地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。
あす24日、市川市長選
現新候補が一騎打ち
大久保 博 氏 田中 長義 氏
市長選は、いずれも無所属で、2期目を目指す現職の大久保博氏(64、自民・民主・維新・公明・生活・社民推薦)と、新人の田中長義氏(63、共産推薦)が立候補。多くの政党から推薦を受けるなど、磐石に見える大久保氏の牙城を、政治未経験ながら大久保氏との対決姿勢を鮮明にする田中氏がどこまで切り崩せるかに注目が集まる。
市議補欠選挙は、元職で自民公認の松井努氏(66)と、無所属新人の長友正徳氏(66)が一騎打ち。前回の市議選で新人ながらわずか9票差の次点だった長友氏が、市議や県議としての豊富な政治経験をもつ松井氏に挑む。
16日現在の有権者数は38万1737人。投票は市内77か所で午前7時から午後8時まで行われ、即日開票される。
市川市長選挙&市川市議会議員補欠選挙2013
市議補選も2氏が1議席争う
松井 努 氏 長友 正徳 氏
任期満了に伴う市川市長選挙と、市川市議会議員補欠選挙の投開票があす24日に行われる。市長選は現職と新人の2人が立候補。市議補欠選挙は元職と新人の2人が1議席を争う。市長選は、現職の引退で注目が集まった4年前の選挙に比べると争点は乏しく、選挙のたびに課題となる同市の低投票率に拍車がかかる可能性もある。市川市長選挙&市川市議会議員補欠選挙2013
このページのトップ市川市の児童生徒14人を表彰
小学生・中学生新聞感想文コンクール
今年度の受賞者たち
「第3回市川市小学生・中学生新聞感想文コンクール」(市川市新聞組合主催)の表彰式が15日、南八幡の市川教育会館で開かれ、今年度の受賞者14人に表彰状が贈られた。
このコンクールは、市立小中学校の小学4年生以上の全クラスに毎朝新聞を届ける同組合の「すべての教室に新聞を運動」をさらに発展させようと、平成23年度から始めたもの。初年度678点だった応募総数は昨年度1086点となり、今年度は1125点とさらに増加した。
市長賞を受賞した市立三中3年の青木陽大君は「自分の思ったことを文に表すということの難しさを知ることができた。これからも新聞を読み続けて、文章の表現力を高めたい」と話した。
千葉マリンスターズ中学生が関東制覇し、全国へ
女子軟式野球大会・中高生の部
関東大会で初優勝したマリンスターズヤングの選手ら
市川市在住の中学生も参加している千葉県内唯一の女子軟式野球クラブチーム・千葉マリンスターズ(本拠地・船橋市)の中学生チーム・マリンスターズヤングが、10日まで開かれた関東女子野球連盟主催の秋季関東大会(中高生の部)で初優勝した。来年の全日本女子軟式野球連盟主催の学生選手権大会(中高生の部)への出場を決め、全国優勝を目指している。
関東大会には17チームが出場。マリンスターズヤングは初戦で東海大菅生高校中等部に7対5、2回戦で宮城ドリームガールズに4対1、準決勝でオール京急Bに4対0で勝利し、決勝は三鷹倶楽部ダブリューBと対戦。先攻のマリンスターズヤングは二回、四番・西谷がエラーで出塁すると、五番・新井の内野ゴロとパスボールで三塁へ。二死後、七番・柴野の右越三塁打で1点を先取。最終回の七回には、六番・上杉が今大会2本目の本塁打を放ち、2対0で優勝を決めた。先発投手・神保は1安打1四球で完封した。
同大会は春と秋の年2回開かれており、中学生のみのマリンスターズヤングは4度目の出場で初優勝を飾った。いずれも中学3年生で、主将の高山藍子さんと副主将の西谷真友さん、柴野美穂さんは「ただ優勝を目指すのではなく、全国優勝している大人のチームの千葉マリンスターズに一歩でも近づく試合を目指し、私たちの強みの守備力を十分に発揮できた。皆の努力で優勝できた」と喜ぶとともに、「私たちの代は全国大会で準優勝だったので、後輩には来年の全国大会で、ぜひ優勝してもらいたい」と願っていた。千葉マリンスターズの飯沼樹里主将は「ヤングは3年生が最後の大会として粘り強く頑張り、1年生も戦力として活躍した。さまざまな試合に出られ、経験が増したことが大きい。千葉マリンスターズらしい戦いだった」と、マリンスターズヤングの成績を喜んでいた。高山主将は関東大会のMVPにも選ばれた。
関東大会の一般の部は来年4月までの日程で開かれており、1部リーグに所属する千葉マリンスターズは11月17日現在、各チーム10試合行う6チームによるリーグ戦で5試合を終えて4勝1敗で、勝ち数は2位。飯沼保監督は「来年の全国大会は一般の部と中高生の部でダブル優勝したい」と希望を持っていた。
メンバー募集中
体験入部会を開催
千葉マリンスターズは常時、見学と体験を受け付けている。12月7日と来年1月18日の午前8時~同11時には、体験入部会を海老川グラウンド(船橋市東町125、JR東船橋駅から徒歩約20分、駐車スペースあり)で開く。対象は小学6年生の女子。当日は元全日本選手による野球教室などが行われる。事前に同チームホームページからeメール、あるいは飯沼監督に電話(090・2494・6066番)で申し込む。
2園に3300万円返還請求へ
市川市保育園補助金
市川市内で保育園2園を運営する社会福祉法人が市に補助金を過大請求していたとされる問題で、市川市は当該社会福祉法人に昨年度までの5年間で過剰に支払った約3300万円を返還請求する方針を15日に開かれた臨時市議会で報告した。今後、時効の問題などを精査して最終的な額を確定する。
また市は同日、基準に適合していないと知りながら昨年度の補助金を確定・支出したとして、こども部長と保育課長を減給1月(10分の1)の懲戒処分にするとともに、長年にわたり実際の補助金交付事務と基準の解釈に相違があるまま会計処理を行ってきたとして、過去5年間に補助金業務に関わった職員13人に訓告を行ったと発表。大久保博市長の12月給与を3割、土屋光博副市長の12月給与を2割それぞれ減額する考えを示した。
返還請求する額は、2園に対する5年間の補助金が約7200万円過大だったとする同市監査委員の報告を基に算出。このうち「パート保育士」に対する補助金を保育士資格の有無に関係なく支払っていた分など約4千万円については、以前から無資格者も含まれるとの認識で運用してきたことなどから、「市に損害は発生していない」として返還請求しないこととした。返還請求額の大部分は、通常保育の勤務時間数を延長保育の勤務時間数として申請した額で、残りは記載ミスなどによるものだった。
市の対応に疑念残る
この申請について法人側は、「開園当初から市役所の指導を受けたとおりに請求してきた」と説明している。一方の市は、内部による聞き取り調査でこうした指導はなかったと判断。だが、延長保育の勤務時間数が1カ月に一人100時間以上という、通常では考えられない申請を見過ごす不可解な状況が何年も続いた。こうした対応への疑念は、臨時市議会でも払拭されなかった。宮田かつみ氏(自民)は「開園当初からハイテクニカルな請求をするということは誰かがアドバイスしたのでは」と指摘。市は「開園当初からであれば何らかの意志が働いたことも考えられる」としているが、当該保育園が開園した平成16年度から同19年度までについては監査の対象外で、書類も調査していない。石崎ひでゆき氏(みんな)も「範囲を狭くして監査して終わるような対応は不誠実」と市の姿勢を厳しく批判した。 このページのトップ
小学生チームが全国大会に出場
市川・浦安のユニバーサルバトン
全国大会に出場する小学生チーム
市川市と浦安市を拠点に活動するバトントワリング教室「ユニバーサルバトン」(広瀬好子代表)の小学生チームが、10月に千葉ポートアリーナで開かれた関東大会で金賞を受賞し、関東代表として12月7日と8日に幕張メッセで開かれる全国大会に出場する。子供たちは大会に向けて稽古に励んでいる。
同教室は、男子児童3人を含む3歳から大学4年生までの総勢約60人が所属。これまで全国レベルの大会やコンテストで数多く入賞に輝き、浦安、市川両市内で開催される祭りや東京ディズニーリゾート内での市民ステージ(ミュージック・フェスティバル・プログラム)などのイベントでも活躍している。
全国大会では、「A DAY OF THE ANTS~アリ達のとある1日」と題し、仕事や遊びなどアリの日常をバトンで表現する。チームの課題は、身長の差が激しい中で手の動きやバトンの高さをそろえること。広瀬代表は「残り少ない練習時間の中で、気持ちを一つにさせ一人一人の技術が上がるよう努めていく。当日は常に笑顔で観客を魅了したい」という。
子供たちは7月頃からほぼ毎日、講師の厳しい指導に涙を流しながら、必死に稽古に励んでいる。小学生チームリーダーの高橋叶さん(6年生)は「みんなが励ましてくれるから厳しい稽古も頑張れる。掛け声などの声が小さいので私がリードしながら大声を出し、一致団結できるようにしたい。全国大会では優勝を狙えるよう頑張りたい」と気を引き締めていた。
名前は「クロロ」と「バララ」です
市川市ガーデニングシティマスコット
表彰状と副賞のクロマツとバラの苗木を大久保市長(左)から受け取る入間川さん
市川市のガーデニングシティ事業を応援する2体のマスコットキャラクターの名前がこのほど、市立新井小4年の入間川一愛さんが考えた「クロロとバララ」に決まった。12日には名付け親賞授与式が市長室で開かれ、入間川さんに表彰状と、副賞のクロマツとバラの苗木が贈られた。
このキャラクターは、県のマスコットキャラクター『チーバくん』や、JR東日本の『Suicaのペンギン』などを生み出した市川市出身のイラストレーター・坂崎千春さんがデザイン。同市の木・クロマツと、同市の花・バラがそれぞれモチーフになっている。
同市は、このキャラクターの名前を7月に一般公募。1160件の応募の中から、ガーデニングサポーターや市職員などが選んだ5組の最終候補に投票を呼びかけたところ、応募総数1966票のうち「クロロとバララ」が705票を集めた。
入間川さんは、普段からお気に入りの持ち物に名前を付けるのが得意で、このキャラクターの名前もすぐに思いついたという。受賞が決まった時には「子供なのに(名付け)親になるなんて」とユーモラスな感想を口にしていたという入間川さん。母親の友子さんは、国体マスコットから県のマスコットになったチーバくんを引き合いに出し、「クロロとバララも市川市の正式マスコットになってくれたら」と、今後の展開に期待していた。
「早く、大きく、育て~!」
市民500人が3,400本植える~浦安絆の森事業
苗木を植える親子
浦安市高洲海浜公園で16日、同市とイオン環境財団(岡田卓也理事長)主催の「浦安絆の森」の植樹祭が開かれ、参加した市民など約500人が秋晴れの下スコップを片手に約3400本の苗木を植えた。
「浦安絆の森事業」は、東日本大震災による液状化で大量に噴出した沿岸部の土砂を土塁として活用。沿岸部で同市の気候に適した多種類の樹木を育てることで、高潮などの水害の被害軽減につながるという。平成23年から2年間で約4340本の植樹を行い、今年からはイオン環境財団と共催して新たに3年で合計1万8000本の苗木を植える計画。
この日は、同公園と県立浦安南高校脇の海側約300㍍に、水害に強いとされるタブノキやスダジイなど20種類の苗木を植樹。参加者は「苗木は、同じ種類を並べて植えると1つが腐った時に全てに伝染するため、違う種類ごとに植えて」などと注意点を聞きながら植樹した。「早く育て~」と笑顔で作業していた小学4年生の女の子は「私が大人になった時、どのくらい大きくなっているのか楽しみ」と目を輝かせていた。横浜から参加した望月澄枝さん(65)は「人の命を守る木として立派に成長してほしい」と願っていた。
市川のおいしいもの、味わおう!
オール市川バルズ3デイズ
JR市川と同本八幡、東京メトロ行徳と同南行徳の4駅周辺で28日から30日まで、飲食店計69店が参加する食べ歩きイベント「オール市川バルズ3デイズ」(市川地域ブランド協議会・市川グルメ研究会主催)が開かれる。参加チケットは、4枚つづりで前売り3千円(当日3500円)。
「バル」とは、気軽に立ち寄れる飲食店のスペインでの呼称。同イベントでは、各駅周辺をスペインのバル街に見立て、参加者が参加店で自由に食べ・飲み歩きを楽しめるようになっている。
参加店数は、市川駅周辺が18店、本八幡駅周辺が20店、行徳駅周辺が24店、南行徳駅周辺が7店。事前に購入したバルチケットを持って参加店に行くと、チケット1枚で各店こだわりの料理1品とドリンク1杯を堪能できる。当日使い切れなかったチケットは、12月1日~6日の間であれば、参加店で1枚700円分の「あとバルチケット」としても利用可能。
店舗によりバル開催日や営業時間が異なっており、来店の前に同イベントのホームページ(http://www.ichikawa-bar.jp/)や、チケット購入時に配布されるガイドマップで確認できる。バルチケットは、参加店や市川商工会議所、JR市川駅北口のいちかわ観光物産案内所などで購入できる。
問い合わせは同商議所(☎377・1011番)。
市内4店舗がラーメン対決
市川市内のラーメン店など飲食店9店舗で構成する市川地産地消推進拉麺会は、先月実施したラーメンスタンプラリーに続く第2弾企画「ラーメン祭り」を、12月1日午前11時から午後4時までターミナルシティ本八幡の中央広場(京成八幡駅南口)で開く。市内のラーメン店がコラボして作り上げた創作ラーメンの対決や、市内外の人気ラーメン店の限定ラーメンなどが楽しめる。メーンイベントの「ザラーメン対決キッチンスタジアム 市川海苔葱拉麺選手権」(正午~午後0時45分)には、同会所属の4店舗が参加。2店舗ずつ協力して2つのラーメンを作り上げ、審査員の投票でどちらがおいしいかを争う。来場者は、対決終了後にこの2つのラーメンを有料で味わうことができる(なくなり次第終了)。
また、会場には、北海道、秋田県、東京都と、市内の人気ラーメン店の4店舗が出店。それぞれ市川産のネギを使用したこの日限定のラーメンを1杯700(ハーフサイズは500)円で各店200杯ずつ販売する。
ラーメン以外にも地元の飲食店が出店するグルメ屋台コーナーや、地場産の有機野菜や行徳海苔などを販売する市川物産展コーナーなども設置される。
問い合わせは市川商工会議所(☎377・1011番)。 このページのトップ
映画『いのちがいちばん輝く日』上映
浦安ドキュメンタリーオフィス
映画のワンシーン
浦安市内で上質のドキュメンタリー映画を上映している浦安ドキュメンタリーオフィス(中山和郎代表)は12月15日午後1時と同3時半からの2回、映画『いのちがいちばん輝く日~あるホスピス病棟の40日』(溝渕雅幸監督、95分)を同市堀江の路風舎(堀江3の5の2、フラワー通り沿いの浦安市指定有形文化財・旧宇田川家の裏手)で上映する。
同映画は、滋賀・近江八幡市にあるホスピスを拠点に、患者とその家族、ホスピス医師の日常に密着した作品。中山代表は「関西を中心に話題を呼んでいる作品を通じて、受け継がれていく〝いのち〟の大切さを考える機会にしてほしい」という。
鑑賞料金は一般千円、浦安ドキュメンタリーオフィスのサポーター800円、高校生以下500円。定員は各回とも申し込み先着30人。希望者は12月13日までにメール(info@urayasu-doc.com)で、希望する鑑賞時間・氏名・希望席数・電話番号やeメールアドレスなどの連絡先を伝える。
詳細は同オフィスのホームページ(http://urayasu-doc.com)。
市川手帳
リーダーシップを発揮する子、文句を言う子、皆についていく子。自分を客観的に見られなくとも、子供を見ると人間の行動がよく分かる▼人が集まればおのずとルールが生まれる。子供は毎日、泣いたり怒ったりしながら集団の中で意思を示す▼国や自治体のルール作りが政治。現在、全国で選挙権を行使する人が少ない。民主制は完璧ではないが、市民一人一人が代表を選び、その代表が望んだ結果を出せないならば代表を変える。選挙は、ある人物に権力を与え、また、はく奪できる▼町を二分する大論争でもない限り投票率は上がらないという人もいる。だが、大論争がない、関心がないと投票を棄権してしまっては、人間が先人の犠牲の上に手にした英知が泣く。
このページのトップ