最終更新日:2007年1月26日 |
《次の更新予定日:2月2日》 |
- 風俗環境改善に向けて
浦安・街全体で初の巡視 -
街の環境をよくしようと市や警察のほか商店会、自治会、事業者が昨年から連携して取り組んでいる浦安市風俗環境浄化推進協議会は19日の夜、東西線浦安駅周辺で初の風俗環境浄化パトロールを約40人で実施した。商店会も含めた街全体のパトロールは初めて。
市民が安全で安心して過ごせる街づくりを目指して、青少年の健全育成、暴力団の排除、不法就労に当たる外国人の配慮をポイントに、繁華街やアルコールを出す飲食店、パチンコ店、若者が集まりそうなゲームセンターなどの店舗を巡回し、店主に協力を求めた。
地元の店主や住民が参加するパトロールは多くが顔見知りの間柄。「ご苦労さまです」と、順調に進む半面、金曜日の夜だったこともあって啓発リーフレットを受け取るだけの店舗もあった。商店会員は「先の警察の摘発もあり、風俗環境としては気になるところはなかったが、夜間の路上喫煙が徹底されていなかったことが残念だ」、彦田防犯協会会長は「若い女性に声をかける黒服の男性がいなくなり、安心して歩けるようになったのでは。バイパスの路上駐車も減った」という。
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- 学生に出征者の気持ち伝える
市川「戦争体験を語る会」
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「どんな理由があろうと、二度と戦争をしてはいけない」―。
市川市国府台の和洋女子大で10日、「戦争体験を語る会」(忍田吉正代表)の会員4人が学生たちに太平洋戦争当時の体験や市川の街並みを語る授業が行われた。
人文学部発達科学科の教育史演習の時間に行われたこの授業は、指導教授である高野俊さんが同会に依頼して実現。千葉商大の学生や同大付属高の生徒、近隣の住民たちも参加し、履修学生と机を並べて熱心に耳を傾けた。
講師を務めた会員たちは、和洋女子大のある国府台一帯が明治18年から昭和20年まで軍隊の街で、国府台や市川の駅は兵隊でいっぱいだったことなどを紹介した後、当時の様子を描いたドキュメンタリー番組をスクリーンで鑑賞。学生たちからの「出征前の訓練中は、本当はどんな気持ちでしたか」「家庭では戦争についてどのように考えていましたか」などといった質問にも、「お国のために死ぬ以外の人生はないという気持ちだった」「親は本心では子供を戦場に送るのはイヤだったと思う。入隊時に母親は赤飯を炊いていたが泣いているようだった」と、ありのままの感情を答えた。
会員たちが出征時にもらったという寄せ書き入りの日章旗を直接手で触れ、「あれだけ辛い思いをしたのに60年以上も持ち続け、“宝物”と言っていた。それだけ大事なものだとわかった」と、しみじみと感じ入る学生たち。「リアルな話が聞けて、いい経験になった」と戦争の悲惨さを実感していた。
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- 食のイベントに300人が参加
市川の食材を巧みに調理
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市川市行徳文化ホールI&Iと同市立七中で14日、千葉伝統郷土料理研究会(龍ア英子会長)主催のイベント「食のおいしさ・たのしさ再発見」が開かれ、市内外から参加したおよそ300人が、市川の食材を生かした職人の技を楽しんだ。
同ホールでは、市川市経済部の松丸成男次長が、ノリやアサリ、ナシなど市川の農水産物を紹介したあと、イタリアンレストラン「カステッロ」のシェフ・山田直喜さんと、千葉伝統郷土料理研究会会員、菓匠・京山の代表取締役・佐々木勝さんが、それぞれ市川の産物を使ったアサリのリゾット、太巻き祭ずし、和菓子を目の前で調理。料理や菓子がみるみるできあがっていく見事な職人技に、来場者からは次々と感嘆の声が上がった。 その後は会場を七中に移し、太巻き祭ずしづくりと和菓子づくり、給食の試食を体験。子供たちは父親や母親に手伝ってもらいながら、ツバキを描いた太巻きや、バラとウサギの形をした和菓子を完成させ、うれしそうな笑顔を見せていた。
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