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懐かしい竹水鉄砲で涼む
林業活性化へ 明大生が指導

工夫して水を打ち出しながら遊ぶ子供たち

親子で竹水鉄砲を制作
真夏日が続く中の3日、木材に親しみながら水遊びをするイベントが浦安市富岡公民館で開かれ、親子8組が楽しんだ。主催は明治大の水野勝之ゼミで、3年生の小熊俊介さんと木村祥悟さんの2人が講師を担った。
テーマは日本の木材の有効活用。2人は「日本の林業の問題は、担い手がいないから森の手入れがされていないこと。原因は儲からないから」と説明。香りや手触りが良く、直せるから環境に優しく、手作りも楽しめる木材を積極的に使い、その価値を高めたいと訴えた。
講義後は、木材に親しんでもらおうと竹水鉄砲を親子で制作。太さの違う2本の竹のうち、水を蓄える太い竹の節に水を出す穴を開け、水を押し出す細い竹の先にはスポンジを巻いた上に布を巻いて輪ゴムで止めた。最初はうまく水が出なかった子供たちだが、スポンジや布をさらに巻いて密閉度を増すなど工夫して楽しんでいた。
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