市川浦安よみうり online

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戦後80年 中学生が広島へ
浦安市平和学習青少年派遣事業



 浦安市立中学校9校の代表18人が4日から7日まで、平和使節団として広島市を訪問する。7月25日には内田悦嗣市長との結団式に参加した=写真=。

 市は、非核平和の大切さを学んでもらうために毎年度、中学生を被爆地の長崎市に、令和5年からは広島市と交互に派遣している。

 中学生は平和記念公園や袋町小の平和資料館、呉の大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館を視察し、平和学習のつどいで全国の中高生と意見交換し、平和記念式典と灯籠流しに参加、自らと浦安市民が折った千羽鶴を献納する。

 派遣団は各校の方法で選ばれた3年生6人、2年生12人で、男子5人、女子13人。オリエンテーション2回で、浦安被爆者つくしの会の会員から被爆体験の話を聞き、浦安市での戦争被害を調べ、折り鶴を折った。

 結団式で派遣団は一人ずつ「戦争の恐ろしさを学びたい」「代表として学び、先輩や後輩に伝えたい」など抱負を語った。内田市長は「皆さんの父母や祖父母の力で今の平和がある。原爆の恐ろしさ、悲惨さを学んでほしい」と話し、貴重な経験となるよう望んだ。  

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