今週のNews
□僧侶6人 百日間の荒行終える
市川市中山の遠壽院
□昨年の人口移動報告
市川市、浦安市ともに転出超過
□浦安市青少年補導員の愛称、「みまもり隊」に
オリジナルキャラクター「ケロヤス」も誕生
□市川市長選挙に
守屋氏出馬表明
□市川南RC、市にテント寄贈
僧侶6人 百日間の荒行終える
市川市中山の遠壽院
瑞門から登場する修行僧たち
市川市中山の遠壽院で10日、百日間に及ぶ日蓮宗の大荒行が成満を迎え、昨年11月1日に入行した6人の修行僧が家族や檀信徒らから出迎えを受けた。
大荒行では、毎日午前2時50分に起床し、1日7回の水行と読経・写経をして午後11時半に就寝。食事は粥とみそ汁、野菜の精進料理のみで1日2食という。
同日午前6時半ごろ、髪とひげが伸びた修行僧たちが「南無妙法蓮華経」と題目を唱えながら、修行界と娑婆の境界「瑞門」から登場。冷たい雨がぱらつく中、家族や檀信徒ら約20人が見守った。京都府から大荒行に参加した父親を出迎えに来た男子高校生は「過酷な修行を終えた父に『お疲れさまです』と声を掛けたい」、男子高校生の母親は「夫は3年前に住職になった。修行して檀信徒を守りたいと荒行に臨んだようで、無事に終えられて良かった」と話していた。
本年度は7人が入行し、6人が成満を迎えた。
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昨年の人口移動報告
市川市、浦安市ともに転出超過
総務省は先月28日、昨年の住民基本台帳人口移動報告を公表した。東京23区が転出超過に転じたことが話題となったが、隣接する市川、浦安両市も転出超過となった。
市川市は転入者数2万8127人、転出者数2万8141人で、わずか14人ながら8年ぶりの転出超過となった。
転入者数は2年連続で減少。転出者数は、前年の2万7549人から3年ぶりに増えた。前年まで過去7年間は、ほぼ毎年1500人以上の転入超過だったが、昨年は一気に転出超過に転じた。
年齢別では15歳~29歳の区分が大きく転入超過で、それ以外の年代が転出超過となる傾向はこれまでと変わらなかった。
浦安市は転入者数8788人、転出者数9834人で、1046人の転出超過。転出超過は2年連続で、前年の665人からさらに増加した。
転入者数は3年連続で減少。転出者数は前年の1万117人からは減った。転出者数の減少は5年ぶり。年齢別では、15歳~24歳の区分と75歳以上の区分以外は転出超過で、ここ3年はこうした傾向が続いている。それ以前は9歳以下の区分も転入超過だったが、このところ転入者の減少で転出超過になっている。
県内全体では1万6615人の転入超過。市町村別の転入超過数は千葉市が最多の5920人で、流山市の3889人、柏市の3722人と続いた。上位3市はいずれも全ての年齢区分が転入超過。近隣では船橋市が2728人の転入超過だったのをはじめ、松戸市と鎌ケ谷市、習志野市も400~600人程度の転入超過だった。
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浦安市青少年補導員の愛称、「みまもり隊」に
オリジナルキャラクター「ケロヤス」も誕生
みまもり隊のキャラクター・ケロヤスのイラストが描かれたパトロール用ビブス
浦安市青少年補導員連絡協議会(森本健二会長)はこのほど、市青少年補導員の愛称を「みまもり隊」とし、オリジナルキャラクター「ケロヤス」を作った。森本会長は「愛称とキャラクターが市民に親しまれることで活動を知ってもらい、地域で子供たちを見守っていければ」と話している。
同市の青少年補導員は、学校関係者や青少年相談員、民間の有志者など108人で構成。以前は、飲酒や喫煙・怠学などの不良行為をしている青少年を非行防止のため補導していたが、近年は飲酒や喫煙による補導はほとんどなく、補導員の活動も自転車の二人乗りなどへの声掛けや帰宅指導が主だという。だが〝補導〟という言葉は「捕まる」というイメージや堅い印象が強く、補導員になるのをためらう人もいることから、愛称を「みまもり隊」にして親しみやすさを出した。
同協議会は、さらなるイメージアップと活動のPRのためキャラクターも作製することにし、補導員を数年務めているイラストレーターの大河原一樹さん(東野在住)に制作を依頼。カエルをモチーフにし、子供たちを見守るイメージで目が望遠鏡になっているキャラクター「ケロヤス」が誕生した。
「ケロヤス」のイラストは啓発物やビブスに使用。ビブスはパトロール時に着用する。
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市川市長選挙に
守屋氏出馬表明
県議会議員の守屋貴子氏(53)が12日、市川市内で会見を開き、任期満了に伴う市川市長選挙(3月20日告示、同27日投開票)に無所属で出馬すると表明した。同選挙への出馬表明は、元衆議院議員の田中甲氏(65)に続いて2人目。
守屋氏は、衆議院議員や千葉県議、市川市議を務めた故・小岩井清氏の長女。市川市議2期を経て2015年の県議選で初当選し、現在2期目を務める。
出馬にあたり、所属していた立憲民主党を離党。幅広く支援を求めるという。議員辞職はせず、市長選出馬により自動失職になるとみられる。
会見で守屋氏は「新型コロナ感染症が拡大してから、市民の皆さんがどれほど辛抱や苦労を重ねてきたかを思ったとき、決意は固まった」と説明。「開かれた市政」「対話する市政」「参加する市政」などを基本姿勢に掲げた。
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市川南RC、市にテント寄贈
寄贈したテントを背に村越市長(前列右から4人目)と記念撮影する市川南RCのメンバー
市川南ロータリークラブ(市川南RC、石田善一会長)は先ごろ、市川市に集会用テント2張りを寄贈した。
ロータリークラブは、職業を持つ地域の個人で組織する奉仕団体。同RCは行徳と南行徳地区で活動している。
集会用テントのサイズは2間(約3・56㍍)×3間(約5・34㍍)。寄贈式は市行徳ふれあい伝承館で開かれ、寄贈したテントの下で石田会長が村越祐民市長に目録を手渡した。
石田会長は「塩づくりや海苔すきなどさまざまな行事で使ってほしい。風や夏の暑さ対策にもなり、2張りあればいろいろなことができると思う」と話した。村越市長は「コロナ禍でもできる活動や、コロナ禍が終息したのちの活動に使わせていただきたい」と感謝の言葉を述べた。
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