市川浦安よみうり online

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ギネス世界記録 59・2㍍達成
市川市民納涼花火大会
仕掛け花火「ダイヤモンド富士」
「高さ」「形」「時間」クリア


高さ59・2㍍を達成した瞬間のダイヤモンド富士(いずれも市川市提供)

ギネス世界記録達成が、41回目迎えた納涼花火大会にもう一輪、花を添えた

 台風一過で2日に無事開催された第41回の市川市民納涼花火大会で、富士山を象った仕掛け花火が見事、ギネス世界記録を達成した。これまでにギネス記録のない分野ながら、例年の高さ50㍍に対し、ギネス側の提案の52㍍を大きく上回る59・2㍍に到達し、″自己記録〟を更新。世界で「最も高い山型の仕掛け花火」に認定された。

 大会は、対岸の江戸川区と共同開催で、花火は、「かぎや~」のかけ声で知られる江戸時代創業の老舗、宗家花火鍵屋が担当。打ち上げ場所の江戸川区側で、ギネスの公式認定員が計測結果のデータも踏まえ、確認したという。

 計画では当初、高さ55㍍を目指したが、▼仕掛けのワイヤーにつるされた花火が一斉に点火され、山型に見えること▼点火後30秒間、花火が続く―という条件をクリアしたうえ、計測により、59・2㍍の高さが認められた。

 ギネス記録に挑戦したのはオープニングの「大花火―はじまりの空―」に次いで、2番目に登場した「ダイヤモンド富士―最高到達点―」。

 ギネス登録の申請時点の名称は、「最も高い山型の仕掛け花火」(英名・Tallest firework mountain)。

 市川市側ではこの日、大洲3丁目地先の江戸川河川敷の会場に、例年よりも1万人多い、約50万人が集まった。

 また、江戸川沿いや北部の高台など市内各所から、多くの市民が市川市の夏の夜を楽しんだ。  

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