今週のNews
□いよいよ春本番 ソメイヨシノの花開く
□5~11歳のワクチン集団接種
浦安市 きょう26日から開始
□浦安市の公共施設 利用制限を一部継続
□浦安市立小中学校 来年度も夏休み短縮
試行的カリキュラム継続
□「クロマツの景観を残そう」 平田小で児童が種まき
□鬼高遺跡出土品 県指定有形文化財に
□浦安を「歩いて楽しいまち」にしよう
「景観資源マップ」作成開始
□市川市長選、3月27日投開票
いよいよ春本番 ソメイヨシノの花開く
里見公園で咲き始めたソメイヨシノ=23日撮影
市川市内でソメイヨシノが咲き始めた。
約250本のソメイヨシノが植えられている国府台の里見公園では23日現在、まだ開花している木は少ないが、多いものではおよそ10輪の花を咲かせている木もあった。同日に訪れていた東京都大田区在住の30代の男性は「昔、市川に住んでいたので遊びに来た。桜の開花で春を感じる。満開になるのが楽しみ」と話していた。
市内の主な桜の見どころは、市のホームページの「桜の見どころ発見MAP2022」(トップページで「文化・観光」を選択)で紹介されている。
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5~11歳のワクチン集団接種
浦安市 きょう26日から開始
浦安市はきょう26日から、5~11歳の新型コロナウイルスワクチンの集団接種を始める。26日とあす27日は市健康センターで実施。4月3日からは、市文化会館で土・日曜日の午前と午後、水・木曜日の午後の週4日行う。
これに伴い4月からは、18歳以上の集団接種会場は市日の出公民館に隣接する市ワクチン接種センターのみとなる。
いずれも専用フォームか、市コールセンター(☎0120・151・670番=午前8時半~午後5時)で予約する。
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浦安市の公共施設 利用制限を一部継続
浦安市は、まん延防止等重点措置の解除に伴い、22日から公共施設の利用時間と利用人数を通常通りに戻した。
ただし、利用者は重点措置期間中と同様、原則市内在住・在学・在勤者に限定。スポーツ施設の更衣室の人数制限、屋内施設での食事や宿泊の原則禁止、デイキャンプ場と新浦安駅前ステージ広場の閉鎖なども4月末まで続ける。
21日を期限に重点措置は解除となったが、岸田文雄首相も「当面は平時への移行期間」と話していたことなどから、市は「4月末までは最低限の感染症対策をしていく」としている。
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浦安市立小中学校 来年度も夏休み短縮
試行的カリキュラム継続
浦安市教育委員会は、市立小中学校の6時間授業の日数を減らし、その分夏休みを短縮する試行的な教育課程カリキュラムを来年度も続ける。夏季休業は昨年同様、小学校が8月1日から同31日まで、中学校が7月21日から8月24日までとなる。
試行的なカリキュラムは今年度から実施。小学校は3年生で週28時間、4~6年生で週29時間の授業時間をいずれも週27時間に、中学校は週29時間の授業時間を週28時間に減らし、その分夏季休業を短くした。
中学生の夏休みは、県中学校総合体育大会が7月下旬にあるため8月分を短縮。一方、小学生は高学年の授業を週2時間カットしているため、給食を提供できず半日授業となる8月を授業に充てると、8月25~31日では時間数が足りないため、7月分の夏休みを短縮した。
この試行的カリキュラムには、教職員から「子供たちにゆとりが生まれた」「部活動や放課後の活動に時間を充てられるようになった」「7月に水泳学習を行うことができた」などと肯定的な意見のほか、「時間割の編成に苦労した」などの意見もある。一方、保護者からは「小・中学校で夏休みの期間が違うと、家族の予定が立てにくい」「中学生の子供が、小学生のきょうだいの面倒を見られなくなって困った」など否定的な意見が寄せられているという。
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「クロマツの景観を残そう」 平田小で児童が種まき
クロマツの種に水をやる子供たち
市川市立平田小の児童が10日、市川市の木「クロマツ」の種をプランターにまいた。クロマツがある地域づくりを目指す平田町会の要請を受けて行った。
市川におけるクロマツは、かつて市川砂州だった国道14号やJR総武線、京成線沿いに多く生息し、現在は住宅街に樹齢200~300年といわれるような古木も含めて数多く残っている。ただ、宅地化が進んだことなどで減少傾向にある。
同町会は、区域内の諏訪神社や平田緑地などに特に集中的にクロマツが残っていることから、クロマツのある景観を残していこうと、同小の協力を得てクロマツの育成を進めていくことにした。
同小での種まきでは、5、6年生の環境美化委員15人が、同市花と緑のまちづくり財団の職員からクロマツについて説明を聞いた後、プランターに土を敷いて種をまき、水をたっぷりとやった。種は平田緑地や諏訪神社のクロマツから採取したものを使った。
参加した6年生の女の子は「市川のように街中で普通にクロマツを見られることが全国的に珍しいなんて知らなかった。かわいい芽が出るのが楽しみ。大きく育って、200年、300年の未来まで残ってほしい」と話していた。
同小は、環境美化委員会でクロマツを育てていく。平田町会は、行政や諏訪神社などの協力を得るなどして、育ったクロマツを地域内に植えていく考え。
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鬼高遺跡出土品 県指定有形文化財に
県指定有形文化財に指定された鬼高遺跡の出土品=市立市川考古博物館提供
県教育委員会は8日、市川市が所有する同市指定有形文化財「鬼高遺跡出土品」全51点を県指定有形文化財(考古資料)に指定した。今回の指定で、同市内の県指定文化財は有形文化財5件と無形文化財1件、記念物1件の計7件となった。
鬼高遺跡出土品は土器50点と鹿角製の刀剣装具1点で、考古学者の杉原荘介氏が1937年に同市鬼高1丁目の同遺跡を発掘調査したときに発見。この土器が製作された6世紀ごろ(古墳時代後期)は土器の年表で「鬼高期」、この時代の関東地方の土器は「鬼高式土器」と呼ばれており、「資料として非常に重要」(県教委文化財課)という。
これらの出土品は80年に杉原氏が市に寄贈した。市は市立市川考古博物館で保管し、81年に市指定有形文化財に指定。同遺跡も88年に市指定史跡に指定された。同館の杉山元明館長は「常設展示で出土品の一部を展示しているので、多くの方にご覧いただきたい」と話している。
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浦安を「歩いて楽しいまち」にしよう
「景観資源マップ」作成開始
魅力ある景観を探して撮影する参加者たち
市民活動団体「うらやす景観まちづくりフォーラム」は、浦安を「歩いて楽しいまち」にしようと、一般参加者と共に景観資源マップづくりを始めた。マップは1年後の公開を目指しており、参加者は随時募集中。同フォーラムは「マップをもとに、多くの人に浦安のまちを歩いて魅力を知ってもらいたい。マップづくりにもさまざまな年代の人に参加してほしい」と話している。
同マップは、同市内の美しい場所や気持ちのいい場所、わくわくする場所、歴史を感じさせる場所、人々が活動している場所などを写真やコメントなどと共に地図上にまとめて表示するもので、スマートフォンやタブレット、パソコンなどで閲覧できるようになる。こうした景観資源は、この活動の参加者が長期間をかけて収集。各自が都合のいい時間に市内を歩き、「まちのお宝発見」の気分で楽しみながら取り組める。
13日には参加者向けの説明会が開かれ、市民9人が参加。市中央公民館で、写真撮影などに使う専用アプリの使い方やデータの送信方法を学んだ。続いて同館周辺を歩き、街並みや商店、境川の風景などの写真を撮影してデータを送信。同館に戻り、活動した感想や意見を出し合った。
6月頃には、集まったデータをもとに意見交換するワークショップが予定されている。
参加者募集中
同フォーラムは、マップ作りの参加者を随時募集している。申し込みは、名前・住所・年齢・メールアドレスをeメール(office@urayasu-kmf.org)で伝える。参加方法などは申込者に個別に伝える。
問い合わせは同フォーラム・浅川さん(☎090・1764・9868番)。
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