読売新聞、日経新聞などを定期購読なさっているご家庭や事業所様などに、折り込みで毎週土曜日(月4回)にお届けしています。
ゴミ拾い浦治郎 派手に活動
浦安駅周辺や市行事で〝退治〟

ゴミ拾い浦治郎(左)がボランティアと活動=4日
浦安市内で「ゴミ拾い浦治郎」が〝ゴミ退治〟活動にいそしんでいる。
浦治郎は2023年10月から活動開始。きっかけは、自宅の前が小学生の通学路であるにもかかわらずごみが散乱していたこと。「子供たちのためにも」とごみを拾いだすと、きれい好きな性格もあってか、面白さを感じた。
浦治郎の衣装は和装。青を基調とした色合いでそろえ、葛飾北斎「冨嶽三十六景」の大波のような派手な羽織をまとい、足袋型のスニーカーを履く。ごみ袋は背負うかごの中にセットし、ごみはトングで拾ってその中へ。時折、ごみを入れた後にトングを手にポーズを決める。武士が好きなことから、「ただ拾うだけでなく、エンターテインメントとして取り組むことで、多くの人に皆さんに関心を持ってもらえる」と、楽しみながら励む。
〝ゴミ退治〟は毎月第2日曜日を中心に1回1時間、東西線浦安駅周辺などで実施し、インスタで告知すると多い時には20人ほどが参加。また、市民まつりなどのイベントでも活動する。4日の活動では燃やせるごみ、燃やせないごみともに30㍑の袋がいっぱいになった。
本名は八木謙治さん(39)、仕事は児童発達支援管理責任者。「きれいに見えても、食べ物の包装や空き缶、吸い殻などたくさん。子供たちの環境を良くしたい。皆さんにも気づき、捨てないようにしてほしい」と願う。
次回はあす11日午前10時から、フラワー通りさくら広場集合。詳細はインスタを参照。
ページのトップ