地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
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ドルフィンズジュニア、アベック優勝
よみうり旗争奪戦 浦安市少年野球大会
よみうり旗争奪戦・浦安市少年野球大会(読売新聞東京本社、市川よみうり新聞社主催)の決勝戦が20日、同市高洲中央公園の少年野球場で行われ、高学年(1部)と低学年(2部)ともにドルフィンズジュニアが制した。両学年とも、少ないリードを守り切った。準優勝は高学年が浦安リトルベアーズ、低学年が新浦安ドリームスター、3位は高学年が新浦安ドリームスターと浦安ニューラッキーズ、低学年は浦安ジュニアサンデーズと浦安ベイマリーンズ。
高学年リーグ
浦安リトルベアーズ
0001000 | 1
102000X | 3
ドルフィンズジュニア
ドルフィンズジュニアの高学年チーム
先制点を挙げたのはドルフィンズ。一回裏、一番・後藤のサード強襲安打と、二番・新井の送りバントで一死二塁とすると、二死から四番・高山が中前打を放ち、二塁から後藤が生還した。
ドルフィンズは三回裏にも、一死二塁から四番・高山の右中間三塁打で1点を追加。さらに一死三塁で五番・若生の内野ゴロの間に高山が生還し、3対0とした。
三回裏に右中間を抜ける適時三塁打を放つ高山選手
リトルベアーズの反撃は四回表。四番・藤田の左前安打と、2つの四球で一死満塁の好機を作り、八番・田中がスクイズを決めて一点を返した。その後も五回と六回にランナーが出塁するが、得点には至らなかった。ドルフィンズの新井裕監督は「選手皆が自分のバッティングをし、これまでの試合と同様、チーム全員で守り、勝つことができた」と選手たちをたたえた。佐々木隼主将は「春の大会の決勝で負けた浦安ベイマリーンズに勝って勢いがついた。チーム一丸で戦うことができた。アベック優勝を狙っていた」、2打点を挙げた高山航希君は「投球も皆の守備もとても良かった」と、チームの活躍を振り返った。高木俊明代表は「両リーグを制することができ、黄金期がよみがえった」と子供たちの活躍を喜んでいた。
低学年リーグ
ドルフィンズジュニア
00002 | 2
00000 | 0
新浦安ドリームスター
ドルフィンズジュニアの低学年チーム
両チームとも一歩も譲らない投手戦となった低学年の決勝は、両チーム無得点のまま迎えた最終回の五回にゲームが動いた。
先攻のドルフィンズは九番・竹中と一番・鈴木が連打と盗塁で無死二、三塁のチャンスを作ると、続く二番・田仲の遊ゴロの間に三塁から竹中がかえり、待望の先取点を挙げた。これ以上の失点を防ぎたいドリームスターは、次の打者を三振に討ち取り二死までこぎつけるが、続く四番・片倉への4球目が痛恨のワイルドピッチとなり、三塁から鈴木が生還。大きな2点目を加えたドルフィンズがそのまま逃げ切った。
五回表、待望の先制点を挙げるドルフィンズジュニア
ドルフィンズは、鈴木と片倉の好投と堅い守りでドリームスター打線を完封。三回から五回まで3イニング続けて先頭打者の出塁を許したが、いずれも盗塁を阻止してピンチの芽を摘んだ。ドリームスターは初回の二死二、三塁、四回の無死二、三塁のピンチをしのいできたが、最後に踏ん張りきれなかった。ドルフィンズの佐々間康正監督は「相手チームの弱点をよく見ながら試合ができていた。四回までに点を取れなかったことは反省点だが、とにかく皆一生懸命やってくれた」と試合を振り返った。舘克斗主将(9)は「練習の成果が出て本当にうれしい。秋の大会でも優勝を目指したい」と、早くも新しい目標を掲げて闘志を燃やしていた。 ホームページ
450年ぶり 国府台合戦勃発?
水鉄砲でサバイバルゲーム楽しむ
水鉄砲でサバイバルゲームに興じる参加者たち
京成国府台駅の駅前通りで19日、同地区の活性化を目的に活動する「ねもポジ会」が企画したイベント「第三次国府台合戦 水鉄砲サバイバル」が開かれ、子供から大人までの参加者たちが水鉄砲によるサバイバルゲームを楽しんでいた。
ねもポジ会は、この通りの商店街・根本発展会をもっとポジティブにしたいと、地元の有志が中心となって1年半ほど前に発足。現在は10代~40代の約40人が所属し、クリスマス会や、子供たちの夏休みの宿題を手伝うイベントなど、趣向を凝らした数々の企画を行っている。
今回初めて実施した同イベントは、同発展会が主催した「ねもと納涼まつり」の1つの企画として行われた。参加者は、当日にくじ引きで決まった5人のメンバーでチームを結成。8チームによるトーナメント戦で優勝を競った。
試合は、参加者が体に取り付けた的を目がけて水鉄砲を撃ち合い、相手の的をすべて射抜くか、3分間で射抜いた人数が多かったチームが勝利となる。試合中は、地元千葉商大のチアリーディングチーム・グリッターズが両チームに声援を送った。
各チームは、一人ずつ狙いを定めて的を射抜いたり、危険を省みずに接近戦に持ち込んだりと、それぞれ個性あふれる戦いぶりを展開。子供を中心とする参加者たちは体中を水浸しにしながら、450年前の国府台合戦を彷彿とさせる水鉄砲のすさまじい撃ち合いに興じていた。
全試合終了後、市立真間小5年の男子児童は「最初は知らない人とのチームだし、初めてだし緊張したけど、試合するたびに慣れてきて楽しかった。来年もまた出たい。家の近くでも友達たちとこのゲームで遊びたい」と、びしょ濡れになりながらも弾ける笑顔で話していた。
きょう、打ち上げ
浦安納涼花火大会
無料席は午後1時開放
浦安市納涼花火大会がきょう26日午後7時半から市総合公園で開かれる。
「輝く明日へ~未来を照らす市民の輪」をテーマに、宗家花火鍵屋が6500発の花火を打ち上げる。
無料観覧エリアはシンボルロード折り返し地点の東側と西側の総合公園ニコニコ広場で、開放はきょう午後1時から。有料観覧席は総合公園と市墓地公園に面した護岸沿いなど。チケット売り場は同折り返し地点。
日の出・明海地区では同5時~同9時半、浦安万華郷や了徳寺大学以南で自転車を含む車両の進入が禁止される。
荒天の場合は翌27日に順延。順延と中止の案内は、同大会専用ダイヤル(☎050・5548・8686番)か市役所(☎351・1111番)、同大会ホームページで随時行う。
都市計画道路3・4・18号の用地
市川市、強制退去へ行政代執行申請
係争中も「裁判とは別問題」
市川市は17日、同市の都市計画道路3・4・18号建設予定地内の2カ所の居住者が、収用委員会による裁決で市に所有権が移転した土地の明け渡しに応じないとして、土地収用法に基づく行政代執行を県知事に申請した。今後、居住者が県の戒告に応じなければ、県が強制的に建物を移転・撤去して市に土地を引き渡すことになる。大久保博市長は同日開かれた臨時会見で「これ以上の引き延ばしは社会的、経済的損失が甚大となり、著しく公益に反すると判断し、大変苦渋の決断だったが代執行請求に踏み切った」と説明。ただ2カ所の居住者は、収用裁決の取り消しを求めて県と裁判で争っている。この点について市は「裁判を全部待っていたらいつまで経ってもできない。裁判と代執行の請求は別問題と考えている」としている。
同道路は、建設中の外環道路や京葉道路、国道14号などと接続し、市川市内を縦断する延長約11・8㌔の幹線道路。市消防局前の国道14号から中山団地付近の本北方橋まで、風致地区を含む閑静な住宅街を抜ける約1・6㌔だけが未開通で、市が平成27年度末を開通目標に整備を進めている。
同道路のように都市部に建設される一般道は、法令で計画交通量が1万2千台以上なら4車線以上必要で、住宅地を通る4車線の幹線道路の場合は外側に環境施設帯を設けなくてはならない。市が予測した同道路の未開通区間の交通量は、市内の他の道路整備状況が現在のままなら一日約3万台。だが、計画交通量は完成の目通しも立っていない多くの都市計画道路や広域幹線道路に交通量を分散させて算出したため、鬼越の税務署通り並みの9800台しかない。そのため、2車線で環境施設帯も設けられておらず、一部の地権者は「沿線に環境被害をもたらす」と長年主張し続け、市の用地買収にも応じなかった。
市は平成21年6月、この土地と建物2カ所について県収用委員会に裁決を申請。翌22年7月に補償額と明け渡し期限などが決まり、同年9月には市に所有権が移転した。一方、2カ所の居住者は同22年10月、違法な道路計画に基づく収用裁決は取り消されるべきであるとして県を相手取り提訴。一、二審で敗訴し、現在上告している。裁判の確定前に、県が裁決に基づいて代執行に踏み切れば、県を被告とするこの裁判で原告は目的を果たせなくなる。ただ県は、行政事件訴訟法で「処分の取消しの訴えの提起は、処分の効力、処分の執行又は手続の続行を妨げない」と定められているとして、裁判には特に配慮しない考えを示している。
9年ぶり日本選手権出場「優勝目指す」
浦安リトルシニア
優勝を目指す浦安リトルシニアの選手ら
浦安を拠点とする中学生の硬式野球チーム・浦安リトルシニアが、8月2日から6日まで東京・明治神宮球場などで開かれる第42回リトルシニア日本選手権大会に9年ぶりに出場する。初戦は東京・江戸川区球場で2日午後3時から、関西大会優勝の神戸中央と対戦する。
浦安リトルシニアは読売巨人軍の阿部慎之介選手や、ロッテなどで活躍した早川大輔さんを輩出し、平成12年には同大会を制したチーム。同21年と23年の全国選抜大会ではベスト16だった。
9年ぶりの日本選手権。この間、東日本大震災の影響で練習グラウンドが被災し、現3年生(17人)は1年生のとき当初一人のみと、メンバーも不足がちだった。練習場はいまも同市運動公園裏のバッティングケージと小さな練習場のみ。他県・他市のグラウンドを借りたり、他チームとの練習試合を数多く行うためマイクロバスを購入したりするなど、指導者や父母会も努力を続けた。そうした支援と、過去に全国制覇に導いた芝崎義男監督の指導で選手たちは実力をつけ、昨年は東関東支部秋季大会で優勝、今年は同支部春季大会で準優勝した。
日本選手権に向けて芝崎監督は「2年前を思えば子供たちは大したもので、十分に全国を狙える。選手たちには打撃力がある。関東でも1、2の力のあるピッチャーが相手を抑えて波に乗り、ガンガン打ちたい。全国制覇を目指す」、主将の吉田崇希君(3年)は「浦安はバッティングで強みを発揮できる。日本選手権で優勝したい」と抱負を話した。
わんぱく相撲全国大会
市川市から3人が出場
市長に意気込みを語る
左から吉岡君、大久保市長、中澤君、中島君
東京都墨田区の両国国技館で8月3日に開かれる「第30回わんぱく相撲全国大会」(日本相撲協会、東京青年会議所主催)に、市川市の吉岡友大君(市立曽谷小6年)と中澤晴哉君(同妙典小5年)、中島凛太郎君(同福栄小4年)が出場する。3人は17日に大久保博市長を訪れ、大会への意気込みを語った。
3人は、5月に市立行徳小で行われた「わんぱく相撲市川場所」で学年別個人戦を見事勝ち抜き、6月に市川市で開かれた千葉ブロック大会に同市代表として出場。4~6年生1人ずつの3人1組による団体戦で7勝1敗で優勝し、全国大会の出場権を獲得した。全国大会では学年別の個人戦に出場する。
大久保市長は、市長室にまわし姿で現れた3人を「全力で頑張って」と激励。2年連続の出場となる吉岡君は「小学生最後の試合を優勝して記念に残したい。優勝以外は頭にない」と強いまなざしで宣言。初出場の中澤君と中島君は「3人で協力し合いながら優勝を目指したい」と意気込んでいた。
全国大会には浦安市の白記洸誠君(市立北部小4年)も県選抜チームのメンバーとして出場する。
「優勝を狙いたい」
囲碁の全国大会
市川の児童・生徒が出場
大久保市長(中央)を訪問した児童・生徒
今月末に東京都千代田区の日本棋院市ヶ谷会館で開かれる囲碁の全国大会に市川市内の児童・生徒7人が出場する。大会を目前に控えた22日には出場者たちが市庁舎を訪れ、大久保博市長から「精一杯力を出していただきたい」と激励を受けた。
27日と28日に行われる文部科学大臣杯小・中学校囲碁団体戦には、13日の県大会で優勝した市立市川小の進藤明さん(3年)、小栗悠君(4年)、林田眞奈さん(5年)のチームと、県大会3位になった昭和学院小の髙倉勘君(6年)、梅原健生君(5年)齊藤莉子さん(同)のチームが出場する。最年少ながら市川小チームの主将を務める進藤さんは「正々堂々勝負して優勝を狙いたい」と決意表明。昨年も全く同じメンバーで出場し、一次リーグで敗退した昭和学院小チームの主将・髙倉君は「積極的な碁を打って優勝したい」と、昨年のリベンジに燃えていた。
29日と30日に行われる文部科学大臣杯少年少女囲碁大会には、6日の県大会で準優勝した市立三中1年の崔世駿君が出場する。崔君は小学校時代から数えて5年連続5回目の全国大会出場。「いつもどおり打って、ベスト8を目指したい」と、控えめながら静かに闘志を燃やしていた。
本塩の子供たちが連覇
関ヶ島で続く「ちびっこ相撲大会」
優勝した本塩子ども会のチーム「ちからモチ本塩」の選手と田所監督
市川市行徳地区の胡録神社(関ヶ島)境内で13日、地域の子供たちによる「ちびっこ相撲大会」(関ヶ島子ども会育成会主催)が開かれ、多くの子供たちが土俵上で真剣勝負を繰り広げていた。
子供たちが相撲を通じて友達の輪を広げ、礼儀を重んじ、健康な体を作ることを目指して開き続けている。地域や小学校などで子供たちに相撲の指導などを行うグループ・行徳角親会メンバーが行司や審判を務めている。
今年の大会には関ヶ島と本塩、本行徳4丁目の各子ども会から幼児~小学6年生が参加し、個人戦と団体戦が行われた。取り組みは男女の別なく行われ、まわしをつけた立派な体格の男子同士や、男子に果敢に挑む女子の取り組みなどで盛り上がった。
個人戦は学年ごとに行い、5人勝ち抜くと文具などの賞品が贈られた。団体戦は3年生以下の子供たちが5人一組でチームを結成。5チームによる総当たり戦を行い、4戦全勝した「ちからモチ本塩」(渡邉柊平君=3年生、吉野涼鈴さん=同、山根巧巳君=2年生、今岡友麻君=同、水谷元春君=1年生)が優勝。本塩地区のチームの優勝は2大会連続。同チームの子供たちは「相撲は好き。負けると悔しい。優勝できて楽しかった」と話していた。同チームの田所重喜監督は「体格が大きいわけではないが、全員が取り組みに集中できていた。それが勝因」と、一生懸命に取り組み続けた子供たちの姿勢をほめていた。
団体戦の入賞チームは次のとおり。
▽優勝=ちからモチ本塩▽準優勝=メラメラ本塩▽3位=連合チーム
3連休で初泳ぎ
市川市市民プールオープン
21日の海の日は大勢の来場者が初泳ぎを楽しんだ
市川市市民プール(北方町4の2270の3)が19日にオープンした。オープン初日からの3連休は、子供や家族連れが同プールでの初泳ぎを楽しんでいた。
同プールは、一周約180㍍の流れるプールや、すべり台付きの子供プール、幼児プール、50㍍・25㍍のプールを設置している。50㍍プールの一部を除いて、基本的にすべてのプールで浮き輪の使用が可能。今年は9月7日まで開場している。
オープン初日は曇り空で、気温もあまり上がらなかったため人もまばらだったが、今年初のプール遊びにみんな笑顔満開。3日目は海の日で入場無料だったこともあり、大勢の来場者でにぎわっていた。
初日に船橋市からやって来たという2人の男子児童は「水はまだ少し冷たいけど、プールを独り占めみたいに使えて楽しい。プールに入ると、やっと夏が来たって感じがする」と話していた。
開場時間は午前9時から午後5時まで。入場料は大学生以上750円、高校生500円、小中学生240円、幼児無料。25人以上の団体は割り引きあり。
問い合わせは同プール(☎338・7346番)。
市川手帳
稲作文化の日本。夏に多い台風や洪水、日照り、病害虫の被害、そして疫病を追い払うため、全国各地で夏の祭りが行われてきた▼現在の京都・祇園祭も、平安時代に疫病が流行したことから、けがれを払おうと始まった。夏祭りの源流はここにあり、それが全国に広まっていったとされている▼いまの日本、疫病や異常気象などで人間が命を落とす危険度は、当時と比べれば格段に低い。それにともなってか、地域で最近開かれている祭りの目的は、災いを鎮めるということではなく、観光とそれによる経済効果などがうたわれている▼買い食い、買い物は昔もいまも楽しいこと。ただ、そうした目的があまりにも前面に出過ぎているようで、無粋である。
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