Ichikawa Yomiuri online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。


3世代が絆深める
浦安市第八区自治会で「猫五祭」

 ぬいぐるみで作ったかわいらしい神輿を子供たちが担ぐ

ぬいぐるみで作ったかわいらしい神輿を子供たちが担ぐ

 浦安市第八区自治会の神輿愛好者の会・猫実五丁目会は7日、毎年恒例の猫五祭を開き、子供から大人までが神輿を担いで楽しんでいた。

 同まつりは「3世代、絆を深める祭り」がテーマで、4年に一度の浦安三社祭以外で神輿を出す祭は同市内では珍しい。

 当日は、豊受神社宮司による御霊入れの後、ダボシャツや半纏、股引きを身に付けた男女が、町神輿1基と子供神輿1基、ぬいぐるみを使って手作りした幼い子供向けの神輿1基を出して地域を1日かけて練り歩いた。浦安ならではの担ぎ方の地すりや差し、放り受けは、大人たちだけでなく、子供たちも見様見まねで行っていた。参加した男性は「毎年こうして子供と一緒に神輿が担げるのは平和で幸せな証拠。来年は浦安三社祭。いまから楽しみ」と話していた。  

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届け出は7月13日まで
市川市1%支援制度

 納税者一人一人が選択した市民団体に、自身の収めた市民税の1%相当額が市の財政から支援される市川市の通称・1%支援制度の市民による届け出が6日にスタートした。

 今年度の支援対象団体数は112。市民税の納税者はこの中から3団体まで選べる。このほか、市のエコボカードやeモニターのポイントを1㌽1円換算で団体に支援できる。

 届出期間は7月13日まで。

 問い合わせは市ボランティア・NPO課(☎326・1284番)。  

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県内の痴漢の66% 公共の乗り物で発生
薄着の季節に向け、警戒を呼び掛け
浦安警察署

 浦安警察署は1日から5日まで5日間、浦安市内の3駅の周辺で痴漢防止キャンペーンを行った。薄着になる季節を前に警戒を強化した。

 同キャンペーンは、被害者となる女性の警戒心を高めることを目的に実施。痴漢が多く発生している通勤ラッシュの時間帯に合わせ、警察官が「痴漢にご注意ください」と駅利用者の女性に声を掛けながら、痴漢撲滅を訴えるチラシを配った。

 千葉県警によると、県内で昨年発生した痴漢の検挙件数は148件で、そのうち鉄道など公共の乗り物での被害は99件(66・9%)に及ぶという。また、公共の乗り物に限らず浦安市内全域での痴漢の検挙件数は22件で、県全体の14%を占め、今年も4月末までですでに12件検挙している。ただし、痴漢の被害に遭ったことを認めたくない心理や羞恥心から警察に被害届を出さない事例も多いとみられている。

 公共の乗り物での被害者の大半は10~30代という。同署は「痴漢被害の相談をしてくれれば、同行したりして対処する」としている。  

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民間の駐輪ラック供用開始
行徳駅周辺の歩道に132台

 松本会長(右)とラックに自転車を駐車する同協議会の関係者

松本会長(右)とラックに自転車を駐車する同協議会の関係者

 東西線行徳駅の北側周辺の歩道で8日、地域の商店会などが設置した自転車駐車ラックの供用が始まった。同市内で公道と公共の土地に民間団体が設置した初の事例。関係者は「設置はゴールではない。新たな一歩を踏み出した」とし、放置自転車のない地域づくりに向け、自転車利用者に習慣を変えてもらい、適切な利用をするよう啓発を続ける。

 同駅周辺の放置自転車は、ほとんどが買い物などの短時間放置といわれるが、日中は概ね280台にも及ぶ。この放置自転車問題を解決しようと、地元商店会などで組織する行徳・自転車安全指導協議会(松本勝史会長)がラックを設置した。

 設置場所は、同駅北側のポニー行徳商業ビル周辺の歩道4カ所で、延べ132台分。街路樹や街灯の間に設置して歩行者への影響を少なくし、ラックの間隔を広げたりするなど使いやすい施設を目指した。電動式の無料空気入れも1台設置した。利用料金は最初の2時間まで無料で、その後は4時間ごとに100円かかり、6時間だと100円、10時間では200円。不具合などの問い合わせはフリーダイヤルで24時間365日受け付ける。

 同日開かれた設置記念式典で松本会長は「商店主や市民の皆さんから、違法な放置自転車や他店への迷惑駐車の苦情や要望が相次いであった。ラックは事故の撲滅、事故につながる放置自転車の解消など安心安全な行徳への第一歩」とあいさつ。市関係者は「法律の問題などから設置まで紆余曲折があったが、協議会の尽力でここまで来た。ただ、完成して終わりではなく、(利用される駐輪場に)育てていかなければならない」とした。

 供用開始後の数日間は、放置を禁止するポールを設けた場所以外はこれまで同様に放置自転車が目立った。ラック利用者の中には「いつもの(放置する)場所がなかった」という声もあった。ラックと植栽の隙間に自転車を放置し、街頭指導員の指摘を無視して立ち去る人もいた。

 市は、東西線高架下の市営駐輪場だけでなくこのラックにも街頭指導員が駐輪を誘導するようにし、放置自転車解消に努める。ある商店主は「自転車を放置してきた人にとってラックに入れることは面倒なこと。これまで以上、さらに積極的な啓発が必要」と話す。  

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うらやすドキュメンタリー映画祭
20日、21日の2日間開催

 ⓒTeNY『夢は牛のお医者さん』から

ⓒTeNY『夢は牛のお医者さん』から

 市民団体・浦安ドキュメンタリーオフィスは20日と21日の2日間、うらやすドキュメンタリー映画祭2015を浦安市民プラザWAVE101(JR新浦安駅前のショッパーズプラザ新浦安4階)の大ホールと中ホールで開く。

 同団体は、市内の公共施設などで国内外の上質なドキュメンタリー映像作品を上映し、同映画祭は「浦安から持続可能な社会を考える」がコンセプト。4回目を迎える同映画祭について同団体は「忘れてはいけない記録を刻んだ映画、社会の豊かな可能性を提示する映画を集めた」という。

 20日は「抗う土曜日」と題し、『はだしのゲンが見たヒロシマ』(午前10時半)と『三里塚に生きる』(午後0時45分)、『フタバから遠く離れて 第2部』(同3時45分)を上映する。午後6時からは、シンポジウム~映画プロデューサーの役割「ドキュメンタリーが圧力を受ける時」を開き、関連作品として『触らぬバナナに祟りなし(仮題)』を上映する。

 21日は「育む日曜日」をテーマに、『夢は牛のお医者さん』(午前11時)と『みんなの学校』(午後1時15分)、『千年の一滴 だし しょうゆ』(同3時半)、『みつばちの大地』(同6時)を上映する。

 入場料は1デイパス1800円(事前予約1600円)、2デイパス2999円(事前予約のみ)、高校生以下は千円(1デイパス当日のみ)、アフター6パス999円(高校生以下500円)。事前予約と映画祭の詳細は同団体ホームページ。

 問い合わせは同団体(☎070・5454・1980番)。  

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津軽三味線の全国大会で優勝
千葉商大4年
齋藤沙希さん

 津軽三味線全日本金木大会で演奏する齋藤さん

津軽三味線全日本金木大会で演奏する齋藤さん

 千葉商科大学商経学部4年の齋藤沙希さんが、5月に青森県で開かれた「第27回津軽三味線全日本金木大会」の一般の部A級に出場し、最高賞にあたる「仁太坊賞」に輝いた。

 齋藤さんは、小学2年生のときから三味線を始め、同5年生のときに同大会小学生以下の部で準優勝。各地方で開催される大会でも多数の賞を獲得してきた。中学3年生まで流派に所属していたが、高校生になってからは独学で取り組み、活動の場を広げている。

 今回齋藤さんが出場した一般の部A級は、同大会の最上級クラス。今回は16人の出場者が一対一の曲弾き対決を行うトーナメント制で競い合った。昨年も同大会の同じ階級に出場したが、入賞すら果たせず悔しい思いをし、「A級で優勝することが目標の一つ」と、1年間練習に没頭したという齋藤さん。今回は「とてもリラックスして楽しみながら弾けた」と、その成果を存分に発揮し、見事に目標を達成した。

 齋藤さんは「独学になって師匠がいなくなり、練習場所も限られてきたが、これまでの日々の練習が今回の賞につながりとてもうれしい」と喜んでいる。  

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球児たちの熱い戦い始まる
市川市少年野球夏季大会、低学年大会
高学年40チーム、低学年39チームが参加

 市川市と同市少年野球連盟主催の「第36回市川市少年野球夏季大会」(読売新聞東京本社・市川よみうり新聞社など後援)と「第18回市川市少年野球低学年大会」(同)があす14日、国府台スポーツセンター野球場で開幕する。

 今年の参加チームは、夏季大会が40チーム、低学年大会が39チーム。8月30日の決勝戦まで、市内の野球少年たちが頂点を目指し、熱い戦いを繰り広げる。  

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スイムとランで勝負
アクアスロン大会参加者募集

 市川市トライアスロン協会は、7月11日に市川市市民プールとその周辺で開く「キッズアクアスロン大会」と「市川アクアスロン教室」の参加者を募集している。申し込み締め切りは6月30日。

 アクアスロンは、トライアスロンからバイク種目を除いた競技で、スイムとランの合計タイムを競い合う。

 キッズアクアスロン大会は、スイム45㍍・ラン500㍍で競う低学年の部(小学1・2年生)と、スイム90㍍・ラン850㍍で競う中学年の部(小学3・4年生)、スイム180㍍・ラン1200㍍で競う高学年の部(小学5・6年生)を用意。対象は小学生のみで、各部50人で競い合う。

 アクアスロン教室はスイム900㍍、ラン2400㍍で順位を競う。対象は高校生以上(高校生の場合は保護者の同意が必要)で先着50人。

 参加費は同大会が2千円、同教室が3千円。参加希望者は同協会ホームページ(http://www.ichikawa.tv/ita/)から応募する。

 問い合わせは同協会・安田さん(☎090・3200・0840番)。  

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学生がTシャツデザイン
ファッションニュースサイトで販売

 Tシャツをデザインした(右から)望月さん、鈴木理恵さん、鈴木友莉恵さん、赤羽さん

Tシャツをデザインした(右から)望月さん、鈴木理恵さん、鈴木友莉恵さん、赤羽さん

 市川市国府台の和洋女子大学服飾造形学類の学生4人がデザインしたTシャツが、5月1日から31日までの1カ月間、ファッションニュースサイト「Leaddy」で販売された。収益は、東日本大震災の被災地応援プロジェクト「Smile To Smile」に全額寄付されたという。

 この企画は、同サイトを運営する企業「STAY GOLD」の北條真之社長が「若い人たちの将来を応援したい」と同大に提案した産学連携事業。ファッション業界を目指す学生が多い同大も「実践的に学べるいい機会」と承諾して実現した。

 昨年12月に同大が学生に参加を呼び掛けたところ21人が応募。制作期間3週間で各自1、2点のデザインを提出し、同社の選考で3年生の鈴木友莉恵さんと赤羽綾華さん、鈴木理恵さん、4年生の望月絵里奈さんの4人の作品が商品化された。

 Tシャツのテーマは「笑顔になるデザイン」で、4人はそれぞれ、甘い食べ物に囲まれている女の子や、「smile」の文字で作ったハート、英語のメッセージなどをデザインした。遊んでいる2人の子供とおもちゃなどを組み合わせて人間の笑顔に見えるようにデザインした鈴木理恵さんは「人と人がいるから笑顔が作れるという思いを込めた」という。制作段階でTシャツに好みの色が出ず、何度もやり直しになったという赤羽さんは「大変だったけど、社会人としてコミュニケーションの大切さを学べた」と話す。

 「将来はアパレル関係の仕事に就きたいので、とてもいい経験になった」と振り返るのは望月さん。鈴木友莉恵さんは「被災地出身の親戚がいるが、これまで何もできなかったので、少しでも支援できてよかった」と喜んでいる。

 同社は、今後も同大とこの企画を継続していく予定。今回の販売枚数と合計寄付金額、用途の発表は、7月頃に同社ホームページで行うとしている。  

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浦安でボランティアしよう!
中学生以上の若者募集

 浦安市は、夏休み期間中のボランティア体験に参加する中学生以上の若者を募集している。体験できるボランティアは、市民活動団体での活動と、保育・高齢者・障害者施設での活動の2種類。ボランティアの意義を学び、地域参加や人との出会いができる。
 

市民活動団体

 市民活動団体での体験期間は7月26日~9月30日で、そのうち1日間から参加できる。内容は、清掃や古着回収、海外に送る支援物資の仕分け、障害がある人との交流、子育て支援など。参加費は不要。7月25日午前10時~正午に市総合福祉センターで開かれるガイダンスへの参加が必須。

 対象は同市内在住・在勤・在学の中学生~20代。参加希望者は、公共施設で配布している募集チラシ、市や市市民活動センターのホームページで入手できる所定の申込用紙に必要事項を書き、同センターに郵送(〒279―0002浦安市北栄1の1の16)、ファクス(305・1722番)、eメール(shiminkc@jcom.home.ne.jp)で申し込む。7月10日必着。

 問い合わせは同センター(☎305・1721番)。
 

施設

 保育・高齢者・障害者施設での体験期間は8月3日~同27日で、そのうち3日間から参加可能。内容は、各施設でのサポート。参加費は無料だが、保育施設の希望者は腸内検査代(496円)が必要。ぎょう虫検査の追加費用(172円)が必要な施設もある。7月24日午前10時~午後0時半に市文化会館で開かれるオリエンテーションへの参加が必須。8月28日には体験学習レポートを発表するボランティア活動報告会あり。全課程に参加すると修了証書が交付される。

 対象は、同市内在住・在学の中学生以上の学生で、定員は申し込み先着100人。参加希望者は、公共施設で配布している募集チラシか、浦安市社会福祉協議会ホームページで入手できる所定の申込書に必要事項を書き、浦安市ボランティアセンターの窓口に提出、あるいは郵送(〒279―0042浦安市東野1の7の1、市総合福祉センター内)、ファクス(355・5277番)、eメール(urayasuvc@jcom.home.ne.jp)で申し込む。6月30日必着。18歳未満は保護者の同意書が必要。

 問い合わせは同センター(☎380・8864番)。  

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市川手帳

 「頑固な汚れもきれいに落とします」。そうしたCMの言葉に引かれて商品をつい買うが、効果を実感できない。よくよくCM画面を見れば、小さな汚れが1つ2つ残っている▼いつからか、このように商品の効果が完璧ではないとイメージ図で表現するCMが増えた。効果を適切に表示させる景品表示法の効果かもしれないが、消費者からのクレームに対処する布石でもあるのだろう▼完璧な商品など、そもそもない。その効果を表現する言葉もイメージ図も全体像を端的に表現することしかできない▼企業は、こうしたCMで、あえてマイナス要素を控えめだが表現している。それだけ企業意識が高まったのだろうか、それともクレーマーが増えているのだろうか。

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