連載「夢・人・未来」
浦安市教育委員会
「いのちを大切にし、健康でたくましい子ども」を育む
スケアード・ストレイト教育技法心肺蘇生法の実習
「いのちを大切にし、健康でたくましい子ども」を育むため、市では、子どもたちがさまざまな人とのかかわりや体験から、いのちや安全について学ぶ取組を行っています。
交通事故の再現を見て高める交通安全の意識
スケアード・ストレイト教育技法子どもたちを自転車の交通事故から守るため、浦安警察署やスタントマンの協力によって、実際に起こった交通事故の再現を取り入れた(スケアード・ストレイト教育技法)自転車安全教室を中学校で開催しています。
今年度は見明川、入船、日の出中学校で実施しました。携帯電話を使用しながらや傘を差しながらの運転、二人乗りの危険性等について警察の方からお話を聞き、その後、スタントマンが演じる事故の再現を間近で見学しました。子どもたちは「実際に見て音を聞くと事故の怖さがわかった」と、今まで感じなかった身近にひそむ交通事故の怖さを実感し、交通ルールを守り、正しい交通マナーを実践する意識が高められました。
いのちの大切さを知り相手を思いやる心を育む
いのちの教育推進事業小学5年生及び中学2年生を対象に、いのちや自分自身を大切にする意識を高めるために、「成長する私たちの体と心、性」や「かけがえのない命をまもるために」等をテーマに、助産師や大学講師等から直接話を聞いています。命と向き合う現場の人の話から、「命の大切さ」「自分と他者との違いを認め、他者の考えを尊重することができる」、そうした心を育む取組を進めています。
いざという時のために
救急救命講習(実習)を取り入れた授業浦安市赤十字奉仕団等の協力により、中学2年生を対象として、市内全中学校で「意識が無いときの手当(心肺蘇生法:AED使用方法含む)」の実習を行っています。救急救命講習(実習)の授業によって、事故防止への意識を高めるとともに具体的な方法を身に付けることで、正しい対応で救える命があることを学んでいます。
(2016年12月24日) ホームページ
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スポーツでワクワク
浦安市では、“スポーツで輝け”をキャッチフレーズに、気軽にスポーツに親しみ、生涯にわたって心身ともに明るく健康な生活が送れる「生涯スポーツ健康都市」をめざし、各施設で様々な事業を展開しています。今回は、各施設でのワクワク教室の一部を紹介します。
【総合体育館でワクワク】
「わんぱくサーキット」では、3歳からの幼児向けと低学年向けに、親子で鉄棒・跳び箱・マットなどで遊びながら指導が受けられます。「ベーシックピラティス」は16歳以上の方を対象に、インナーマッスルを使い正しい姿勢をキープし、コンディションを整えることにより、“カラダとココロに美しいよろこびを…”感じる教室です。
【屋内水泳プールでワクワク】
「シンクロナイズドスイミング」は泳げる小中学生を対象に、専門の指導者がシンクロ技術を指導します。「マタニティスイミング」は、妊娠16週以降40週までの健康な妊婦の方を対象に、体力維持や出産時に必要な呼吸法体得とリラックス効果を目的に行います。
【日本陸連公認の陸上競技場でワクワク】
昨年4月にオープンした陸上競技場では、小学生を対象に短中長距離走の体力づくりなどの「キッズ・ランニング教室」や五輪選手を輩出したプロコーチによる「体幹ランニングセミナー:冬シリーズ」が1月から始まります。
【アーチェリー場でワクワク】
今年8月にオープンしたアーチェリー場は、70㍍の距離を射ることのできる国内屈指の規模を誇ります。利用認定証取得のための教室を毎週木曜日と第2・4土曜日に開催しています。
他にも様々な教室を開催しています。詳しくは(公財)施設利用振興公社のホームページから各施設にアクセスしてみてください。あなたを輝かせる教室がきっとみつかりますよ。
(2016年11月26日)
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公民館でワクワク 学ぼう!遊ぼう!体験しよう!
美浜公民館文化祭
この秋、公民館では市制35周年記念公民館文化祭が開催され、さまざまなジャンルのサークル活動の発表をはじめ、地域に根差した文化活動が展開されています。芸術の秋、スポーツの秋のひとときを公民館で過ごしてみませんか。
浦安市の7つの公民館の利用率は非常に高く、地域の人たちが 気軽に集い、談笑したり、運動したり、楽しく学習したり、スポ ーツや絵画・陶芸・茶道などのサークル活動を行う「まちづくり の拠点」となっています。
【シニア・ミドルシニア世代にワクワク!】
「おたっしゃ体操」や「スポーツ吹き矢」、「うたごえサロン」の講座では、シニアの方が元気に楽しく健康維持や仲間作りを行っています。また、「男の食卓」など、ミドルシニア世代の男性のための仲間作りや、地域活動への参加を応援する講座を予定しています。
【子育て世代にワクワク!~家庭教育学級・親子講座~】
家庭教育学級では、同じ地域の保護者のみなさんが集まって、子どもの健康や心理など、子育てについて一年間を通して学んでいます。また、「うらやす子育てミーティング@産前産後版」や、 お父さんと子の「パパと子のわくわくランド」といった子どもの 発達段階に応じた講座や、当日自由に参加できる「おはなし会」や「体育館・芝生の開放」など、親子で楽しい時間を過ごす講座 を開催し、子育て世代の学びを応援しています。
【面白そうだな...学んでみたいな...ワクワクする講座がいっぱい】
成人を対象とした歴史講座や憲法講座などの教養を高める講座、家庭 介護入門や知って得する薬の話な ど、生活・暮らしの改善に役立つ講 座をはじめ、公民館施設を活用した 陶芸体験やクライミング体験など、
「学んでみたい」「やってみたい」に 応えるワクワクする講座を開催して います。
講座などの詳しい公民館の情報 は、年4回発行の公民館情報紙「ル ネサンス」(秋号)でも紹介してい ます。興味がある講座に参加して、 あなたも公民館通になりましょう!
(2016年10月22日)
高洲公民館「おたっしゃ体操はつらつコース」
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郷土博物館で「身近にある日本一」を発見! ~秋の企画展「鉄鋼団地」展示会開催
郷土博物館 屋外常設展示での井戸水体験
浦安市郷土博物館では、かつて浦安が「漁師町浦安」であったころの町と生活の様子を再現した屋外の展示や、見て触れて体験できる屋内での常設展示をしています。浦安の文化・歴史を知り、いろいろな体験をしながら新しい発見ができる、子どもも大人もワクワクできる施設です。この秋、郷土博物館で「身近にある日本一」を発見してみませんか。
平成28年10月29日㈯~12月4日㈰の期間、秋の企画展として、私たちの身近にある日本一の鉄の流通基地「鉄鋼団地」の歴史や役割を紹介する展示会を開催します。今回は、秋の企画展「鉄鋼団地」展示会の魅力の一部を紹介します。
【鉄鋼団地の歴史にワクワク】
なぜ、日本一の鉄鋼の流通基地「鉄鋼団地」が浦安にあるの?
昭和30年代に交通量が増加し、都内の道路は渋滞や死亡事故が増え、大型トラック交通規制が始まりました。そのような状況の中、交通の便の良さや土地の価格などから、埋め立て計画中の浦安に移転先が決まった経緯を、貴重な資料とともに紹介します。
【鉄鋼団地の高い技術と役割にワクワク】
鉄鋼団地はどんなところなの?
広さはなんと東京ドーム23個分。その中に270の鉄鋼関係の事業所があります。鉄鋼団地に来れば、そろわない鋼材がないといわれているまさに「鉄」のデパートです。
その流通量は年間500万㌧で日本一。鉄を切ったり曲げたりなど、ここでしかできない特殊な金属の加工の技術をもつ事業所もあります。企画展では、そんな鉄鋼団地の凄さを紹介します。
【見て、きいて、作ってワクワク ~身近な「鉄」を再発見~】
私たちの生活のどこに、そしてどのように鉄が使われているか、どのような加工が施されているかなど、身近な「鉄」を紹介します。期間中には、講演会をはじめ、鉄鋼団地の見学会や、鉄を使った工作なども計画していますので、ぜひ参加して鉄を身近に感じてください。
「鉄鋼団地を探る!」での工場見学
(2016年9月24日)ホームページ
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理科の不思議、おもしろさにワクワク
浦安市教育委員会では、学校教育に関するさまざまな取り組みを通して、子どもたちの学びと育ちを支えています。
【理科の不思議、おもしろさにワクワク】
浦安紹介の話し合い活動(自立塾)
「理科っておもしろい!」そんな子どもたちを育てるために、市内の小学校では、「理科支援ティーチャー」が学級担任とともにより楽しくわかりやすい授業づくりを行っています。また昨年度、入船中学校に「植物工場」を導入し、理科教育だけではなく、食育や環境教育にも活用されています。夏休みには「小学生のための理科講座」を毎年開催し、実験のおもしろさや不思議さを通して、子どもたちの自然や科学に対する興味や関心を高めています。今年は「色の変わるステンドグラスをつくろう」「結晶ツリーをつくろう」をテーマに開催し、参加した約100名の子どもたちから、光の不思議さや結晶のでき方に驚きや感動の声があがりました。
【未来を担うリーダーを育てる「ふるさとうらやす」の2つの「塾」】
浦安魚市場でのふるさとうらやす学習(立志塾)
教育委員会では、市内小・中学生を対象に未来を担うリーダーを育てるための2つの塾を開催しています。今年度6回目を迎えた「ふるさとうらやす立志塾」(中学2年生対象)では、「今、自分にできることは何か」をテーマに、ふるさとうらやす学習や福島県いわき市、広野町での研修を行いました。参加した塾生は、福島県の中高生との対話やさまざまなリーダーから学ぶフィールドワークを通して、リーダーとしての資質能力を培っています。
また、今年度から始まった「ふるさとうらやす自立塾」(小学6年生対象)では、長野県大町市での短期山村留学を実施し、浦安とは全く異なる環境の中で、自然体験や山村文化体験、仲間やさまざまな人たちとの交流から、自分のことは自分でやる、自分たちで話し合って決めることの大切さを学び、忍耐力や自立心を培っています。 (2016年8月27日)
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見出し
パトロール
いよいよ子どもたちの大好きな夏休み。好奇心旺盛な子どもたちには、この時期に様々な体験や交流を深め、大きく成長していってほしいと願っています。
しかし、残念なことに川や海での水の事故や、花火でのやけどや火災、さらにはネットトラブル等々、楽しさに夢中になり予想もしないことが発生、巻き込まれることもあります。
青少年センターでは、地域にいる青少年補導員の皆さんとともに、青少年を見守るためのパトロールやキャンペーンを行っています。今回は、その活動の一端をご紹介します。
【青少年の健やかな成長にワクワク・パトロール】
地域の子どもたちが安全に、かつ安心して暮らすことができるよう市内全域や中学校区ブロックごと、さらには、「花火大会」や「納涼盆踊り大会」などのイベントの際にパトロールを行い、子どもたちに「愛のひと声」をかけています。
また、市民の方々に青少年の非行防止や健全育成の重要性を理解していただくために、市内3駅周辺で市内の大学や高校の協力を頂き、「非行防止キャンペーン」等を行っています。
【楽しい夏休みにワクワク!】
夏休みは、子どもたちの生活の舞台が主に家庭や地域となり、家族や友達と夜間に外出する機会も多くなるなど、気持ちも緩みがちになります。
青少年センターでは、青少年補導員さんとともに、よりきめの細かいパトロールを実施し、見守りや声かけを行っていきますので、見かけた際には気軽に声をかけてください。また、各ご家庭でもご指導をよろしくお願いします。
【悩みごとは青少年センターへ】
多感な子どもたち。学校や家庭での悩み事はいっぱいあると思います。臨床心理士の相談員が解消のお手伝いをします。来所相談(要予約)と電話相談を受け付けていますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。
青少年センター(市役所7F)
月~金曜日 午前10時~12時
午後1時~4時
(祝日および12月29日~1月3日を除く)
相談専用電話
☎047・351・1152(さあこい・いいこに)
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03 図書館でワクワク体験!
リニューアルした富岡分館の様子
浦安市立中央図書館では、ワクワク体験ができるような催しや展示を企画しています。今回は、主な行事や展示について紹介をします。
【富岡分館リニューアルオープンにワクワク】
富岡分館は、富岡公民館大規模改修工事に伴い休館し、大変ご不便をおかけしました。お待たせしておりましたが、平成28年6月17日(金)にリニューアルオープンしました! ぴかぴかの分館で、皆様のご利用をお待ちしています。
【お気に入りの本を見つけてワクワク】
図書館では“本との出会いの場”を提供するさまざまな展示を行っています。4月には写真家・高橋扶臣男氏のコレクションコーナー新設にあわせミニ展示を開催。書庫棟展示コーナーでは、司書によるテーマ展示を行っています。6月から7月までは「ゴッホを探せ!~図書館美術館」というテーマで、お気に入りの絵画作品をじっくりと鑑賞できる美術全集、画集、展覧会図録を展示。この機会に、美術に親しんでみてはいかがでしょうか。
【子どもと一緒にワクワク】
「親子で楽しむ絵本講座」や「子どもの本の講座」などを通して、子どもにとっての読書の大切さや楽しさを、保護者や、子どもに関わる大人の方にお伝えするほか、子ども向けの行事も年間を通じて実施しています。
夏休みには、ファミリー映画会として『猫のミヌース』を上映します。この映画の原作を翻訳された西村由美さんをお招きし、作品について語り合う「ブックカフェ」も予定しています。毎年行っている「科学で遊ぼう」も、今回は親子でご参加いただけますので、ぜひご一緒にワクワク体験をしてください。
また、中央図書館1階ラウンジコーナーでは7月2日(土)まで、「平成28年度教科書展示会」を開催。詳しくは市HP、広報でご確認ください。
昨年度の子どもの本の講座 絵本作家の山口マオ氏によるワークショップ
(2016年6月25日)ホームページ
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02 地域の支援で大人も子どももワクワク~学校支援コーディネーター・ボランティア
美浜16自治会防災訓練
浦安市では、学校と地域ボランティアをつなぐ学校支援コーディネーターを小・中学校で募り、学校と地域をつなぐ仕組みづくりを進め
【伊能忠敬測量体験でワクワク】
東野小学校では、伊能忠敬の子孫で、学校支援コーディネーターの堀越伸也さんによる「伊能忠敬測量体験授業」が行われました。授業の場面では、伊能忠敬が50歳という年齢から、当時最高の正確さをもった地図を作成したことを知り、体育館に描かれた「島」を当時とほぼ同じ方法で測量することに挑戦しました。
測量体験では、方位磁石や分度器を使って方向を決め、歩幅を測り、歩数から距離を割り出すなど、大人でも難しい作業に取り組み、子どもたちからは「難しかった! 体育館の小さな島でも大変なのに、伊能忠敬は日本全土でやった!」という感想があがりました。堀越さんは、「農民だった伊能忠敬は、地球の大きさを測りたいという夢を持ち、日本地図作成へとつなげた。子どもたちには無限の可能性があることを伝えたい」と話されました。
【中学生、自治会の連携で地域も学校もワクワク】
美浜中学校では、学校支援コーディネーター笹部昌子さんの活動によって、自治会と生徒会を中心とした生徒達、そしてPTAが連携した防災訓練が行われました。
この防災訓練は、「何か地域に貢献できることはないか」という中学校生徒会の声と、自治会の「中学生の力がほしい」という声が重なり実現しました。訓練では、貯水槽からホースをひいて行う消火訓練と、被災した際の食事づくりに取り組みました。笹部さんは、「東日本大震災の時、中学生が地域の力になったという話を聞き、中学生に参加してもらいました。素直で積極的な中学生の取り組みに、地域の方も感心していました。これからもそれぞれの地域の活動に生かしてくれればと思います」と話されました。
東野小学校での伊能忠敬測量体験授業
(2016年5月28日)ホームページ
「夢・人・未来」リスト
01「浦安の芸術文化にワクワク」
こんにちは。今回よりこのコラムで浦安市教育委員会の取り組みを紹介させていただきます。コラムを通じて、市民のみなさまに教育委員会の取り組みを知っていただき、多くのみなさんがつながり、支えあい、未来に向かって夢を持ち、浦安のこれからにワクワクできるようにしていきたいと思います。
○浦安ユースオーケストラ誕生
「子どもたちのために音楽の選択肢を広げてあげたい」「みんなが音楽で一つになる楽しさを実感してほしい」「音楽の輪をもっと広げ、音楽仲間が溢れるまちにしたい」。そのために青少年のオーケストラを市と一緒に立ち上げたい、という浦安シティオーケストラからの提案をいただき、『浦安ユースオーケストラ』が今年7月に産声を上げます。1年後のコンサートが今から楽しみです。
○新浦安駅前に音楽専用ホール
平成29年4月開館に向けて新浦安駅前に音楽専用ホールを建設します。このホールは合唱連盟や「若い芽うらやす」など、多くのクラシックファンのみなさんからの「音響の素晴らしいホールを建設してほしい」との要望に応えたものです。300席の異空間で生の音の世界を堪能してください。また、文化会館など他の文化施設の飽和状態を解消するため、200席の多機能ホールや楽器・ダンスの練習ができるスタジオも併設します。
○「旧醍醐家茶室」を復元・移築
今後、市役所周辺に整備する浦安公園に隣接して、浦安市指定有形文化財「旧醍醐家茶室」を復元移築します。醍醐家は江戸時代における下総国葛飾郡猫実村の名主です。この茶室は今から111年前の明治37年から38年頃、東京から移築されました。内部の意匠は全体的に洗練されていて品格があります。みなさんの新たな憩いの場として活用できればと考えています。
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