地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。
市議選あす26日投開票
統一地方選後半戦の市川、浦安両市議会議員選挙があす26日に投開票される。
市川市は定数42に現職36人、元職1人、新人23人の合計60人が立候補。前回の52人から8人増えたが、女性は前回より4人少ない6人となった。
浦安市は定数21に現職18人、元職2人、新人15人の合計35人が立候補。前回より4人増え、女性も前回より1人多い12人となった。
市川市議会議員選挙2015
浦安市議会議員選挙2015
ホームページ菜の花咲き誇る
大柏川沿い2キロ
見ごろを迎えた大柏側沿いの菜の花=22日撮影
県立特別支援学校市川大野高等学園付近から南大野2丁目まで約2㌔に渡り、大柏川沿いの菜の花が見ごろを迎えている。
川沿いをほぼ毎日散歩しているという柏井町の鈴木信夫さん(70)によると、開花し始めたのは今月初旬ごろ。通りを歩く人たちは「きれいに咲いたね」などと言いながら楽しんでいる。
中学3年生、自分で考えて投票
浦安JC主催「うらやす模擬選挙」
立候補者の主張を聞き、自分で考えて投票する生徒たち
浦安青年会議所(JC)は18日、未来の有権者の子供たちに民主主義の要である選挙について学んでもらうプログラム「うらやす模擬選挙」を浦安市立堀江中学校(齋藤晴一校長)で行い、参加した生徒が選挙を体験していた。
同プログラムは3年生の授業参観として行われ、出席した生徒161人は保護者が見守る中、民主主義や選挙の仕組みなどについて学んだ後、模擬選挙に取り組み、立候補者3人の主張を順に聞き、自分の考えに近い人を選んで投票した。市選挙管理委員会所有の投票箱などを使うことができたため、実際の投票行為を体験することができた。
模擬選挙を終えた生徒は「普通、平等、秘密、直接という選挙の4大原則を学べた」「大人がする選挙と、私たちが毎年取り組んでいる生徒会長の選挙が同じだと分かった」と話していた。
同JCの金子雅一理事長は「選挙権が与えられる年齢が18歳に引き下げられる流れの中で、選挙の大切さを子供たちに知ってもらおうと開催した。また、子供たちを通じて、大人たちにも投票することの大切さを改めて認識してほしい」と願っていた。
会派によって対応まちまち
政活費を一部自主返納
市川市議会が全員協議会開催
市川市議会は16日、政務活動費約2134万5千円が不適切な支出だったと指摘された外部監査の結果について協議する全員協議会を開き、現存する全11会派がそれぞれの見解や今後の対応などを発表した。
不適切とされた支出は、平成23~25年度に切手・備品購入や市内視察、会報作成に使用された政務活動費が、運用手引きなどに従っていたか形式的に判定したもの。虚偽申請など不正使用については判断しておらず、解釈の相違や単純ミスなども多く含まれている。
この日の全員協議会でも不正を認めた会派はなく、不適切とされた支出については一部または全額を返納したり、返納しなかったり、いずれとも明言しなかったりと会派によって対応はまちまち。正確な返納額は各派が精査して決まるが、表明された範囲では合計400万円程度となりそうだ。
「市長の外部監査おかしい」
市民から不満噴出
市川市議会では平成23~25年度の3年間に、一部の議員がアンケート調査や会報送付のためとして、合計約10万枚、約700万円分の切手(一部ハガキを含む)を政務活動費で購入した。本紙の調査では▽アンケート返信先の市議会事務局に1300通を超えるアンケート用紙を見たと証言する職員が一人もいない▽別々に実施したとされる2つのアンケート結果が完全に同じだった▽議員本人が、アンケート用紙を印刷した会社の取締役を務めている――といった事実が判明。市議会でも、会報送付日が切手購入日より前だったことや、3千人分ものアンケートを実施したとされる15日間が議会日程と重なっていたことなどについて複数の議員が疑義を指摘し、切手問題を追及するため百条委員会の設置を発議した。 すると、切手問題の追及を受けた議員側も突如「切手以外の政務活動費についても調査すべき」と言い出し、切手問題を追及する議員だけを対象とする百条委の設置を逆提案。百条委が2つ設置され、打開策として大久保博市長が900万円もの予算を確保して実施したのがこの外部監査だが、内容は全会派の形式的な不備を積み上げただけで、切手の疑義は追及しなかった。
そのため、今回の全員協議会ではこの外部監査について「(逆提案された)発議第44号の代替にはなったが、(切手問題を追及する)発議第43号の代替にはなっていない」「的外れで喧嘩両成敗のごとき扱い」「900万円もかけて後退した」「疑惑解明どころか、むしろ切手の疑惑を多項目の検出事項に紛れさせた」と、切手問題の追及に努めてきた各会派から批判が続出。協議会終了後は、傍聴していた市民たちから「市長の外部監査がおかしい。政務活動費全般の問題ではなく、切手の不正流用問題だ」「市長の調査にまんまと乗っかっちゃった。政務活動費全体の問題にずれている」「外部監査で問題がすり替わった」と、怒りの声が上がった。
今回の全員協議会は、外部監査で多額の不備を指摘された市議会が市民に対応を示す必要に迫られて開いたもので、一部自主返納の意思が示されるなど一定の成果もあった。しかし、協議のベースとなった外部監査自体が、最大の疑惑である切手問題とは別物のため、48人がいた傍聴席からは「何で切手問題に話が行かないんだ」「外部監査の内容がひどい。何でそれに沿って分析するんだ」と不満が噴出した。 ホームページ
26日と5月5日
本格的ミニSLを特別運行
市川市動植物園
今年の正月に行われたミニSL乗車会の様子
市川市動植物園はあす26日と5月5日の2日間、石炭を燃やして走る本格的なミニSLを同園のミニてつ広場で特別運行する。
同園は、普段は電気を動力とするミニ新幹線などを運行しているが、正月とゴールデンウイーク、10月14日の鉄道の日はミニSLを毎年運行。汽笛の音や、反響板が入っている鉄橋を渡る時の音は本物さながらで、燃えた石炭の独特のにおいも楽しめる。
運行時間は各日午前10時半~正午、午後1時~同2時半(SLの調子によって運行を見合わせる場合あり)。乗車料金は1歳以上1回100円。
問い合わせは同園(☎338・1960番)。
科学を体験しよう!
県現代産業科学館
県立現代産業科学館(市川市鬼高1の1の3)は25日から5月4日までさまざまなイベントを開く。
詳細は次のとおり。
問い合わせは同館(☎379・2000番)。
▽「タリップ号乗車会」(4月25日、5月5日の午前11時5分と午後1時50分の各日2回)=電気自動車で屋外を走る。定員は各回当日抽選20組程度(小学生以下は保護者同伴)。参加無料。
▽「ふうせんスライムをつくろう」(4月26日、29日の午前10時半~午後3時の間に各日7回実施)=特殊なのりを使ってふくらますことができるスライムを作る。定員は各回当日先着20人程度(対象は中学生以下。小学3年生以下は保護者同伴)。参加費100円。
▽「化石のレプリカをつくろう」(5月2日、3日午前10時半~午後3時の間に各日10回実施)=プラスチック樹脂で色とりどりの化石のレプリカを作る。定員は各回当日先着20人程度(対象は中学生以下。小学3年生以下は保護者同伴)。参加費100円。
▽「たんけん‼ 科学館」(5月3日~6日の午後0時45分~同2時半)=館内のスタンプを集めると景品がもらえる。定員は各日当日先着50人。同館の入場料が必要。
▽「チーバくんの折り紙」(5月4日午前10時~正午、午後1時半~同3時)=3種類のチーバくんの折り方を教えてもらえる。定員は各回50人程度(時間内に随時受け付け)。同館の入場料が必要。
入場料は一般300円、高校・大学生150円、中学生以下は無料。
長寿藤の下で演奏会
高圓寺の藤まつり
樹齢約200年といわれる「長寿藤」で有名な高圓寺(市川市宮久保4の5の1)で5月3日から5日まで、恒例の「藤まつり」が開かれる。期間中は境内に出店が並び、軽食とともに色鮮やかなフジを楽しめる。
今月末には見ごろを迎える長寿藤は花房の長さが約1・3㍍にもなり、約100平方㍍の藤棚にまるでカーテンのように咲き誇る。
3日午後1時半からは「花祭りの法要」、5日同2時からは市川学園中・高音楽部と吹奏楽部による演奏と合唱が行われる。
同寺はJR本八幡駅北口から京成バス31~33番系統で宮久保坂下で下車し徒歩約5分。まつり期間中は臨時駐車場(同寺から徒歩約5分)が30台分設置される。
問い合わせは同寺(☎372・9588番)。
折り紙教室など
浦安市郷土博
浦安市郷土博物館は29日と、5月2日と3日、折り紙と色塗りの教室を同博物館2階の体験学習室で開く。
29日午後1時半~同4時は折り紙くらぶで、ロケットやふきゴマ、風船を作り、ストローを使って飛ばして遊ぶ。
5月2日と3日は「鳥を楽しもう!」をテーマに、こがもちゃん色ぬり体験(午前10時~午後4時、原材料費300円) と折り紙(午後1時半~同4時、無料)を楽しめる。色塗りは、カモなど数種類の鳥の置物やマグネット、ブローチの中から1つを選んで色を塗る。折り紙は、羽ばたくツルやくちばしが動くカラスを作る。カレンダーなど大きな紙を持って来た人は鳥の帽子も作って遊べる。
いずれも申し込み不要。直接会場へ。
問い合わせは同博物館(☎305・4300番)。
市川手帳
市川市と浦安市の市議会議員選挙の立候補者が最後の訴えに励んでいる。両市ともに定数の1・5倍前後が名乗りを上げた▼市議会は合議の場。市議に選ばれれば、市長をはじめとする行政職員のほか、さまざまな立場や考え方の違う他の市議たちと議論を戦わせることになる▼自分たちの町をどのように運営していくのか。より良い町の運営をし、より良く税金を使おうと立候補する人たち。一方、昨今の投票率を見ると、有権者は町の行く末への関心は高くなさそうだ▼世界には投票が義務で、従わないと処罰される国や、税金が高いことから投票率80%台という国がある。そうした状況の国と比べれば、日本では個々人の意識が問われている。市議選の投票日はあす。
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