチン接種市川市コールセンター(☎0120・923・118番)でできる。
市は7月31日まで、システム予約に不安がある人向けの相談窓口を市内5カ所の公共施設に開設している。開設時間は施設開館日の午前9時から午後5時(最終受け付けは同4時半)まで。開設場所は次のとおり。
▽全日警ホール▽南行徳市民センター▽行徳支所▽市川公民館▽大野公民館
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